JPH0244698A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

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JPH0244698A
JPH0244698A JP19252888A JP19252888A JPH0244698A JP H0244698 A JPH0244698 A JP H0244698A JP 19252888 A JP19252888 A JP 19252888A JP 19252888 A JP19252888 A JP 19252888A JP H0244698 A JPH0244698 A JP H0244698A
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和彦 伊藤
Mitsuharu Miyazaki
光治 宮崎
Masakatsu Yoshibayashi
吉林 正勝
Shigeru Horii
滋 堀井
Masataka Ozawa
小沢 正孝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放電ランプを高周波にて始動・点灯する放電
ランプ点灯装置に関する。
従来の技術 従来の放電ランプ点灯装置は、例えば特願昭62−32
8596号のように第4図に示したような回路になって
いた。
すなわち、第4図において、4は商用電源1と整流ブリ
ッジ2と平滑用コンデンサ3とからなる出力電圧の極性
が一定である電源、5はその出力に直列に接続されたコ
ンデンサ、6はコンデンサ5と電源4との間に接続され
た制御端子付スイッチであるトランジスタであり、コン
デンサ5に並列に蛍光ランプ7とインダクタンス8との
直列回路が接続され、蛍光ランプ7の反型源側端に並列
にコンデンサ9とインダクタンス10からなる始動回路
と正特性サーミスタとの直列回路が接続される。正特性
サーミスタ21は反トランジスタ側に接続される。22
は正特性サーミスタ21とコンデンサ9との接続点Aに
一端を接続したツェナーダイオード、23はツェナーダ
イオード22の他端に接続したダイオード21とダイオ
ード21の他端に接続しコレクタをコンデンサ13に接
続したトランジスタである。また、11はコンデンサ5
とトランジスタ6とインダクタンス8とからなる自励式
のスイッチング回路である。12はトランジスタ6のベ
ースに一端を接続した駆動用インダクタンスであり、こ
の他端とエミッタとの間にインダクタンス8の2次巻線
8bと駆動用コンデンサ13の直列回路が接続される。
17は電源回l!84の出力端に接続された分圧抵抗1
4.15とその中点に一端を接続したコンデンサ16と
からなるタイマ回路、18はコンデンサ16の他端をベ
ースに接続しコレクタをインダクタンス12に並列に接
続した制御スイッチであるトランジスタ、19はカソー
ドをトランジスタ6のベースに接続し他端を抵抗20を
介してトランジスタ6のエミッタに接続したダイオード
である。
以上のように構成された従来の回路の動作を説明する。
電源を投入すると、電源回路4に電圧が発生しタイマ回
w!17の抵抗14とコンデンサ16とトランジスタ1
8のベースを介して起動電流が流れてトランジスタ18
が導通し、同時にそのベース電流によってトランジスタ
6が導通する。
当初蛍光ランプ7は点灯しておらず電流は電源回路4か
らインダクタンス8と蛍光ランプ7のフィラメント電極
とコンデンサ9とインダクタンス10を介して、トラン
ジスタ6を通って流れる。このとき、インダクタンス8
の2次巻線8bに正の電圧が発生しコンデンサ13とイ
ンダクタンス12を介してトランジスタ6のベース電流
が供給されて、トランジスタ6のオンを維持する。この
とき、インダクタンス8の1次巻線8aに流れる電流は
コンデンサ9とインダクタンス8の共振電流である。こ
こで、インダクタンス8の2次巻線8bに発生した正の
電圧によって流れる電流はインダクタンス12とコンデ
ンサ13の固有振動周波数での直列共振電流であるが、
実際はトランジスタ18が導通しているのでトランジス
タ18のエミッタからコレクタへ逆方向にもある程度流
れるため、共振状態は弱くインダクタンス12はほとん
ど機能しないため、その振動周期はコンデンサ13の充
放電時間に近くなって短かくなる。そのため、コンデン
サ13が2次巻線8bに発生する電圧付近まで充電され
てトランジスタ6のベース電流が流れなくなりインダク
タンス12の影響で少しトランジスタ6のベース電流が
逆方向に引かれるとトランジスタ6はターンオフしかか
り、そのため、インダクタンス8bに発生する電圧が小
さくなるとコンデンサ13に蓄積された電荷がトランジ
スタ6のベース・エミッタ間に逆方向に印加される帰還
がかかり、トランジスタ6は急速にターンオフする。ト
ランジスタ6がオフするとコンデンサ9とインダクタン
ス8の直列共振回路とインダクタンス10に蓄られたエ
ネルギーがコンデンサ5と蛍光ランプ7とコンデンサ9
とインダクタンス8とインダクタンス10に放出されて
振動し、蛍光ランプ7の予熱電流となる。なお、このと
き、蛍光ランプ7がコンデンサ9に発生する電圧で始動
しないように発振状態を設定しておく。
トランジスタ6のオフ時にインダクタンス8の1次巻)
JI8aを流れる振動電流は、インダクタンス8の2次
巻線8bに負の電圧を発生させる。このとき、トランジ
スタ18は順方向に導通し、インダクタンス12はまっ
たく機能しないため、この電圧により、ダイオード19
と抵抗20を介してトランジスタ6のベース・エミッタ
間に逆電圧を印加しトランジスタ6のオフを維持する。
振動電流が負のピークを過ぎると次第にインダクタンス
8の2次巻線8bに正の電圧が発生し、トランジスタ6
のオフ期間中にコンデンサ13に逆方向に充電された電
圧がトランジスタ6のベースへ順方向に印加されてトラ
ンジスタ6がターンオンする。
このとき、ターンオン直後はインダクタンス8の電流が
まだ逆方向に流れているため、タイオード19と抵抗2
0を介してベースからコレクタへ電流が流れる。インダ
クタンス8の逆方向電流は次第に減少してトランジスタ
6に順方向電流が流れるようになり、以後上記動作を繰
返す。以上の発振動作によって時間の経過とともに蛍光
ランプ7の予熱電極の温度が上昇する。
なお、タイマ回路17は電源投入後から抵抗14を介し
てコンデンサ16に電荷を蓄積しつつトランジスタ18
のベース電流を供給し、所定時間後に抵抗14.15に
よる電圧にまで充電されるとそれ以上充電されないので
このとき以降、電流が遮断されて抵抗14,15t−介
してコンデンサ16の電荷が放出されるまでトランジス
タ18のベースに電流が流れなくなる。そのため、所定
時間後にトランジスタ18がオフすると、トランジスタ
6のオン時にはインダクタンス8の2次巻線8bに正の
電圧が発生しコンデンサ13とインダクタンス12を介
してトランジスタ6にベース電流が供給される。このベ
ース電流はコンデンサ13とインダクタンス12の共振
電流であり、その半周期付近でトランジスタ6のベース
電流が正から負になり、トランジスタ6の蓄積電荷が放
出されるとトランジスタ6がターンオフする。蛍光ラン
プ7の始動前ではインダクタンス8とコンデンサ9とが
直列共振状態にあり、コンデンサ9には点灯時よりも非
常に大きくかつタイマ回路動作前の予熱時よりも大きく
、蛍光ランプ7を始動するのに十分な電圧を発生するよ
うに各インダクタンスとコンデンサを設定される。その
ため、蛍光ランプ7は始動する。始動後、回路の動作は
タイマ回路17の動作後とほぼ同様であるが蛍光ランプ
7のインピーダンスがコンデンサ9とインダクタンス1
0のインピーダンスに並列に接続されるため、コンデン
サ9の電流は減り蛍光ランプ7を電流が流れる。そのた
め、インダクタンス8とコンデンサ9の共振がほとんど
なくなり、インダクタンス8の2次巻、1ji18bに
は電源回路4の出力電圧とランプ電圧の差に応じた正負
の電圧が生じて、インダクタンス8とコンデンサ5と蛍
光ランプ7とインダクタンス12とコンデンサ13によ
る固有振動周波数に応じてトランジスタ6をオン・オフ
制御し蛍光ランプ7を点灯維持する。なお、インダクタ
ンス10は蛍光ランプ7の電流の直流成分除去用である
。また、トランジスタ23はペースに流れ込む電流によ
りスイッチング回路11の駆動回路からトランジスタ6
を駆動する電流を停止するものである。 以上のように
構成された従来の回路において、蛍光ランプ7の電極7
a、bが異常時であるエミッタレスの場合に、電源回路
4から直接ランプを通して流れる電流がほとんどないた
め、電源回路4から直接に正特性サーミスタ21を通し
て流れて、正特性サーミスタの抵抗値を急速に大きくし
てトランジスタ23をオンすることによりスイッチング
回路11の発振動作を停止するとともに、電源回路4か
ら蛍光ランプ7およびコンデンサ9を通して流れる電流
がほとんどなくなるためインダクタンス8によって流れ
るトランジスタ6のベース電流がなくなるために、スイ
ッチング回路11の発振動作は停止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、ランプ電圧が高
くなると正特性サーミスタ21を流れる電流が大きくな
り、正特性サーミスタ21が、温度上昇し正常なランプ
を点灯しているのにもかかわらず、ランプの点灯を維持
することができない場合があるという問題点があった。
また、放電ランプが始動しにくい場合、周囲環境によっ
ては正特性サーミスタ21が誤動作してしまい始動でき
ない場合があるなどの問題があった。また、電源投入時
必ず正特性サーミスタ21に大きな電流が流れるため、
正特性サーミスタ21が幾分温度上昇する。そのため、
電源のオン・オフを繰返すと正特性サーミスタ21の温
度上昇により、ランプを点灯することができなくなる場
合があるという問題点があった。
課題を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、出力電圧の極性が
一定である電源と、前記電源の出力端に接続され少なく
とも1つ以上の制御端子付スイッチとインダクタンスと
コンデンサとを備え前記電源と順方向の電流を前記スイ
ッチによりオン・オフして出力端に接続された放電ラン
プを始動・点灯させるスイッチング回路と、前記スイッ
チに接続された駆動回路と、前記放電ランプまたは回路
の異常を検知して信号を出力する異常検知回路と、前記
異常検知回路の出力信号を入力して前記駆動回路へ信号
を出力して前記スイッチをオフする停止回路と、前記駆
動回路に接続され駆動回路を制御して前記放電ランプを
調光する調光回路と、所定時間の間信号を出力するタイ
マ回路aと、前記タイマ回路aからの信号に応じて前記
調光回路と前記異常検知回路を無効にするリセット回路
aとを備えたものである。
作用 本発明は前記した構成により、放電ランプの調光モード
の始動時、タイマ回路aによりリセット回路aを動作さ
せて異常検知回路を無効にすることにより放電ランプを
始動して全出力点灯し、タイマ回路aによりリセット回
路aの動作を終わらせた所定時間の後、調光回路を動作
させて調光し、かつ、放電ランプの異常時にはタイマ回
路aによりリセット回路aの動作を終わらせたのち異常
検知回路の信号を停止回路へ伝えてTM駆動回路介して
スイッチング回路11の発振動作を停止する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の放電ランプ点灯装置の実施例を示す回
路の動作ブロック図である。第2図は本発明の放電ラン
プ点灯装置の実施例の各ブロックの信号図、第3図は本
発明の放電ランプ点灯装置の実施例の回路図である。第
1図および第3図において電源4、放電ランプである蛍
光ランプ7、コンデンサ9、スイッチング回路11、抵
抗44.45とコンデンサ46とからなるタイマ回路す
であるタイマ回路36およびインダクタンス41とコン
デンサ40とダイオード42と抵抗43と2次巻線8b
とからなる駆動回路30は、その構成および動作は従来
例と同一である。なお、第3図における抵抗44,45
.コンデンサ46゜インダクタンス41.コンデンサ4
0.ダイオード42.抵抗43は第4図における抵抗1
4,15、コンデンサ16.インダクタンス12.コン
デンサ13.ダイオード19.抵抗20と同一である。
従来例と異なるのは、蛍光ランプ7に並列にかつ反トラ
ンジスタ6側に抵抗を接続した抵抗52゜53とインダ
クタンス54と、抵抗52.53の直列回路の両端にカ
ソードを接続したダイオード55.56と、抵抗52.
53の直列回路の中点にエミッタを接続し、ダイオード
55.56のアノードをベースに接続したトランジスタ
57およびトランジスタ57のコレクタに接続した抵抗
58および抵抗58の他端にアノードを接続したダイオ
ード59とからなる異常検知回路34と、ダイオード5
9のカソードと電源4のトランジスタ6側端との間にコ
レクタ・エミッタを接続したトランジスタ50とトラン
ジスタ50のベース・エミッタ間に逆方向に接続したダ
イオード49とトランジスタ50のコレクタにアノード
を接続したダイオード51とからなるリセット回路a3
3と、トランジスタ6のベースとエミッタ間を短絡する
ごとく接続しダイオード51のカソードにゲートを接続
したサイリスタ65からなる停止回路35と、駆動用イ
ンダクタンス12に並列に接続された他の制御端子付ス
イッチであるトランジスタ60とトランジスタ60のベ
ースにアノードを接続した定電圧ダイオード64と定電
圧ダイオード64のカソードに接続した抵抗63と抵抗
63の他端と電源4のトランジスタ6側端との間に接続
したコンデンサ62と抵抗63の他端と交流電源1の一
端との間に接続したスイッチ38とダイオード61との
直列回路とからなる調光回路81と、電源4のランプ側
出力端とトランジスタ50のベースとの間に接続された
抵抗47とコンデンサ48との直列回路からなる所定時
間t3のタイマ回路aであるタイマ回路32と、タイマ
回路32の直列回路の中点にカソードを接続し電源4の
ラン側端にカソードを接続したダイオード66からなる
リセット回路すであるリセット回路37である。
以上のように構成された実施例の回路の動作を第2図を
もとに以下に説明する。なお、スイッチ38は当初オフ
とする。蛍光ランプ7が正常の場合、電源を投入すると
電源回¥84に電圧が発生しタイマ回路36が動作しは
じめ、抵抗44とコンデンサ46を介して、調光回路3
1のトランジスタ60のベースを介して起動電流が流れ
てトランジスタ60とトランジスタ6が導通する。当初
蛍光ランプ7は点灯しておらず電流は従来例と同様に動
作し、トランジスタ6のオンを維持する。
このとき、第2図に示すようにタイマ回路32はタイマ
回路36と同様に動作しはじめ、抵抗47とコンデンサ
48を介して信号電流がリセット回路88のトランジス
タ50のベースへ供給される。そのため、トランジスタ
50がオンしており、リセット回路33はリセット状態
を維持している。
そのため、異常検知回路34を無効にしている。
また、スイッチ38によらず、調光回路31もリセット
回路33により無効にされている。そのため、駆動回路
30の状態は従来例と同様にインダクタンス41に並列
のトランジスタ60だけがオンしているので、以後の発
振動作も同様である。
そのため、蛍光ランプ7は予熱され以上の発振動作によ
って時間の経過とともに蛍光ランプ7の予熱電極の温度
が上昇する。
なお、タイマ回路32は電源投入後から抵抗57を介し
てコンデンサ48に電荷を蓄積しつつトランジスタ50
のベース電流を供給しつづける。
また、タイマ回路36も電源投入後から抵抗44を介し
てコンデンサ46に電荷を蓄積しつつトランジスタ60
のベース電流を供給し、第2図における所定の時間t1
後に抵抗44.45による電圧にまで充電されるとそれ
以上充電されないので、トランジスタ60がオフする。
トランジスタ60がオフすると、従来例と同様に発振動
作を行ない、タイマ回路36の動作停止前の予熱時より
も大きく、蛍光ランプ7を始動するのに十分な電圧が発
生し、蛍光ランプ7は始動する。なお、この始動電圧印
加時には、ランプ電圧が大きいため、トランジスタ6が
オンのとき、電源の正端子から抵抗52.53とインダ
クタンス54からインダクタンス8を通り、トランジス
タ6へ電流が流れる。
このため、抵抗52.53に電圧降下が発生する。
なお、この時発生する電圧降下はインダクタンス54側
が低く、電極7a側が高くなる。この時、抵抗53で発
生する電圧降下によって、ダイオード56とトランジス
タ57がオン状態になり、トランジスタ57のコレクタ
端子から抵抗58を介して出力信号が出力される。しか
し、この時も、リセット回路33が動作しているため、
リセット回路33から停止回路37へは信号は出力され
ない。
始動後、回路の動作はタイマ回路36の動作停止後とほ
ぼ同様であり従来例と同様にトランジスタ6をオン・オ
フ制御し蛍光ランプ7を点灯維持する。なお、インダク
タンス54は蛍光ランプ7の電流の直流成分除去用でも
ある。また、このとき、ランプ電圧は小さくなるので異
常検知回路34のトランジスタ57はオフであり信号は
出力されない。また、タイマ回路32は以上の期間中も
出力をしており、コンデンサ48は充電されている。コ
ンデンサ48が電源4の出力電圧付近まで充電される第
2図の所定時間t3になると、タイマ回路32の出力が
なくなり、リセット回路33のトランジスタ50がオフ
する。
スイッチ38がオフのとき、調光回路31のコンデンサ
62はダイオード61を介して交流電源1から充電され
ず抵抗63.定電圧ダイオード64からトランジスタ6
0へは電流が流れない。そのため、以後、蛍光ランプ7
は全出力点灯を維持する。
次に、スイッチ38がオンのとき、電源投入後、交流電
源1の交流電圧がスイッチ38を介してダイオード61
とコンデンサ62で半波整流され、その整流電圧が抵抗
63と定電圧ダイオード64を介してトランジスタ60
のベースに印加される。
所定時間t3以前では、リセット回路33が動作してい
るため、抵抗63を介して流れる電流はトランジスタ5
0に流れてトランジスタ60には流れない。そのため、
蛍光ランプ7は全出力点灯状態となる。次に、所定時間
t3が経過するとリセット回路33のトランジスタ50
がオフしてコンデンサ62から抵抗63と定電圧ダイオ
ード64を介してトランジスタ60のベースに印加され
る。
そのため、トランジスタ60が導通する。トランジスタ
60が導通すると、駆動回路30のインダクタンス41
に流れる電流が分路され共振状態が減衰する。そのため
、実行的に共振周波数が上昇するとともに、トランジス
タ6のオン時間が短かくなるため蛍光ランプ7のランプ
電流が減少し、蛍光ランプ7が調光される。
次に、蛍光ランプ7が寿命末期などで異常収態である電
極のエミッタレス状態にあるとき、電源4を投入すると
、従来例と同様にスイッチング回路11は発振動作を始
める。しかし、蛍光ランプ7の電極がエミッタレスであ
るため、ランプ電圧が大きくなり、始動電圧印加時と同
じく、トランジスタ6がオンのとき、電源の正端子から
抵抗52.53とインダクタンス54からインダクタン
ス8を通り、トランジスタ6へ電流が流れる。このため
、抵抗52.53に電圧降下が発生する。
なお、この時発生する電圧降下はインダクタンス54側
が低く、電iTa側が高くなる。この時、抵抗53で発
生する電圧降下によって、ダイオード56とトランジス
タ57がオン状態になり、トランジスタ57のコレクタ
端子から抵抗58を介して時刻t1において、出力信号
が出力される。
このとき、リセット回路33がオンしているため、停止
回路37へは信号は出力されない。リセット回路33が
タイマ回路32の所定時間t3の経過した時刻になると
リセット回路33が動作を停止し、そのため、異常検知
回路34から停止回路35のサイリスタ65のゲートに
電流が出力される。
そのため、サイリスタ65はターンオンしてトランジス
タ6のベース・エミッタ間が短絡される。
同時に、異常検知回路34の出力電流がリセット回路3
3を介して定電圧ダイオード64を介して、トランジス
タ60のベースに流れる。そのため、スイッチング回路
11の発振状態は調光したときに近くなり、減衰する。
そのため、トランジスタ6がオフしやすくなり、時刻t
4で確実にオフしてスイッチング回w!11を停止でき
る。
以上の場合において、−旦スイツチング回路11の動作
が停止すると、タイマ回路°36をリセットしない限り
、タイマ回路36から起動電流が流れないため、再始動
しない。
交流電源1がオフしたとき、タイマ回路32のコンデン
サ48はリセット回!!837のダイオード66と49
を介して即座に放電される。同時に、タイマ回路36の
コンデンサ46も抵抗44,45およびトランジスタ6
0を介して即座に放電される。そのため、次に交流電源
1を投入したときには、タイマ回路32.36が動作で
き、コンデンサ46を介して起動電流が流れるときには
かならずリセット回路33を動作させられるので蛍光ラ
ンプ7の始動に失敗するのを防ぐことができ、かつ、蛍
光ランプの寿命を伸ばすことができる。
そのため、交流電源の瞬時停電などにも十分対応できる
以上のような構成により、抵抗52.53の抵抗値を適
当に設定することによって、検知レベルを自由に設定す
ることができるような電子回路の異常検知回路35を用
いて、点灯時のランプ電圧の大きさに関係なく、また、
正特性サーミスタのような温度素子を用いてないので、
周囲温度の影響を受けることがなく、周囲温度の高い所
でも繰返しオン・オフできる。また、正常なランプの場
合、所定時間t3の間リセット回路33を動作させるの
で確実に始動して点灯でき、また、安定に調光に移行し
て維持できる。また、放電ランプ7の異常時には、周囲
の状況によらず繰返し確実に検出できスイッチング回路
11の発振を確実に停止でき信頼性・使いやすさ・安全
性を簡単・安価な構成で実現できる。
また、本実施例においては、調光回路31のトランジス
タ60を駆動回路80のインダクタンス41に並列にか
つ、エミッタをコンデンサ40に接続するようにしてい
る。調光点灯時および予熱時においで、トランジスタ6
のターンオン時にコンデンサ40の電荷がトランジスタ
60を介してインダクタンス41を通らずにトランジス
タ6のベースに流れ込むとトランジスタ6がスイッチン
グ回路゛11のコンデンサ5とインダクタンス8との振
動によるトランジスタ6のコレクタ・エミッタ間電圧が
まだ存在している時刻に強制的にターンオンしてしまう
場合があり、そのため、トランジスタ6のターンオン損
失が上昇する場合がある。
本実施例の構成にすることにより、トランジスタ6のタ
ーンオン時にコンデンサ40の電荷がトランジスタ60
を介してインダクタンス41を通らずにトランジスタ6
のベースに流れ込むのを少なくし、インダクタンス41
を介して流すようにできターンオンのタイミングを遅ら
せてトランジスタ6のコレクタ・エミッタ間電圧が低下
してからターンオンするようにでき、トランジスタ6の
ターンオン損失を大幅に減少できる。
さらに、トランジスタ60のコレクタに直列に順方向に
ダイオードを接続することにより、トランジスタ60の
ベースからコレクタへ順方向に流れる電流を遮断すると
ともにベースからコレクタ流れる電流も遮断でき、より
完全にトランジスタ6のターンオンのタイミングを適切
にでき損失を減少できる。
以上のように、本発明によれば、放電ランプ7の異常時
や寿命末期時などに簡単な構成の異常検知回路34で確
実にスイッチング回路の発振を停止できる。また、繰り
返し再始動もでき、高温環境化でも使用できる。また、
点灯時のランプ電圧によらず、検知レベルを設定できる
ため、あらゆるランプに対して適用できる。また、正常
ランプは確実に始動点灯し、調光も、すみやかに移行で
き、即時再始動や瞬時停電時にも即時始動できる。
また、異常検知回路34の出力電流を調光回路にも入力
することにより、異常時の発振停止をよりすみやかに確
実にできる。
また、調光回路31の入力を電源回路4の出力によらず
交流電源1から直接、半波整流して得るようにしたこと
により、調光レベルを他の回路に対して独立に設定でき
るとともに、調光時の電源電圧変動特性も独立に設定で
きる。すなわち、インダクタンス8の2次巻線電圧は電
源4の出力電圧からランプ電圧を差し引いた値に比例し
、電源電圧と比例関係にあり、この電圧がランプ出力に
比例している。一方、調光入力は交流電源1の電圧に比
例し、そのため、駆動回路の発振状態に対して反比例の
関係にあり、ランプ出力に対して反比例の関係にある。
そのため、調光入力とインダクタンス8の2次巻線電圧
とはランプ出力に対とて反対の関係となり、両者が電源
電圧変動に対して補償しあう。そのため、調光入力電圧
を独立に設定できるようにしたことにより、簡単に電源
電圧変動特性を自由に設定できる。また、交流電源1に
調光・全光スイッチ38を設けることができ、電源スイ
ツチ部で調光の切換が可能になり、操作が簡単にできる
また、本発明の実施例において、インダクタンス41に
並列にトランジスタ60を接続するだけの簡単な構成で
調光を行なうことができる。さらに、調光回路31のト
ランジスタ60を予熱用に用いることができ、構成が簡
単にできる。また、このトランジスタ60の接続をエミ
ッタがコンデンサ40側になるようにすることにより、
トランジスタ6の損失を大幅に減少できる、さらに、ト
ランジスタ60のコレクタに直列にダイオードを接続す
ることにより、さらに損失を低減できる。
なお、本発明の実施例において、放電ランプ7は蛍光ラ
ンプとしたが、高圧放電ランプでもよい。
また、異常検知回路34、タイマ回路32,36、停止
回路35、調光回路31、駆動回路30、スイッチング
回路11、リセット回路33,37、の構成は、各所要
機能さえあれば他でもよい。すなわち、本実施例におい
ては、スイッチング回路11は自励式の一石共振形イン
バータとしたが、他励でもよく、多方のものなど他でも
同様の効果が得られる。また、停止回路37はサイリス
タ63を用いたが、トランジスタ6の発振を停止できれ
ば他でもよい。また、異常検知回路34はランプの異常
でなくても回路の異常を検知するものであっても同様の
効果が得られる。また、トランジスタ6+ 50+ 5
7+ 60はFETなど他のものでもよい。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、放電ランプの異常
時や寿命末期時などに簡単な構成の調光用回路で周囲環
境によらず確実に放電ランプを始動・点灯および調光で
きるとともに、異常時には状態を検知して確実にスイッ
チング回路の発振を停止でき、さらに、繰り返して使用
できる放電ランプ点灯装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路ブロック図、第2図は本
発明の実施例の回路波形図、第3図は本発明の実施例の
回路図、第4図は従来の放電ランプ点灯装置の回路図で
ある。 1・・・商用電源、4・・・電源回路、7・・・蛍光ラ
ンプ、6・・・トランジスタ、30駆動回路、31・・
・調光回路、33・・・リセット回路、34・・・異常
検知回路、35・・・停止回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 ((1) 5E帛ランプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力電圧の極性が一定である電源と、前記電源の
    出力端に接続され少なくとも1つ以上の制御端子付スイ
    ッチとインダクタンスとコンデンサとを備え前記電源と
    順方向の電流を前記スイッチによりオン・オフして出力
    端に接続された放電ランプを始動・点灯させるスイッチ
    ング回路と、前記スイッチに接続された駆動回路と、前
    記放電ランプまたは回路の異常を検知して信号を出力す
    る異常検知回路と、前記異常検知回路の出力信号を入力
    して前記駆動回路へ信号を出力して前記スイッチをオフ
    する停止回路と、前記駆動回路に接続され駆動回路を制
    御して前記放電ランプを調光する調光回路と、所定時間
    の間信号を出力するタイマ回路aと、前記タイマ回路a
    からの信号に応じて前記調光回路と前記異常検知回路を
    無効にするリセット回路aとを備えた放電ランプ点灯装
    置。
  2. (2)電源のオン・オフに応じて前記タイマ回路aをリ
    セットするリセット回路bを備えた特許請求の範囲第1
    項記載の放電ランプ点灯装置。
  3. (3)異常検知回路の出力信号をリセット回路aを介し
    て調光回路に入力する特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の放電ランプ点灯装置。
  4. (4)出力電圧の極性が一定である電源が交流電源を整
    流する電源であり、前記交流電源の一端から整流素子と
    コンデンサの直列回路を制御端子付スイッチの一端に接
    続するとともに、前記コンデンサの電圧を抵抗を介して
    調光回路に接続した特許請求の範囲第1項、第2項また
    は第3項記載の放電ランプ点灯装置。
  5. (5)出力電圧の極性が一定である電源と、前記電源の
    出力端に接続され少なくとも1つ以上の制御端子付スイ
    ッチとインダクタンスとコンデンサとを備え前記電源と
    順方向の電流を前記スイッチによりオン・オフして出力
    端に接続された放電ランプを始動・点灯させるスイッチ
    ング回路と、前記スイッチに接続されるとともに駆動用
    インダクタンスと駆動用コンデンサとを備えて前記駆動
    用コンデンサと駆動用インダクタンスの共振を用いる駆
    動回路と、少なくとも前記駆動用インダクタンスに並列
    に接続した他の制御端子付スイッチを備えて前記駆動回
    路を制御して前記放電ランプを制御する調光回路とから
    なる放電ランプ点灯装置。
  6. (6)制御端子付スイッチに接続されるとともに駆動用
    インダクタンスと駆動用コンデンサとを備えて前記駆動
    用コンデンサと駆動用インダクタンスの共振を用いる駆
    動回路と、少なくとも前記駆動用インダクタンスに並列
    に接続した他の制御端子付スイッチを備えて前記駆動回
    路を制御して前記放電ランプを制御する調光回路とを備
    えた特許請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載
    の放電ランプ点灯装置。
  7. (7)放電ランプが予熱始動型放電ランプであり、タイ
    マ回路aの所定時間よりも短かい所定時間の間調光回路
    に信号を出力するタイマ回路bを備えた特許請求の範囲
    第6項記載の放電ランプ点灯装置。
  8. (8)他の制御端子付スイッチがトランジスタであり、
    駆動用インダクタンスと駆動用コンデンサの中点へ電流
    が流れるごとく接続した特許請求の範囲第1項から第7
    項のいずれかに記載の放電ランプ点灯装置。
  9. (9)制御端子付スイッチと他の制御端子付スイッチと
    の間に駆動用インダクタンスと駆動用コンデンサの中点
    へ電流が流れるごとく接続したダイオードを備えた特許
    請求の範囲第8項記載の放電ランプ点灯装置。
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