JPS6117361B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117361B2 JPS6117361B2 JP53061316A JP6131678A JPS6117361B2 JP S6117361 B2 JPS6117361 B2 JP S6117361B2 JP 53061316 A JP53061316 A JP 53061316A JP 6131678 A JP6131678 A JP 6131678A JP S6117361 B2 JPS6117361 B2 JP S6117361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antenna element
- high frequency
- window glass
- glass plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 18
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 11
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 17
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガラス上にアンテナ素子を設けた超短
波受信アンテナ、特に自動車の窓ガラスに指向特
性の異なる二個の超短波受信アンテナ素子を設け
た超短波受信アンテナに関する。
波受信アンテナ、特に自動車の窓ガラスに指向特
性の異なる二個の超短波受信アンテナ素子を設け
た超短波受信アンテナに関する。
従来、ガラス板上にアンテナ素子を設けた超短
波受信アンテナは自動車用後部窓ガラスの上側部
に沿つて水平に伸びる超短波受信アンテナを設け
たものが知られており、そのアンテナを装備した
自動車の後部窓ガラスが実用されている。このよ
うな自動車用後部窓ガラスの上側部に沿つて水平
に伸びる超短波受信アンテナは窓ガラスの面に垂
直な方向に最小利得を示し、窓ガラスの面に平行
な方向に最大利得を示すため、同一強度の電界内
にあつても自動車の向きにより受信状態が異なる
欠点があつた。
波受信アンテナは自動車用後部窓ガラスの上側部
に沿つて水平に伸びる超短波受信アンテナを設け
たものが知られており、そのアンテナを装備した
自動車の後部窓ガラスが実用されている。このよ
うな自動車用後部窓ガラスの上側部に沿つて水平
に伸びる超短波受信アンテナは窓ガラスの面に垂
直な方向に最小利得を示し、窓ガラスの面に平行
な方向に最大利得を示すため、同一強度の電界内
にあつても自動車の向きにより受信状態が異なる
欠点があつた。
本発明は前記欠点を除去した指向性が比較的弱
く、しかも利得が比較的高い超短波受信アンテナ
を提供するものであつて、本発明はガラス板上に
指向特性の異なる二個の超短波受信アンテナ素子
を設け、該二つのアンテナ素子の受信電波をほぼ
同位相に結合したことを特徴とする超短波受信ア
ンテナである。
く、しかも利得が比較的高い超短波受信アンテナ
を提供するものであつて、本発明はガラス板上に
指向特性の異なる二個の超短波受信アンテナ素子
を設け、該二つのアンテナ素子の受信電波をほぼ
同位相に結合したことを特徴とする超短波受信ア
ンテナである。
本発明において、ガラス板上に設けられる二個
の超短波受信アンテナ素子はその夫々が受信すべ
き周波数帯域内の電波を受信するのに好適な長さ
に設計され、好ましくは互に直交する方向に配電
される。
の超短波受信アンテナ素子はその夫々が受信すべ
き周波数帯域内の電波を受信するのに好適な長さ
に設計され、好ましくは互に直交する方向に配電
される。
また本発明において、二個のアンテナ素子を結
合するのに所定の長さの線条を用いる場合にはそ
の線条をアンテナ素子を設けたガラス板上に設け
ることもできる。
合するのに所定の長さの線条を用いる場合にはそ
の線条をアンテナ素子を設けたガラス板上に設け
ることもできる。
本発明はガラス板上に設けられた指向特性の異
なる二個の超短波受信アンテナ素子を同位相で結
合するものであるから、夫々のアンテナ素子に誘
起される超起起電力が合成されるので、指向性が
弱く、且つ利得が向上したアンテナを得ることが
できる。
なる二個の超短波受信アンテナ素子を同位相で結
合するものであるから、夫々のアンテナ素子に誘
起される超起起電力が合成されるので、指向性が
弱く、且つ利得が向上したアンテナを得ることが
できる。
また、本発明は二個のアンテナ素子を結合する
のに所定の長さの線条を用い、且つその線条をア
ンテナ素子を設けたガラス板上に設けることによ
り該アンテナ素子に該線条を接続するための特別
な端子を設けることなく互に結合できる。
のに所定の長さの線条を用い、且つその線条をア
ンテナ素子を設けたガラス板上に設けることによ
り該アンテナ素子に該線条を接続するための特別
な端子を設けることなく互に結合できる。
以下、本発明を図面に示した一実施例について
説明する。
説明する。
第1図において、自動車の後部窓ガラス11の
表面に、その上側部に沿つた水平な第1のアンテ
ナ素子12と、その巾方向中央部に平行な垂直な
二本の第2のアンテナ素子13,13′とが設け
られる。第1のアンテナ素子12を受信しようと
する超短波受信帯域の中心周波数の波長入の1/2
の電気長であり、第2のアンテナ素子13,1
3′、は夫々1/4入の電気長である。第1のアンテ
ナ素子12の中央部から引き出されたリード線電
線14が饋電点15に連なり、更に饋電点15が
第1のアンテナ素子12の受信電波の位相と第2
のアンテナ素子13,13′の受信電波の位相と
がほぼ同相になるようにした長さの結合素子16
が引き出され、第2のアンテナ素子13,13′
の共通の饋電点17に接続される。結合素子16
はその長さがその折り返し部16によつて調節さ
れて、第1のアンテナ素子12て第2のアンテナ
素子の受信電波をほぼ同位相にして結合し、且つ
その位置をアース(例えば実動車の窓枠)に近ず
けることによつて結合素子16のインピーダンス
を安定させ、結合素子16と第1のアンテナ素子
12及び第2のアンテナ素子13,13′とのイ
ンピーダンスの整合を行う。
表面に、その上側部に沿つた水平な第1のアンテ
ナ素子12と、その巾方向中央部に平行な垂直な
二本の第2のアンテナ素子13,13′とが設け
られる。第1のアンテナ素子12を受信しようと
する超短波受信帯域の中心周波数の波長入の1/2
の電気長であり、第2のアンテナ素子13,1
3′、は夫々1/4入の電気長である。第1のアンテ
ナ素子12の中央部から引き出されたリード線電
線14が饋電点15に連なり、更に饋電点15が
第1のアンテナ素子12の受信電波の位相と第2
のアンテナ素子13,13′の受信電波の位相と
がほぼ同相になるようにした長さの結合素子16
が引き出され、第2のアンテナ素子13,13′
の共通の饋電点17に接続される。結合素子16
はその長さがその折り返し部16によつて調節さ
れて、第1のアンテナ素子12て第2のアンテナ
素子の受信電波をほぼ同位相にして結合し、且つ
その位置をアース(例えば実動車の窓枠)に近ず
けることによつて結合素子16のインピーダンス
を安定させ、結合素子16と第1のアンテナ素子
12及び第2のアンテナ素子13,13′とのイ
ンピーダンスの整合を行う。
第1のアンテナ素子12、第2のアンテナ素子
13,13′、リード線電線14、饋電点15,
17及び結合素子16は銀の微細な粒子と低融点
ガラス粉末を有機溶媒でペースト状にした導電ペ
ーストを窓ガラス11上にシルクスクリーン法に
より同時に印刷し、乾燥した後焼付けることによ
つて得られる。
13,13′、リード線電線14、饋電点15,
17及び結合素子16は銀の微細な粒子と低融点
ガラス粉末を有機溶媒でペースト状にした導電ペ
ーストを窓ガラス11上にシルクスクリーン法に
より同時に印刷し、乾燥した後焼付けることによ
つて得られる。
第1及び第2のアンテナ素子12,13,1
3′リード線電線14、饋電点15,17及び結
合素子16から構成される超短波受信用アンテナ
はその饋電点15に半田付けされた金属端子(図
省略)を介して、外皮導線18がアースされた同
軸ケーブル19の心線20に接続され、心線20
の終端が受信機(図外)のアンテナ端子に接続さ
れる。
3′リード線電線14、饋電点15,17及び結
合素子16から構成される超短波受信用アンテナ
はその饋電点15に半田付けされた金属端子(図
省略)を介して、外皮導線18がアースされた同
軸ケーブル19の心線20に接続され、心線20
の終端が受信機(図外)のアンテナ端子に接続さ
れる。
このような自動車の後部窓ガラス11の表面に
設けられた超短波受信アンテナは第1のアンテナ
素子と第2のアンテナ素子に誘起される誘起起電
力が合成されて強められるので、超短波受信に際
しアンテナの利得が向上すると同時に、第1のア
ンテナ素子が窓ガラスの主軸に垂直な方向に最大
利得となり、第2のアンテナ素子が窓ガラスの主
面に平行な方向に最大利得となるため、これらが
合成されて第2図に示す如く全ての方向にほぼ等
しい利得の大なるアンテナとなり、自動車の如き
移動体に用いるのに適したアンテナとなる。
設けられた超短波受信アンテナは第1のアンテナ
素子と第2のアンテナ素子に誘起される誘起起電
力が合成されて強められるので、超短波受信に際
しアンテナの利得が向上すると同時に、第1のア
ンテナ素子が窓ガラスの主軸に垂直な方向に最大
利得となり、第2のアンテナ素子が窓ガラスの主
面に平行な方向に最大利得となるため、これらが
合成されて第2図に示す如く全ての方向にほぼ等
しい利得の大なるアンテナとなり、自動車の如き
移動体に用いるのに適したアンテナとなる。
また前述の超短波受信アンテナは結合素子16
を窓ガラス11上の自動車のボデイ(アース)近
くに設け、且つその折り返し部16′によりその
長さを最適値に調節するものであるので、第1及
び第2のアンテナ素子12,13,13′に誘起
する受信電波の位相の整合が容易になる。
を窓ガラス11上の自動車のボデイ(アース)近
くに設け、且つその折り返し部16′によりその
長さを最適値に調節するものであるので、第1及
び第2のアンテナ素子12,13,13′に誘起
する受信電波の位相の整合が容易になる。
以上は本発明の一実施例について述べたもので
あるが、本発明は前記実施例に限定されることな
く特許請求の範囲内において変形できる。すなわ
ち実施例においては結合素子16を窓ガラス11
上に設けたが、本発明においては窓ガラス上に設
けた結合素子を用いることなく、第1のアンテナ
素子12と第2のアンテナ素子13,13′とか
ら引き出した導電線を窓ガラス11外に設けられ
る結合器を介して結合することもできる。また前
記実施例においては結合素子16に折り返し部1
6′を設けてその長さを最適長さにしたが、本発
明は結合素子に必ずしも折り返し部を設ける必要
はない。更にまた前記実施例においては第1のア
ンテナ素子12と第2のアンテナ素子13,1
3′との結合を結合素子16によつてリード線電
線14を介在させて行つたが、本発明は第1のア
ンテナ素子12と第2のアンテナ素子13,1
3′とをそれらの受信電波がほぼ同相になるよう
な最適長さの結合素子を用いて直接接続すること
もできる。
あるが、本発明は前記実施例に限定されることな
く特許請求の範囲内において変形できる。すなわ
ち実施例においては結合素子16を窓ガラス11
上に設けたが、本発明においては窓ガラス上に設
けた結合素子を用いることなく、第1のアンテナ
素子12と第2のアンテナ素子13,13′とか
ら引き出した導電線を窓ガラス11外に設けられ
る結合器を介して結合することもできる。また前
記実施例においては結合素子16に折り返し部1
6′を設けてその長さを最適長さにしたが、本発
明は結合素子に必ずしも折り返し部を設ける必要
はない。更にまた前記実施例においては第1のア
ンテナ素子12と第2のアンテナ素子13,1
3′との結合を結合素子16によつてリード線電
線14を介在させて行つたが、本発明は第1のア
ンテナ素子12と第2のアンテナ素子13,1
3′とをそれらの受信電波がほぼ同相になるよう
な最適長さの結合素子を用いて直接接続すること
もできる。
図明は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は正面図、第2図はアンテナの指向特性図で
ある。 11……自動車の後部窓ガラス、12……第1
のアンテナ素子、13,13′……第2のアンテ
ナ素子、14……リード線電線、15,17……
饋電点、16……結合素子。
1図は正面図、第2図はアンテナの指向特性図で
ある。 11……自動車の後部窓ガラス、12……第1
のアンテナ素子、13,13′……第2のアンテ
ナ素子、14……リード線電線、15,17……
饋電点、16……結合素子。
Claims (1)
- 1 ガラス板の上辺部に設けた超短波用の水平な
第1のアンテナ素子と、該ガラス板の横方向中央
部に設けた超短波用の垂直な第2のアンテナ素子
と、該第1のアンテナ素子と、該第2のアンテナ
素子との夫々の受信電波を同位相で結合する、該
ガラス板の側辺部に折り返し部を有する、該ガラ
ス板の周辺に沿つて設けられた結合素子とからな
る超短波受信アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131678A JPS54152447A (en) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | Very high frequency receiving antenna |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131678A JPS54152447A (en) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | Very high frequency receiving antenna |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54152447A JPS54152447A (en) | 1979-11-30 |
JPS6117361B2 true JPS6117361B2 (ja) | 1986-05-07 |
Family
ID=13167617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131678A Granted JPS54152447A (en) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | Very high frequency receiving antenna |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54152447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274258U (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-06 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57154904A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-24 | Asahi Glass Co Ltd | Antenna glass of car |
JPS5861508U (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | 改良されたガラスアンテナ |
GB8711995D0 (en) * | 1987-05-21 | 1987-06-24 | Bsh Electronics Ltd | Vehicle antenna |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4072953A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-07 | Societa Italiana Vetro Siv S.P.A. | Multiband antenna for window panes |
-
1978
- 1978-05-22 JP JP6131678A patent/JPS54152447A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4072953A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-07 | Societa Italiana Vetro Siv S.P.A. | Multiband antenna for window panes |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274258U (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54152447A (en) | 1979-11-30 |
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