JPH041914Y2 - - Google Patents

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JPH041914Y2
JPH041914Y2 JP7498686U JP7498686U JPH041914Y2 JP H041914 Y2 JPH041914 Y2 JP H041914Y2 JP 7498686 U JP7498686 U JP 7498686U JP 7498686 U JP7498686 U JP 7498686U JP H041914 Y2 JPH041914 Y2 JP H041914Y2
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JP
Japan
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water receiver
water
cover
receiver cover
washing tub
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JP7498686U
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JPS62184891U (ja
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Publication of JPH041914Y2 publication Critical patent/JPH041914Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭にて使用する洗濯機に関す
るもので、特に洗濯槽底部の防水構造に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種の洗濯機は第6図に示すように、
ボデー1内には、底部にパルセータ2を有する洗
濯槽3を内装している。また、洗濯槽3の底部に
は回転減速機構部4が取付けられ、モータ5から
の回転がモータプーリ6及びVベルト7を介して
インペラプーリ8に伝えられ、回転減速機構部4
に動力伝達されていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、夏期など水温と気
温の差が大きい場合、洗濯槽3の外側に水滴が発
生し、発生した水滴が洗濯槽3の外側を伝わつて
下方へと移動し床面に落下していた。したがつて
洗濯機の設置場所、たとえばジユータンの上、木
製の床面等水滴が落下すると不具合な場所におい
ては、問題となつていた。また、水滴がVベルト
7を濡らしスリツプを発生したり、モータ5に落
下し錆の発生源となつたりしており、水滴10に
対する対応が要望されていた。
本考案は、このような問題点を解決するもの
で、洗濯槽の外側に水滴が発生しても、床面及び
モータ等を濡らすことのないようにすることを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の洗濯機は、
洗濯槽底部に環状リブを設けるとともに、断面形
状略U字形なる水受カバーを前記環状リブの下方
に取り付け、前記水受カバーは各々取付段差を有
するように分割して設けられ、高位側水受カバー
の接合部両端は開放するとともに、この両端の底
面裏面に平行な横リブを設け、下位側水受カバー
の接合部両端に設けた仕切板が前記平行な横リブ
間に係合する構成としたものである。
作 用 この構成により、洗濯槽側壁に結露付着した水
滴を環状リブで回収してまとめて、断面形状略U
字形なる水受けカバー上に滴下させ、水受けカバ
ーに設けられた排水ホースより排水させることに
より、床面を濡らしたり、あるいは、Vベルトの
スリツプ、モータの錆等の問題を防止することが
できる。しかも水受カバーは分割されているため
取付作業が容易で、しかも横リブと仕切板を係合
させているため、水受カバーの接合部から水漏れ
することもない。
実施例 以下、本考案の実施例について、第1図〜第5
図を参照して説明する。図において、9はボデー
であり、底部にパルセータ10を有する洗濯槽1
1を内装している。洗濯槽11の底部には回転減
速機構部12が取付けられている。この回転減速
機構部12は上端にパルセータ10を取り付け、
下端にはインペラプーリ13を取り付け、モータ
14の回転力を、モータ軸15に取り付けた、モ
ータープーリ16よりVベルト17を介して伝え
ている。ボデー9の下端に取り付けられた台枠2
7に、モータ14を固定している。
断面形状略U字形なる水受けカバー18は、洗
濯槽11の底部外周近傍に設けられた環状リブ1
9の下方部にビス20により取り付けられてい
る。また環状リブ19の途中にボス部21が形成
されており、このボス部21に係合する凹部22
が前記水受カバー18に設けられている。水受カ
バー18の底面部には、排水口23が設けてあ
り、排水ホース24が下方より挿入され、水受カ
バー18内に溜まつた水を任意の場所に導びくこ
とができる。
前記水受カバー18について詳しく説明する
と、水受カバー18は水受カバーA18aと水受
カバーB18bが一体となつて作用するものであ
つて、水受カバーB18bの方が設置時において
は下側に位置し、排水口23も設けられている。
また、水受カバーA18aと水受カバーB18b
の係合部においては、水受カバーA18aの両端
部は開放しており、図中の寸法XとYはX>Yと
なつている。また水受カバーA18aの底部の裏
面には横リブ25が2本設けられており、水受カ
バーB18bの仕切板26が横リブ25の間に位
置するようになつている。また水受カバーB18
bの両端部内巾Zは、Z>Yとなつており、水受
カバーA18aの両端部が水受カバーB18bの
両端部に係合するように構成されている。
上記の構成において、洗濯槽11の側壁に結露
付着した水滴は下方へと側壁を伝つて落下してゆ
き、環状リブ19により下方へと落下してゆく。
その際落下した水滴は、環状リブ19の下方に設
けられた水受カバーA18a及びB18bにより
集められ、排水口23より排水ホース24を通つ
て排水される。その際、水受カバーA18aに集
められた水滴は開放している水受カバーA18a
の両端部より、水受カバーB18bへと流れ落ち
ることとなる。
また、水受カバー18を洗濯槽11の底部に取
り付ける際、水受カバー18が2つに分割されて
いるため部品寸法が小さくなり、台枠27の隙間
より水受カバーA18a及びB18bが取り付け
られるため、台枠27を取りはずす必要がない。
その上、洗濯槽11と水受カバー18との接合の
ためのボス部21と凹部22が係合するようにな
つており、取付時のガイドとなり、取付け性を高
めている。
一方、水受カバーA18aとB18bの接合部
においては、水受カバーA18aが水受カバーB
18bに挿入され、水受カバーA18aの裏面の
横リブ25で水受カバーB18bの仕切板26を
はさみ込んでおり、接合部全体の強度を高めると
ともに組立性も容易となつている。
このように、本実施例においては、洗濯槽11
の側壁の結露による水滴を床面へ落下させること
なく集めて排水することができると同時に、水受
カバー18の取り付け性及び強度の向上を図るこ
とができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、洗濯槽底部に分
割可能な水受カバーに横リブと仕切板とを各々設
けることにより、結露による水滴を床面に落下さ
せることなく排水することができるとともに、水
受けカバーの取付け性能及び水受カバーの結合部
の強度の向上をも図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における洗濯機の要部
断面図、第2図は同要部の分解斜視図、第3図は
同水受けカバーの取付部拡大詳細図、第4図は同
水受カバーA,Bの接合部拡大詳細図、第5図は
同水受カバーA,Bの接合部断面図、第6図は従
来の洗濯機の要部断面図である。 11……洗濯槽、18……水受カバー、19…
…環状リブ、25……横リブ、26……仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽底部外周近傍に環状リブを設け、かつ、
    前記環状リブの下方部に断面形状略U字形なる水
    受カバーを分割して設け、前記水受カバーの各々
    に取付段差を設け、高位側水受カバーの接合部両
    端は開放するとともに、この両端の底面裏面に平
    行な横リブを設け、下位側水受カバーの接合部両
    端に設けた仕切板が前記平行な横リブの間に係合
    するようにした洗濯機。
JP7498686U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH041914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498686U JPH041914Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498686U JPH041914Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62184891U JPS62184891U (ja) 1987-11-24
JPH041914Y2 true JPH041914Y2 (ja) 1992-01-22

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ID=30920715

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JP7498686U Expired JPH041914Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS62184891U (ja) 1987-11-24

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