JPS6139954Y2 - - Google Patents

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JPS6139954Y2
JPS6139954Y2 JP9952581U JP9952581U JPS6139954Y2 JP S6139954 Y2 JPS6139954 Y2 JP S6139954Y2 JP 9952581 U JP9952581 U JP 9952581U JP 9952581 U JP9952581 U JP 9952581U JP S6139954 Y2 JPS6139954 Y2 JP S6139954Y2
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JP
Japan
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filament
voltage
switch
circuit
constant voltage
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JP9952581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱陰極放電管の点灯回路に係り、特に
光度計の光源等に使用するに好適な熱陰極放電管
の点灯回路に関する。
従来の熱陰極放電管の点灯方法は、最初にフイ
ラメントのみを高い電圧で予備加熱する第1の状
態と次に放電電流を流すと同時に今度はフイラメ
ントを低い定電圧で加熱する第2の状態とを有す
る点灯方式が行われていたが、放電電流が流れて
いる第2の状態のときはフイラメントの電圧は輝
度を一定に保つ目的から定電圧を印加していた
が、最初のフイラメントのみを予備加熱する第1
の状態のときの電圧は高い電圧ではあつたが定電
圧にはなつていなかつた。
これはフイラメントをただ単に予備加熱すると
いう目的からは定電圧の必要はなかつたが、フイ
ラメントを加熱し過ぎてフイラメントの寿命を短
くし、かつ輝度が不安定になる欠点をもつてい
た。
これは次の理由によるものである。
フイラメントは一般にタングステン線をらせん
状に巻き、その表面およびらせん状の内部にオキ
サイドを充填塗布し電子を出し易くしているが、
予備加熱時の電圧が高すぎるとオキサイドが急に
加熱されるため、熱膨張の不均一からオキサイド
の膜にひびが入り、これを何度もくり返すとタン
グステン線の表面からはく離し、正常な放電を維
持できなくなるという欠点があつた。
第1図は従来の熱陰極放電管の点灯回路図であ
る。
トランスTの2次巻線N1の電圧e1は放電電流用
の電源であり、巻線N2の電圧e2はフイラメントF
加熱用の電源である。
スイツチSが常時閉接点(以下NC接点とい
う)側のときは放電管1のフイラメント電圧はト
ランジスタQ1に抵抗Rを介してベース電流が流
れ、トランジスタQ1がONとなつているからコン
デンサC2の電圧がそのままフイラメントに印加
される。一方、電圧e1は整流器D1により整流され
コンデンサC1に充電する。このときは放電電流
は流れていないからコンデンサC1には交流電圧e1
の波高値を充電している。
次にスイツチSを常時開接点(以下NO接点と
いう)側に切換ると放電電流はスイツチSのNO
接点を通り定電圧回路2へ流れる。
スイツチSは放電開始制御の切換と同時にフイ
ラメント電圧を変えるスイツチにもなつている。
スイツチSがNO接点側に切換えるとトランジス
タQ1はOFFとなり定電圧制御回路3の定電圧の
出力電圧がフイラメントに印加され輝度の安定を
保つていた。
今ここで問題とするのは予備加熱時のフイラメ
ントの電圧である。
予備加熱時は放電はしていないから輝度の安定
を計ることは必要なかつたが、上記した如くオキ
サイドがはく離するという欠点があつた。
本考案の目的は、予備加熱時のフイラメント電
圧も安定化させて必要最小限のフイラメント電圧
とし、フイラメントの過熱を防ぎオキサイドのは
く離を防止しフイラメントの寿命を延ばす熱陰極
放電管の点灯回路を提供するにある。
本考案は、フイラメントの予備加熱時には高い
定電圧を印加し、放電中は低い定電圧を印加する
ようにしたものである。
第2図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図の回路のうち第1図と同じ引用記号のものは
同じものをさす。
巻線N2の交流電圧e2は整流器D2により整流さ
れ、整流器D2の出力はコンデンサC2で平滑にさ
れ定電圧制御器4の入力端子V1Nに接続され、定
電圧制御器4の制御端子REGは抵抗R2とR3の交
点に接続され、定電圧制御器の出力端子VOUT
一つは第2のフイラメント端子F2に接続され、
他の一つは抵抗R1,R2およびR3に順次直列に接
続され抵抗R3の他端は第1のフイラメント端子
F1へ接続されている。
抵抗R1とR2の交点にはPNPトラヲジスタQ2
エミツタが接続され、抵抗R2とR3の交点にはト
ランジスタQ2のコレクタが接続されている。
トランジスタQ2のベースは抵抗R4を介してス
イツチSのNC接点に接続されている。そして定
電圧制御器4は制御端子REGと出力端子VOUT
の電圧が常に固定電圧Vになるように働くものと
する。
いまスイツチSがNC接点側にあるときはトラ
ンジスタQ2はONとなり、端子bc間の電圧は0と
なり抵抗R2はシヨートされた状態となるから端
子VEg・VOUT間の抵抗はR1のみとなる。
従つてこのときのフイラメントに印加される電
圧Vadは Vad=V(1+R/R) ……(1) となり、またスイツチSがNO接点側にあるとき
はトランジスタQ2はOFFとなり、b・c間の抵
抗はR2となる。従つてVREG・VOUT間の抵抗は
(R1+R2)となり、このときフイラメントにかか
る電圧Vad′は Vad′=V(1+R/R+R) ……(2) となる。
式(1)のVadは予備加熱時のフイラメント電圧で
あり、式(2)のVad′は放電中のフイラメント電圧
であるから、抵抗R1,R2およびR3により電圧Va
およびVad′を任意に設定することができる。
従つてフイラメントを過熱しすぎることなく最
小限のフイラメント電圧で予備加熱ができ、フイ
ラメントの寿命を長くできる効果がある。
本実施例では抵抗R2をシヨートするのにトラ
ンジスタQ2をONとしたが、スイツチの接点等で
シヨートしても同様の効果が得られる。
本考案によればフイラメントの予備加熱が定電
圧で加熱することができるので、フイラメントの
寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路図、第2図は本考案の一実
施例の回路図である。 1……熱陰極放電管、2……定電流回路、3…
…定電圧回路、4……定電圧回路、S……スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱陰極放電管の第1のフイラメント端子に負の
    電圧を、第2のフイラメント端子に正の電圧を印
    加する定電圧回路と、放電電流を制御する定電流
    回路とを有し、該第1のフイラメント端子にスイ
    ツチの共通接点を接続し、該スイツチの常時開接
    点は該定電流回路へ接続され、該スイツチの常時
    閉接点は該定電圧回路の電圧可変回路に接続さ
    れ、該スイツチが常時閉接点側にあるときは高い
    定電圧で、該スイツチが常時開接点側にあるとき
    は低い定電圧フイラメントを加熱することを特徴
    とする熱陰極放電管の点灯回路。
JP9952581U 1981-07-06 1981-07-06 熱陰極放電管の点灯回路 Granted JPS586237U (ja)

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JP9952581U JPS586237U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 熱陰極放電管の点灯回路

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JP9952581U JPS586237U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 熱陰極放電管の点灯回路

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Publication Number Publication Date
JPS586237U JPS586237U (ja) 1983-01-14
JPS6139954Y2 true JPS6139954Y2 (ja) 1986-11-15

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JPS586237U (ja) 1983-01-14

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