JPS63292702A - 除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス - Google Patents

除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス

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JPS63292702A
JPS63292702A JP62126553A JP12655387A JPS63292702A JP S63292702 A JPS63292702 A JP S63292702A JP 62126553 A JP62126553 A JP 62126553A JP 12655387 A JP12655387 A JP 12655387A JP S63292702 A JPS63292702 A JP S63292702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
antenna element
antenna
heater
defogging
Prior art date
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Pending
Application number
JP62126553A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Sakurai
桜井 馨
Masaru Maeda
勝 前田
Harunori Murakami
治憲 村上
Hiroshi Iijima
浩 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は除曇用ヒータ線とラジオ等のアンテナ線とを窓
ガラス面に設けた自動車用窓ガラスに関する。
〔発明の概要〕
自動車の窓ガラス面に除曇用ヒータ線群を設け、その周
囲を囲み且つこれらと電気的に結合したループ状アンテ
ナ素子を設けることにより、除@領域を十分にとって後
方視界を確保しながら、高性能の窓ガラスアンテナが得
られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来より自動車の後部窓ガラスに曇り止め用の複数の加
熱用導電線条と共にAMラジオまたはFMラジオ受信用
のアンテナ線条を付設したガラスアンテナが知られてい
る。
このようなガラスアンテナは加熱用導電線条と共に印刷
及び焼成によって簡単に形成することができ、また導体
パターンを選定することにより容易にチューニングでき
ると言う優れた利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
アンテナの受信特性を導体パターンでチューニングする
ためガラス面の占有面積が大で、アンテナを設けた分だ
け除曇範囲が狭(なり、後方視界が制限される。特に後
部窓ガラスが垂直に近い小型乗用車では、この傾向が著
しい。
アンテナ導体を設けずに、除曇ヒータ線をアンテナ導体
として使用したものも知られている。しかしヒータ線は
、その導体パターンを変更してFM等のラジオ電波帯に
チューニングすることは困難であり、良好な受信特性(
利得、指向性、帯域等)が得られない問題がある。
本発明はこの問題にかんがみ、アンテナの受信性能を低
下させずに除曇範囲を広げることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の除曇ヒータ線付き自動車用窓ガラスは、自動車
の後部窓ガラス1の面に設けられた除曇用ヒータ線群2
と、上記ヒータ線群の付設領域を囲み且つこれらと電気
的に結合されたループ状のアンテナ素子8とを具備する
〔作用〕
ループ状アンテナ素子の占有導体面積が極く僅かである
にもかかわらず、有効受信面積が広く高利得である。ま
たアンテナ素子と電気的に結合したヒータ線群が補助ア
ンテナとして機能する。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用した自動車の後部窓ガラス1の正
面図である。図示するように窓ガラス1の大部分をカバ
ーするように一定間隔の多数の平行ヒータ線2が付設さ
れている。ヒータ線2の両端は給電母線3.4に連なり
、自動車の電源部がらチョークコイル5及び給電線6.
7を通して加熱電流が供給される。チョークコイル5は
受信電波の高周波域で高インピーダンスとなるので、後
述のようにヒータ線2をアンテナ導体の一部又は補助ア
ンテナとして使用することができる。
ヒータ線2及び給電母線3.4を囲んでループ状のアン
テナ素子8が設けられている。窓ガラスlの上辺に沿っ
た略中夫にアンテナ素子8の給電点9を設けてあり、そ
こに同軸フィーダ10を接続して受信電力を取出すよう
に成されている。
第1図のd1〜d、で示す窓ガラス1の工、ジ及びヒー
タ線2に対するアンテナ素子8の位置は、d、 =3m
ms dz =10111111Sd:+ =15mm
5da−851、ds=45mmである。またヒータ線
2の間隔は約30mmで、十数本設けである。これらの
ヒータ線2及びアンテナ素子8は、ガラスフリフトをン
昆入した1艮ペーストをガラス面にスクリーン印刷し、
更に焼成して形成することができる。・ヒータ線2をア
ンテナ導体として利用して利得を増強するために、アン
テナ素子8と給電母線4とを結合線11で結合しである
。なおこの結合線11をコンデンサにして容量結合にし
てもよい。
第1図に示したアンテナ素子8は、ヒータ線2及び給電
母線3.4とガラスエツジとの間に単線を引き回すこと
により構成できるので、導体占有面積は極(僅かである
。しかし大面積のループ状を成しているので、受信感度
が比較的高く、しかも内部のヒータ線2がアンテナ導体
として作用するので、一層高利得が得られる。
第2図は第1図に示したアンテナのFM放送帯における
周波数−利得特性図で、Aはヒータ線2のみをアンテナ
とした場合である。B、Cはループ状アンテナ素子8を
設けた場合で、Bは結合線11が無いもの、Cは結合線
11でアンテナ素子8と給電母線4とを結合させたもの
の特性を夫々示す。このグラフから明らかなように、ヒ
ータ線のみの受信利得よりもアンテナ素子8を設けたと
きの利得は大幅に増大し、またヒータ線2との結合によ
り更に利得が上昇することが判る。
感度や帯域特性(周波数−利得特性の平坦度)、指向性
等を改善するために、以下のように特定の受信帯域にお
いて受信特性のチューニングを行うのがよい。
第3図は結合線11の位置によって帯域特性が変化する
ことを示す。即ち、結合線11の位置をa、b、cのよ
うに選択すると、対応するグラフ(a)〜(c)に示す
ように利得及び平坦度が変化する。従って所望帯域にお
いて安定した受信性能が得られるように結合線■1の位
置を調整することができる。
チューニングのために、第4図のように窓ガラスlの下
辺に沿ったアンテナ素子8の一部に切欠き部12を設け
て開ループにしてもよい。また第5図に示すように、窓
ガラスlの下辺に沿ったアンテナ素子8の一部を切離し
、各開放端部を所定長さに渡って接近させて誘導結合さ
せたオーバーランプ部13を設けてもよい。
また第6図aに示すように結合線11をU字状のスタブ
形にしてチューニングしてもよい。このようなスタブ形
結合線11はアンテナ素子8とヒータ線2の給電母線4
とを結合する際に、位相調整又はインピーダンス整合用
の素子として機能し、ヒータ線2に誘導された受信波を
効率的にアンテナ素子8に伝達させることができる。
或いは、第6図すのように折返しスタブ形の結合線11
を用いてヒータ線2とアンテナ素子8と′を直接に結合
してもよい。
第7図はヒータvA2への給電方式の変形例を示し、一
方の給電母線を4a、4bに1分し、ヒータ線2を1群
に分けて、U字状の折返し給電を行う構造である。この
場合にはアンテナ素子8と一方の給電母線4aとを結合
線11によって結合する。結合線11から見て、ヒータ
線2のアンテナとしての実効長が第1図の例とは異なり
、約2倍になるので、この構成によってもチューニング
条件を変えることができる。
第8図はアンテナ素子8とヒータ線2又は給電母線3.
4との間の結合線11が無い例で、高周波誘導により両
者が結合している。第2図の特性Bに示したようにこの
アンテナ素子8も比較的高い受信利得を有している。ヒ
ータ線2及び給電母線3.4とアンテナ素子8との間隔
d3等を変えることによりチューニングが可能であるが
、絶縁低下及び短絡防止の点からdlは3111111
以上が適当である。
なおアンテナ素子8が窓枠14(自動車のボディ)の内
側エツジに近ずぎると、受信感度が低下するので、一定
距離以上離すのがよい。第9図はアンテナ素子8と窓枠
体14との間隔tを変化させたときの利得変化を示すグ
ラフで、tが3On+n+以上で利得が大きくなると認
められる。
なお第1図及び他に示した実施例においては、アンテナ
素子8に給電点9を設けているが、アンテナ素子8とヒ
ータ線2とが高周波的に結合しているから、ヒータ線2
の給電母線3又は4の給電端子をアンテナの給電点とし
て利用し、窓ガラス1上の導体と車内回路部との間の接
続端子構造を簡略にすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、除曇用ヒータ線群2の周囲を囲み
且つこれらと電気的に結合したループ状アンテナ素子8
を設けたので、アンテナ素子8をヒータ線と共に窓ガラ
ス面に設けても除曇領域が制限されることが無く、窓ガ
ラスの大部分の面積を除曇して後方視界を確保すること
ができる。
またループ状アンテナ素子8は、占有導体面積が掻く僅
かであるにもかかわらず、ループ状であって有効受信面
積が大きく、しかもループ内のヒータ線群がアンテナ素
子の一部又は補助アンテナとしても機能するので、高性
能のアンテナが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動車の後部窓ガラス
の導体パターンを示す正面図、第2図は周波数−受信利
得のグラフ、第3図はアンテナ素子とヒータ線との結合
位置を変えたときの帯域特性の変化を示すグラフ、第4
図及び第5図はアンテナ素子を開ループにした変形例の
導体パターン図、第6図はスタブ形結合線を使用した変
形例を示す要部導体パターン図、第7図は折返しくU字
状)給電方式の場合の変形例を示す導体パターン図、第
8図はアンテナ素子とヒータ線との間の結合線が無い場
合の変形例を示す導体パターン図、第9図はアンテナ素
子と窓枠内側エツジとの間隔変化に対応した受信利得変
化を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 1−・−・・−・・−・・−−−一一後部窓ガラス2−
−−−−−−・−・−・−−一−−−ヒータ線3 、4
−−−−−−−−−−一・−給電母線5−−−−−−−
−−−−−−・−−−−−チョークコイル8−−−−−
−・−・−・−−−−−−一一アンテナ素子9・−−−
−−−−・・−・−・−給電点10−−−−−−−一・
・・−・−−−一−−同軸フィーダ11−−−−−−・
・−−−−−−m−−・・結合線12・・・・・・−・
−・・−・−切欠き部13−・・−・−・・−・−−−
−−オーバーラツプ部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車の後部窓ガラスの面に設けられた除曇用ヒータ線
    群と、上記ヒータ線群の付設領域を囲み且つこれらと電
    気的に結合されたループ状のアンテナ素子とを具備する
    除曇ヒータ線付き自動車用窓ガラス。
JP62126553A 1987-05-23 1987-05-23 除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス Pending JPS63292702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62126553A JPS63292702A (ja) 1987-05-23 1987-05-23 除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62126553A JPS63292702A (ja) 1987-05-23 1987-05-23 除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス

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Publication Number Publication Date
JPS63292702A true JPS63292702A (ja) 1988-11-30

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ID=14938017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62126553A Pending JPS63292702A (ja) 1987-05-23 1987-05-23 除曇ヒ−タ線付き自動車用窓ガラス

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03184401A (ja) * 1989-12-13 1991-08-12 Central Glass Co Ltd 車両用のガラスアンテナ
US5128685A (en) * 1989-05-30 1992-07-07 Central Glass Company, Limited Wide-band antenna on vehicle roof glass
US5610618A (en) * 1994-12-20 1997-03-11 Ford Motor Company Motor vehicle antenna systems
US5831580A (en) * 1993-12-29 1998-11-03 Mazda Motor Corporation Slot antenna having a slot portion formed in a vehicle mounted insulator
JP2015056716A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 セントラル硝子株式会社 バックドア及びガラスアンテナ

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