JPS5918633Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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Publication number
JPS5918633Y2
JPS5918633Y2 JP1979105641U JP10564179U JPS5918633Y2 JP S5918633 Y2 JPS5918633 Y2 JP S5918633Y2 JP 1979105641 U JP1979105641 U JP 1979105641U JP 10564179 U JP10564179 U JP 10564179U JP S5918633 Y2 JPS5918633 Y2 JP S5918633Y2
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JP
Japan
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discharge lamp
lighting device
lamp lighting
voltage
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979105641U
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English (en)
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JPS5622800U (ja
Inventor
道善 小栗
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はインバータ回路を用いた放電灯点灯装置に関
する。
インバータを用いた放電灯点灯装置として、第1図に示
すものがある。
図において、1は直流電源、2は電源スィッチ、3はイ
ンバータで、トランジスタ4と、出カドランス5と、起
動回路6とで構成されている。
前記出カドランス5は1次巻線51と、バイアス巻線5
2と、2次巻線53と、フィラメント巻線54.55を
有する。
前記起動回路6は抵抗61とコンデンサ62とを有する
7はコンデンサ、8はチョークコイル、9は放電ランプ
で、91.92はそのフィラメントである。
そして、直流電源1に電源スィッチ2を介して1次巻線
51およびトランジスタ4が直列接続されるとともに、
抵抗61およびコンデンサ62が直列接続されている。
また、トランジスタ4のエミッタ・ベース回路に前記コ
ンデンサ62とバイアス巻線52が直列接続されている
2次巻線53にはコンデンサ7が並列接続されるととも
にチョークコイル8を介して放電ランプ9が直列接続さ
れ、放電ランプ9のフィラメント91.92はフィラメ
ント巻線54.55に接続されている。
次に動作について説明すると、まず電源スィッチ2を投
入すると、直流電源1.電源スィッチ2.抵抗61およ
びコンデンサ62の直列回路を電流が流れて、コンデン
サ62が図示極性に充電される。
その端子電圧によってトランジスタ4がバイアスされて
僅かに導通し、直流電源1.電源スィッチ2,1次巻線
51およびトランジスタ4の直列回路に電流が流れる。
このため、バイアス巻線52に電圧が誘起されトランジ
スタ4のバイアスが深くなり、1次巻線51の電流が増
大する。
すると、バイアス巻線52の誘起電圧がさらに増大し、
トランジスタ4のバイアスがより深くなる。
以下、このような動作によって1次巻線51の電流が増
大していき、ついに出カドランス5の鉄心が磁気飽和す
ると、バイアス巻線52の誘起電圧が零になり、トラン
ジスタ4は非導通状態となる。
トランジスタ4が非導通状態になると、再びコンデンサ
62が充電され、前記と同様にトランジスタ4が導通す
る。
以下、このような動作を繰り返して、2次巻線53およ
びフィラメント巻線54.55に高周波電圧が得られ、
放電ランプ9のフィラメント91.92が半分子熱され
ると、放電ランプ9が始動点灯する。
このようなインバータ回路を用いた放電灯点灯装置にお
いては、50)IZまたは60Hzのような低周波の商
用電源を用いる放電灯点灯装置に比較して、高周波点灯
であるため、ランプ効率が優れているという利点がある
しかしながら、このような放電灯点灯装置では電源スィ
ッチの投入と同時に放電ランプ9へ高周波高電圧が印加
されるため、フイラメン)91.92が未だ十分に予熱
されていない冷陰極状態でグロー放電を起し、電極に塗
布されたエミッタ物質の蒸発損耗が大きく、放電ランプ
9の寿命が短いという問題点があった。
この考案は、このような問題点を解消するために提案さ
れたもので、放電ランプの印加電圧を電源投入直後は低
く抑え、放電ランプの始動直前に所定の大きさに調整す
るようにしたことを特徴とする。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第2図は第1の実施例を示し、放電ランプ9に並列に正
特性サーミスタ10を接続した点を除いては第1図と同
様であり、第1図と同一部分には同一参照符号を付して
、その説明を省略する。
この正特性サーミスタ10は、常温時においてはその抵
抗値が小さく、それに流れる電流による自己発熱によっ
て抵抗値が増大する特性を有する。
動作において、電源スィッチ2を投入すると、前述と同
様にインバータ回路3が発振動作を開始して、2次巻線
53およびフィラメント巻線54.55に高周波電圧が
誘起される。
従って、放電ランプ9のフィラメント91.92はこの
高周波誘起電圧によって直ちに予熱が開始される。
しかるに、放電ランプ9には正特性サーミスタ10が並
列接続されており、その抵抗値が低いので、2次巻線5
3の高周波高電圧はほとんどチョークコイル8で降下さ
れ、放電ランプ9の印加電圧は低く抑えられ、冷陰極状
態におけるグロー放電が防止される。
正特性サーミスタ10は自己を流れる電流による発熱で
次第にその温度が上昇し、フィラメント91.92が十
分子熱されると、その抵抗値が所定値に増大し、従って
正特性サーミスタ10の分圧が増大し、応じて放電ラン
プ9の印加電圧が始動所要電圧を超えるため、放電ラン
プ9が始動点灯する。
このように、正特性サーミスタ10で、放電ランプ9の
印加電圧を、フイラメン)−91,92が十分に予熱さ
れるまで低く抑え、フィラメント91.92が十分子熱
されてから所定の大きさにすることにより、放電ランプ
9が冷陰極状態でグロー放電を起すことが防止され、放
電ランプ9の長寿命化を図ることができる。
しかも、放電ランプ9のフィラメント91.92を所定
の温度にまで予熱するのに要する時間は、周囲温度が高
くなるほど短くてすむが、正特性サーミスタ10も周囲
温度が高くなるほど所定の抵抗値に達するまでに要する
時間が短くてすむので、CR時定数回路を用いて周囲温
度と無関係に一定時間後に放電ランプ9に所定の電圧を
印加するものに比較して、特に周囲温度が高い場合のフ
イラメン)91.92の予熱時間が短縮できるのみなら
ず、過剰予熱に起因する放電ランプの短寿命化を防止で
きる利点もある。
また、上記実施例はトランジスタ1石式インバータにつ
いて説明したが、トランジスタ2石式プッシュプルイン
バータやSCR並列並列インターフ等任意ンバータ回路
を用いるものにも適用できる。
この考案は以上のように、放電ランプに並列に正特性サ
ーミスタを接続して、放電ランプの印加電圧を電源投入
直後は低く抑え、放電ランプの始動直前に所定の大きさ
に調整するようにしたから、非常に簡単な構成で、従来
のようにフィラメントが十分に予熱されていない冷陰極
状態でグロー放電を起すことがなくなり、放電ランプの
長寿命化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインバータ式放電灯点灯装置の回路図、
第2図はこの考案の一実施例の放電灯点灯装置の回路で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータ回路と、インバータ回路の高周波出力でフィ
    ラメントを予熱して点灯される熱陰極放電ランプとを含
    む放電灯点灯装置において、前記放電ランプに並列に正
    特性サーミスタを接続したことを特徴とする放電灯点灯
    装置。
JP1979105641U 1979-07-30 1979-07-30 放電灯点灯装置 Expired JPS5918633Y2 (ja)

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JP1979105641U JPS5918633Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 放電灯点灯装置

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JPS5622800U JPS5622800U (ja) 1981-02-28
JPS5918633Y2 true JPS5918633Y2 (ja) 1984-05-29

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ID=29338299

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4531852Y1 (ja) * 1968-04-30 1970-12-07
JPS49135731A (ja) * 1972-12-01 1974-12-27 Dischinger Gebhard

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4531852Y1 (ja) * 1968-04-30 1970-12-07
JPS49135731A (ja) * 1972-12-01 1974-12-27 Dischinger Gebhard

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JPS5622800U (ja) 1981-02-28

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