JPS594083Y2 - 二階部補強構造 - Google Patents
二階部補強構造Info
- Publication number
- JPS594083Y2 JPS594083Y2 JP10157579U JP10157579U JPS594083Y2 JP S594083 Y2 JPS594083 Y2 JP S594083Y2 JP 10157579 U JP10157579 U JP 10157579U JP 10157579 U JP10157579 U JP 10157579U JP S594083 Y2 JPS594083 Y2 JP S594083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- floor
- members
- upright
- roof beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、家屋における二階部の補強構造に関する。
従来、このような補強構造は、第1図に示すように、支
柱1,1aの上端部2,2a間に屋根梁3と、支柱1,
1aの中間部4,4a間に床梁5を架設してなる二階部
分6において、屋根梁3の中央部と床梁5の中央部との
間に、上端を屋根梁3に、また、下端を床梁5に固定し
た一対の長尺な直立材10.10と、両端を直立材10
.10の中央部に固定した水平材9と、基礎を一方の直
立材10の中央部にそれぞれ固定し、先端を他方の直立
材10の上、下端に固定した一対の傾斜材11とからな
るトラス体12を組成してなるものであった。
柱1,1aの上端部2,2a間に屋根梁3と、支柱1,
1aの中間部4,4a間に床梁5を架設してなる二階部
分6において、屋根梁3の中央部と床梁5の中央部との
間に、上端を屋根梁3に、また、下端を床梁5に固定し
た一対の長尺な直立材10.10と、両端を直立材10
.10の中央部に固定した水平材9と、基礎を一方の直
立材10の中央部にそれぞれ固定し、先端を他方の直立
材10の上、下端に固定した一対の傾斜材11とからな
るトラス体12を組成してなるものであった。
それ故、二階部分6に強い水平力Hが加わると、二階部
分は水平変形し、屋根梁3の中央部に応力が働くため、
屋根梁3を更に補強材を用いて補強する必要があり、ま
た、トラス体12を組成する上においても、長尺な直立
材10.10を必要とする関係上、補強費用がコスト高
になるという欠点があった。
分は水平変形し、屋根梁3の中央部に応力が働くため、
屋根梁3を更に補強材を用いて補強する必要があり、ま
た、トラス体12を組成する上においても、長尺な直立
材10.10を必要とする関係上、補強費用がコスト高
になるという欠点があった。
本考案は、このような従来の欠点に鑑み、二階部分に強
力な水平力が加わるようなことがあっても屋根梁の中央
部に応力が働かないようにして、屋根梁を補強する必要
をなくすと共に短尺な直立材を使用してトラス体を組成
することにより、補強に要する費用の低廉化を併せて促
進することを目的とするものである。
力な水平力が加わるようなことがあっても屋根梁の中央
部に応力が働かないようにして、屋根梁を補強する必要
をなくすと共に短尺な直立材を使用してトラス体を組成
することにより、補強に要する費用の低廉化を併せて促
進することを目的とするものである。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例について説明す
ると、第2図に示すように、支柱1,1aの上端部2,
2a間に屋根梁3と、支柱1,1aの中間部4,4a間
に床梁らを架設してなる二階部分6において、床梁5の
両端部8上に、支柱1,1aより一定の間隔を隔てて立
設した短尺な直立材10と、基端を直立材10の上端に
固定し、先端を支柱1,1aの中央部7に固定した水平
材9と、基端を直立材10の上端に固定し、先端を支柱
1,1aの上下端に固定した二本の傾斜材11とからな
るトラス体12を対称的に組成したものである。
ると、第2図に示すように、支柱1,1aの上端部2,
2a間に屋根梁3と、支柱1,1aの中間部4,4a間
に床梁らを架設してなる二階部分6において、床梁5の
両端部8上に、支柱1,1aより一定の間隔を隔てて立
設した短尺な直立材10と、基端を直立材10の上端に
固定し、先端を支柱1,1aの中央部7に固定した水平
材9と、基端を直立材10の上端に固定し、先端を支柱
1,1aの上下端に固定した二本の傾斜材11とからな
るトラス体12を対称的に組成したものである。
而して、本考案は上記した構成であるから、二階部分6
に強い水平力Hが加わると、床梁5の両端部8上に対称
的に組成せる支柱1,1aより一定の間隔を隔てて立設
した短尺な直立材10と、基端を直立材10の上端に固
定し、先端を支柱1,1aの中央部に固定した水平材9
と、基端を直立材10の上端に固定し、先端を支柱1,
1aの上下端に固定した二本の傾斜材11とからなるト
ラス体12により、各支柱1,1aは内側より強力に支
えられて、二階部分6の水平変形が阻止されるので、支
柱1,1aの上端部2,2a間に架設した屋根梁3の中
央部に応力が作用するのを確実に防止することができる
。
に強い水平力Hが加わると、床梁5の両端部8上に対称
的に組成せる支柱1,1aより一定の間隔を隔てて立設
した短尺な直立材10と、基端を直立材10の上端に固
定し、先端を支柱1,1aの中央部に固定した水平材9
と、基端を直立材10の上端に固定し、先端を支柱1,
1aの上下端に固定した二本の傾斜材11とからなるト
ラス体12により、各支柱1,1aは内側より強力に支
えられて、二階部分6の水平変形が阻止されるので、支
柱1,1aの上端部2,2a間に架設した屋根梁3の中
央部に応力が作用するのを確実に防止することができる
。
このように本考案は、二階部分の床梁の両端部上に、短
尺な直立材と水平材と二本の傾斜材とからなるトラス体
を対称的に組成することにより、二階部分の水平変形を
阻止して屋根梁の中央部に余分な応力が働くのを防止す
るようにしたので、屋根梁を補強部材等を用いて補強す
る必要がなく、また、本案では、上記したように短尺な
直立材を使用してトラス体を組成したため、従来のよう
に長尺な直立材を使用してトラス体を結成するものと較
べて、補強に要する費用を低廉化することができる。
尺な直立材と水平材と二本の傾斜材とからなるトラス体
を対称的に組成することにより、二階部分の水平変形を
阻止して屋根梁の中央部に余分な応力が働くのを防止す
るようにしたので、屋根梁を補強部材等を用いて補強す
る必要がなく、また、本案では、上記したように短尺な
直立材を使用してトラス体を組成したため、従来のよう
に長尺な直立材を使用してトラス体を結成するものと較
べて、補強に要する費用を低廉化することができる。
第1図は従来の補強構造を示す正面図、第2図は本考案
の補強構造を示す正面図である。 1.1a・・・・・・支柱、2,2a・・・・・・上端
部、3・・・・・・屋根梁、4,4a・・・・・・中間
部、5・・・・・・床梁、6・・・・・・二階部分、8
・・・・・・両端部、10・・・・・・直立材、7・・
・・・・中央部、9・・・・・・水平材、11・・・・
・・傾斜材。
の補強構造を示す正面図である。 1.1a・・・・・・支柱、2,2a・・・・・・上端
部、3・・・・・・屋根梁、4,4a・・・・・・中間
部、5・・・・・・床梁、6・・・・・・二階部分、8
・・・・・・両端部、10・・・・・・直立材、7・・
・・・・中央部、9・・・・・・水平材、11・・・・
・・傾斜材。
Claims (1)
- 支柱1,1aの上端部2,2a間に屋根梁3と、支柱1
,1aの中間部4,4a間に床梁5を架設してなる二階
部分6において、床梁5の両端部8上に、支柱1,1a
より一定の間隔を隔てて立設して短尺な直立材10と、
基端を直立材10の上端に固定し、先端を支柱1,1a
の中央部7に固定した水平材9と、基端を直立材10の
上端に固定し、先端を支柱1.1aの上、下端に固定し
た一対の傾斜材11とからなるトラス体12を対称的に
組成したことを特徴とする二階部補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10157579U JPS594083Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 二階部補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10157579U JPS594083Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 二階部補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5619602U JPS5619602U (ja) | 1981-02-20 |
JPS594083Y2 true JPS594083Y2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=29334313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10157579U Expired JPS594083Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 二階部補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594083Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-23 JP JP10157579U patent/JPS594083Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5619602U (ja) | 1981-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS594083Y2 (ja) | 二階部補強構造 | |
JP3646575B2 (ja) | 仮設サポート工法および仮設サポート装置 | |
US2590464A (en) | Airplane hangar | |
JPS6221098B2 (ja) | ||
JPH03101701U (ja) | ||
JP2603007Y2 (ja) | 車両用ボデーの骨格の補強構造 | |
JPH09143999A (ja) | 切ばり材および切ばり工法 | |
JPS6032247Y2 (ja) | 片持梁の取付構造 | |
JP2916585B2 (ja) | 建築物の施工方法 | |
JPS622227Y2 (ja) | ||
JP2698410B2 (ja) | 構築物の架構構造 | |
JPH059364Y2 (ja) | ||
JP2909673B2 (ja) | 建築物の構造 | |
JPS6136649Y2 (ja) | ||
JPH0717681Y2 (ja) | オーバーハングの支持パネル | |
JPS6437548U (ja) | ||
JP2807200B2 (ja) | 小屋組構造 | |
JPS61126255A (ja) | 逆フラツトスラブ構造 | |
JPS6318641Y2 (ja) | ||
JPH02144901U (ja) | ||
JPH10219834A (ja) | ドーム屋根の支持構造 | |
JPH0544249A (ja) | バルコニーの構造 | |
JPS629606U (ja) | ||
JPH06101301A (ja) | 応力可変梁 | |
JPH05321446A (ja) | 補剛枠入り床パネル |