JPH1126177A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH1126177A
JPH1126177A JP17262697A JP17262697A JPH1126177A JP H1126177 A JPH1126177 A JP H1126177A JP 17262697 A JP17262697 A JP 17262697A JP 17262697 A JP17262697 A JP 17262697A JP H1126177 A JPH1126177 A JP H1126177A
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浩司 佐伯
Hiroshi Seike
宏 清家
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用素子数が少なく、制御も簡単でありなが
ら、インバータ回路の出力2次電圧を所定電圧以上に上
昇させず、電気的、温度的に回路部品にストレスを与え
ることが無い放電灯点灯装置を提供することにある。 【解決手段】エミレス検出回路8の出力はツェナーダイ
オードZD1 を介してVdc検出回路9の出力側に接続さ
れており、ツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧を
放電灯LAの破壊等による2次電圧異常上昇時のエミレ
ス検出電圧以下及び通常の放電灯のエミレス検出電圧以
上に設定することにより、放電灯LAの破壊等による2
次電圧異常上昇時にはツェナーダイオードZD1 に逆方
向の電流が流れる。制御回路4はこの電流を受けてチョ
ッパ回路3を出力電圧Vdcを低下させるように制御し、
2次電圧の異常上昇を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チョッパ回路の出
力をインバータ回路にて高周波に変換し、放電灯を点灯
制御する放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の放電灯点灯装置の回路構
成を図16に示す。この従来例の放電灯点灯装置は、直
流電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路1の出力
を放電灯LAに印加して、放電灯LAを高周波点灯する
ものである。上記直流電圧は、交流電源ACをダイオー
ドブリッジからなる整流回路2で整流し、この整流出力
を昇圧型のチョッパ回路3で昇圧して得るものである。
チョッパ回路3は、スイッチング素子Q1 、チョークコ
イルL1 、ダイオードD1 、コンデンサC3 及び制御回
路4で構成され、制御回路4によってスイッチング素子
1 を高周波でスイッチングして整流回路2の出力をチ
ョッピングし、スイッチング素子Q1 のオンのときにチ
ョークコイルL1 に蓄積されたエネルギーをスイッチン
グ素子Q1 のオフのときにダイオードD1 を介して放出
すると共に、ダイオードD1 を介して出力されるチョッ
ピング電圧をコンデンサC3 で平滑するものである。な
お、制御回路4には主としてアクティブフィルター制御
用1Cが用いられる。
【0003】この放電灯点灯装置では、インバータ回路
1として他励式のハーフブリッジ構成のものを用い、チ
ョッパ回路3の出力に直列に接続された主スイッチング
素子Q2 、Q3 、これら主スイッチング素子Q2 、Q3
を駆動する為の駆動回路5、主スイッチング素子Q2
3 を交互にオンオフ制御する為の制御回路6で構成し
てある。なお、主スイッチング素子Q2 、Q3 には、主
スイッチング素子Q2、Q3 の夫々両端に還流用のダイ
オードD2 、D3 が逆並列に接続されている。このイン
バータ回路1の出力には、チョークコイルL2 とコンデ
ンサC2 からなる共振回路7が接続してあり、この共振
回路7をインバータ回路1で励振してその電圧で放電灯
LAを始動点灯するようになっている。また、コンデン
サC1 は直流カット用のコンデンサであると共に、主ス
イッチング素子Q2 のオン時に充電された電荷が主スッ
チング素子Q3 のオン時の電源として用いられるもので
ある。制御回路6からはパルス信号からなるインバータ
駆動信号が駆動回路5に与えられ、駆動回路5ではイン
バータ駆動信号信号のオンデューティに対応した駆動信
号を一方の主スイッチング素子に、オフデューティに対
応した駆動信号を他方の主スイッチング素子に与えて交
互にオン、オフさせて、インバータ回路1を発振動作さ
せるようになっており、周波数、或いはデューティ比を
制御することにより共振回路7の出力電圧(以下2次電
圧と称する)を制御するようになっている。
【0004】共振回路7はインバータ回路1が発振する
と発振周波数に共振して放電灯LAの両端に2次電圧を
印加し、放電灯LAを点灯する。以後、制御回路6によ
って主スイッチング素子Q2 、Q3 のオンオフ制御を所
定の周期で行なうことにより放電灯LAの点灯を維持す
る。また放電灯LAが寿命末期状態(以下エミレス状態
と呼ぶ)となり、放電灯LAの両端に過大な2次電圧が
印加され、回路部品に電気的あるいは温度的ストレスが
生じるのを回避するためのエミレス検出回路8を共振回
路7に付加しており、エミレス検出回路8は放電灯LA
に印加される2次電圧を検出することにより放電灯LA
のエミレス状態を検出し、エミレス状態が検出された場
合、制御回路6にて回路部品の電気的或いは温度的スト
レスを低減するように主スイッング素子Q2 ,Q3 のス
イッチングを制御する。
【0005】従来の放電灯点灯装置の放電灯LAの点灯
始動制御を図17及び図18にて説明する。図17は共
振回路7における発振周波数と、放電灯LAに印加され
る2次電圧の関係を示し、図18に共振回路7の等価回
路を示す。放電灯LAが点灯するまでの共振カーブは共
振カーブとなり、放電灯点灯後の共振カーブは共振カ
ーブへ移行する。共振カーブは主にチョークコイル
2 と、コンデンサC 2 により決定される共振周波数f
0 を持ち、共振カーブは主にチョークコイルL2 と、
コンデンサC2 と、放電灯インピーダンスR1 により決
定される共振周波数を持つ。従来の制御回路6による放
電灯LAの点灯制御では、まず初めに発振周波数を共振
周波数より高くなるように設定し、放電灯LAが点灯し
ない程度の2次電圧を印加することにより放電灯LAの
フィラメントに充分な予熱を与え、後に発振周波数を共
振周波数に近付けるように移行し、発振周波数を放電灯
LAを確実に点灯させ、後に希望の放電灯出力が得られ
る発振周波数へと移行させる制御を行っている。以下、
放電灯LAを確実に点灯させるために固定する発振周波
数を始動周波数と称する。尚図18中Raはランプ抵
抗、Rb,Rcはフィラメント抵抗を示す。
【0006】ここで、実際の放電灯LAが装着されてい
る状態での共振カーブは、放電灯LAが点灯状態でない
場合(発振周波数が高いとき)においても、放電灯LA
には若干の放電現象が生じるため、放電灯LAのインピ
ーダンスR1 は無限大なインピーダンスではない。この
ことはエミレス状態における放電灯インピーダンスR 1
にも言えることで、放電灯LAのインピーダンスは無限
大とはならない。つまり、放電灯LAが装着されている
状態での共振カーブは共振周波数f0 ’より低い共振周
波数f0 を持つ共振カーブとなる。この場合、放電灯
LAの始動電圧Vs以上の2次電圧V1 が印加されるに
は始動周波数をf1 としなけれぱならない。つまり、放
電灯LAを確実に点灯始動させるには放電灯LAのイン
ピーダンスR1 を考慮した始動周波数の設定が必要とな
り、始動周波数f1 はf1 ’よりも低く設定する必要が
ある。しかしながら、放電灯LAの破損等の放電経路が
絶たれた状態においては、放電灯インピーダンスR1
完全に無限大となる場合も存在する。この場合共振カー
ブは’となるため、始動周波数f1 における2次電圧
はV1 ’となり、必要以上の過大な電圧が印加されるた
め、回路部品の電気的及び温度的ストレスが増大する。
この2次電圧V1 とV1 ’の差は始動周波数が共振周波
数に近いほど大きくなるため、共振周波数に近い周波数
にて点灯始動を行う構成においては大きな問題となる。
またチョークコイルL2 に流れる電流もそれに伴い増加
するため、チョークコイルL2 の飽和とともに共振カー
ブは”へと移行して行く。そのため、更なる回路部品
の電気的及び温度的ストレスが増大し、更に発振周波数
1 よりも共振周波数f0 ”が高くなり進相領域でのス
イッチング動作による過大なストレスが発生し、スイッ
チング素子の破壊となる恐れがある。これらの問題を回
避するには (1)始動周波数f1 を高めに設定 (2)チョッパ回路3の出力電圧Vdcを上げる。 (3)チョークコイルL2 の大型化 が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の方法においては、放電灯LAの始動に必要な2次電圧
が得られない恐れがある。(2)の方法においては、チ
ョッパ回路3の出力電圧Vdcを上げることにより共振作
用による高電圧生成を補うことができるため、始動周波
数f1 を高く設定することができるが、チョッパ回路3
及びインバータ回路1の部品耐圧を上げねばならずコス
トアッブとなる。
【0008】(3)の方法においては、チョークコイル
2 の飽和を防ぐために形状が大型化してしまい、コス
トアッブ及び実装スベースのアッブとなる。また、図1
9に示すように2次電圧がV3 のように異常上昇した場
合の検出にはエミレス検出回路8を用いているが、誤検
出防止のため、例えば予熱モードM 1 の期間と、予熱か
ら始動へのスイープM2 と、始動モードM3 とを含む一
定期間をエミレス検出禁止期間T1 としているため、上
記のような問題を解決するには別の検出回路及び制御回
路が必要となる。そして2次電圧がV2 のようにしきい
値電圧Va以上であれぱ保護モードM4 ’へ移行して2
次電圧を低減させた保護時出力とし、2次電圧がV1
のようにしきい値電圧Va以下であれば所定の点灯時出
力とする所定の点灯モードM4 へと移行する動作とな
る。
【0009】本発明は上述のような点に鑑みて為された
ものであり、その目的とするところは、使用素子数が少
なく、制御も簡単でありながら、インバータ回路の出力
2次電圧を所定電圧以上に上昇させず、電気的、温度的
に回路部品にストレスを与えることが無い放電灯点灯装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、交流電源に接続される整流回路
の出力電圧をスイッチング素子のオンオフによってチョ
ッピングすると共に、このチョッピング電圧を整流平滑
し所定の直流電圧に変換するチョッパ回路と、該チョッ
パ回路の直流電圧をスイッチング素子のオンオフによっ
て高周波電圧に変換して放電灯に高周波電力を供給する
共振回路を有するインバータ回路と、電源投入から一定
期間経過後にインバータ回路の共振回路の出力電圧が一
定電圧以上になるとインバータ回路の共振回路の出力電
圧を正常点灯時の出力電圧より低い電圧に制御する保護
手段とを備えた放電灯点灯装置において、上記一定期間
内において上記インバータ回路に設けた共振回路の出力
電圧が上昇傾向である場合、上記インバータ回路の共振
回路の出力電圧を所定電圧以上に上昇させない制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記制御手段が上記インバータ回路の共振回路の
出力が上記所定電圧以上にならないように上記チョッパ
回路の出力を制御することを特徴とする。請求項3の発
明では、請求項1の発明において、上記制御手段が上記
インバータ回路の共振回路の出力電圧が所定電圧以上に
ならないように上記インバータ回路の発振周波数を制御
することを特徴とする。
【0012】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記制御手段が上記インバータ回路の共振回路の
出力電圧が所定電圧以上にならないように上記インバー
タ回路のスイッチング素子のスイッチングのデューティ
比を制御することを特徴とする。請求項5の発明では、
請求項請求項2乃至4の発明において、上記チョッパ回
路のスイッチング動作と上記インバータ回路のスイッチ
ング動作を同一周波数にて連動制御することを特徴とす
る。
【0013】請求項6の発明では、請求項1乃至5の発
明において、上記制御手段が、インバータ回路の共振回
路の出力が上昇傾向である場合、上記共振回路の出力電
圧を所定範囲内に保持させ、一定期間以上出力電圧が所
定範囲内であれば、上記インバータ回路の共振回路の出
力電圧を所定電圧以上に上昇させない制御を行うことを
特徴とする。
【0014】請求項7の発明では、請求項1乃至5の発
明において、上記制御手段が、インバータ回路の共振回
路の出力が一定電圧以上であれば、上記インバータ回路
の共振回路の出力電圧を所定電圧以上に上昇させない制
御を即時に行うことを特徴とする。請求項8の発明で
は、請求項6又は7の発明において、上記インバータ回
路が、複数個の放電灯を並列に一括点灯させるものであ
って、上記制御手段によりインバータ回路の共振回路の
出力電圧を所定電圧以上に上昇させない制御が為されて
いるときに放電灯のフィラメントに流れる電流を当該放
電灯の定格電流の1.1倍以下とすることを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態により説
明する。 (実施形態1)図1は本実施形態の回路構成を示してお
り、図示する本実施形態の放電灯点灯装置は、図15に
示す従来例の放電灯点灯装置と基本的には同じ構成とな
っており、エミレス検出回路8から出力される検出信号
が制御回路6と制御回路4に印加される構成となってい
る。また、制御回路4の入力にはチョッパ回路3の出力
をモニターするためのVdc検出回路9が接続され、また
前記検出信号がツェナーダイオードZD1 を介して接続
されている。
【0016】制御回路4はミラー回路10、コンパレー
タCP1 、RS型のフリップフロップFF、ドライバ回
路12等によりPWM制御回路を構成しており、図2に
示すようにチョッパ回路3の出力に抵抗R1 ,R2 を介
して、ミラー回路10のトランジスタQ4 と抵抗R3
の直列回路を接続し、ミラー回路10のトラジンスタQ
5 と抵抗R4 の直列回路に電源Vccに接続された定電
流源11を直列に接続するとともに、コンデンサC5
びトランジスタQ6 を夫々並列接続している。
【0017】コンパレータCP1 はコンデンサC5 の両
端電圧を非反転端子に接続し、コンパレータCP1 の反
転端子に接続した基準電圧Vref1と比較するようになっ
ており、その出力をフリップフロップFFのセット端子
Sに接続するとともに、トランジスタQ6 のベースに接
続している。フリップフロップFF1 のリセット端子R
には発振器(図示せず)から所定幅の所定周波数のパル
ス信号Pが入力され、Q出力によりドライバ回路12を
介してスイッチング素子Q1 へ駆動信号を与えるように
なっている。
【0018】制御回路4は次のように動作する。Vdc
出回路9から得られる電流値が大きくなると、ミラー回
路10によりコンデンサC5 に定電流源11から流れる
充電電流が少なくなり、そのためコンデンサC5 の充電
電圧の上昇が遅くなり、基準電圧Vref1以上となるタイ
ミングが遅れることなる。そしてコンパレータCP1
出力が”H”となると、フリップフロップFF1 をセッ
トするとともにトランジスタQ6 をオンしてコンデンサ
5 の電荷をトランジスタQ6 により放電させる。フッ
プフロップFF1 は上記パルス信号Pでリセットされる
までの期間、Q出力を”H”とする。つまりQ出力の”
H”期間の幅はコンデンサC5 の電圧がコンパレータC
1 の基準電圧Vref1以上となるタイミングにより決定
され、上記のように充電電圧の上昇が遅くなる場合には
幅は狭くなり、結果Q出力がドライバ回路12を通じて
ベースに印加されて駆動されるチョッパ回路3のスイッ
チング素子Q1 のオンデューティの幅が狭くなってチョ
ッパ回路3の出力電圧Vdcは低下することになる。出力
電圧Vdcが低下すると、Vdc検出回路9から得られる電
流値が小さくなる。従ってミラー回路10の働きにより
コンデンサC5 に定電流源11から流れる充電電流が大
きくなる。従ってコンパレータCP1 の出力が”H”と
なってフリップフロップFF1 をセットし、上記パルス
信号でリセットされるまでの期間、つまりQ出力の”
H”となる期間の幅が広くなる。その結果Q出力がドラ
イバ回路12を通じてベースに印加されて駆動されるチ
ョッパ回路3のスイッチング素子Q1 のオンデューティ
は広くなり、チョッパ回路3の出力電圧Vdcが上昇する
ことになる。
【0019】このようにしてチョッパ回路3の出力電圧
dcは一定に制御されることになる。エミレス検出回路
8の出力はツェナーダイオードZD1 を介してVdc検出
回路9の出力側に接続されており、エミレス検出回路8
はエミレスにより放電灯LAに印加される2次電圧が上
昇すると、その2次電圧を抵抗R5 ,R6 で分圧した電
圧で充電される出力側のコンデンサC4 の両端電圧、つ
まり検出信号のレベルも上昇することになり、この検出
信号のレベルがツェナーダイオードZD1 のツェナー電
圧以上となるとツェナーダイオードZD1 に逆方向電流
が流れ、ミラー回路10の働きによりコンデンサC5
充電電流はチョッパ回路3の出力電圧V dcが上昇した場
合と同様に少なくなる。コンデンサC5 の充電電流が少
なくなると、上述の同様にスイッチング素子Q1 のオン
デューティが小さくなり、チョッパ電圧Vdcを低下させ
るという動作となる。ここで、ツェナーダイオードZD
1のツェナー電圧を放電灯LAの破壊等による2次電圧
異常上昇時のエミレス検出電圧以下及び通常の放電灯
(放電灯の破壊等がなく、2次電圧の異常上昇がない状
態)でのエミレス検出電圧以上に設定することにより、
放電灯LAの破壊等による2次電圧異常上昇時にはチョ
ッパ電圧Vdcを低下させ、2次電圧の異常上昇を抑制す
ることができる。
【0020】このエミレス検出回路8の検出信号は制御
回路6にも入力しており、制御回路6は内蔵したコンパ
レータ(図示せず)で検出信号のレベルと所定のしきい
値電圧とを比較し、検出信号のレベルがしきい値電圧V
a以上となったときにコンパレータの出力により制御回
路6内のモード切り換え回路(図示せず)を制御して保
護モードの動作に移行し、例えばインバータ回路1の発
振周波数を高くするように駆動回路5へ出力するインバ
ータ駆動信号の周波数を制御してインバータ回路1の出
力を制限する動作を行う。
【0021】図3にて以上の動作を説明する。図3
(a)には各点灯モードにおける2次電圧の変化を示
し、図3(b)には各点灯モードにおけるチョッパ電圧
dcの変化を示す。まず電源を投入すると、制御回路6
のモード切り換え回路(図示せず)はエミレス検出禁止
期間T1 を設定し、この期間T1 において、通常の放電
灯LAが接続されている状態(放電灯の破壊等がなく、
2次電圧の異常上昇がない状態)では、予熱モード
1 、予熱から始動へのスイーブM2 、始動モード
3 、点灯モードM4 へと動作モードを移行させる。こ
の場合の正常点灯時及びエミレス時の2次電圧の推移は
図3(a)のV1 ,V2 に示すようになり、正常時は所
定の点灯時出力へ移行し、エミレス時は2次電圧がV
2 のようにしきい値電圧Va以上となるため、保護モー
ドM4 ’に動作モードを設定し、保護時出力へと移行
する。このとき、チョッパ回路3の出力電圧Vdcは図3
(b)に示すように略ー定の値を保つ。放電灯LAの破
壊等による2次電圧の異常上昇時には2次電圧は通常の
放電灯の時に比べて高い2次電圧となる。ここで2次電
圧がV3 のようにしきい値電圧Vbを越えたときに、エ
ミレス検出回路8の検出信号がツェナー電圧を越えてツ
ェナーダイオードZD1 に逆方向電流が流れるようにツ
ェナー電圧を設定すれば、2次電圧がしきい値電圧Vb
以上となるとチョッパ回路3の出力電圧VdcはVdc’に
低下し、同時に2次電圧も低下する。2次電圧低下によ
りツェナーダイオードZD1 に逆方向電流が流れなくな
ってチョッパ回路3の出力電圧Vdcは再度上昇するが、
再度2次電圧がV3 のようにしきい値電圧Vb以上とな
ると、またチョッパ回路3の出力Vdcを低下させる。
【0022】以下、この動作を繰り返し、エミレス検出
禁止期間T1 を過ぎると保護モードM4 ’の動作に制御
回路6は移行し、2次電圧をエミレス時と同様に保護時
出力に設定する。尚図3(b)中T2 は負荷異常検出
動作期間を示す。このように本実施形態では、放電灯L
Aの破壊等による2次電圧の異常上昇時にはチョッパ回
路3の出力電圧VdcをVdc’に低減させ、インバータ回
路1の2次電圧が所定値以上にならないように制御する
ことにより、使用素子数が少なく、制御も簡単でありな
がら、2次電圧の異常上昇による回路部品の電気的ある
いは温度的ストレスを低減することができる。
【0023】本実施形態のエミレス検出回路8は電圧検
出を行うものであるが、電流検出を行うもので構成して
も良い。尚電源Vccは整流回路2の出力を平滑して所
定電圧とする等により得る。 (実施形態2)本実施形態は、図4に示すように図15
に示す従来例の放電灯点灯装置の回路と基本的に同様な
構成となっているが制御回路6の構成が図5に示す構成
となっている点で特徴がある。
【0024】つまり本実施形態ではエミレス検出回路8
から出力される検出信号、つまりコンデンサC4 の電圧
が制御回路6に2経路で入力される構成となっており、
一方の経路は実施形態1で説明したようにエミレス時の
保護モード動作の制御に移行するためのコンパレータ
(図示せず)によるしきい値電圧Vaとの比較を行いモ
ード切り換え回路13を制御する保護回路6aに入力す
る経路であり、他方の経路は負荷異常を検出してインバ
ータ回路1へのインバータ駆動信号を制御するための回
路に入力するようになっている。
【0025】尚制御回路4には実施形態1と同様にチョ
ッパ回路3の出力をモニターしてチョッパ回路3の出力
電圧Vdcを制御回路4により一定に制御するためのVdc
検出回路9が接続されている。図5の回路ではエミレス
検出回路8の検出信号はツェナーダイオードZD2 を介
して制御回路6のコンデンサC6 に接続されている。制
御回路6はモード切り換え回路13にて電流源14を制
御することによりコンデンサC6 の充電電流を制御して
該コンデンサC6 の充電電圧の上昇速度を変化させ、変
化によりこのコンデンサC6 を時定数とする発振器15
の発振周波数を制御し、各動作のモード毎にインバー夕
回路1のスイッチング素子Q2 、Q3 の発振周波数を設
定するようになっている。発振器15はコンデンサC6
の電圧上昇が早いと、発振周波数を高く、また電圧上昇
が遅いと発振周波数を低くするように発振動作を行うも
のである。
【0026】そして本実施形態の負荷異常検出のための
回路では、エミレス検出回路8の検出信号のレベルがツ
ェナーダイオードZD2 のツェナー電圧以上となるとツ
ェナーダイオードZD2 に逆方向電流が流れて、コンデ
ンサC6 への充電電流を多くして、発振器15の発振周
波数、つまりインバータ回路1の主スイッチング素子Q
2 、Q3 の発振周波数を高くし、2次電圧を低下させる
ようになっている。
【0027】ここで、ツェナーダイオードZD2 のツェ
ナー電圧を放電灯LAの破壊等による2次電圧の異常上
昇時のエミレス検出電圧以下及び通常の放電灯(放電灯
の破壊等がなく、2次電圧の異常上昇がない状態)での
エミレス検出電圧以上に設定することにより、放電灯L
Aの破壊等による2次電圧異常上昇時にインバータ回路
1の主スイッチング素子Q2 、Q3 の発振周波数を高く
し、2次電圧の異常上昇を抑制することができる。
【0028】図6にて以上の動作を説明する。図6
(a)には各点灯モードにおける2次電圧の変化を示
し、図6(b)には各点灯モードにおけるインバータ回
路1の主スイッチング素子Q2 、Q3 の発振周波数の変
化を示す。まず電源を投入すると、制御回路6のモード
切り換え回路13はエミレス検出禁止期間T1 を設定
し、この期間T1 において、通常の放電灯LAが接続さ
れている状態(放電灯の破壊等がなく、2次電圧の異常
上昇がない状態)では、予熱モードM1 、予熱から始動
へのスイーブM2 、始動モードM3 、点灯モードM4
と動作モードを移行させる。この場合、正常点灯時及び
エミレス時の2次電圧の推移は図6(a)のV1,V2
に示すようになり、正常時は所定の点灯時出力へ移行
し、エミレス時は2次電圧がV2 のようにしきい値電圧
Va以上となるため、保護モードM4 ’の動作となり保
護時出力へと移行する。このとき、インバータ回路1
の主スイッチング素子Q2 、Q3 の発振周波数、つまり
発振器15の発振周波数は図6(b)に示すように点灯
時にはfaとなり、保護時には2次電圧を低減させるよ
うに点灯時よりも高いfbとなる。ここで放電灯LAの
破壊等による異常負荷状態にて2次電圧がV3 のように
しきい値電圧Vb以上となったときに、ツェナーダイオ
ードZD2 に逆方向電流が流れるようにツェナー電圧を
設定すれば、2次電圧がしきい値電圧Vb以上となると
発振器15の発振周波数、つまりインバータ回路1の発
振周波数は高くなり、同時に2次電圧も保護時出力と
同様に低下する。2次電圧がしきい値電圧Vbより低く
なってエミレス検出回路8の検出信号のレベルがツェナ
ー電圧以下になり、ツェナーダイオードZD2 の逆方向
電流が流れなくなると、発振周波数はまた低くなるが、
再度2次電圧がしきい値電圧Vb以上となると、また発
振周波数は高くなる。以下、この動作を繰返し、エミレ
ス検出禁止期間T2 を過ぎると保護モードM4 ’へと移
行することになる。尚図6(b)中T2 は負荷異常検出
動作期間を示す。
【0029】このように本実施形態では、放電灯LAの
破壊等による2次電圧異常上昇時にはインバータ回路1
の発振周波数を高くし、2次電圧を所定値以上にならな
いように制御することにより、使用素子数が少なく、制
御も簡単でありながら、2次電圧の異常上昇による回路
部品の電気的あるいは温度的ストレスを低減することが
できる。
【0030】(実施形態3)本実施形態は図7に示すよ
うに基本的な構成は、図15に示す従来例の放電灯点灯
装置と同じ構成で、実施形態2と同様にエミレス検出回
路8から出力される検出信号が制御回路6に2経路で印
加される構成となっているが、実施形態2ではインバー
タ回路1の発振周波数を制御するのに対して、本実施形
態ではインバータ回路1の主スイッチング素子Q2 ,Q
3 のスイッチングのデューティ比を制御するようになっ
ている。
【0031】つまり本実施形態の制御回路6は図8に示
すようにモード切り換え回路16により制御される電流
源18からの電流により充電されるコンデンサC7 と、
このコンデンサC7 の両端電圧と基準電圧Vref2とを比
較するコンパレータCP2 と、このコンパレータCP2
の出力をセット端子Sに入力するとともに、発振器(図
示せず)から出力される所定幅で所定周波数のパルス信
号Pをリセット端子Sに入力するRS型のフリップフロ
ップFF2 と、このフリップフロップFF2 のQ出力を
入力して駆動回路5に対してインバータ駆動信号を出力
するドライバ回路17等で構成され、エミレス検出回路
8の検出信号をツェナーダイオードZD 2 を介してコン
デンサC7 に接続してある。
【0032】通常のこの回路構成においては、モード切
り換え回路16にてコンデンサC7の充電電流を各モー
ドに応じて変化させ、発振周波数が高いときは充電電流
を多くし、発振周波数が低いときは充電電流を少なくす
ることにより各モードのデューティ比を略50%にして
いる。またエミレス検出回路8の検出信号を保護回路6
aに入力してコンパレータ(図示せず)でしきい値電圧
Vaと比較し、その比較出力によりモード切り換え回路
16を制御し、動作モードを保護モードへ移行させるよ
うになっている。
【0033】そして上記の実施形態2と同様に異常負荷
時において、エミレス検出回路8からの検出信号、つま
りコンデンサC4 の電圧がツェナーダイオードZD2
ツェナー電圧以上となると、ツェナーダイオードZD2
に逆方向電流が流れ、この電流が定電流源18からの電
流に加わることになってコンデンサC7 への充電電流が
多くなり、その結果コンデンサC7 の電圧上昇が早くな
って、基準電圧Vref2以上となるタイミングが早くな
る。従ってコンパレータCP2 の出力が”H”になるタ
イミングが早まり、フリップフロップFF2 をセットす
るタイミングが早くなる。つまりフリップフロップFF
2 がセットされてからパルス信号Pによりリセットされ
るまでの期間が長くなり、従ってQ出力の”H”期間の
幅が”L”期間の幅より大きくなる。このためドライバ
回路17を通じて駆動回路5へ出力されるインバータ駆
動信号のデューティ比がアンバランスとなり、その結果
インバータ回路1の主スイッチング素子Q2 、Q3 のデ
ューティ比がアンバランスとなって2次電圧を低下させ
るという動作となる(所定の周波数においてデューティ
比50%のときがインバータ回路1の出力が実効値的に
最も高くなるため)。ここで、ツェナーダイオードZD
2 のツェナー電圧を放電灯LAの破壊等による2次電圧
異常上昇時のエミレス検出電圧以下及び通常の放電灯
(放電灯の破壊等がなく、2次電圧の異常上昇がない状
態)でのエミレス検出電圧以上に設定することにより、
放電灯LAの破壊等による2次電圧異常上昇時にはイン
バータ回路1の主スイッチング素子Q2 、Q3 のデュー
ティ比をアンバランスにし、2次電圧の異常上昇を抑制
することができる。
【0034】図9にて以上の動作を説明する。図9
(a)には各点灯モードにおける2次電圧の変化を示
し、図9(b)には各点灯モードにおけるインバータ回
路1の主スイッチング素子Q2 、Q3 のデューティ比の
変化を示す。まず電源を投入すると、制御回路6のモー
ド切り換え回路13はエミレス検出禁止期間T1 を設定
し、この期間T1 において、通常の放電灯LAが接続さ
れている状態(放電灯の破壊等がなく、2次電圧の異常
上昇がない状態)では、予熱モードM1 、予熱から始動
へのスイーブM2 、始動モードM3 、点灯モードM4
と動作モードを移行させる。この場合、正常点灯時及び
エミレス時の2次電圧の推移は図9(a)のV 1 ,V2
に示すようになり、正常時は所定の点灯時出力へ移行
し、エミレス時は2次電圧がV2 のようにしきい値電圧
Va以上となるため、保護モードM4 ’の動作となり保
護時出力へと移行する。このとき、インバータ回路1
の主スイッチング素子Q2 、Q3 のデューティ比は図9
(b)に示すように一定となる。つまり正常時及びエミ
レス時のデューティ比は略50%で一定である。ここで
放電灯LAの破壊等による異常負荷状態にて2次電圧が
3 のようにしきい値電圧Vb以上になったときに、ツ
ェナーダイオードZD2 に逆方向電流が流れるようにツ
ェナー電圧を設定すれば、2次電圧がしきい値電圧Vb
を超えると、上述のようにフリップフロップFF2 のQ
出力の”H”期間が”L”期間の幅より大きくなる。従
ってドライバ回路17を通じてインバータ回路1の駆動
回路5へ出力されるインバータ駆動信号のデューティが
アンバラスとなり、デューティ比が図9(b)に示すよ
うに小さくなる。従ってインバータ回路1の主スイッチ
ング素子Q2 ,Q3 のスイッチングのデューティ比がア
ンバランスとなり、2次電圧が低下する。この低下によ
りエミレス検出回路8の検出信号のレベルがツェナー電
圧よりも低くなり、ツェナーダイオードZD2 に逆方向
の電流が流れなくなって、再びデューティ比はまた50
%へ近づき、2次電圧が上昇する。そして2次電圧がし
きい値電圧Vb以上となるとまたデューティ比はアンバ
ランスとなる。以下、この動作を繰り返しエミレス検出
禁止期間T1 を過ぎると保護モードM4 ’へと移行させ
る。
【0035】このように本実施形態では、放電灯LAの
破壊等による2次電圧の異常上昇時にはインバータ回路
1のスイッチング素子Q2 、Q3 のデューティ比をアン
バランスにし、2次電圧を所定値以上にならないように
制御することにより、使用素子数が少なく、制御も簡単
でありながら、2次電圧の異常上昇による回路部品の電
気的あるいは温度的ストレスを低滅することができる。
【0036】(実施形態4)図10及び図11に本実施
形態の回路構成を示す。本実施形態の放電灯点灯装置
は、チョッパ回路3の制御回路4とインバータ回路1の
制御回路6とを一つの制御部19として備えたもので、
制御部19の構成は図11に示すように、実施形態1の
制御回路4と略同じ構成の制御回路4’と、インバータ
回路1の制御回路6’とを備えたものである。
【0037】制御回路6’はモード切り換え回路16に
より制御される電流源18により充電されるコンデンサ
7 の電圧と、基準電圧Vref2とを比較してコンデンサ
7の電圧が基準電圧Vref2を越えたときにフリップフ
ロップFF2 をセットするようになっているもので、フ
リップフロップFF2 のリセット端子Rにはモード切り
換え回路16’により制御される電流源20により充電
されるコンデンサC8の電圧上昇に応じて発振周波数を
変化させる発振器21の出力パルス信号Pが接続されて
いる。
【0038】つまり図12(a)に示すようにコンデン
サC8 の電圧が所定レベルに達するたびに図12(b)
に示すようにパルス信号Pが出力されてフリップフロッ
プFF2 をリセットする。一方コンデンサC7 の電圧が
図12(c)に示すように基準電圧Vref2以上となる
と、コンパレータCP2 から”H”の出力が出てコンデ
ンサC7 の電荷を放出させるとともにフリップフロップ
FF2 をセットし、Q出力を図12(d)に示すよう
に”H”とする。従ってこの”H”期間はパルス信号P
でリセットされまで継続することになる。そしてドライ
バ回路17を通じてインバータ回路1の駆動回路5へ出
力されるインバータ駆動信号の周波数はパルス信号Pの
発振周波数と同じ周波数となる。制御回路4’のフリッ
プフロップFF1 は上記コンパレータCP2 の出力をリ
セット端子Rに入力しており、図12(e)に示すよう
にコンデンサC5 の電圧が基準電圧Vref1を越えてセッ
トされ、フリップフロップFF2 がセットされるのに同
期してリセットされるようになっている。図12(f)
はフリップフロップFF1 のQ出力を示しており、この
Q出力はフリップフロップFF2 がセットされるのに同
期しているため、そのドライバ回路12を通じてチョッ
パ回路3のスイッチング素子Q1 を駆動する駆動信号の
周波数はインバータ回路1の主スイッチング素子Q3
4 を駆動する駆動信号の周波数と同じとなる。
【0039】制御回路4’は実施形態1の制御回路4と
基本的には全く同じ構成であるので、その動作について
はここでは説明は省略する。またエミレス検出時の保護
モードの動作及びその他の動作モードについても上記実
施形態1、2を参照し、ここでは説明は省略する。而し
て本実施形態は、チョッパ回路3のスイッチング素子Q
1 と、インバータ回路1の主スイッチング素子Q2 、Q
3 を共通の発振器21を用いて同一周波数にて連動制御
することができるもので、各スイッチング素子Q1 〜Q
3 を同一の周波数にて駆動させているため、回路構成を
簡略化でき、使用素子数も少ないのでコストの削減が可
能となる。なお、本実施形態では実施形態1と同様に、
放電灯LAの破壊等による2次電圧異常上昇時にはチョ
ッパ回路3の出力電圧Vdcを低減させ2次電圧を所定値
以上にならないように制御する構成となっているが、実
施形態2又は実施形態3の構成を用いて2次電圧を所定
値以上にならないように制御してもよい。また、実施形
態1〜3の2次電圧を所定値以上にならないようにする
制御を組み合わせて用いてもよい。例えぱ、実施形態1
と実施形態2の制御回路4、6を組み合わせることによ
り、チョッパ電圧Vdcを低減するとともに発振周波数を
高くするため、2次電圧異常上昇時の保護性がさらに向
上する。
【0040】このように本実施形態では、放電灯LAの
破壊等による2次電圧を所定値以上にならないように制
御し、かつ、チョッパ回路3とインバータ回路1の各ス
イッチング素子Q1 〜Q3 を同一周波数にて連動制御す
る構成なので、使用素子数が少なく、制御も簡単であり
ながら、2次電圧の異常上昇による回路部品の電気的あ
るいは温度的ストレスを低減することができる。
【0041】(実施形態5)図13は本実施形態の動作
モードを示す。本実施形態においては放電灯LAの破壊
等による2次電圧の異常上昇時には2次電圧を所定範囲
内にて保持させ、一定期間以上その所定範囲内に2次電
圧があれば、保護モードへと移行するようにしたもので
ある。
【0042】この図13に基づいて本実施形態の動作を
説明する。放電灯LAの破壊等によよる2次電圧が異常
上昇時に、その2次電圧が異常上昇を検出するために設
定したしきい値電圧Vb以上になると実施形態1〜3の
制御回路4又は6にて2次電圧を低減させるが、本実施
形態では2次電圧低減時のしきい値電圧Vcを設け、2
次電圧がしきい値電圧Vc以下となると2次電圧を低減
させる制御回路4又は6の動作を解除するようにする。
【0043】またしきい値電圧Vcはエミレスを検出す
るためのしきい値電圧Vaよりも高く設定してある。こ
うすることにより、異常上昇時の2次電圧はしきい値電
圧Vbからしきい値電圧Vcの間にて保持される。本実
施形態の検出構成においては、保護モードM4 ’への移
行制御を別構成のモード切り換え回路(図示せず)にて
行い、エミレス検出回路(図示せず)からの検出信号に
よって2次電圧がしきい値電圧Va以上となった場合に
保護モードM4 ’へと移行して保護時出力とする制御
手段(図示せず)を用いている。
【0044】しかしながら、放電灯LAの破壊等による
2次電圧異常上昇時に2次電圧を低減させる場合、しき
い値電圧Vaを下回ると保護モードM4 ’へ移行する制
御が動作せず、点灯時出力とする点灯モードM4 の発
振周波数に移行してしまう恐れがある。このとき発振周
波数が共振周波数よりも低くなる制御が行われるとイン
バータ回路1の主スイッチン素子Q2 ,Q3 に過大なス
トレスがかかり、スイッチング素子Q2 ,Q3 の破壊等
の問題がある。そこで、本実施形態のようにあ異常上昇
時の2次電圧を上述のようにしきい値電圧Vbからしき
い値電圧Vcの間にて保持することにより保護モードM
4 ’への切り換えを確実に行うことができる。
【0045】尚図13中M1 は予熱モード、M2 は予熱
から始動へのスイープ、M3 は始動モードを夫々示し、
1 は正常時の2次電圧を、V2 はエミレス時の2次電
圧を夫々示す。またT1 はエミレス検出検出期間を示
す。本実施形態を実現するための回路としては、実施形
態1乃至4の制御回路4,6或いは制御部19を用いて
上述の条件で動作するように回路を設定して実現する。
【0046】(実施形態6)図14は本実施形態の動作
モードを示す。本実施形態においては放電灯LAの破壊
等による2次電圧が異常上昇して所定の2次電圧以上と
なった時にエミレス検出禁止期間T1 を解除し、即座に
保護モードへと移行させるようにしたものである。
【0047】以下本実施形態の動作を図14に基づいて
説明する。本来のエミレス検出動作においては、誤検出
を防止するため一定期間検出動作を禁止するエミレス検
出期間T1 が設けられているが、放電灯LAの破壊等に
よる2次電圧の異常上昇時に2次電圧がV3 のようにし
きい値電圧Vb以上となると、エミレス検出禁止期間T
1 の設定を解除し、即座に保護モードM4 へと移行させ
る。こうすることにより、放電灯LAの破壊等による2
次電圧異常上昇時の回路部品の電気的あるいは温度的ス
トレスを低減することができる。
【0048】尚図14中M1 は予熱モード、M2 は予熱
から始動へのスイープ、M3 は始動モード、M4 は点灯
モードを夫々示し、V1 は正常時の2次電圧を、V2
エミレス時の2次電圧を夫々示す。または点灯時出力
を、は保護時出力を示す。更にVaはエミレス時の2
次電圧の検出のためのしきい値電圧Vaを示す。T1
はエミレス検出禁止解除されるまでのエミレス検出期間
を示す。
【0049】本実施形態を実現するための回路として
は、実施形態1乃至4の制御回路4,6或いは制御部1
9を用いて上述の条件で動作するように回路を設定して
実現する。 (実施形態7)本実施形態は図15に示すように、複数
個の放電灯LA1 ,LA2 を並列に一括点灯制御する場
合において、エミレス検出時の保護モード動作時に放電
灯LA 1 ,LA2 のフィラメント部に流れる電流を当該
放電灯の定格電流の1.1倍以下とするものである。
【0050】そして図15に示すようにインバータ回路
1の出力にチョークコイルL21とコンデンサC21からな
る共振回路71 と、チョークコイルL22とコンデンサC
22からなる共振回路72 とを並列に接続され、各共振回
路71 ,72 を各々に放電灯LA1 ,LA2 が装着さ
れ、エミレス検出回路8も各共振回路71 ,72 に配置
される構成となっている。本構成において、放電灯LA
1 …が一つでもエミレス状態となれば、制御部19は保
護モードの制御を行う。この保護モードとしてはインバ
ータ回路1の発振周波数を高くし、回路部品にかかる電
気的あるいは温度的ストレスを低減し、且つ放電灯
1 、A2 のフィラメント部の発熱を低減する制御を行
う。このとき、エミレス状態ではない一方の放電灯のフ
ィラメント部に流れる電流は放電灯の定格電流の1.1
倍以下となる発振周波数にてエミレス時の保護動作制御
を行うことにより、エミレス状態でない一方の放電灯の
短寿命化を防止することができる。
【0051】尚チョッパ回路3、インバータ回路1、制
御部19の構成は実施形態4と同じものを使用する。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源に接続され
る整流回路の出力電圧をスイッチング素子のオンオフに
よってチョッピングすると共に、このチョッピング電圧
を整流平滑し所定の直流電圧に変換するチョッパ回路
と、該チョッパ回路の直流電圧をスイッチング素子のオ
ンオフによって高周波電圧に変換して放電灯に高周波電
力を供給する共振回路を有するインバータ回路と、電源
投入から一定期間経過後にインバータ回路の共振回路の
出力電圧が一定電圧以上になるとインバータ回路の共振
回路の出力電圧を正常点灯時の出力電圧より低い電圧に
制御する保護手段とを備えた放電灯点灯装置において、
上記一定期間内において上記インバータ回路に設けた共
振回路の出力電圧が上昇傾向である場合、上記インバー
タ回路の共振回路の出力電圧を所定電圧以上に上昇させ
ない制御手段を備えたので、2次電圧の異常上昇による
回路部品の電気的或いは温度的なストレスを低減するこ
とができるという効果がある。
【0053】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記制御手段が上記インバータ回路の共振回路の出
力が上記所定電圧以上にならないように上記チョッパ回
路の出力を制御するので、2次電圧の異常上昇による回
路部品の電気的或いは温度的なストレスを低減すること
ができるという効果がある。請求項3の発明は、請求項
1の発明において、上記制御手段が上記インバータ回路
の共振回路の出力電圧が所定電圧以上にならないように
上記インバータ回路の発振周波数を制御するので、2次
電圧の異常上昇による回路部品の電気的或いは温度的な
ストレスを低減することができるという効果がある。
【0054】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記制御手段が上記インバータ回路の共振回路の出
力電圧が所定電圧以上にならないように上記インバータ
回路のスイッチング素子のスイッチングのデューティ比
を制御するので、2次電圧の異常上昇による回路部品の
電気的或いは温度的なストレスを低減することができる
という効果がある。
【0055】請求項5の発明は、請求項請求項2乃至4
の発明において、上記チョッパ回路のスイッチング動作
と上記インバータ回路のスイッチング動作を同一周波数
にて連動制御するので、使用素子数が少なく、制御も簡
単でありながら、2次電圧の異常上昇による回路部品の
電気的或いは温度的なストレスを低減することができる
という効果がある。
【0056】請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明
において、上記制御手段が、インバータ回路の共振回路
の出力が上昇傾向である場合、上記共振回路の出力電圧
を所定範囲内に保持させ、一定期間以上出力電圧が所定
範囲内であれば、上記インバータ回路の共振回路の出力
電圧を所定電圧以上に上昇させない制御を行うので、使
用素子数が少なく、制御も簡単でありながら、2次電圧
の異常上昇による回路部品の電気的或いは温度的なスト
レスを低減することができるという効果がある。
【0057】請求項7の発明は、請求項1乃至5の発明
において、上記制御手段が、インバータ回路の共振回路
の出力が一定電圧以上であれば、上記インバータ回路の
共振回路の出力電圧を所定電圧以上に上昇させない制御
を即時に行うので、使用素子数が少なく、制御も簡単で
ありながら、2次電圧の異常上昇による回路部品の電気
的或いは温度的なストレスを低減することができるとい
う効果がある。
【0058】請求項8の発明は、請求項6又は7の発明
において、上記インバータ回路が、複数個の放電灯を並
列に一括点灯させるものであって、上記制御手段により
インバータ回路の共振回路の出力電圧を所定電圧以上に
上昇させない制御が為されているときに放電灯のフィラ
メントに流れる電流を当該放電灯の定格電流の1.1倍
以下であるので、エミレス状態ではない一方の放電灯の
短期寿命化を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の回路構成図である。
【図2】同上の制御回路4の具体回路図である。
【図3】同上の動作説明用タイミングチャート図であ
る。
【図4】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図5】同上の制御回路6の具体回路図である。
【図6】同上の動作説明用タイミングチャート図であ
る。
【図7】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図8】同上の制御回路6の具体回路図である。
【図9】同上の動作説明用タイミングチャート図であ
る。
【図10】本発明の実施形態4の回路構成図である。
【図11】同上の制御部19の具体回路図である。
【図12】同上の制御部19の動作説明用タイミングチ
ャートである。
【図13】本発明の実施形態4の動作説明用タイミング
チャートである。
【図14】本発明の実施形態5の動作説明用タイミング
チャートである。
【図15】本発明の実施形態6の回路構成図である。
【図16】従来例の回路構成図である。
【図17】同上のインバータ回路の発振周波数と2次電
圧の関係説明図である。
【図18】放電灯の等価回路図である。
【図19】従来例の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 インバータ回路 2 整流回路 3 チョッパ回路 4 制御回路 5 駆動回路 6 制御回路 7 共振回路 8 エミレス検出回路 9 Vdc検出回路 ZD1 ツェナーダイオード LA 放電灯 C1 ,C2 コンデンサ L1 ,L2 チョークコイル Q1 スイッチング素子 Q2 ,Q3 主スイッチング素子 AC 交流電源 D1 〜D3 ダイオード
フロントページの続き (72)発明者 藤本 幸司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源に接続される整流回路の出力電圧
    をスイッチング素子のオンオフによってチョッピングす
    ると共に、このチョッピング電圧を整流平滑し所定の直
    流電圧に変換するチョッパ回路と、該チョッパ回路の直
    流電圧をスイッチング素子のオンオフによって高周波電
    圧に変換して放電灯に高周波電力を供給する共振回路を
    有するインバータ回路と、電源投入から一定期間経過後
    にインバータ回路の共振回路の出力電圧が一定電圧以上
    になるとインバータ回路の共振回路の出力電圧を正常点
    灯時の出力電圧より低い電圧に制御する保護手段とを備
    えた放電灯点灯装置において、上記一定期間内において
    上記インバータ回路に設けた共振回路の出力電圧が上昇
    傾向である場合、上記インバータ回路の共振回路の出力
    電圧を所定電圧以上に上昇させない制御手段を備えたこ
    とを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は上記インバータ回路の共振
    回路の出力が上記所定電圧以上にならないように上記チ
    ョッパ回路の出力を制御することを特徴とする請求項1
    記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は上記インバータ回路の共振
    回路の出力電圧が所定電圧以上にならないように上記イ
    ンバータ回路の発振周波数を制御することを特徴とする
    請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段は上記インバータ回路の共振
    回路の出力電圧が所定電圧以上にならないように上記イ
    ンバータ回路のスイッチング素子のスイッチングのデュ
    ーティ比を制御することを特徴とする請求項1記載の放
    電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】上記チョッパ回路のスイッチング動作と上
    記インバータ回路のスイッチング動作を同一周波数にて
    連動制御することを特徴とする請求項2乃至4記載の放
    電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、インバータ回路の共振回
    路の出力が上昇傾向である場合、上記共振回路の出力電
    圧を所定範囲内に保持させ、一定期間以上出力電圧が所
    定範囲内であれば、上記インバータ回路の共振回路の出
    力電圧を所定電圧以上に上昇させない制御を行うことを
    特徴とする請求項1乃至5記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】上記制御手段は、インバータ回路の共振回
    路の出力が一定電圧以上であれば、上記インバータ回路
    の共振回路の出力電圧を所定電圧以上に上昇させない制
    御を即時に行うことを特徴とする請求項1乃至5記載の
    放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】上記インバータ回路は、複数個の放電灯を
    並列に一括点灯させるものであって、上記制御手段によ
    りインバータ回路の共振回路の出力電圧を所定電圧以上
    に上昇させない制御が為されているときに放電灯のフィ
    ラメントに流れる電流を当該放電灯の定格電流の1.1
    倍以下とすることを特徴とする請求項6又は7記載の放
    電灯点灯装置。
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JP2008053131A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明器具
JP2011028919A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電ランプ点灯装置
JP5019694B2 (ja) * 2001-07-27 2012-09-05 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置
CN108832601A (zh) * 2018-09-03 2018-11-16 北京有感科技有限责任公司 一种过压保护电路及其应用

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