JPS6136649Y2 - - Google Patents

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JPS6136649Y2
JPS6136649Y2 JP18748680U JP18748680U JPS6136649Y2 JP S6136649 Y2 JPS6136649 Y2 JP S6136649Y2 JP 18748680 U JP18748680 U JP 18748680U JP 18748680 U JP18748680 U JP 18748680U JP S6136649 Y2 JPS6136649 Y2 JP S6136649Y2
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cane
vertical frame
frame
support column
balcony
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JP18748680U
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JPS57110205U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバルコニーの取付強度を補強する構造
に関するものである。
従来、この種の補強構造としては実開昭54−
162126号公報に示す如く、支持柱にスライド自在
に嵌挿した補助柱と妻梁との間に方杖を架設した
ものが知られている。
しかし、この構造であると風力によるバルコニ
ー全体を持ち上げようとする力を方杖で支持でき
ないと共に、バルコニーに働く荷重を方杖を介し
て妻梁と補助柱との間で支持するので方杖による
荷重支持はあまり効果的でない。
また、方杖は補助柱に連結してあるから補助柱
を出入りして支持柱の高さを調整する場合には、
方杖を補助柱に角度調整可能に取付けたり、方杖
を妻梁に移動調整自在に取付けたブラケツトに連
結したりしなければならず方杖の連結構造が複雑
となつてしまう。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的はバルコニーに作用する風力による
持ち上げ力及びバルコニーに働く荷重を確実、強
固に支持できると共に、方杖に連結構造を簡単と
したバルコニーの補強構造を提供することであ
る。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図はバルコニーの全体側面図であり、屋根
A上に載置支持した支持柱1と躯体Bに固着した
竪枠2とに亘つて笠木3、妻梁4が横架連結して
あると共に、笠木3と妻梁4との間には上胴縁
5、下胴縁5′、下胴縁脚6を介して格子7が取
付けられてバルコニー本体Cを構成している。
前記支持柱1の上端部と躯体Bとに亘つて屋根
Dが取付けられ、屋根Dと躯体Bとの間に方杖8
が架設してある。
10は支持柱1と竪枠2との間に架設した方杖
であり、方杖10は一側壁10aと他側壁10b
とにより断面L型のアングル材となつていると共
に、一端部は第2図に示す如く支持柱1にボルト
11で一側壁10a締付けることで連結され、他
端部は竪枠2に、その一側壁10aをボルト締め
して連結してある。
第2図において、9は支持柱1にスライド自在
に嵌合した補助柱である。
第3図は第1図の−線断面図であり、前記
方杖他端部と竪枠2との連結状態を示し、竪枠2
は前壁2aの上下に中空部2b,2cを、中間に
凹部2dを形成した中空長尺材となり、前壁2a
より連結部材12を躯体Bに打ち込んで上、下中
空部2b,2cの後壁2′b,2′c(つまり竪枠
後壁)を躯体Bに押し付け固着してあると共に、
下中空部2cの側壁2″c(つまり竪枠側壁)に
は凹条溝2′が形成され、該凹条溝2′にボルト1
3が摺動自在に嵌入取付けられており、このボル
ト13を方杖10の一側壁10aに形成した孔1
4に挿通させかつナツト15を螺合して連結して
ある。
前記笠木3及び妻梁4並びに下胴縁5′は第4
図に示す如く、竪枠2にボルト締めしたL型ブラ
ケツト20,21,22,とボルト23,24,
25で締付けられて竪枠2に連結してある。
しかして、風力による持ち上げ力及びバルコニ
ーに働く荷重は方杖10を介して躯体Bに固着し
た竪枠2により均一に分散支持できるので、その
持ち上げ力、荷重が躯体Bに局部的に作用せず躯
体Bで確実、強固に支持できる。
また、方杖10は支持柱1と竪枠2との間に架
設したので、補助柱9を出入りして支持柱1の高
さ調整しても方杖10の連結部分には何ら影響な
く方杖10の連結構造を簡単とすることができ
る。
また、方杖10は躯体Bに直接連結するのでは
なく竪枠2に連結したので、躯体Bの仕上面程度
に関係なく方杖10を確実、強固に連結できる。
また、方杖10の他端部は竪枠2の凹条溝2′
内に取付けたボルト13で竪枠2に連結されるの
で、そのボルト13を凹条溝2′内に移動するこ
とで方杖10と竪枠2との連結部を任意に調整移
動できる。
したがつて、方杖10と竪枠2との連結部を微
調整して方杖10を正確に架設できる。
本考案は以上の様になり、風力による持ち上げ
力、バルコニーに働く荷重を方杖10を介して躯
体Bによつて確実、強固に支持できると共に、方
杖10の連結構造を簡単とすることができる。
また、躯体Bの仕上面程度に関係なく方杖10
の端部を躯体側に確実、強固に連結できる。
また、方杖10の他端部に形成した孔14を、
竪枠2に形成した凹条溝2′に摺動自在に嵌入し
て取付けられたボルト13に挿通させ、かつナツ
ト15を螺合することで方杖10の他端部と竪枠
2とを連結したので、ボルト13を凹条溝2′に
沿つて摺動することで前記連結位置を多少変更で
きるから、方杖10の孔14の穿設位置誤差やバ
ルコニーの組立誤差があつても方杖10を支持柱
1と竪枠2とに亘つて確実、かつ簡単に連結でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図はバルコニーの全体側面図、第2図は第1図の
部拡大図、第3図は第1図の−線断面図、
第4図は竪枠と笠木、妻梁、下胴縁との連結部の
断面図である。 1は支持柱、2は竪枠、3は笠木、4は妻梁、
10は方杖。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体Bに、側壁2″Cに凹条溝2′が形成された
    竪枠2を固着し、該竪枠2に笠木3及び妻梁4の
    一端部を連結し、該笠木3及び妻梁4の他端側を
    支持柱1に連結すると共に、この支持柱1の下部
    に補助柱9をスライド可能に嵌合し、該支持柱1
    に、方杖10の一端部を連結し、その方杖10の
    他端部に前記竪枠2の側壁2″Cに形成された凹
    条溝2′に摺動自在に嵌入して取付けられたボル
    ト13が挿通する孔14を形成すると共に、この
    孔14に前記ボルト13を挿通させかつナツト1
    5を螺合して方杖10の他端部と竪枠2とを連結
    したことを特徴とするバルコニー補強構造。
JP18748680U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6136649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18748680U JPS6136649Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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JP18748680U JPS6136649Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57110205U JPS57110205U (ja) 1982-07-07
JPS6136649Y2 true JPS6136649Y2 (ja) 1986-10-24

Family

ID=29990331

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JP18748680U Expired JPS6136649Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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JPS57110205U (ja) 1982-07-07

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