JPH09320770A - 点灯装置 - Google Patents

点灯装置

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JPH09320770A
JPH09320770A JP8133927A JP13392796A JPH09320770A JP H09320770 A JPH09320770 A JP H09320770A JP 8133927 A JP8133927 A JP 8133927A JP 13392796 A JP13392796 A JP 13392796A JP H09320770 A JPH09320770 A JP H09320770A
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lighting
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Toshio Kataoka
寿夫 片岡
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】交流電源の電圧変動による突入電流防止用抵抗
の破壊を防止した点灯装置を提供する。 【解決手段】商用電源ACを投入した時の平滑コンデン
サC1 への突入電流を防ぐ突入電流防止回路41 と、点
灯回路3をオン、オフする点灯制御回路11 とを有す
る。主回路は、直流電源Eが接続された制御回路の点灯
信号入力端子T1に入力される点灯信号に基づいて制御
される。主回路と制御回路とはフォトカプラPC1 ,P
2 ,PC3 により光結合される。突入電流防止回路4
1 は、スイッチ要素であるリレーRY1 の接点S1 と突
入電流防止用抵抗R1 とが並列接続されている。制御回
路のコンパレータCP2 の反転入力端子(−)とトラン
ジスタQ6 のコレクタとの間に、接点S1 がオフ状態の
時にランプLaの点灯を禁止する点灯防止手段としてダ
イオードD1 を接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点灯装置に関し、
特に複写機等の露光用に用いるランプの点灯装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機の露光用のランプ(例
えば、ハロゲンランプ)の点灯装置として、図9に示す
ような回路構成のものが知られている。ここで、図19
(a)は点灯装置の主回路の回路構成図であり、図9
(b)は主回路を制御する制御回路の回路構成図であ
る。主回路は、電源として商用電源(交流電源)ACを
使用し、商用電源ACを整流するダイオードブリッジよ
りなる整流回路DBと、整流回路DBの出力を平滑する
平滑コンデンサC1 と、電界効果トランジスタ(FE
T)よりなるスイッチング素子Q1 及びダイオードD4
及びコイルL1 からなり直流電圧を高周波電圧に変換し
てランプを点灯させるする降圧チョッパ回路からなる点
灯回路3と、点灯回路3からの高周波電圧が入力される
負荷であるランプLaとを備えている。また、平滑コン
デンサC1 の両端には平滑コンデンサC1の両端の電圧
を検知する後述の電圧検知回路5が並列に接続されてお
り、整流回路DBと平滑コンデンサC1 との間には、平
滑コンデンサC1 への突入電流を防止する突入電流防止
用抵抗R1 が直列に接続され、電圧検知回路5にて検知
された電圧が所定電圧以上の時にオンするスイッチ要素
であるリレーRY1 の接点S 1 が突入電流防止用抵抗R
1 に並列に接続されている。ここで、突入電流防止用抵
抗R1 とリレーRY1 の接点S1 とで突入電流防止回路
1 を構成している。更に、主回路は、ランプLaの調
光比を調整する調光回路21 、点灯回路3をオン、オフ
する点灯制御回路11 、コンパレータCP1 、発信器O
SC1 等を有する。ここで、主回路の調光回路21 、点
灯制御回路11 、突入電流防止回路41は、図9(b)
に示す制御回路の調光回路21 、点灯制御回路11 、突
入電流防止回路41 それぞれとフォトカプラPC3 ,P
2 ,PC1 を介して光結合している。フォトカプラP
3 は発光ダイオードLED3 とフォトトランジスタP
3 とで、フォトカプラPC2 は発光ダイオードLED
2 とフォトトランジスタPT2 とで、また、フォトカプ
ラPC1 は発光ダイオードLED1 とフォトトランジス
タPT1 とで、それぞれ構成される。
【0003】制御回路の電源としては、複写機(図示せ
ず)内部に設けられている制御用の直流電源Eを使用し
ている。ここで、調光回路21 、点灯制御回路11 は、
複写機側から調光信号入力端子T2 、点灯信号入力端子
1 それぞれに信号電圧(直流電圧)が印加され調光動
作及び点灯動作を制御する。以下、上記点灯装置の具体
的な動作を説明する。
【0004】まず、複写機の電源用スイッチ(図示せ
ず)をオンすることによって主回路に商用電源ACを印
加すると(投入すると)、突入電流防止回路41 の平滑
コンデンサC1 への充電が始まる。そして、平滑コンデ
ンサC1 両端の電圧が所定電圧に達すると、電圧検知回
路5のツェナダイオードZD1 に電流が流れ始め、フォ
トカプラPC1 の発光ダイオードLED1 が発光してフ
ォトトランジスタPT1がオンする。その結果、トラン
ジスタQ5 がオンするので、トランジスタQ6 がオン
し、リレーRY1 のリレーコイルLyが励磁され、リレ
ーRY1 の接点S1がオンし(閉じ)、複写機(つま
り、点灯装置)がスタンバイ状態(ランプLaは、消灯
状態であり、点灯信号入力端子T1 に電圧を印加しない
と点灯しない状態)となる。すなわち、上記点灯装置
は、主回路に商用電源ACを印加しただけではランプL
aに電流が流れることはないのである。
【0005】次に、スタンバイ状態において、点灯回路
制御回路11 の点灯信号入力端子T 1 に、点灯信号(直
流電圧)が印加されると、フォトカプラPC2 の発光ダ
イオードLED2 が発光してフォトトランジスタPT2
がオンするので、トランジスタQ2 ,Q3 がオフし、そ
の結果、コンパレータCP1 及びスイッチング素子Q 1
が駆動し、ランプLaが点灯(オン)する。
【0006】調光回路21 の調光信号入力端子T2 に調
光信号(直流電圧)が印加されると、抵抗R25を介して
コンパレータCP2 の反転入力端子(−)に図10
(a)に一点鎖線で示すような略一定値の直流電圧(V
CP2 - )が印加され、コンパレータCP2 では、この直
流電圧VCP2 - (しきい値電圧)とコンパレータCP2
のプラス入力端子(+)に入力される図10(a)に実
線で示すような三角波電圧Vcp2 + とが比較されその比
較結果に基づいた信号が出力される。ここで、コンパレ
ータCP2 のプラス入力端子(+)には、発信器OSC
2 、定電流源I2 、コンデンサC2 によって三角波電圧
(Vcp2 + )が供給されるので、コンパレータCP2
出力電圧Vcp2 out は図10(b)に示すようなパルス
幅変調(PWM)信号となる。すると、このPWM信号
がフォトカプラPC3 を介して主回路に伝達され、すな
わち、フォトトランジスタPT3 のコレクタ電圧Vpc3
が図10(c)に示すように変化し、Vpc3 の変化に応
じてトランジスタQ4 がオン・オフされ、コンデンサC
3 の電荷が充放電される。この時のコンデンサC3 の両
端電圧VC3は図10(d)に示すように変化する。
【0007】また、コンパレータCP1 のプラス入力端
子(+)に入力される電圧VCP1 +は、コンデンサC3
の両端電圧VC3のピーク電圧VC3max をオペアンプより
なるバッファ回路Buを介してピークホールド回路6で
一定時間保持するので、図10(e)に示すような大き
さが略一定の直流電圧となる(なお、電圧VCP1 + の大
きさはVC3max に略等しい)。すなわち、ピークホール
ド回路6は、コンデンサC3 の両端電圧VC3を、大きさ
が略一定の直流電圧に変換して、コンパレータCP1
プラス入力端子(+)に入力しているのである。一方、
コンパレータCP1 の反転入力端子(−)には、発振器
OSC1 、抵抗R2 、コンデンサC5 によって図11
(a)に一点鎖線で示すような三角波電圧(Vcp1 -
が供給されるので、コンパレータCP1 の出力端子に
は、Vcp1 - とVCP1 + との比較結果に基づいたPWM
信号が出力される。VCP1 + が図11(a)の実線m1
で示すような大きさの直流電圧の場合、コンパレータC
1 の出力電圧Vcp1 out は、図11(b)に示すよう
なPWM信号として出力される。
【0008】ところで、上記点灯装置では、ランプLa
の調光比を変化させる場合は、調光信号入力端子T2
入力される調光信号なる直流電圧の大きさが変化する。
このため、上記点灯装置では、調光信号入力端子T2
印加される直流電圧の値が上昇すると、コンデンサC3
の両端電圧VC3のピーク値VC3max が上昇し、その結
果、VCP1 + も図11(a)に実線m2 で示すように上
昇するので、コンパレータCP1 の出力電圧Vcp1 out
は図11(d)のような波形になり、電圧Vcp1 out
ハイレベルHの時間(区間)が図11(b)よりも長く
なる。ここで、電圧VCP1 + のハイレベルHの時間が長
くなることにより、スイッチング素子Q1のオン時間
(区間)が長くなり(この時のスイッチング素子Q1
ドレイン・ソース間電圧VDSの波形を図11(e)に示
す)、ランプLaの両端電圧が大きくなる。一方、調光
信号入力端子T2 に印加される調光信号(直流電圧)の
値が低下すると、コンデンサC3 の両端電圧VC3のピー
ク値VC3max が低下し、その結果、VCP1 + も図11
(a)に実線m3 で示すように低下するので、コンパレ
ータCP1 の出力電圧Vcp1 out は図11(c)のよう
な波形になり、電圧Vcp1 out のハイレベルHの時間が
図11(b)よりも短くなる。ここで、電圧Vcp1 out
のハイレベルの時間が短くなることにより、スイッチン
グ素子Q1 のオン時間が短くなりランプLaの両端電圧
が小さくなる。すなわち、調光信号入力端子T2 に印加
される直流電圧の値に応じてランプLaの調光動作が行
われるのである。
【0009】また、他の従来例として、調光回路を持た
ない点灯装置の回路構成図を図13に示す。ここで、図
13(a)は点灯装置の主回路の回路構成図であり、図
13(b)は主回路の制御回路の回路構成図である。な
お、図13の点灯装置の主回路の構成は図9の回路と略
同じ回路構成なので、同様の構成要素については同一の
符号を付し説明を省略する。
【0010】以下、図13に示す点灯装置の動作を説明
する。まず、主回路に商用電源ACを印加すると(投入
すると)、平滑コンデンサC 1 への充電が始まる。そし
て、平滑コンデンサC1 両端の電圧が所定電圧に達する
と、電圧検知回路5のツェナダイオードZD1 に電流が
流れ始め、フォトカプラPC1 の発光ダイオードLED
1 が発光してフォトトランジスタPT1 がオンする。そ
の結果、トランジスタQ5 がオンし、リレーRY1 のリ
レーコイルLyが励磁され、リレーRY1 の接点S1
オンし、点灯装置はスタンバイ状態となる。
【0011】次に、点灯信号入力端子T1 に、点灯信号
(直流電圧)が印加されると、トランジスタQ11がオン
してトランジスタQ10もオンし、フォトカプラPC2
発光ダイオードLED2 が発光してフォトトランジスタ
PT2 がオンするので、トランジスタQ2 ,Q3 がオフ
し、その結果、コンパレータCP1 及びスイッチング素
子Q1 が駆動し、ランプLaが点灯(オン)する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
点灯装置では、ランプLaの点灯(オン)中に商用電源
ACの電圧(の実効値)Vinが変動すると、例えば図1
2(a)に示すようにV inが緩やかに降下して時刻t4
においてVinがV1n1 に達すると、電圧検知回路5のツ
ェナダイオードZD1 に電流が流れなくなり、フォトカ
プラPC1 の発光ダイオードLED1 が消灯してフォト
トランジスタPT1 がオフし、その結果、トランジスタ
5 ,Q6 がオフし、リレーRY1 の接点S1 がオフす
る(図12(f)参照)。すると、リレーRY1 の接点
1 がオフした時刻t4 からVinがVin2 に達して発振
が停止して(スイッチング素子Q1 が完全にオフして)
ランプLaがオフする時刻t5 までの間、ランプLaに
流れる電流が突入電流防止用抵抗R1 に流れ、突入電流
防止用抵抗R1 が(加熱されて)破壊されてしまうこと
があった。図12(h)はその時の突入電流防止用抵抗
1 の電圧を示す。
【0013】また、図13の点灯装置においても、ラン
プLaの点灯中に商用電源ACの電圧Vinが例えば図1
4(a)に示すように緩やかに降下して時刻t3 におい
てV inがV1n1 に達すると、電圧検知回路5のツェナダ
イオードZD1 に電流が流れなくなり、フォトカプラP
1 の発光ダイオードLED1 が消灯してフォトトラン
ジスタPT1 がオフし、その結果、トランジスタQ5
オフする。この時、点灯回路11 の動作を制御するトラ
ンジスタQ10とリレーRY1 の接点S1 の動作を制御す
るリレーコイルLyの感動電圧との関係より、図14
(c),(d)に示すように、トランジスタQ10よりも
先にリレーRY1 の接点S1 がオフするため、図14
(f)に示すように時刻t3 〜時刻t4 の間、すなわ
ち、接点S1 がオフした時刻t3 からランプLaがオフ
する時刻t4 (図14(e)参照)までの間、ランプL
aに流れる電流が突入電流防止用抵抗R1 に流れ、突入
電流防止用抵抗R1 が破壊されてしまうことがあった。
図14(f)はその時の突入電流防止用抵抗R1 の電圧
を示す。
【0014】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、交流電源の電圧変動による突入電流
防止用抵抗の破壊を防止した点灯装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、交流電源を整流する整流回路
と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、
前記平滑コンデンサの出力である直流電圧を電源として
ランプを点灯する点灯回路と、前記点灯回路を外部信号
に基づいてオン、オフする点灯制御回路と、前記平滑コ
ンデンサ両端の電圧を検知する電圧検知回路と、前記交
流電源と前記平滑コンデンサとの間に接続され前記平滑
コンデンサへの突入電流を防止する突入電流防止用抵抗
と、前記突入電流防止用抵抗に並列に接続され前記電圧
検知回路にて検知された電圧が所定電圧以上の時にオン
状態になるスイッチ要素とを備えた点灯装置であって、
前記スイッチ要素がオフ状態の時にランプの点灯を禁止
する点灯禁止手段を付加したことを特徴とするものであ
り、交流電源の電圧が変動して前記スイッチ要素がオフ
した時にはランプは消灯されるので、ランプから前記突
入電流防止用抵抗に電流が流れるのを防ぐことができ、
前記突入電流防止用抵抗が破壊されるのを防ぐことがで
きる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電圧検知回路で検知された電圧が所定電圧まで下降
してスイッチ要素がオフするのと略同時に点灯禁止手段
が動作するので、交流電源の電圧が変動して電圧検知回
路の電圧が所定電圧まで降下して前記スイッチ要素がオ
フするときは前記スイッチ要素がオフすると略同時にラ
ンプが消灯するから、前記突入電流防止用抵抗に電流が
流れることがなく、前記突入電流防止用抵抗が破壊され
るのを防ぐことができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯禁止手段が動作した後に、スイッチ要素がオフ
するので、交流電源の電圧が変動して前記スイッチ要素
がオフするときにはランプが消灯されているから、前記
突入電流防止用抵抗に電流が流れることがなく、前記突
入電流防止用抵抗が破壊されるのを防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)本実施形態の点灯装置の主回路を図1
(a)に、主回路を制御する点灯制御回路たる制御回路
を図1(b)に示す。本点灯装置の主回路の構成は図9
(a)で説明した従来例と同じであり、本点灯装置の特
徴とするところは、図9(b)で説明した制御回路にお
いて、突入電流防止回路41 のトランジスタQ6 のコレ
クタと、コンパレータCP2 の反転端子(−)との間
に、リレーRY1 の接点S1がオフ状態の時にランプL
aの点灯を禁止する点灯禁止手段としてダイオードD 1
を接続したことにある。ここで、ダイオードD1 は、ア
ノード端子をコンパレータCP2 の反転端子(−)側
に、カソード端子をトランジスタQ6 のコレクタ側に、
それぞれ接続している。
【0019】以下、本点灯装置の動作について説明す
る。本点灯装置の基本動作(商用電源ACの電圧が一定
の時の動作)は図9の従来例と略同じなので、特徴とな
る動作についてのみ説明する。なお、従来例と同様の構
成要素については同一の符号を付してある。本点灯装置
では、主回路に商用電源ACが印加されたスタンバイ状
態において、図2(b)に示すように時刻t2 で点灯信
号(直流電圧)が点灯信号入力端子T1 に印加されると
(点灯信号がハイレベルHになると)、従来例と同様に
ランプLaが点灯(オン)する(図2(g)参照)。と
ころで、調光信号入力端子T 2 には、時刻t2 よりも前
の時刻t1 で調光信号(直流電圧)が印加されており
(調光信号がハイレベルHになり)、従来例と同様に、
コンパレータCP2 (図3参照)の反転端子(−)には
図4(a)に一点鎖線で示すような略一定値の直流電圧
(VCP2 - )が入力され、コンパレータCP2 のプラス
端子(+)には図4(a)に実線で示すような三角波電
圧(Vcp2 + )が入力されている。このため、コンパレ
ータCP2 の出力端子の電圧VCP2 out が従来例と同様
に図4(b)に示すようなPWM信号となるので、フォ
トカプラPC3 の発光ダイオードLED3 が点灯・消灯
し、ランプLaが点灯するのである。ここで、ランプL
aの点灯中は、トランジスタQ6 がオンしているため、
リレーコイルLyの電圧VRY 1 とコンパレータCP2
マイナス端子(−)の電圧Vcp2 - とは、VRY1 >V
cp2 - となるが、ダイオードD1 はコンパレータCP2
の反転端子(−)側にアノード端子が接続されているの
で、トランジスタQ6 を通じてコンパレータCP 2 の反
転端子(−)に電流が流れ込むことはなく、調光信号は
正常に機能し、また、リレーRY1 も正常に動作する。
【0020】本点灯装置では、ランプLaの点灯(オ
ン)中に、例えば図2(a)に示すように商用電源AC
の電圧Vinが緩やかに降下して時刻t4 においてVin
in2に達すると、電圧検知回路5のツェナダイオード
ZD1 に電流が流れなくなり、フォトカプラPC1 の発
光ダイオードLDE1 が消灯してフォトトランジスタP
1 オフし、その結果、トランジスタQ5 ,Q6 がオフ
し、リレーRY1 の接点S1 がオフする(図2(f)参
照)。すると、図5中に一点鎖線で示すように調光信号
入力端子T2 −ダイオードD1 −リレーコイルLyの経
路で電流が流れるので、コンパレータCP2 の反転端子
(−)側の電位VCP2 - が、図6(a)に一点鎖線で示
すようになる。ここで、〔リレーコイルLyの抵抗値〕
<<〔抵抗R25の抵抗値〕なので、VCP2 - は、グラン
ド電位(零ボルト)に略等しい。図6に実線で示す三角
波はコンパレータCP2 のプラス端子(+)側の電位V
cp2 + である。
【0021】而して、コンパレータCP2 の入力電位
は、図6(a)に示すようにVcp2 +>Vcp2 - となる
ので、コンパレータCP2 の出力電圧Vcp2 out は、図
6(b)に示すような略一定値の直流電圧となり、フォ
トカプラPC3 の発光ダイオードLED3 が消灯してフ
ォトトランジスタPT3 がオフする。その結果、ランプ
Laは消灯(オフ)する(図2(g)参照)ので、すな
わち、ランプLaの点灯が禁止されるので、突入電流防
止用抵抗R1 にランプ電流が流れることはない(この時
の、突入電流防止用抵抗R1 の電圧を図2(h)に示
す)。つまり、図2(g)に示すように、時刻t4 にお
いてランプがオフしてランプ電流が流れなくなるので、
突入電流防止用抵抗R1 が破壊されることはないのであ
る。
【0022】以上説明したように、本点灯装置では、従
来の点灯装置にダイオードD1 を付加するだけでよいの
で、低コストで突入電流防止用抵抗R1 の破壊を防止す
ることができる。 (実施形態2)本実施形態の点灯装置の主回路を図7
(a)に、主回路を制御する点灯制御回路たる制御回路
を図7(b)に示す。本点灯装置の主回路の構成は図1
3(a)で説明した従来例と同じであり、本点灯装置の
特徴とするところは、図13(b)で説明した制御回路
において、点灯禁止手段として突入電流防止回路41
リレーコイルLyと並列に、ツェナダイオードZD6
抵抗R3 、(フォトカプラPC4 の)発光ダイオードL
ED4 の直列回路を接続するとともに、点灯制御回路1
1 のトランジスタQ10の替わりにフォトカプラPC4
フォトトランジスタPT4 を接続し、更に、〔リレーR
1 の感動電圧〕≦〔ツェナダイオードZD 6 のツェナ
電圧〕としたことにある。
【0023】以下、本点灯装置の動作について説明す
る。本点灯装置の基本動作(商用電源ACの電圧が一定
の時の動作)は従来例と略同じなので、特徴となる動作
についてのみ説明する。なお、従来例と同様の構成要素
については同一の符号を付してある。本点灯装置では、
主回路に商用電源ACが印加されたスタンバイ状態にお
いて、図8(b)に示すように時刻t1 で点灯信号(直
流電圧)が点灯信号入力端子T1 に印加されると(点灯
信号がハイレベルHになると)、従来例と同様にランプ
Laが点灯(オン)する。
【0024】本点灯装置では、ランプLaの点灯(オ
ン)中に、例えば図8(a)に示すように商用電源AC
の電圧Vinが緩やかに降下して時刻t3 においてVin
in1に達すると、電圧検知回路5のツェナダイオード
ZD1 に電流が流れなくなり、フォトカプラPC1 の発
光ダイオードLED1 が消灯してフォトトランジスタP
1 がオフし、その結果、トランジスタQ5 のコレクタ
・エミッタ間電圧VCEが上昇し、リレーコイルLyの両
端電圧が降下する。
【0025】ここで、本点灯装置では、〔リレーRY1
の感動電圧〕≦〔ツェナダイオードZD6 のツェナ電
圧〕としてあるから、商用電源ACの電圧VinがVin1
に達すると、フォトカプラPC4 の発光ダイオードLE
4 が消灯してフォトトランジスタPT4 がオフする
(図8(c)参照)ので、トランジスタQ2 ,Q3 がオ
ンし、その結果、ランプLaが消灯(オフ)する(図8
(e)参照)。さらに商用電源ACの電圧Vinが降下し
て時刻t4 においてVin2 に達すると、リレーRY 1
接点S1 がオフする(図8(d)参照)。すなわち、本
点灯装置では、商用電源の電圧が変動した時は、ランプ
Laがオフした後に、つまり、ランプLaの点灯が禁止
された後に、リレーRY1 の接点S1 がオフするので、
突入電流防止用抵抗R1 にランプ電流が流れることはな
く(この時の突入電流防止用抵抗R1の電圧を図8
(f)に示す)、突入電流防止用抵抗R1 が破壊される
のを防止することができるのである。
【0026】なお、商用電源ACの電圧Vinが緩やかに
上昇した場合は、リレーRY1 の接点S1 がオンした
後、フォトカプラPC4 のフォトトランジスタPT4
オンしてランプLaが点灯するので、突入電流防止用抵
抗R1 にランプ電流が流れることはない。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源を整流する
整流回路と、前記整流回路の出力を平滑する平滑コンデ
ンサと、前記平滑コンデンサの出力である直流電圧を電
源としてランプを点灯する点灯回路と、前記点灯回路を
外部信号に基づいてオン、オフする点灯制御回路と、前
記平滑コンデンサ両端の電圧を検知する電圧検知回路
と、前記交流電源と前記平滑コンデンサとの間に接続さ
れ前記平滑コンデンサへの突入電流を防止する突入電流
防止用抵抗と、前記突入電流防止用抵抗に並列に接続さ
れ前記電圧検知回路にて検知された電圧が所定電圧以上
の時にオン状態になるスイッチ要素とを備えた点灯装置
であって、前記スイッチ要素がオフ状態の時にランプの
点灯を禁止する点灯禁止手段を付加したので、交流電源
の電圧が変動して前記スイッチ要素がオフした時にはラ
ンプの点灯が消灯されるから、ランプから前記突入電流
防止用抵抗に電流が流れるのを防ぐことができ、前記突
入電流防止用抵抗が破壊されるのを防ぐことができると
いう効果がある。
【0028】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電圧検知回路で検知された電圧が所定電圧まで下降
してスイッチ要素がオフするのと略同時に点灯禁止手段
が動作するので、交流電源の電圧が変動して電圧検知回
路の電圧が所定電圧まで降下して前記スイッチ要素がオ
フするときは前記スイッチ要素がオフすると略同時にラ
ンプが消灯するから、前記突入電流防止用抵抗に電流が
流れることがなく、前記突入電流防止用抵抗が破壊され
るのを防ぐことができるという効果がある。
【0029】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、点灯禁止手段が動作した後に、スイッチ要素がオフ
するので、交流電源の電圧が変動して前記スイッチ要素
がオフするときにはランプが消灯されているから、前記
突入電流防止用抵抗に電流が流れることがなく、前記突
入電流防止用抵抗が破壊されるのを防ぐことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は主回路の構成図で
あり、(b)は制御回路の構成図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の効果を説明するための動作説明図であ
る。
【図4】同上の要部の動作説明図である。
【図5】同上の効果を説明するための他の動作説明図で
ある。
【図6】同上の要部の動作説明図である。
【図7】実施形態2を示し、(a)は主回路の構成図で
あり、(b)は制御回路の構成図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】従来例を示し、(a)は主回路の構成図であ
り、(b)は制御回路の構成図である。
【図10】同上の要部の動作説明図である。
【図11】同上の他の要部の動作説明図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】他の従来例を示し、(a)は主回路の構成図
であり、(b)は制御回路の構成図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 点灯制御回路 3 点灯回路 41 突入電流防止回路 AC 商用電源 E 直流電源 La ランプ RY1 リレー S1 接点 PC1 〜PC3 フォトカプラ R1 突入電流防止用抵抗 T1 点灯信号入力端子 CP2 コンパレータ Q6 トランジスタ D1 ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流する整流回路と、前記整
    流回路の出力を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コ
    ンデンサの出力である直流電圧を電源としてランプを点
    灯する点灯回路と、前記点灯回路を外部信号に基づいて
    オン、オフする点灯制御回路と、前記平滑コンデンサ両
    端の電圧を検知する電圧検知回路と、前記交流電源と前
    記平滑コンデンサとの間に接続され前記平滑コンデンサ
    への突入電流を防止する突入電流防止用抵抗と、前記突
    入電流防止用抵抗に並列に接続され前記電圧検知回路に
    て検知された電圧が所定電圧以上の時にオン状態になる
    スイッチ要素とを備えた点灯装置であって、前記スイッ
    チ要素がオフ状態の時にランプの点灯を禁止する点灯禁
    止手段を付加したことを特徴とする点灯装置。
  2. 【請求項2】 電圧検知回路で検知された電圧が所定電
    圧まで下降してスイッチ要素がオフするのと略同時に点
    灯禁止手段が動作することを特徴とする請求項1記載の
    点灯装置。
  3. 【請求項3】 点灯禁止手段が動作した後に、スイッチ
    要素がオフすることを特徴とする請求項1記載の点灯装
    置。
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