JPS6139001Y2 - - Google Patents

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JPS6139001Y2
JPS6139001Y2 JP4042780U JP4042780U JPS6139001Y2 JP S6139001 Y2 JPS6139001 Y2 JP S6139001Y2 JP 4042780 U JP4042780 U JP 4042780U JP 4042780 U JP4042780 U JP 4042780U JP S6139001 Y2 JPS6139001 Y2 JP S6139001Y2
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JP
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plate
channel
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end surface
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JP4042780U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右一対のメインフレームを備えた
旋回台を、走行車体に対して縦軸芯まわりで駆動
回動自在に取付け、前記旋回台の前半部に前記走
行車体への連結部と作業装置取付部を、かつ、旋
回台後半部に原動機取付部を、夫々配設した旋回
式作業車の旋回台構造に関する。
従来、走行車体に連結部を介して旋回台を取付
けると共に、その旋回台に作業装置取付部と原動
部を一連に取付ける手順をとつているが、旋回台
自体が構造的に大であつて、それ自体の組立ての
ために姿勢変更したり運搬したりするに、それの
取扱いのハンドリングが極めて悪く、かつ、それ
の車体に対する組付けの作業性も悪く、製作面に
おいて問題があつた。
そこで、上記の欠点を解消するものとして、実
開昭55−17866号公報が示されている。この構造
のものは、前記旋回台を、走行車体への連結部と
作業装置取付部とを備えた前部ユニツトと、原動
機取付部を備えた後部ユニツトとに分割構成し
て、取扱いの便、個々のユニツトを別ラインで組
立てることによつて組立上の向上をはかつたもの
であるが、前記旋回台を分割ユニツトに構成する
に当たつて、ユニツトどうしの組立上の容易性を
考えて、旋回台のメインフレームは分割せず、メ
インフレームを備えた前部ユニツトと、その前部
ユニツトのメインフレームに対して搭載する後部
ユニツトとに分割構成してあるから、フレームの
重ね合せにより旋回台の上下方向の幅が厚くなつ
たり、しかも、重量も増大する欠点があつた。
しかもメインフレームは旋回台の前後に通した
一体物故に、前部ユニツトの後端から外方に大き
く突出した形となつているために、前部ユニツト
全体としては長大なものとなり、孔加工等の機械
加工作業あるいは組付け作業時での取扱いに難儀
する欠点がある。
そして、また、前述のように前部ユニツトのメ
インフレームに対して後部ユニツトを搭載するも
のでは、後部ユニツトに、旋回台の旋回に伴う左
右方向の慣性力、あるいは、機体走行停止に伴う
前後方向の慣性力等の外力が作用した場合、その
外力がフレームどうしを連結するボルトに剪断力
として作用し、従つて、ボルトの本数を増加して
対処しておかなければならず、組付け上の煩わし
さが生じる問題があつた。
本考案は、前部ユニツトと後部ユニツトの連結
構造を工夫することによつて上記欠点を解消する
ことを目的とする。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
旋回台を、前記連結部と作業装置取付部を備える
前部ユニツトと、前記原動機取付部を備える後部
ユニツトとに、前記メインフレームを含めて前後
に二分された分割体の組合せから構成すると共
に、前記前部ユニツトのメインフレームの後端部
と後部ユニツトのメインフレームの前端部とを、
夫々チヤンネル部材とその開口を蓋する形で、一
体的に接合された板状部材とから形成し、且つ前
記両メインフレームの端部のいずれか一方におい
てはチヤンネルの長手方向の端面よりも板状部材
の長手方向の端面を長く突出させ、又、他方にお
いては、板状部材の長手方向の端面よりもチヤン
ネル部材の長手方向の端面を長く突出させると共
に、前記板状部材の端面を長く突出させた一方の
メインフレーム側では、チヤンネル部材の内面形
状とほぼ同形の部材をその一端が前記チヤンネル
部材端面よりも端部側に長く突出する状態で接合
し、この部材に前記他方側のメインフレームの突
出チヤンネル部材を嵌合して両チヤンネル部材端
面同士を突合わせ接当させ、又、前記一方のメイ
ンフレームのチヤンネル部材の端面から突出する
状態で設けられた板状部材の端面と、前記他方の
メインフレームのチヤンネル部材の端面から退避
する状態で設けられた板状部材の端面とを突合わ
せ接当させ、両チヤンネル部材端面同士の突合わ
せ部並びに前記突出チヤンネル部材と突出板状部
材との対接部分、更に両板状部材の端面同士の突
合わせ部を、夫々溶着したことである。
すなわち、旋回台のメインフレームを前部ユニ
ツト側と後部ユニツト側とに夫々前後方向で二分
するものであるから、両分割フレームどうしを嵌
合接続することによつて、前部ユニツトと後部ユ
ニツトとを同一平面内で連結することができ、旋
回台の薄肉化と軽量化をはかることができる上
に、分割ユニツトが従来例のように長大になるこ
とがないので、機械加工や組付け作業時のユニツ
トの取扱いが非常に楽になつて能率の良い加工あ
るいは組付けが可能となる利点がある。
更にメインフレームはチヤンネル部材の嵌合接
続とこの接続部とは前部方向に位置を異ならせて
形成した板状部材同士の突合わせ接続とによつ
て、一体的に接続されるために、まず溶接材が充
分に長くでき丈夫な接合が可能となり、しかも後
部ユニツトに対して上下・左右の外力が作用して
も、それを、嵌合接続部の上下両面並びに左右両
面の板面で対抗できると共に、後部ユニツトに対
して前後方向の外力が作用しても、それを突合わ
せ接続部の端面で対抗することができ、これによ
つて、前部ユニツトに対して後部ユニツトが相対
位置ズレを来すようなことがなく、従来のメイン
フレームに較べても遜色のない頑強なメインフレ
ームを構成でき、接続作業も容易である等多くの
利点を有するのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
クローラ走行装置1を備えた走行車体2に縦軸
芯まわりで駆動回動自在な旋回台3を取付け、こ
の旋回台3に対してその前縁側の左右中間部に縦
軸まわりで揺動自在な掘削作業装置4を取付ける
と共に、旋回台後部側にボンネツト5で覆われた
原動機6を搭載し、そして、前記旋回台3に対し
て左右中心一側寄りに操縦部7を設けると共に、
前記走行車体2に排土作業装置8を設けて、旋回
式作業車を構成してある。
前記旋回台3を構成するに、第2図に示すよう
に、左右一対のメインフレーム9,9と旋回台周
側壁10を、夫々旋回台前後方向で二分して、前
部側のフレーム9A,9Aと周側壁10A、及
び、後部側のフレーム9B,9Bと周側壁10B
を、夫々溶接連結し、その前部側旋回台3Aの左
右フレーム9A,9Aにわたつてその下面側に、
前記走行車体2に対して旋回台3を縦軸芯まわり
で回動自在に連結するためのロータリージヨイン
ト11の連結部12を設けると共に、前記作業装
置4を左右揺動自在に取付けるための取付部13
と、その作業装置4を駆動揺動させるシリンダ1
4の取付部15を、夫々前記前部側左右フレーム
9A,9Aに一体連設して、前記連結部12と作
業装置取付部13,15を備える旋回台前部ユニ
ツトAを構成し、そして、他方の後部側旋回台3
Bの左右フレーム9B,9Bに前記原動機6の取
付部16を設けて、旋回台後部ユニツトBを構成
し、これら両ユニツトA,Bを一体連結してあ
る。
即ち、旋回台3を2個のコンパクトなユニツト
A,Bに分割構成する事によつて、連結部12、
作業装置取付部13,15、原動機取付部16の
組付け製作性、並びに、それらを備えたユニツト
A,Bのハンドリング、更に、前部ユニツトAの
走行車体2に対する組付けの作業性を向上できる
ようにしてある。
前記旋回台3を分割構造に構成するに、前記メ
インフレーム9を、旋回台前後方向で突合せ溶接
されるチヤンネル部材9a,9bと、前記突合せ
溶接箇所に対して旋回台前方の異なる位置で突合
せ溶接されると共に前記部材9a,9bの開口を
蓋する板状部材9c,9dから形成し、かつ、一
方の部材9cを前記作業装置取付部13,15の
一部を利用して兼用構成し、そして、前記前部側
チヤンネル部材9aと後部側板状部材9dを溶接
連結すると共に、前後の横側壁部分10aと10
bを重ね合せ溶接するようにしてあり、即ち、メ
インフレーム9,9のうち前部と後部のユニツト
A,Bを形成する部分を旋回台前後方向で位置の
異なる複数箇所で一体連結させて、その連結強度
を高められるようにしてある。
前記チヤンネル部材9a,9bの連結部におい
て、第3図に示すように、その部材内面形状とほ
ぼ同形の部材17を一方の部材9bに溶接すると
共に、その部材17を他方のチヤンネル部材9a
に差し込んで、前記部材17を当て金として3者
9a,9b,17を溶接連結するようにしてあ
る。
つまり、前記一方のチヤンネル部材9bの内面
に付設した同形の部材17と、この部材17を外
嵌する他方のチヤンネル部材9aとによつて両フ
レーム9A,9Bを嵌合接続する嵌合接続部1
8,18が構成され、また、一方のチヤンネル部
材9bの端面から長手方向に長く突出する状態で
設けられた板状部材9dの端面と、他方のチヤン
ネル部材9aの端面から長手方向で退避する状態
で設けられた板状部材9cの端面との接合によつ
て両フレーム9A,9Bを突合わせ接合する突合
わせ接合部19,19が構成されている。
尚、前記前後のユニツトA,Bをボルト連結す
べく構成するも良く、更に、ボルト連結後に溶接
連結するも良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る旋回式作業車の旋回台構造
の実施例を示し、第1図は旋回式作業車の全体側
面図、第2図は旋回台構造の平面図であり、第3
図は左右メインフレームの部分斜視図である。 2……走行車体、3……旋回台、9……メイン
フレーム、9a,9b……チヤンネル部材、9
c,9d……板状部材、12……連結部、13,
15……作業装置取付部、16……原動機取付
部、17……部材、18……嵌合接続部、19…
…突き合せ接合部、A……前部ユニツト、B……
後部ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のメインフレーム9,9を備えた旋回
    台3を、走行車体2に対して縦軸芯まわりで駆動
    回動自在に取付け、前記旋回台3の前半部に前記
    走行車体2への連結部12と作業装置取付部1
    3,15を、かつ、旋回台後半部に原動機取付部
    16を、夫々配設した旋回式作業車の旋回台構造
    であつて、前記旋回台3を、前記連結部12と作
    業装置取付部13,15を備える前部ユニツトA
    と、前記原動機取付部16を備える後部ユニツト
    Bとに、前記メインフレーム9,9を含めて前後
    に二分された分割体の組合わせから構成すると共
    に、前記前部ユニツトAのメインフレーム9の後
    端部と後部ユニツトBのメインフレーム9の前端
    部とを、夫々チヤンネル部材9a,9bとその開
    口を蓋する形で一体的に接合された板状部材9
    c,9dとから形成し、且つ前記両メインフレー
    ム9,9の端部のいずれか一方においてはチヤン
    ネル部材9bの長手方向端面よりも板状部材9d
    の長手方向の端面を長く突出させ、又、他方にお
    いては板状部材9bの長手方向の端面よりもチヤ
    ンネル部材9aの長手方向の端面を長く突出させ
    ると共に、前記板状部材9dの端面を長く突出さ
    せた一方のメインフレーム9側では、チヤンネル
    部材9bの内面形状とほぼ同形の部材17をその
    一端が前記チヤンネル部材9b端面よりも端部側
    に長く突出する状態で接合し、この部材17に前
    記他方側のメインフレーム9の突出チヤンネル部
    材9aを嵌合して両チヤンネル部材9a,9b端
    面同士を突合わせ接当させ、又、前記一方のメイ
    ンフレーム9のチヤンネル部材9bの端面から突
    出する状態で設けられた板状部材9dの端面と、
    前記他方のメインフレーム9のチヤンネル部材9
    aの端面から退避する状態で設けられた板状部材
    9cの端面とを突含わせ接当させ、両チヤンネル
    部材9a,9b端面どうしの突合わせ部並びに前
    記突出チヤンネル部材9aと突出板状部材9dと
    の対接部分、更に両板状部材9c,9dの端面同
    士の突合わせ部を、夫々溶着してあることを特徴
    とする旋回式作業車の旋回台構造。
JP4042780U 1980-03-26 1980-03-26 Expired JPS6139001Y2 (ja)

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JP4042780U JPS6139001Y2 (ja) 1980-03-26 1980-03-26

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JP4042780U JPS6139001Y2 (ja) 1980-03-26 1980-03-26

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JPS56144172U JPS56144172U (ja) 1981-10-30
JPS6139001Y2 true JPS6139001Y2 (ja) 1986-11-10

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JPS58218527A (ja) * 1982-06-12 1983-12-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機

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JPS56144172U (ja) 1981-10-30

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