JPH0144932Y2 - - Google Patents

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JPH0144932Y2
JPH0144932Y2 JP8244483U JP8244483U JPH0144932Y2 JP H0144932 Y2 JPH0144932 Y2 JP H0144932Y2 JP 8244483 U JP8244483 U JP 8244483U JP 8244483 U JP8244483 U JP 8244483U JP H0144932 Y2 JPH0144932 Y2 JP H0144932Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はタイマーを備えた燃焼器に係り、特
に、タイマー残時間および室温の表示装置を改良
した燃焼器に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
室内を暖房するために用いられる石油フアンヒ
ータ等の燃焼器のうちには、タイマーを備え、こ
のタイマーにて予め設定した待ち時間経過後に燃
焼稼動を開始させるようにしたものがある。そし
て、このような燃焼器においては、タイマーをス
タートさせた後、上記待ち時間中に燃焼稼動開始
時刻までの時間、すなわちタイマー残時間を表示
する装置と、燃焼稼動中に上記燃焼器が設定され
た室内の温度を表示する装置とを備えたものがあ
る。
従来、上記のようなタイマー残時間および室温
を表示する表示装置においては、表示パネルに複
数の発光ダイオードを配列し、各発光ダイオード
近傍のパネルに不連続な時間(例えば10分間隔)
および温度(例えば2℃間隔)を表記し、この表
記された時間又は温度条件に到達すると、この時
間又は温度に対する発光ダイオードを点灯させる
ようにしていた。
しかしながら、このような構成であれば、点灯
している発光ダイオードが、待ち時間中のタイマ
ー残時間を表示するものであるのか、燃焼稼動中
における室温の表示であるのかが直ちに判断でき
ないことがある。したがつて、室内の暖房状態を
容易に、かつ適確に把握できない問題があつた。
上記の問題を回避するために、待ち時間中のタ
イマー残時間を表示する複数の発光ダイオードと
燃焼稼動中の室温を表示する複数の発光ダイオー
ドとを表示パネルの異る位置にそれぞれ独立して
配列することによつて、タイマー残時間と室温と
を区別する方法が考えられている。しかしなが
ら、このような構成であれば、前述の燃焼器に比
較して発光ダイオードの設置数が倍に増大する。
したがつて、発光ダイオードを取付ける表示パネ
ルの必要面積が増大し、結局、燃焼器全体が大型
化する問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような事情に基づいてなされた
ものであり、その目的とするところは、二色発光
素子を用いることによつて、表示パネル等を含む
表示部を大型化することなしに、タイマー残時間
表示と室温表示とを直ちに区別でき、もつて、室
内の暖房状態を容易に、かつ適確に把握できる燃
焼器を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案においては、互いに異なる色に発光する
第1および第2の発光素子からなる複数の二色発
光素子を、段階的に設定したタイマー残時間およ
び温度値に対応して順番に配列し、それぞれの第
1の発光素子の一端を第1のスイツチング回路を
介して電源端子に接続し、それぞれ第2の発光素
子の一端を第2のスイツチング回路を介して上記
電源端子に接続し、上記第1および第2の発光素
子の他端に上記二色発光素子に駆動信号を入力す
る駆動回路を接続している。そして、燃焼制御回
路の制御によつて、待ち時間中前記第1のスイツ
チング回路を閉成して前記駆動回路へタイマー残
時間表示信号を送出し、かつ、燃焼稼動中前記第
2のスイツチング回路を閉成して前記駆動回路へ
室温表示信号を送出する。そして、上記駆動回路
は、上記タイマー残時間表示信号および室温表示
信号に応動して、前記対応する二色発光素子の第
1および第2の発光素子に駆動信号を出力してい
る。
〔考案の実施例〕
図は本考案の一実施例に係る燃焼器の表示制御
装置の概略構成図である。図中1は、たとえばマ
イクロコンピユータ等を内蔵し、燃焼器の燃焼状
態および種々の情報の表示等を制御する燃焼制御
回路であり、この燃焼制御回路1には、安全装置
2、燃焼監視回路3、室温検知回路4および待ち
時間調整スイツチ5、タイマーセツトスイツチ6
から各種情報が入力され、燃焼制御回路1から負
荷駆動回路7、LED(発光ダイオード)駆動回路
8および第1および第2のスイツチング回路9
a,9bへ各制御信号が送出される。
前記LED駆動回路8には5つの出力端子10
a〜10eが設けられており、各出力端子10a
〜10eに二色発光素子としての二色発光ダイオ
ード11a〜11eの各共通陰極端子が接続され
ている。これら各二色発光ダイオード11a〜1
1eは、通電によつて緑色に発光する第1の発光
素子12aと赤色に発光する第2の発光素子12
bとを一つの容器内に封入して単一素子部品とし
て構成されている。
上記5つの緑色に発光する第1の発光素子12
aは、燃焼稼動開始前の待ち時間の設定および待
ち時間中の燃焼稼動開始時刻までのタイマー残時
間を表示するもので、たとえば、それぞれ、10,
20,30,40,50分間を示す。一方、上記5つの赤
色に発光する第2の発光素子12bは、燃焼稼動
中の室温を表示するもので、たとえば、それぞ
れ、16゜,18゜,20゜,22゜,24℃を示す。そして、
各二色発光ダイオード11a〜11eのそれぞれ
の第1の発光素子12aの陽極は共通に前記第1
のスイツチング回路9aを介して直流の電源端子
13に接続されている。また、各二色発光ダイオ
ード11a〜11eのそれぞれの第2の発光素子
12bの陽極は共通に前記第2のスイツチング回
路9bを介して上記電源端子13に接続されてい
る。
前記第1のスイツチング回路9aは、エミツタ
が電源端子13に接続され、コレクタが第1の発
光素子12aの各陽極に接続されたトランジスタ
14aと、このトランジスタ14aのベースと燃
焼制御回路1の出力端子15間に直列接続された
抵抗16aとインバーター17とで構成されてい
る。また、前記第2のスイツチング回路9bは、
エミツタが電源端子13に接続され、コレクタが
第2の発光素子12bの各陽極に接続されたトラ
ンジスタ14bと、このトランジスタ14bのベ
ースと燃焼制御回路1の上記出力端子15間に直
列接続された抵抗16bと二つのインバータ18
a,18bとで構成されている。したがつて、燃
焼制御回路1の出力端子15に高レベルの回路閉
成信号が印加されると、第1のスイツチング回路
9aのトランジスタ14aのベース電圧が低レベ
ルとなり、トランジスタ14aが導通状態にな
り、タイマー残時間を表示する第1の発光素子1
2aの各陽極端子に電源端子13から駆動電圧が
印加される。一方、出力端子15に低レベルの回
路閉成信号が印加されると、第2のスイツチング
回路9bのトランジスタ14bが導通し、室温を
表示する第2の発光素子12bの各陽極端子に駆
動電圧が印加される。なお、トランジスタ14
a,14bが同時に導通することはないので、第
1および第2の発光素子の陽極端子に同時に駆動
電圧が印加されることはない。
このように構成された燃焼器において、燃焼稼
動開始前の待ち時間を設定する場合、待ち時間調
整スイツチ5を1回押せば、燃焼制御回路1によ
つて、出力端子15に高レベルの回路閉成信号が
印加され、前述したように第1の発光素子12a
の各陽極端子に駆動電圧が印加される。また、
LED駆動回路8へ10分間の時間表示信号を送出
すると、LED駆動回路8は出力端子10aを接
地する。その結果、1番目の二色発光ダイオード
11aの第1の発光素子12aが緑色に点灯し、
待ち時間が10分間に設定された事が表示される。
また、上記待ち時間を20分間に設定する場合、待
ち時間調整スイツチ5を2回続けて押せば、2番
目の二色発光ダイオード11bの第1の発光素子
12aが点灯する。このように本考案では待ち時
間を最大50分まで設定できる。
そして、希望の待ち時間が設定されたならば、
タイマーセツトスイツチ6を押すと、燃焼制御回
路1内のタイマーが始動して、上記設定された待
ち時間の計測を開始する。そしてタイマー残時間
が、第1の発光素子12aに定められた時間に到
達すると、その時間に対応する第1の発光素子1
2aが緑色に点灯する。
しかして、タイマー残時間が零になると、燃焼
制御回路1は負荷駆動回路7へ燃焼駆動信号を送
出する。その結果、燃焼器は燃焼稼動開始する。
燃焼稼動中燃焼制御回路1は、安全装置2、燃焼
監視回路3、室温検知回路4からの、バーナ温
度、炎の状態、燃料の有無、燃料内への水混入の
有無、室温等の各種情報を基に最適の燃焼状態に
なるように負荷駆動回路7を制御する。さらに、
燃焼稼動開始すると、燃焼制御回路1によつて、
出力端子15に低レベルの回路閉成信号が印加さ
れ、前述したように第2の発光素子12bの各陽
極端子に駆動電圧が印加される。また、室温検知
回路4にて検出された室温を示す室温表示信号を
LED駆動回路8へ送出すると、LED駆動回路8
は、該当する温度を示す二色発光ダイオード11
a〜11eの第2の発光素子12bを赤色に点灯
させる。たとえば、室温が20℃の場合3番目の二
色発光ダイオード11cの第2の発光素子12b
が赤色に点灯する。したがつて、室温が20℃であ
ることが表示されることになる。
このように、待ち時間を設定する場合、待ち時
間調整スイツチ5を必要回数だけ押すことによつ
て、待ち時間を容易に設定できると共に、設定し
た時間を緑色の表示灯にて直ちに把握できる。さ
らに、待ち時間中は、タイマー残時間を同じく緑
色の表示灯にて直ちに把握できる。また、燃焼稼
動中は、室温を赤色の表示灯にて直ちに把握でき
る。
このように、タイマー残時間と室温とを互いに
異る色の表示灯にて表示するようにしているの
で、両者の区別を直ちに判断でき、その結果、室
内の暖房状態を容易に、かつ適確に把握すること
ができる。
さらに、緑色と赤色との異る色に発光する二つ
の発光素子12a,12bを一つの容器に封入し
た二色発行ダイオード11a〜11eを用いてい
るので、単一色の発光ダイオードを用いた従来の
燃焼器と比較して、特に表示パネル等を含む表示
部が大型化することはない。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではない。実施例では5つの二色発光ダイオー
ド11a〜11eを用いたが、時間、温度の表示
精度に対応して、使用数を任意に設定してもよ
い。又、発光する色も任意に設定できる。
また、実施例では、タイマー残時間および室温
はそれぞれ該当する1個の第1および第2の発光
素子12a,12bのみを点灯させたが、該当す
る発光素子より低いタイマー残時間および室温に
対応する発光素子も同時に点灯させてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、互いに異
る色に発光する二つの発光素子を封入した二色発
光素子を用いてタイマー残時間と室温とを異る色
に点灯表示しているので、表示パネル等を含む表
示部を大型化することなしに、タイマー残時間表
示と室温表示とを直ちに区別でき、もつて、室内
の暖房状態を容易に、かつ適確に把握できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の燃焼器における表示制
御装置を示す回路図である。 1……燃焼制御回路、4……室温検知回路、5
……待ち時間調整スイツチ、6……タイマーセツ
トスイツチ、7……負荷駆動回路、8……LED
駆動回路、9a……第1のスイツチング回路、9
b……第2のスイツチング回路、11a〜11e
……二色発光ダイオード、12a……第1の発光
素子、12b……第2の発光素子、13……電源
端子、14a,14b……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイマーにて予め設定された待ち時間経過後に
    燃焼稼動開始すると共に、前記待ち時間中は燃焼
    稼動開始時刻までのタイマー残時間を表示し、前
    記燃焼稼動中は室温を表示する表示制御装置を備
    えた燃焼器において、前記表示制御装置は、段階
    的に設定されたタイマー残時間および温度値に対
    応して順番に配列され、互いに異る色に発光する
    第1および第2の発光素子からなる複数の二色発
    光素子と、これら複数の二色発光素子のそれぞれ
    の第1の発光素子の一端に第1のスイツチング回
    路を介して接続されると共に、前記複数の二色発
    光素子のそれぞれの第2の発光素子の一端に第2
    のスイツチング回路を介して接続された電源端子
    と、前記各二色発光素子の第1および第2の発光
    素子の他端に接続され、前記各二色発光素子に駆
    動信号を出力する駆動回路と、前記待ち時間中前
    記第1のスイツチング回路へ回路閉成信号を送出
    すると共に、前記駆動回路へタイマー残時間表示
    信号を送出し、かつ、前記燃焼稼動中前記第2の
    スイツチング回路へ回路閉成信号を送出すると共
    に、前記駆動回路へ室温表示信号を送出する燃焼
    制御回路とからなり、前記駆動回路は、前記タイ
    マー残時間表示信号および室温表示信号に応動し
    て、少くとも前記タイマー残時間および室温値に
    対応する二色発光素子の第1および第2の発光素
    子の他端に駆動信号を出力することを特徴とする
    燃焼器。
JP8244483U 1983-05-31 1983-05-31 燃焼器 Granted JPS59191060U (ja)

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