JPS6140848B2 - - Google Patents
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- JPS6140848B2 JPS6140848B2 JP53082847A JP8284778A JPS6140848B2 JP S6140848 B2 JPS6140848 B2 JP S6140848B2 JP 53082847 A JP53082847 A JP 53082847A JP 8284778 A JP8284778 A JP 8284778A JP S6140848 B2 JPS6140848 B2 JP S6140848B2
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- plate
- friction material
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- pin
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D59/00—Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed
- F16D59/02—Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed spring-loaded and adapted to be released by mechanical, fluid, or electromagnetic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/24—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
- F16D55/26—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
- F16D55/28—Brakes with only one rotating disc
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0058—Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/18—Electric or magnetic
- F16D2121/20—Electric or magnetic using electromagnets
- F16D2121/22—Electric or magnetic using electromagnets for releasing a normally applied brake
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁式摩擦ブレーキに関し、特に電
磁石、アーマチヤ、摩擦リングおよびエンドプレ
ートが一体に組込まれている形式のブレーキ装置
に係るものである。摩擦材のリングは、組立体の
他のエレメントに対し相対的に回転することがで
き、例えば回転軸のようにその運動がブレーキに
よつて減速されるような被駆動部材に対して連結
される。
磁石、アーマチヤ、摩擦リングおよびエンドプレ
ートが一体に組込まれている形式のブレーキ装置
に係るものである。摩擦材のリングは、組立体の
他のエレメントに対し相対的に回転することがで
き、例えば回転軸のようにその運動がブレーキに
よつて減速されるような被駆動部材に対して連結
される。
電磁石の通電時には、アーマチヤは摩擦材のリ
ングから引き離され、電磁石に吸引されてブレー
キを解放する。電磁石の非通電時には、電磁石に
取付けられたスプリングがアーマチヤを摩擦材に
対して押圧し、さらに摩擦材はエンドプレートに
対して押圧される。このためブレーキが作動し摩
擦力によつて軸の回転を減速する。
ングから引き離され、電磁石に吸引されてブレー
キを解放する。電磁石の非通電時には、電磁石に
取付けられたスプリングがアーマチヤを摩擦材に
対して押圧し、さらに摩擦材はエンドプレートに
対して押圧される。このためブレーキが作動し摩
擦力によつて軸の回転を減速する。
与えられたブレーキの制動トルクとサービスラ
イフを最高のものとするためには、電磁石とアー
マチヤとの間の軸方向間隙を所定のエアギヤツプ
に保つておく必要がある。一般に、この形式の従
来のブレーキにおいては、エアギヤツプの間隙
は、電磁石、アーマチヤ、およびエンドプレート
を組立位置に保持する調整ねじ等の部材を手動で
操作することによつて行なわれていた。このよう
な調整においては、いわゆるトライアンドエラー
が必要とされ、かかる組立工程はかなりの時間と
労力を必要とし、しかもギヤツプは必ずしも最適
の幅には保たれなかつた。
イフを最高のものとするためには、電磁石とアー
マチヤとの間の軸方向間隙を所定のエアギヤツプ
に保つておく必要がある。一般に、この形式の従
来のブレーキにおいては、エアギヤツプの間隙
は、電磁石、アーマチヤ、およびエンドプレート
を組立位置に保持する調整ねじ等の部材を手動で
操作することによつて行なわれていた。このよう
な調整においては、いわゆるトライアンドエラー
が必要とされ、かかる組立工程はかなりの時間と
労力を必要とし、しかもギヤツプは必ずしも最適
の幅には保たれなかつた。
本発明の主要な目的は、その構成エレメントと
して摩擦リングとエンドプレートを伴つた電磁石
とアーマチヤとの間のエアギヤツプを、正確に所
定の幅に自動的に保持し得るような、前述の形式
の新規で改良されたブレーキ装置を提供すること
にある。このようなブレーキによれば、迅速で容
易でしかも正確な組立てが可能となる。
して摩擦リングとエンドプレートを伴つた電磁石
とアーマチヤとの間のエアギヤツプを、正確に所
定の幅に自動的に保持し得るような、前述の形式
の新規で改良されたブレーキ装置を提供すること
にある。このようなブレーキによれば、迅速で容
易でしかも正確な組立てが可能となる。
本発明の別の目的は、その構成部品が電磁石と
エンドプレートの中に圧入されたピンによつて組
立位置に保持されるようなブレーキ装置を提供す
ることにあり、このピンは、構成部品が相互に押
圧されているときに正確なエアギヤツプを保持す
るための組立てゲージの使用を可能とする。
エンドプレートの中に圧入されたピンによつて組
立位置に保持されるようなブレーキ装置を提供す
ることにあり、このピンは、構成部品が相互に押
圧されているときに正確なエアギヤツプを保持す
るための組立てゲージの使用を可能とする。
本発明の別の目的は、高い制動トルクと長いサ
ービスライフを保障するような多重構造の摩擦リ
ングを備えた、ユニークな構成のブレーキ装置を
提供することにある。
ービスライフを保障するような多重構造の摩擦リ
ングを備えた、ユニークな構成のブレーキ装置を
提供することにある。
なお本発明にかかる電磁式摩擦ブレーキの構成
は次の通りである。
は次の通りである。
本体;アーマチヤ;摩擦材リング;およびプレ
ートを上述した順序に重ね合わせた構成を有し:
前記摩擦材は前記本体、前記アーマチヤおよび前
記プレートに対して回転可能であり;さらに、前
記本体内に配設された電磁コイル;前記本体内に
配設されたスプリング手段;をそなえ、前記コイ
ルは、その通電時には、前記アーマチヤを前記摩
擦材から引出すように作動可能であり、非通電時
には、前記スプリング手段が前記摩擦材を前記プ
レートに係合させるように押圧するように作動可
能であり;前記本体、前記アーマチヤおよび前記
プレートには、それぞれ所定の角度間隔を隔てて
整列された複数の孔に受入れられるピン;をそな
え、該ピンは前記本体内の前記および前記プレー
ト内の前記孔に、前記本体をしつかりと前記プレ
ートに連結するに適当な圧力をもつて圧入されて
おり、前記コイルの通電時には、前記アーマチヤ
を前記摩擦材から引離す方向に、前記コイルの非
通電時には前記摩擦材の方向に動かすのに適する
ようにゆるく受入れられている。
ートを上述した順序に重ね合わせた構成を有し:
前記摩擦材は前記本体、前記アーマチヤおよび前
記プレートに対して回転可能であり;さらに、前
記本体内に配設された電磁コイル;前記本体内に
配設されたスプリング手段;をそなえ、前記コイ
ルは、その通電時には、前記アーマチヤを前記摩
擦材から引出すように作動可能であり、非通電時
には、前記スプリング手段が前記摩擦材を前記プ
レートに係合させるように押圧するように作動可
能であり;前記本体、前記アーマチヤおよび前記
プレートには、それぞれ所定の角度間隔を隔てて
整列された複数の孔に受入れられるピン;をそな
え、該ピンは前記本体内の前記および前記プレー
ト内の前記孔に、前記本体をしつかりと前記プレ
ートに連結するに適当な圧力をもつて圧入されて
おり、前記コイルの通電時には、前記アーマチヤ
を前記摩擦材から引離す方向に、前記コイルの非
通電時には前記摩擦材の方向に動かすのに適する
ようにゆるく受入れられている。
また上記構成の電磁式摩擦ブレーキ組立の工程
は次の通りである。
は次の通りである。
本体;該本体内に配設された環状電磁コイルお
よび該本体内に配設されたスプリング手段よりな
る補助組立体;アーマチヤ;前記補助組立体と該
アーマチヤに対して相対的に回転するように設け
られた摩擦材;および、前記補助組立体と前記ア
ーマチヤに対する相対的回転を行わないように固
定的に設けられたプレート;を具備し、前記アー
マチヤは、前記コイルの通電時に前記摩擦材から
引離されて前記本体の一面に向つて移動し、前記
コイルの非通電時に前記摩擦材と係合するように
弾性的に変位し、前記プレートに対して前記摩擦
材を押圧し;前記本体、前記アーマチヤ、および
前記プレートはすべて、相互に角度的に間隔を置
いて整列する孔をそれぞれ形成されている電磁式
摩擦ブレーキの組立方法であつて: 前記アーマチヤの孔と前記本体の孔とが整列す
るように、前記アーマチヤの一面と前記本体の一
面とを隣接させて配置する段階; 前記摩擦材を前記孔列の半径方向内方に位置す
るようにして前記アーマチヤの他面に隣接させて
配置する段階; 前記摩擦材の軸線方向厚みよりも大である所定
の軸線方向厚みを有するゲージを、前記アーマチ
ヤの他面に隣接させて配置する段階; 前記プレートの孔が、前記アーマチヤと前記本
体との孔と整列するように、前記ゲージの他面に
隣接させて前記プレートを配置する段階; 前記プレートと前記本体とに設けられた孔には
圧入状態で受入れられ、前記アーマチヤに設けら
れた孔にはゆるく受入れられる大きさのピンを、
前記プレート、前記アーマチヤおよび前記本体の
整列した孔に挿入する段階; 前記ピンを、前記アーマチヤが前記本体に衝接
するまで、前記プレートと前記本体内へと圧入す
る段階;および、 前記アーマチヤと前記プレートとにそれぞれ衝
接している前記ゲージを該アーマチヤと該プレー
トとの間から取除き、前記スプリング手段が前記
アーマチヤを前記摩擦材と係合させてこれを押圧
し、前記アーマチヤを前記ゲージの軸線方向厚み
と前記摩擦材の軸線方向厚みとの差に等しい距離
だけ、前記本体の一面から離れる方向に移動させ
うるようにする段階; からなる。
よび該本体内に配設されたスプリング手段よりな
る補助組立体;アーマチヤ;前記補助組立体と該
アーマチヤに対して相対的に回転するように設け
られた摩擦材;および、前記補助組立体と前記ア
ーマチヤに対する相対的回転を行わないように固
定的に設けられたプレート;を具備し、前記アー
マチヤは、前記コイルの通電時に前記摩擦材から
引離されて前記本体の一面に向つて移動し、前記
コイルの非通電時に前記摩擦材と係合するように
弾性的に変位し、前記プレートに対して前記摩擦
材を押圧し;前記本体、前記アーマチヤ、および
前記プレートはすべて、相互に角度的に間隔を置
いて整列する孔をそれぞれ形成されている電磁式
摩擦ブレーキの組立方法であつて: 前記アーマチヤの孔と前記本体の孔とが整列す
るように、前記アーマチヤの一面と前記本体の一
面とを隣接させて配置する段階; 前記摩擦材を前記孔列の半径方向内方に位置す
るようにして前記アーマチヤの他面に隣接させて
配置する段階; 前記摩擦材の軸線方向厚みよりも大である所定
の軸線方向厚みを有するゲージを、前記アーマチ
ヤの他面に隣接させて配置する段階; 前記プレートの孔が、前記アーマチヤと前記本
体との孔と整列するように、前記ゲージの他面に
隣接させて前記プレートを配置する段階; 前記プレートと前記本体とに設けられた孔には
圧入状態で受入れられ、前記アーマチヤに設けら
れた孔にはゆるく受入れられる大きさのピンを、
前記プレート、前記アーマチヤおよび前記本体の
整列した孔に挿入する段階; 前記ピンを、前記アーマチヤが前記本体に衝接
するまで、前記プレートと前記本体内へと圧入す
る段階;および、 前記アーマチヤと前記プレートとにそれぞれ衝
接している前記ゲージを該アーマチヤと該プレー
トとの間から取除き、前記スプリング手段が前記
アーマチヤを前記摩擦材と係合させてこれを押圧
し、前記アーマチヤを前記ゲージの軸線方向厚み
と前記摩擦材の軸線方向厚みとの差に等しい距離
だけ、前記本体の一面から離れる方向に移動させ
うるようにする段階; からなる。
本発明のこれらの目的や他の有利性は、添付図
面を参照した以下の説明によつてさらに明らかに
なろう。
面を参照した以下の説明によつてさらに明らかに
なろう。
図面において、本発明の電磁式摩擦ブレーキ1
0は、例示とした電気モータ11の回転軸13を
所定の時間に停止させるように、モータの端部に
取付けられている。ブレーキ装置は、ねじ15に
よつてモータを固定することができるエンドプレ
ート14を有し、さらにセツトねじ17によつて
モータに固定されるようになつているハブ16を
有している。ハブは通常のものと同様に、六角形
又は他の非円形断面の外周形状に形成されている
(第2図)。
0は、例示とした電気モータ11の回転軸13を
所定の時間に停止させるように、モータの端部に
取付けられている。ブレーキ装置は、ねじ15に
よつてモータを固定することができるエンドプレ
ート14を有し、さらにセツトねじ17によつて
モータに固定されるようになつているハブ16を
有している。ハブは通常のものと同様に、六角形
又は他の非円形断面の外周形状に形成されている
(第2図)。
ブレーキ10はさらに摩擦材のリング19を有
し、このリングは回転軸13およびハブ16と同
時に回転することができ、またエンドプレート1
4と相対的に回転できるようになつている。リン
グ19の内面は、リングをハブと共に回転させら
れるように六角形をしている。
し、このリングは回転軸13およびハブ16と同
時に回転することができ、またエンドプレート1
4と相対的に回転できるようになつている。リン
グ19の内面は、リングをハブと共に回転させら
れるように六角形をしている。
軸13の制動は、電磁石20の電気遮断に対応
して効果的に行なわれる(第1図)。電磁石は鋳
鉄等で等られた環状本体21を有し、この本体は
環状コイル23を内包している。コイル23は配
線(図示せず)によつて適当な電源に連結され
る。コイルが通電磁化されると、環状のアーマチ
ヤ24は摩擦リング19から引き離され本体21
の電極面25と接触するようになり、摩擦リング
を解放し軸13を回転させるようになる。コイル
の電気が遮断されると、スプリング26はアーマ
チヤ24を摩擦リングの一面に対して押圧し、さ
らに摩擦リングの他の面をエンドプレート14に
対して押圧して軸を停止させる。この実施例にお
いては、スプリングは圧縮コイルばねのタイプで
あり、4個のスプリングが本体21内に形成され
た角度間隔配置の孔27内に挿入配置されてい
る。
して効果的に行なわれる(第1図)。電磁石は鋳
鉄等で等られた環状本体21を有し、この本体は
環状コイル23を内包している。コイル23は配
線(図示せず)によつて適当な電源に連結され
る。コイルが通電磁化されると、環状のアーマチ
ヤ24は摩擦リング19から引き離され本体21
の電極面25と接触するようになり、摩擦リング
を解放し軸13を回転させるようになる。コイル
の電気が遮断されると、スプリング26はアーマ
チヤ24を摩擦リングの一面に対して押圧し、さ
らに摩擦リングの他の面をエンドプレート14に
対して押圧して軸を停止させる。この実施例にお
いては、スプリングは圧縮コイルばねのタイプで
あり、4個のスプリングが本体21内に形成され
た角度間隔配置の孔27内に挿入配置されてい
る。
ブレーキ装置10の製造にあたつては、コイル
23の非通電時において、アーマチヤ24と本体
21の電極面25との間に、正確に定められた軸
方向幅のエアギヤツプ30(第1図)が存在する
ようにして構成部品を組立てることが重要であ
る。この点に関し本発明は、ブレーキの構成部品
が組立てられたときに、アーマチヤ24と本体2
1の電極面25との間に、正確に設定された軸方
向幅のエアギヤツプ30が自動的に作られるよう
なユニークなブレーキ装置を提供する。別の点に
関し本発明は、エアギヤツプを作るために構成部
品を手動で調整するという必要性をなくし、これ
により従来の同種のブレーキよりもはるかに正確
でかつ低いコストでブレーキの組立てを可能にす
るような新規なブレーキの組立方法を提供する。
23の非通電時において、アーマチヤ24と本体
21の電極面25との間に、正確に定められた軸
方向幅のエアギヤツプ30(第1図)が存在する
ようにして構成部品を組立てることが重要であ
る。この点に関し本発明は、ブレーキの構成部品
が組立てられたときに、アーマチヤ24と本体2
1の電極面25との間に、正確に設定された軸方
向幅のエアギヤツプ30が自動的に作られるよう
なユニークなブレーキ装置を提供する。別の点に
関し本発明は、エアギヤツプを作るために構成部
品を手動で調整するという必要性をなくし、これ
により従来の同種のブレーキよりもはるかに正確
でかつ低いコストでブレーキの組立てを可能にす
るような新規なブレーキの組立方法を提供する。
ブレーキ装置10は、エンドプレート14と本
体21の中にそれぞれ設けられた角度間隔配置の
孔36,37(第1図)の中に緊密に圧入される
ようになつているピン35によつて特徴づけられ
ており、このピンはさらにアーマチヤ24内の孔
38内にゆるく挿入されている。このようにし
て、4個のピン35が用いられ、各ピンは、孔3
6よりもかなり大きなヘツド40(第1図、第4
図)と、直径が孔36の直径よりも大きい第1の
ラフ部41と、孔36および38の直径よりもか
なり小さな直径のなめらかな中間部42と、直径
が孔36および38の直径よりは小さいが孔37
の直径よりは大きい第2のラフ部43と、孔37
の直径より小さい直径の先端部44とを備えてい
る。ラフ部41と43には、各ピンの長手方向に
沿つたストレートのローレツトを形成することが
できる。
体21の中にそれぞれ設けられた角度間隔配置の
孔36,37(第1図)の中に緊密に圧入される
ようになつているピン35によつて特徴づけられ
ており、このピンはさらにアーマチヤ24内の孔
38内にゆるく挿入されている。このようにし
て、4個のピン35が用いられ、各ピンは、孔3
6よりもかなり大きなヘツド40(第1図、第4
図)と、直径が孔36の直径よりも大きい第1の
ラフ部41と、孔36および38の直径よりもか
なり小さな直径のなめらかな中間部42と、直径
が孔36および38の直径よりは小さいが孔37
の直径よりは大きい第2のラフ部43と、孔37
の直径より小さい直径の先端部44とを備えてい
る。ラフ部41と43には、各ピンの長手方向に
沿つたストレートのローレツトを形成することが
できる。
組立てられたブレーキ装置10においては、ロ
ーレツト部41と43がそれぞれ孔36と37内
に圧入されているときに、各ピン35のヘツド4
0はエンドプレート14と接触し、エンドプレー
トと本体21を組立関係に保持する。しかしなが
ら、各ピンのなめらかな中間部42は孔38に対
してゆるく受入れられており、コイル23が電気
的に接続および遮断される際に、アーマチヤ24
が後方および前方にシフトされるのを可能にして
おり、またこのピンはアーマチヤが回転するのを
妨げている。ピン35は外側に配置されていて摩
擦リング19を貫通していないから、エンドプレ
ート14とアーマチヤ24との間に摩擦リングを
保持し、リングがプレートとアーマチヤとの間か
ら半径方向に脱落するのを防止している。このこ
とは、隣接するピン間の隙間が摩擦リングの直径
よりも小さくなるようにピンを配置することによ
つて達成される。
ーレツト部41と43がそれぞれ孔36と37内
に圧入されているときに、各ピン35のヘツド4
0はエンドプレート14と接触し、エンドプレー
トと本体21を組立関係に保持する。しかしなが
ら、各ピンのなめらかな中間部42は孔38に対
してゆるく受入れられており、コイル23が電気
的に接続および遮断される際に、アーマチヤ24
が後方および前方にシフトされるのを可能にして
おり、またこのピンはアーマチヤが回転するのを
妨げている。ピン35は外側に配置されていて摩
擦リング19を貫通していないから、エンドプレ
ート14とアーマチヤ24との間に摩擦リングを
保持し、リングがプレートとアーマチヤとの間か
ら半径方向に脱落するのを防止している。このこ
とは、隣接するピン間の隙間が摩擦リングの直径
よりも小さくなるようにピンを配置することによ
つて達成される。
ピン35の作用によつて、ブレーキ装置10の
構成部品は、水平の受台(第4図)と垂直方向に
可動なラム51とを有するプレスを用いて迅速か
つ容易に組立てることができる。この組立方法
は、ゲージ53を利用することにより、構成部品
を組立てる際にエアギヤツプを自動的に形成す
る。この実施例では、ゲージ53は2個の同じゲ
ージ板54と55(第4図、第6図)から成り、
これらゲージ板はエンドプレート14とアーマチ
ヤ24との間に挿入可能に作られ、各ゲージ板に
は角度間隔をあけた半円形のノツチ56(第6
図)が設けられている。ノツチ56は、ゲージ板
が所定の位置に置かれたときにピン35を受入れ
る。さらに、各ゲージ板にはかなり大きな中央配
置の半円形のノツチ57が設けられ、このノツチ
は壁の摩擦リング19のまわりに伸びている。
構成部品は、水平の受台(第4図)と垂直方向に
可動なラム51とを有するプレスを用いて迅速か
つ容易に組立てることができる。この組立方法
は、ゲージ53を利用することにより、構成部品
を組立てる際にエアギヤツプを自動的に形成す
る。この実施例では、ゲージ53は2個の同じゲ
ージ板54と55(第4図、第6図)から成り、
これらゲージ板はエンドプレート14とアーマチ
ヤ24との間に挿入可能に作られ、各ゲージ板に
は角度間隔をあけた半円形のノツチ56(第6
図)が設けられている。ノツチ56は、ゲージ板
が所定の位置に置かれたときにピン35を受入れ
る。さらに、各ゲージ板にはかなり大きな中央配
置の半円形のノツチ57が設けられ、このノツチ
は壁の摩擦リング19のまわりに伸びている。
ゲージ板54と55の軸方向厚みは摩擦リング
19の軸方向厚みよりも大きく、この差はアーマ
チヤ24と本体21の電極面25との間のエアギ
ヤツプ30の幅を決定づける。ゲージプレート5
4,55よりも大きな厚みあるいは小さな厚みの
ゲージプレートを用いて、エアギヤツプを広くし
たり狭くしたりすることができる。もつともゲー
ジプレートの厚みは常に摩擦リングの厚みよりも
大きくなければならない。
19の軸方向厚みよりも大きく、この差はアーマ
チヤ24と本体21の電極面25との間のエアギ
ヤツプ30の幅を決定づける。ゲージプレート5
4,55よりも大きな厚みあるいは小さな厚みの
ゲージプレートを用いて、エアギヤツプを広くし
たり狭くしたりすることができる。もつともゲー
ジプレートの厚みは常に摩擦リングの厚みよりも
大きくなければならない。
ブレーキ装置10を組立てる際に、本体21と
コイル23とスプリング26とから成る電磁式補
助組立体が、第4図に示すようにスプリングが上
方に伸びる形でプレスの受台50上に置かれる。
それからアーマチヤ24がスプリングの上端に乗
せられ、アーマチヤ内の孔38が本体21の孔3
7と同一線上に整列するように配置される。スプ
リングはアーマチヤを本体から上方に離れた位置
に保持する。その後で、摩擦リング19がアーマ
チヤの上部に置かれ、それからエンドプレート1
4がこのエンドプレート内の孔36がアーマチヤ
と本体内にある孔と同一線上に整列するような位
置にして摩擦リングの上部に置かれる。
コイル23とスプリング26とから成る電磁式補
助組立体が、第4図に示すようにスプリングが上
方に伸びる形でプレスの受台50上に置かれる。
それからアーマチヤ24がスプリングの上端に乗
せられ、アーマチヤ内の孔38が本体21の孔3
7と同一線上に整列するように配置される。スプ
リングはアーマチヤを本体から上方に離れた位置
に保持する。その後で、摩擦リング19がアーマ
チヤの上部に置かれ、それからエンドプレート1
4がこのエンドプレート内の孔36がアーマチヤ
と本体内にある孔と同一線上に整列するような位
置にして摩擦リングの上部に置かれる。
それからピン35が、エンドプレート14とア
ーマチヤ24の中にある孔36,38を貫通して
挿入され、本体21の中の孔37内へと案内的に
挿入される。ピンの縮径先端部44は、ピンの一
部分を孔37内に挿入することを可能にしてい
る。その後で、2個のゲージ板54と55がエン
ドプレート14とアーマチヤ24との間をすべら
せて半径方向に挿入され、ゲージ板内のノツチ5
6はピン35を受け入れ、さらにノツチ57は摩
擦リング19を受け入れる。
ーマチヤ24の中にある孔36,38を貫通して
挿入され、本体21の中の孔37内へと案内的に
挿入される。ピンの縮径先端部44は、ピンの一
部分を孔37内に挿入することを可能にしてい
る。その後で、2個のゲージ板54と55がエン
ドプレート14とアーマチヤ24との間をすべら
せて半径方向に挿入され、ゲージ板内のノツチ5
6はピン35を受け入れ、さらにノツチ57は摩
擦リング19を受け入れる。
ゲージ板54,55とブレーキ装置10の構成
部品がこのように配列されると、プレスのラム5
1が下降させられてピン35のヘツド40に接触
し、さらに下方に移動してピンのローレツト部4
3を本体21の孔37内に圧入する。ピンのロー
レツト部43が孔37に届いたときに、ラムの連
続する下降運動は、アーマチヤ24とゲージ板5
4および55とエンドプレート14とがスプリン
グ26を圧縮するようにしかつピンと共に下方に
移動させる。これにより、アーマチヤは本体21
の電極面25に対して緊密に衝合し、さらにゲー
ジ板はアーマチヤに衝合し、エンドプレートはゲ
ージ板と衝合するに至る。それからラムの最終下
降運動により、ピンのローレツト部41は孔36
内に圧入され、ピンのヘツド40はエンドプレー
ト14と衝合するようになる。
部品がこのように配列されると、プレスのラム5
1が下降させられてピン35のヘツド40に接触
し、さらに下方に移動してピンのローレツト部4
3を本体21の孔37内に圧入する。ピンのロー
レツト部43が孔37に届いたときに、ラムの連
続する下降運動は、アーマチヤ24とゲージ板5
4および55とエンドプレート14とがスプリン
グ26を圧縮するようにしかつピンと共に下方に
移動させる。これにより、アーマチヤは本体21
の電極面25に対して緊密に衝合し、さらにゲー
ジ板はアーマチヤに衝合し、エンドプレートはゲ
ージ板と衝合するに至る。それからラムの最終下
降運動により、ピンのローレツト部41は孔36
内に圧入され、ピンのヘツド40はエンドプレー
ト14と衝合するようになる。
ピン35のローレツト部41,43がそれぞれ
エンドプレート14と本体24の孔36,37内
に圧入されている状態で、エンドプレートとゲー
ジ板54および55とアーマチヤ24と本体と
は、ラム51がピンから上方へと後退した後にお
いても、その圧入位置に保持されたままとなる。
ラムがこのように後退した際には、ゲージ板5
4,55は、エンドプレート14とアーマチヤ2
4との間から半径方向に引張ることができる。こ
れに付随して、スプリング26は、アーマチヤが
ゲージ板の厚みて摩擦リングの厚みとの差に等し
い距離だけ移動しながら摩擦リングをエンドプレ
ート14に対して押圧するに至るまで、アーマチ
ヤを本体の電極面25から引き離すように作用す
る。従つて、アーマチヤ24と本体21の電極面
25との間のエアギヤツプ30は、ブレーキ装置
10の構成部品が組立てられるのにつれて、正確
にしかも自動的に所定の幅に設定される。
エンドプレート14と本体24の孔36,37内
に圧入されている状態で、エンドプレートとゲー
ジ板54および55とアーマチヤ24と本体と
は、ラム51がピンから上方へと後退した後にお
いても、その圧入位置に保持されたままとなる。
ラムがこのように後退した際には、ゲージ板5
4,55は、エンドプレート14とアーマチヤ2
4との間から半径方向に引張ることができる。こ
れに付随して、スプリング26は、アーマチヤが
ゲージ板の厚みて摩擦リングの厚みとの差に等し
い距離だけ移動しながら摩擦リングをエンドプレ
ート14に対して押圧するに至るまで、アーマチ
ヤを本体の電極面25から引き離すように作用す
る。従つて、アーマチヤ24と本体21の電極面
25との間のエアギヤツプ30は、ブレーキ装置
10の構成部品が組立てられるのにつれて、正確
にしかも自動的に所定の幅に設定される。
第7図に示す本発明の別の実施例のブレーキ装
置10′においては、最初の実施例に対応する部
品には同じ番号にダツシユをつけて示している。
ブレーキ装置10′は特に、高い制動トルクと少
ない摩耗という点で最初の装置10よりも優れて
いる。
置10′においては、最初の実施例に対応する部
品には同じ番号にダツシユをつけて示している。
ブレーキ装置10′は特に、高い制動トルクと少
ない摩耗という点で最初の装置10よりも優れて
いる。
さらに詳細に述べると、ブレーキ装置10′の
摩擦リング19′は、摩擦材の環状デイスク61
と62との間にはさまれた環状の金属デイスク6
0によつて形成されている。金属デイスク60に
は、ピン35′をゆるく受け入れる孔63が設け
られ、この孔63はデイスク60がピン上を摺動
する際にこのデイスクが回転するのを妨げるよう
になつている。2個の摩擦デイスク61と62
は、ピンの内側に半径方向に配置され、ハブ1
6′と共に自由に回転することができる。
摩擦リング19′は、摩擦材の環状デイスク61
と62との間にはさまれた環状の金属デイスク6
0によつて形成されている。金属デイスク60に
は、ピン35′をゆるく受け入れる孔63が設け
られ、この孔63はデイスク60がピン上を摺動
する際にこのデイスクが回転するのを妨げるよう
になつている。2個の摩擦デイスク61と62
は、ピンの内側に半径方向に配置され、ハブ1
6′と共に自由に回転することができる。
電磁石20′が電気を遮断された際(非通電
時)には、アーマチヤ24′は摩擦デイスク61
に対して衝合し、一方このデイスク61は金属デ
イスク60を摩擦デイスク62に対して押圧す
る。デイスク62はエンドプレート14′に対し
て押圧され、このためブレーキ装置10′には、
摩擦係合するように配置された4個の面が存在す
ることになる。一方ブレーキ装置10において
は、このような面は2組存在する。従つて、ブレ
ーキ装置10′はその制動トルクが2倍になり、
さらにサービスライフが著しく増大する。ブレー
キ装置10′は、第7図から明らかなように、ブ
レーキ装置10と同様にして組立てることができ
る。
時)には、アーマチヤ24′は摩擦デイスク61
に対して衝合し、一方このデイスク61は金属デ
イスク60を摩擦デイスク62に対して押圧す
る。デイスク62はエンドプレート14′に対し
て押圧され、このためブレーキ装置10′には、
摩擦係合するように配置された4個の面が存在す
ることになる。一方ブレーキ装置10において
は、このような面は2組存在する。従つて、ブレ
ーキ装置10′はその制動トルクが2倍になり、
さらにサービスライフが著しく増大する。ブレー
キ装置10′は、第7図から明らかなように、ブ
レーキ装置10と同様にして組立てることができ
る。
第1図は本発明のブレーキを備えたモータの側
面図であつて第2図の1−1線に沿う断面図、第
2図は第1図の2−2線に沿う断面図、第3図は
第1図の3−3線に沿う断面図、第4図はブレー
キの組立ての最初の工程を示す部分破断断面図、
第5図は次の工程を示す断面図、第6図は第4図
の6−6線に沿う断面図、第7図は別の実施例に
おける第5図と類似の断面図である。 14……エンドプレート、19……摩擦材リン
グ、21……本体、23……コイル、24……ア
ーマチヤ、26……スプリング、35……ピン、
37……孔。
面図であつて第2図の1−1線に沿う断面図、第
2図は第1図の2−2線に沿う断面図、第3図は
第1図の3−3線に沿う断面図、第4図はブレー
キの組立ての最初の工程を示す部分破断断面図、
第5図は次の工程を示す断面図、第6図は第4図
の6−6線に沿う断面図、第7図は別の実施例に
おける第5図と類似の断面図である。 14……エンドプレート、19……摩擦材リン
グ、21……本体、23……コイル、24……ア
ーマチヤ、26……スプリング、35……ピン、
37……孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体;アーマチヤ;摩擦材リング;およびプ
レートを上述した順序に重ね合わせた構成を有
し:前記摩擦材は前記本体、前記アーマチヤおよ
び前記プレートに対して回転可能であり;さら
に、前記本体内に配設された電磁コイル;前記本
体内に配設されたスプリング手段;をそなえ、前
記コイルは、その通電時には、前記アーマチヤを
前記摩擦材から引離すように作動可能であり、非
通電時には、前記スプリング手段がアーマチヤを
介して前記摩擦材を前記プレートに係合させるよ
うに押圧するように作動可能であり;前記本体、
前記アーマチヤおよび前記プレートには、それぞ
れ所定の角度間隔を隔てて整列された複数組の孔
が形成されており;さらに、該各組の複数の孔に
受入れられるピン;をそなえ、該ピンは前記本体
内の前記孔および前記プレート内の前記孔に、前
記本体をしつかりと前記プレートに連結するに適
当な圧力をもつて圧入されており、前記コイルの
通電時には、前記アーマチヤを前記摩擦材から引
離す方向に、前記コイルの非通電時には前記摩擦
材の方向に動かすのに適するようにアーマチヤに
ゆるく受入れられていることを特徴とする電磁式
摩擦ブレーキ。 2 本体;該本体内に配設された環状電磁コイル
および該本体内に配設されたスプリング手段より
なる補助組立体;アーマチヤ;前記補助組立体と
該アーマチヤに対して相対的に回転するように設
けられた摩擦材;および、前記補助組立体と前記
アーマチヤに対する相対的回転を行わないように
固定的に設けられたプレート;を具備し、前記ア
ーマチヤは、前記コイルの通電時に前記摩擦材か
ら引離されて前記本体の一面に向つて移動し、前
記コイルの非通電時に前記摩擦材と係合するよう
に弾性的に変位し、前記プレートに対して前記摩
擦材を押圧し;前記本体、前記アーマチヤ、およ
び前記プレートはすべて、相互に角度的に間隔を
置いて整列する孔をそれぞれ形成されている電磁
式摩擦ブレーキの組立方法であつて: 前記アーマチヤの孔と前記本体の孔とが整列す
るように、前記アーマチヤの一面と前記本体の一
面とを隣接させて配置する段階; 前記摩擦材を前記孔列の半径方向内方に位置す
るようにして前記アーマチヤの他面に隣接させて
配置する段階; 前記摩擦材の軸線方向厚みよりも大である所定
の軸線方向厚みを有するゲージを、前記アーマチ
ヤの他面に隣接させて配置する段階; 前記プレートの孔が、前記アーマチヤと前記本
体との孔と整列するように、前記ゲージの他面に
隣接させて前記プレートを配置する段階; 前記プレートと前記本体とに設けられた孔には
圧入状態で受入れられ、前記アーマチヤに設けら
れた孔にはゆるく受入れられる大きさのピンを、
前記プレート、前記アーマチヤおよび前記本体の
整列した孔に挿入する段階; 前記ピンを、前記アーマチヤが前記本体に衝接
するまで、前記プレートと前記本体内へと圧入す
る段階;および、 前記アーマチヤと前記プレートとにそれぞれ衝
接している前記ゲージを該アーマチヤと該プレー
トとの間から取除き、前記スプリング手段が前記
アーマチヤを前記摩擦材と係合させてこれを押圧
し、前記アーマチヤを前記ゲージの軸線方向厚み
と前記摩擦材の軸線方向厚みとの差に等しい距離
だけ、前記本体の一面から離れる方向に移動させ
うるようにする段階; からなる電磁式摩擦ブレーキ組立方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/828,525 US4156478A (en) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | Electrically released electromagnetic friction brake |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5436448A JPS5436448A (en) | 1979-03-17 |
JPS6140848B2 true JPS6140848B2 (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=25252060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8284778A Granted JPS5436448A (en) | 1977-08-29 | 1978-07-07 | Electromagnetic friction brake and method for assembling said brake |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4156478A (ja) |
JP (1) | JPS5436448A (ja) |
CH (1) | CH624455A5 (ja) |
DE (2) | DE2832723A1 (ja) |
FR (1) | FR2401810A1 (ja) |
GB (1) | GB1587700A (ja) |
IT (1) | IT1098138B (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS63120923A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-25 | Murakami Seiki Kosakusho:Kk | 間隙自動調整ブレ−キ |
JPH0735829B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1995-04-19 | 株式会社日立製作所 | エレベータ |
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CN100554130C (zh) * | 2008-04-16 | 2009-10-28 | 苏州通润驱动设备股份有限公司 | 盘式制动器 |
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- 1977-08-29 US US05/828,525 patent/US4156478A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1978-05-31 GB GB25448/78A patent/GB1587700A/en not_active Expired
- 1978-07-07 JP JP8284778A patent/JPS5436448A/ja active Granted
- 1978-07-26 DE DE19782832723 patent/DE2832723A1/de active Granted
- 1978-07-26 DE DE19787822318U patent/DE7822318U1/de not_active Expired
- 1978-08-04 FR FR7823139A patent/FR2401810A1/fr active Granted
- 1978-08-21 CH CH884578A patent/CH624455A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1978-08-24 IT IT26980/78A patent/IT1098138B/it active
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5070777A (ja) * | 1973-08-02 | 1975-06-12 |
Also Published As
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---|---|
CH624455A5 (ja) | 1981-07-31 |
US4156478A (en) | 1979-05-29 |
FR2401810B1 (ja) | 1983-10-07 |
GB1587700A (en) | 1981-04-08 |
IT7826980A0 (it) | 1978-08-24 |
DE2832723A1 (de) | 1979-03-08 |
FR2401810A1 (fr) | 1979-03-30 |
DE2832723C2 (ja) | 1990-05-23 |
JPS5436448A (en) | 1979-03-17 |
DE7822318U1 (de) | 1979-02-15 |
IT1098138B (it) | 1985-09-07 |
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