JPS6139953Y2 - - Google Patents

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JPS6139953Y2
JPS6139953Y2 JP9235581U JP9235581U JPS6139953Y2 JP S6139953 Y2 JPS6139953 Y2 JP S6139953Y2 JP 9235581 U JP9235581 U JP 9235581U JP 9235581 U JP9235581 U JP 9235581U JP S6139953 Y2 JPS6139953 Y2 JP S6139953Y2
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voltage
circuit
current
filament
discharge
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JP9235581U
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【考案の詳細な説明】 本考案は光度計に係り、特に熱陰極放電管を光
源とする光度計に関する。
従来の熱陰極放電管を光源とする光度計におい
て高感度測定のときは空調等による空気のゆらぎ
の影響で輝度がふらつくのを防ぐ手段として光源
室の密閉箱としていたが、これでは光源が点灯し
ているかどうか分らないという欠点があつた。
また最近は測光回路にオートゼロ回路を導入し
たり、マイクロコンピユータの導入により自動調
整が行われるようになつたが、これらは全て電源
スイツチがONしたら一定時間(約10秒)後には
放電管は必ず放電するものと仮定していたが、放
電開始と同時に外部へ信号をとり出せない欠点が
あつた。
本考案の目的は、定電流回路の負荷容量を大き
くすることなく、放電管を見なくても放電管が点
灯していることを確認できる状態信号を出力する
光度計を提供するにある。
本考案は放電電流回路の一部を発光素子または
ホトカプラを接続し、表示灯を点灯し、あるいは
放電開始状態信号を出力するようにしたものであ
る。
第1図は従来の熱陰極放電管の点灯回路の原理
図である。
高圧整流回路D1の正極性側は熱陰極放電管1
の陽極に接続され、高圧整流回路の負極性側は定
電流回路2の出力端に接続されている。
低圧整流回路D2の正極性側は第1の定電圧制
御器4′の入力端に接続し、出力端はフイラメン
ト電圧可変回路5と熱陰極放電管1のフイラメン
トF2に接続され、低圧整流回路の負極性側はフ
イラメント電圧可変回路5とスイツチSのコモン
接点COMと熱陰極放電管1のフイラメントF1
接続されている。
フイラメント電圧可変回路5は抵抗R1,R2
R3およびR4とPNPトランジスタQ2より成り、抵
抗R1とR2の交点よりPNPトランジスタQ2のエミ
ツタへ接続し、抵抗R2とR3の交点よりPNPトラ
ンジスタQ2のコレクタと第1の定電圧制御器
4′の調整端ADJへ接続されている。
定電流回路2は主NPNトランジスタQ1のコレ
クタ・ベース間に抵抗R6を接続し、主NPNトラ
ンジスタQ1のエミツタは第2の定電圧制御器3
の入力端1Nに、第2の定電圧制御器3の出力端
OUTは電流検出抵抗R5とツエナーダイオードZD
のアノードへ接続され、ツエナーダイオードZD
のカソードは主NPNトランジスタQ1のベースへ
接続されている。電流検出抵抗R5の他端は定電
圧制御器3の調整端ADJと高圧整流回路D1の負
極性側に接続されている。
次の動作について説明する。
第1の定電圧回路4はフイラメント電圧を供給
するもので定電圧制御器4′は出力端VOUTと調整
端ADJ間の電圧が常に一定電圧VCになるよう
に、VADJ・VOUT間の電圧が変るものとすると、
いまリレーRYのスイツチSが常時閉接点(以下
NC接点という)側のときはトランジスタQ2
ONとなり、抵抗R2はシヨートされていると見な
されるから抵抗R1の電圧はVCであり、これに流
れる電流はVC/R1であり、この電流が抵抗R3
流れるように働くものとすると定電圧回路4の出
力電圧VHは VH=(R1+R3)×V/R=(1+R/R
C…… である。
スイツチSが常時開接点(以下NO接点とい
う)側に切換とトランジスタQ2はOFFとなるか
ら抵抗R1,R2に流れる電流はVC/(R1+R2)で
あり、この電流が抵抗R3へ流れるように働くも
のとすると定電回路4の出力電圧VLは VL=(R1+R2+R3)×V/R+R =(1+R/R+R)VC …… であり、式は式より小さな値となる。
この電圧は熱陰極放電管1が予備加熱のときは
Hの高い定電圧で加熱しスイツチSがNO側のと
き低いは定電圧VLで加熱するためである。
スイツチSはフイラメント電圧の可変ばかりで
なく放電開始の切換スイツチにもなつている。
スイツチSがNO側に切換えると放電を開始し
放電電流は定電流回路2により制御される。
第2の定電圧制御器3は放電電流を一定に制御
するものである。
放電電流は熱陰極放電管1の陽極からフイラメ
ントF1へ流れ、スイツチSのNO接点を通り定電
流回路2へ入る。放電電流は主トランジスタQ1
のコレクタへ入り、ベースより出て第2の定電圧
制御器3の入力端V1Nに入る。VOUTより出た放
電電流は電流検出抵抗R5で電圧に変換される。
第2の定電圧制御器3は出力端VOUTと調整端
ADJの電圧が一定電圧VCになるようVOUT・V1
間の電圧が変るものとする。
今トランスの巻線電圧e1が増加すると放電電流
が増え、電流検出抵抗R5の電圧が増えるから定
電圧制御器3のV1N・VOUTの電圧が増加する。
定電圧制御器3のV1N・VOUT間の電圧が増加す
るとNPNトランジスタQ1のベース・エミツタ間
の電圧が減少しベース電流が減少する。ベース電
流が減少するとコレクタ電流が減少するように働
く。つまり放電電流が減少するように働くから放
電電流は常に一定電流で制御されその電流は I=V/R である。そして巻線電圧e1の増加分はNPNトラン
ジスタQ1のコレクタ・エミツタ間の電圧が増加
し、熱として消費される。
今熱陰極放電管1が密閉箱の中にあるときは前
述した欠点を有する。
第2図は本考案の一実施例を示すものである。
第1図のPQ間に第2図の如く電流電圧変換抵
抗R7を直列に挿入し、かつこれに並列に発光ダ
イオードLDを接続する。
このように接続すると放電電流が流れることに
より抵抗R7の両端に電圧を生じせしめてこの電
圧で発光ダイオードLDを点灯することができる
から、放電管1の放電状態を確認することができ
る。
しかしこれにも次の欠点を有する。即ち電流電
圧変換抵抗R7を挿入することによりこの電圧降
下分をトランスの巻線e1の電圧を高くしなければ
ならないし、また抵抗R7も余分なものを必要と
し消費電力も余分になる。
第3図はこの余分な消費電力を無くし回路を簡
素化したものである。
第2の定電圧制御器3の入出力端子V1N・VOU
間に発光ダイオードLDと抵抗R9を接続する。
このように接続するとNPNトランジスタQ1
エミツタよりの放電電流は第2の定電圧制御器3
と発光ダイオードとに分流されるが電流検出抵抗
R5へ流れる電流は同じである。放電電流は
300mAで発光ダイオード側へは3mAが流れる。
従つて第2図に比べて余分な電力を必要としな
いし、余分な抵抗R7も必要としない。
このようにして発光ダイオードLDを点灯する
ことが出来るが、これにもさらに次の欠点を有す
る。
それは発光ダイオードLDは高圧回路の一部で
あるから取付方法について絶縁に注意を払わねば
ならないし危険である。
第4図は本考案のさらに改善された実施例の原
理図である。
第3図と異なるのは発光ダイオードLDの代り
にホトカプラPCを接続したことにある。ホトカ
プラPCの発光ダイオード側は第3図同様放電電
流によつて駆動される。ホトカプラPDCの受光
側はホトトランジスタであり、このコレクタがイ
ンバータ11へ入り、インバータ11の出力はイ
ンバータ12へ入り、インバータ12の出力は発
光ダイオードLDに接続されている。
このように接続すると、放電電流によりホトカ
プラにも電流が流れるとホトトランジスタがON
となり、コレクタがLレベルになる。次いでイン
バータ11の出力がHになり、インバータ12の
出力がLになる。インバータ12がLになると発
光ダイオードLDが点灯し放電していることの確
認ができる。
第4図はさらに次のような機能を有する。
インバータ11の出力は単安定マルチバイブレ
ータ13の入力に入り、出力は他の調整回路14
へ接続される。
このように接続することにより、ホトカプラ
PCがONになるとインバータ11の出力はLから
Hに変り、単安定マルチバイブレータの出力端は
正論理のパルスが出力される。
以上のようにホトカプラを使用することにより
高圧回路と切離した回路とすることができ、ホト
カプラの出力を一般のTTLのデジタルIC回路と
組合せることができる。
本考案によれば、簡単な回路で放電管が密閉箱
中にあつても放電状態を確認することができ、さ
らにこのための抵抗器R7を使用しないから経済
性も良い。
また放電開始と同時にトリガーパルスを出力す
ることができ、このパルスで光度計の測光回路の
オートゼロ回路の駆動パルスとすることもでき
る。
以上の如く、放電中であることを示す表示ラン
プを点灯し、また放電中であることの状態信号
と、放電開始時のパルス信号を取り出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光度計の原理図であり、第2図
は本考案の一実施例の光度計の原理図であり、第
3図は本考案の他の実施例の原理図であり、第4
図は本考案の他の実施例の原理図である。 1……熱陰極放電管、2……定電流回路、3…
…第2の定電圧制御器、4……定電圧回路、4′
……第1の定電圧制御器、5……電圧可変回路、
D1……高圧整流回路、C1……コンデンサ、Q1
…NPNトランジスタ、ZD……ツエナーダイオー
ド、R5……電流検出抵抗、RY……リレー、S…
…リレーRYのスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱陰極放電管の放電電流を制御する定電流回路
    と、該熱陰極放電管のフイラメントを加熱するフ
    イラメント電圧回路と、フイラメント電圧回路の
    負極性側にスイツチの共通接点を設け、該スイツ
    チが常時閉接点側にあるときは該フイラメント電
    圧回路の電圧が高くなるように働き、かつ該フイ
    ラメントのみを加熱し、該スイツチが常時開側に
    あるときは、該フイラメントを低電圧で加熱しか
    つ放電電流が該定電流回路へ流れこむ如くにした
    熱陰極放電管の点灯回路を有する光度計におい
    て、放電電流回路に発光素子を挿入したことを特
    徴とする光度計。
JP9235581U 1981-06-24 1981-06-24 Expired JPS6139953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9235581U JPS6139953Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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JP9235581U JPS6139953Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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JPS57205034U JPS57205034U (ja) 1982-12-27
JPS6139953Y2 true JPS6139953Y2 (ja) 1986-11-15

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JP9235581U Expired JPS6139953Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

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