JPS6140313Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140313Y2 JPS6140313Y2 JP1980183724U JP18372480U JPS6140313Y2 JP S6140313 Y2 JPS6140313 Y2 JP S6140313Y2 JP 1980183724 U JP1980183724 U JP 1980183724U JP 18372480 U JP18372480 U JP 18372480U JP S6140313 Y2 JPS6140313 Y2 JP S6140313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- water
- washing tub
- washing
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 32
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 7
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 7
- 101150114468 TUB1 gene Proteins 0.000 description 6
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗濯機に関するもので、詳しくは、洗
濯槽の外側壁に、洗濯水と外気との温度差によつ
て生じる結露水の回収構造に係るものであつて、
その目的は、簡単な構成によつて、洗濯槽下方の
電装品への水の滴下、床面のぬれ等の不都合を防
止するにある。
濯槽の外側壁に、洗濯水と外気との温度差によつ
て生じる結露水の回収構造に係るものであつて、
その目的は、簡単な構成によつて、洗濯槽下方の
電装品への水の滴下、床面のぬれ等の不都合を防
止するにある。
一般に、洗濯機は、一定容量の洗濯槽に水をた
め、この洗濯槽の中に衣類を投入し底部に設けた
撹拌翼を撹拌することにより、洗濯を行う。上記
洗濯槽は、最近では樹脂材料によつて成形されて
いる。
め、この洗濯槽の中に衣類を投入し底部に設けた
撹拌翼を撹拌することにより、洗濯を行う。上記
洗濯槽は、最近では樹脂材料によつて成形されて
いる。
洗濯槽に貯水した時、特に、外気温が例えば、
30℃と高いのに対し、供給水温が例えば、10℃と
低い時には、20℃の温度差により、洗濯槽外壁に
結露水が発生する。この水は大きく発達し、外壁
を下方へ伝い、滴下する。この滴下水は本体底部
の台枠上に乗つて残つたり、又、前記台枠の合間
から床面に落下し、床面を濡らしたり、さらに
は、台枠に取付けたモーター等の電装部品を濡ら
し、絶縁劣化や、短絡現象を起す場合があつた。
30℃と高いのに対し、供給水温が例えば、10℃と
低い時には、20℃の温度差により、洗濯槽外壁に
結露水が発生する。この水は大きく発達し、外壁
を下方へ伝い、滴下する。この滴下水は本体底部
の台枠上に乗つて残つたり、又、前記台枠の合間
から床面に落下し、床面を濡らしたり、さらに
は、台枠に取付けたモーター等の電装部品を濡ら
し、絶縁劣化や、短絡現象を起す場合があつた。
この為、一部製品では、洗濯槽底面外壁に水切
り用リブを設けて、電装部品の直下に水滴が滴下
するのを防ぐといつた対策をとつてきた。
り用リブを設けて、電装部品の直下に水滴が滴下
するのを防ぐといつた対策をとつてきた。
しかし、単に水切り用リブにより滴下位置を変
えるだけでは、台枠上にたまる水の処理や、床面
に滴下する水の処理の対策とはなり得ないもので
あつた。
えるだけでは、台枠上にたまる水の処理や、床面
に滴下する水の処理の対策とはなり得ないもので
あつた。
本考案は洗濯槽の外側壁に結露し、落下する水
を、洗濯槽の外側壁と底面が交わる付近に垂下リ
ブを設け、この垂下リブ下方に断面略U字状の環
状の樋を配し、この樋には水抜きパイプを有する
集水部を設け、前記水抜きパイプを機外排水ホー
スに接続することにより、上記従来の問題を解決
するものである。
を、洗濯槽の外側壁と底面が交わる付近に垂下リ
ブを設け、この垂下リブ下方に断面略U字状の環
状の樋を配し、この樋には水抜きパイプを有する
集水部を設け、前記水抜きパイプを機外排水ホー
スに接続することにより、上記従来の問題を解決
するものである。
さらに、本考案は、環状の樋の一部に開放部を
設け、この開放部に集水部を配することにより、
洗濯機として必要とされる配管やホースの接続を
を行つた後の完成品の形態であつても、補修部品
の如く、樋を取付け可能としたものである。これ
は、結露現象を起こす原因である、雰囲気温度と
水温との差が、例えば20℃以上もあるような地区
及び使用場所が特定されることに鑑み、樋を結露
を起こす地域だけに簡単に取付けできるようにし
たものであり、上記樋であれば、洗濯機の組立完
了後において、補修部品の如く容易に取付けでき
る。
設け、この開放部に集水部を配することにより、
洗濯機として必要とされる配管やホースの接続を
を行つた後の完成品の形態であつても、補修部品
の如く、樋を取付け可能としたものである。これ
は、結露現象を起こす原因である、雰囲気温度と
水温との差が、例えば20℃以上もあるような地区
及び使用場所が特定されることに鑑み、樋を結露
を起こす地域だけに簡単に取付けできるようにし
たものであり、上記樋であれば、洗濯機の組立完
了後において、補修部品の如く容易に取付けでき
る。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。図において、1は樹脂製の洗濯槽であ
り、底面2内方に取付けた回転翼3により内部の
水および衣類を撹拌する。
明する。図において、1は樹脂製の洗濯槽であ
り、底面2内方に取付けた回転翼3により内部の
水および衣類を撹拌する。
4は洗濯槽1の外側壁5と底面とが交わる付近
において、洗濯槽1と一体に形成した水切り用の
垂下リブで、環状をなし、その周方向の複数個所
には適当間隔を介しボス部6を形成している。7
は垂下リブ4の下方に位置し上方開口を垂下リブ
4下端に対応させてなる断面略U字状の樋で、環
状をなし、ビス8によつて、上記ボス部6に締付
け固定している。
において、洗濯槽1と一体に形成した水切り用の
垂下リブで、環状をなし、その周方向の複数個所
には適当間隔を介しボス部6を形成している。7
は垂下リブ4の下方に位置し上方開口を垂下リブ
4下端に対応させてなる断面略U字状の樋で、環
状をなし、ビス8によつて、上記ボス部6に締付
け固定している。
樋7は第5図に示すように一部に開放部9を有
する環状をなしている。10は開放部9を下方か
ら覆うように取付けた集水部で、断面略U字状を
なし、その両側上端の折り返し部10a,10a
を樋7の両側上端に係止することにより取付け
る。10bは集水部10の底部に形成した水抜き
パイプである。
する環状をなしている。10は開放部9を下方か
ら覆うように取付けた集水部で、断面略U字状を
なし、その両側上端の折り返し部10a,10a
を樋7の両側上端に係止することにより取付け
る。10bは集水部10の底部に形成した水抜き
パイプである。
11は一端を水抜きパイプ10bに接続した排
水ホース、12は洗濯槽1底部の排水口、溢水パ
イプ13、脱水かご14を回転自在に配した脱水
槽15底部の排水口等に接続した機外排水用の管
である。上記排水ホース11の他端側はそのまま
機外に導出している。16は洗濯用のモータ1
7、脱水用のモータ18等を取付けた台枠で、本
体19底部に設けてあり、支持脚20を有する。
水ホース、12は洗濯槽1底部の排水口、溢水パ
イプ13、脱水かご14を回転自在に配した脱水
槽15底部の排水口等に接続した機外排水用の管
である。上記排水ホース11の他端側はそのまま
機外に導出している。16は洗濯用のモータ1
7、脱水用のモータ18等を取付けた台枠で、本
体19底部に設けてあり、支持脚20を有する。
上記構成において、洗濯水と外気の温度差によ
つて洗濯槽1の外側壁5には結露水が生じる。こ
の水滴は洗濯槽1の外側壁5に沿つて落下し、つ
いには、垂下リブ4の案内によつて、樋7内に落
ちる。この落下水は、集水部10に流れ込み、水
抜きパイプ10b、排水ホース11を介して、機
外へ排出される。これによつて、外側壁4より落
下する水滴が、台枠16上に残つたり、床面を濡
らしたりするのを未然に防止できる。
つて洗濯槽1の外側壁5には結露水が生じる。こ
の水滴は洗濯槽1の外側壁5に沿つて落下し、つ
いには、垂下リブ4の案内によつて、樋7内に落
ちる。この落下水は、集水部10に流れ込み、水
抜きパイプ10b、排水ホース11を介して、機
外へ排出される。これによつて、外側壁4より落
下する水滴が、台枠16上に残つたり、床面を濡
らしたりするのを未然に防止できる。
更に、樋7に開放部9を形成することにより、
実際組立時には、管12やその他部材が洗濯槽1
の底面2に配設されたままの状態で、樋7を取付
けることが可能である。
実際組立時には、管12やその他部材が洗濯槽1
の底面2に配設されたままの状態で、樋7を取付
けることが可能である。
なお、本実施例において、樋取付け上の便宜性
を無視すれば、開放部は必らずしも必要でないこ
とは言うまでもない。
を無視すれば、開放部は必らずしも必要でないこ
とは言うまでもない。
以上のように本考案によれば、洗濯槽の外壁に
生じた結露水を、本体下方に滴下させることなく
確実に回収でき、滴下水による電装部品の漏電、
短絡事故、床面のぬれ等の問題の発生を防止で
き、しかも、簡単な構成にて実施できるものであ
る。また、結露対策を要する需要者に供給すると
きだけ結露水受けの樋を取付ければよいため、樋
を取付ける際は結露水を集める環状リブを覆つた
状態でボスに固定可能な構成としている。よつ
て、取付け作業が簡単となり、必要に応じて樋の
取付けができる。
生じた結露水を、本体下方に滴下させることなく
確実に回収でき、滴下水による電装部品の漏電、
短絡事故、床面のぬれ等の問題の発生を防止で
き、しかも、簡単な構成にて実施できるものであ
る。また、結露対策を要する需要者に供給すると
きだけ結露水受けの樋を取付ければよいため、樋
を取付ける際は結露水を集める環状リブを覆つた
状態でボスに固定可能な構成としている。よつ
て、取付け作業が簡単となり、必要に応じて樋の
取付けができる。
第1図は本考案の実施例における洗濯機の一部
欠截正面図、第2図はそのその洗濯槽の外観斜視
図、第3図および第4図は樋近傍の断面図、第5
図は樋および集水部を示す分解斜視図である。 1……洗濯槽、2……底面、4……垂下リブ、
5……外側壁、7……樋、9……開放部、10…
…集水部、10b……水抜きパイプ、11……排
水ホース。
欠截正面図、第2図はそのその洗濯槽の外観斜視
図、第3図および第4図は樋近傍の断面図、第5
図は樋および集水部を示す分解斜視図である。 1……洗濯槽、2……底面、4……垂下リブ、
5……外側壁、7……樋、9……開放部、10…
…集水部、10b……水抜きパイプ、11……排
水ホース。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洗濯槽の外側壁と底面とが交わる付近に環状
の垂下リブとこの垂下リブの各部に樋取付用の
複数のボスを形成し、この垂下リブ下方を覆う
断面略U字状の環状の樋を前記ボスに取付ける
とともに、この樋の一部に設けた集水部の水抜
きパイプに、機外排水ホースを接続してなる洗
濯機。 (2) 環状の樋は一部を開放しており、この開放部
に集水部を設けてなる実用新案登録請求の範囲
第1項記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980183724U JPS6140313Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980183724U JPS6140313Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105085U JPS57105085U (ja) | 1982-06-28 |
JPS6140313Y2 true JPS6140313Y2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=29983247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980183724U Expired JPS6140313Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140313Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339193Y2 (ja) * | 1985-11-21 | 1991-08-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55113188U (ja) * | 1979-02-05 | 1980-08-09 |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP1980183724U patent/JPS6140313Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57105085U (ja) | 1982-06-28 |
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