JPH03717Y2 - - Google Patents

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JPH03717Y2
JPH03717Y2 JP1263683U JP1263683U JPH03717Y2 JP H03717 Y2 JPH03717 Y2 JP H03717Y2 JP 1263683 U JP1263683 U JP 1263683U JP 1263683 U JP1263683 U JP 1263683U JP H03717 Y2 JPH03717 Y2 JP H03717Y2
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JP
Japan
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discharge lamp
filament
heating current
transistor
heating
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JP1263683U
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放電灯点灯装置に関する。
この種点灯装置において、直流電源を用いて放
電灯のフイラメントを予熱するとともに、前記直
流電源を動作電源として高周波インバータを動作
させ、その発振出力によつて放電灯を点灯するよ
うにしたものは、よく知られている。このような
構成の点灯装置を、たとえば複写機用或いはフア
クシミリ用の光源として用いる放電灯の点灯に使
用することがあるが、このような光源に使用する
放電灯は、その始動時間の短縮が要求され、その
ためにフイラメントの予熱開始の直後に高周波イ
ンバータの出力を放電灯に供給して点灯を開始す
るようなことがある。通常直流電源によつてフイ
ラメントを適正温度まで加熱するのに数秒程度
(たとえば4〜6秒程度)を要するので、上記の
ようにフイラメントの予熱開始直後に放電灯に高
周波出力を供給してこれを点灯しようとすると
き、フイラメントが適正温度に到達する以前に高
周波出力が供給されるようなことがあれば、いわ
ゆるコールドスタートをすることになり、放電灯
に悪影響を与える。
この考案は放電灯のフイラメントを適正温度ま
で加熱するのに要する時間を短縮することによつ
て、コールドスタートすることなく、放電灯の始
動時間を短縮することを目的とする。
この考案はフイラメント加熱開始時には、定格
値より大きいフイラメント加熱電流を流して急速
に加熱してフイラメント温度が規定値に到達する
までに要する時間を短縮するようにしたことを特
徴とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。1は
放電灯、1a,1bはフイラメント、2は直流電
源、3は高周波インバータ、4は電源用のスイツ
チ素子、5は高周波インバータ3の動作開始用の
スイツチ素子、6,7は互いに電磁結合された、
高周波に対して高インピーダンスを呈するインダ
クタンスコイルで、直流電源2に対して、各フイ
ラメント1a,1bとともに直列に接続されてい
る。高周波インバータ3は任意の構成のものが使
用されるが、図の例は一対のトランジスタ8,9
及び発振トランス10とにより主として構成さ
れ、直流電源2がトランジスタ8,9のエミツタ
結合点と、発振トランス10の1次コイル11の
中間タツプとの間にチヨークコイル12を介して
接続されるようになつている。
13は帰還コイルで、トランジスタ8,9のベ
ースに接続されており、スイツチ素子4のオン状
態の下でスイツチ素子5をオンとすれば、トラン
ジスタにベース電流が供給され、高周波インバー
タ5は発振を開始する。高周波インバータ5の2
次コイル14に誘起する高周波出力は放電安定用
のコンデンサ15を介して放電灯1に供給され、
これによつて放電灯1は点灯する。
各フイラメント1a,1b、インダクタンスコ
イル6,7の直列回路に、抵抗16が接続されて
ある。この抵抗16の存在によつて、各フイラメ
ント1a,1bに直流電源2から流れる直流電流
が定格加熱電流値となるようにしてある。そして
この抵抗16にまたがつてスイツチ素子たとえば
トランジスタ17が接続されてある。このトラン
ジスタ17のオンによつて抵抗16は短絡される
ようになる。トランジスタ17は制御回路たとえ
ばタイマ18によつてそのオン,オフが制御され
る。すなわちスイツチ素子4のオンにより、直流
電源2を動作電源として動作するタイマ18から
出力が出て、これによりトランジスタ17はオン
とされる。予め定めた時限T(たとえば2〜3秒
程度)経過したときのタイマ18の出力によつて
トランジスタ17はオフとされる。この時限はフ
イラメントに加熱電流が流れ始めたときから放電
灯が点灯するまでの時間内にセツトされてある。
以上の構成において、今スイツチ素子4をオン
としたとすると、タイマ18の出力によりトラン
ジスタ17がオンとされることにより、フイラメ
ント1a,1b、インダクタンスコイル6,7は
トランジスタ17を介して直流電源2に対して直
列に接続されることになる。これにより、各フイ
ラメントには直流電源2から直流電流が加熱電流
として流れて加熱する。しかしこのとき抵抗16
はトランジスタ17により短絡されているので、
流れる加熱電流は定格値より大きい。そのためフ
イラメント1a,1bは急速に加熱されるように
なる。そしてタイマ18の時限Tを経過する頃ま
でに、フイラメント温度は規定値に達する。
時限Tを経過すると、タイマ18によつてトラ
ンジスタ17はオフとされる。するとフイラメン
ト1a,1b、インダクタンスコイル6,7の直
列回路に対して抵抗16が直列に挿入されるよう
になる。抵抗16が前記直列回路に挿入されたと
きに、加熱電流が定格値となるように、その抵抗
値が設定されてあるので、ここで始めて加熱電流
は定格値となる。そのためフイラメント温度は規
定値を維持する。
ところで従来では、スイツチ素子4のオンとと
もにフイラメントに流す加熱電流は当初から定格
値であつたため、フイラメント温度が規定値に到
達するまでには、時限Tよりも長い時間T′を要
していた。したがつて高周波インバータの出力に
よつて放電灯1の点灯を開始するのは、時間
T′を経過した以後でなければならなかつた。し
かしこの考案では、フイラメントが所定値に達す
るまでの時間は短かくてすみ、したがつて放電灯
の始動時間を、放電灯に悪影響を与えることな
く、遥るかに短縮することができるようになるの
である。なお前記のように加熱電流を大きく値の
ままにしておいたとすると、フイラメントが損傷
し、放電灯が黒化して寿命を損ねる。この点この
考案では急速加熱後、放電灯が点灯するまでに加
熱電流を定格値にもどすようにしているので、寿
命を損ねる恐れはない。
第1図の構成では放電灯1の点灯後においても
フイラメントに加熱電流を抵抗16を介して供給
しているが、放電灯1は点灯後低インピーダンス
となるので、直流電源2からの電流が、放電灯1
内を通つて、インダクタンスコイル7、抵抗16
を経由して流れる。そのため放電灯1にカタホレ
シス現象が生ずるようにする。これを防ぐには放
電灯1を点灯させるとき(又はその点灯直後)に
加熱電流をしや断すればよい。そのための構成を
示したのが第3図の部分回路図である。ここでは
抵抗16に直列にスイツチング素子たとえばトラ
ンジスタ20を接続する。そしてこのトランジス
タ20をたとえば高周波インバータ3の発振開始
にともなつてオフとするようにすればよい。具体
例としてはスイツチ素子5のオンに応答してトラ
ンジスタ20をオフとするようにすればよい。ト
ランジスタ20のオフにより、(このときはトラ
ンジスタ17もすでにオフされている。)、加熱電
流はしや断され、放電灯1は直流電源2から切離
されるから、カタホレシス現象の発生は阻止され
るようになる。
なお第3図の構成では、放電灯1の点灯中、加
熱電流はしや断されるので、フイラメントは何ら
加熱されない。この場合放電灯1としてグロース
タート用のものであれば特に問題はないが、ラピ
ツドスタート用のものは、点灯中でも加熱電流を
供給する必要がある。このために第4図の構成で
はトランジスタ20に並列に抵抗21を接続す
る。このようにしておくと、放電灯1の点灯中ト
ランジスタ17,20がともにオフとされるの
で、フイラメント1a,1bには抵抗16,21
が直列に接続されることになる。したがつて抵抗
16,21の抵抗値を適当に選定し、放電灯の点
灯中でも、若干の加熱電流が流れるようにしてお
けば、ラピツドスタート用の放電灯においても悪
影響を与えることがない。
以上詳述したようにこの考案によればフイラメ
ントを急速に加熱することにより、放電灯の始動
時間が短かい場合でも、放電灯に悪影響を与える
ことなく始動できるようになり、又急速加熱によ
つてフイラメント温度が定格値に到達した以後に
おいて加熱電流を定格値に維持するか或いはしや
断するので、フイラメントの過電流による損傷を
回避することができるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2
図は動作説明用の特性図、第3図、第4図は実施
態様を示す部分回路図である。 1……放電灯、1a,1b……フイラメント、
2……直流電源、3……高周波インバータ、16
……抵抗、17……スイツチ素子、18……タイ
マ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放電灯のフイラメントを、起動開始時にその定
    格加熱電流以上の加熱電流を流して加熱する加熱
    回路と、前記加熱回路に直列に接続されてあるス
    イツチ素子と、前記加熱回路に加熱電流が供給さ
    れた以後前記放電灯が点灯開始するまでの時間内
    にあつて前記フイラメントが所定温度に到達する
    まで前記スイツチ素子をオンとする制御回路とか
    らなる放電灯点灯装置。
JP1263683U 1983-01-31 1983-01-31 放電灯点灯装置 Granted JPS59119598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1263683U JPS59119598U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1263683U JPS59119598U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 放電灯点灯装置

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Publication Number Publication Date
JPS59119598U JPS59119598U (ja) 1984-08-11
JPH03717Y2 true JPH03717Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=30144035

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JP1263683U Granted JPS59119598U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 放電灯点灯装置

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JPS60227396A (ja) * 1984-04-24 1985-11-12 松下電工株式会社 放電灯点灯装置

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JPS59119598U (ja) 1984-08-11

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