JPH0530340U - 可動ジヤツキ - Google Patents
可動ジヤツキInfo
- Publication number
- JPH0530340U JPH0530340U JP8449491U JP8449491U JPH0530340U JP H0530340 U JPH0530340 U JP H0530340U JP 8449491 U JP8449491 U JP 8449491U JP 8449491 U JP8449491 U JP 8449491U JP H0530340 U JPH0530340 U JP H0530340U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】仮設用支柱Pの上端に配設して梁端部を支持す
るジャッキを構成する。このジャッキは、支柱Pの上端
に連結する支持体1と、この支持体から上方へ延長する
一対の軸受体2と、軸受体2の相互間に配される回転自
在なローラー体3とを設ける。またジャッキは、仮設用
支柱Pの上端に水平に配し、このジャッキの一対のロー
ラー体3相互にスライド受体4を載置架設し、梁端部を
支持する大引きQをスライド受体4上に載置する。 【効果】長尺なビームやH型鋼梁などの仮設梁を支持す
る支持端部において、撓みにより生じる張力の作用を受
けずに済み、作業の安全性が向上する。
るジャッキを構成する。このジャッキは、支柱Pの上端
に連結する支持体1と、この支持体から上方へ延長する
一対の軸受体2と、軸受体2の相互間に配される回転自
在なローラー体3とを設ける。またジャッキは、仮設用
支柱Pの上端に水平に配し、このジャッキの一対のロー
ラー体3相互にスライド受体4を載置架設し、梁端部を
支持する大引きQをスライド受体4上に載置する。 【効果】長尺なビームやH型鋼梁などの仮設梁を支持す
る支持端部において、撓みにより生じる張力の作用を受
けずに済み、作業の安全性が向上する。
Description
【0001】
この考案は、長尺なビーム等を架設する際に、このビーム等の撓みにより生じ るビーム長手方向へ作用する張力を消去しながらビームを支持するのに好適な可 動ジャッキに関する。
【0002】
従来、建築工事において、大型の躯体の養生をする場合などにおいて、長尺な ビームやH型鋼等の仮設用梁が使用されている。そして、この長スパンビームや H型鋼梁を支持架設するには、所定の高さに設置したジャッキの上に、H型鋼等 の大引きを配し、この大引きに長スパンビームやH型鋼梁の仮設梁を載置するも のであった。
【0003】
ところが、長スパンビームやH型鋼梁に撓みが生じると、これらビームや梁を 支える端部に、ビーム長手方向に沿った張力が生じるものである。この張力は、 ビームや梁が撓むほど大きな張力になり、特に、長尺な長スパンビームやH型鋼 梁は、それ自体の荷重で大きく撓むものである。そして、これらのビームや梁で 支持する養生材の上に積雪などがあると、その荷重で更に大きく撓んでしまうか ら、ビーム等の長手方向に沿って生じる張力は極めて大きくなる。このような張 力は、ビームを支持する大引きやジャッキ等に伝わり、大引き等の位置を横方向 に移動させる虞があるなどといった安全性の課題があった。
【0004】 そこで本考案は、上述の課題を解決すべく案出されたもので、長尺なビームや H型鋼梁などの仮設梁を支持する支持端部において、撓みにより生じる張力の作 用を受けずに済む可動ジャッキの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するため、この考案は、仮設用支柱Pの上端に配設して梁端 部を支持するジャッキを構成する。このジャッキは、支柱Pの上端に連結する支 持体1と、この支持体から上方へ延長する一対の軸受体2と、軸受体2の相互間 に配される回転自在なローラー体3とを設ける。
【0006】 ジャッキは、仮設用支柱Pの上端に水平に配し、このジヤッキの一対のローラ ー体3相互にスライド受体4を載置架設し、梁端部を支持する大引きQをスライ ド受体4上に載置することを課題解消のための手段とする。
【0007】
この考案によると、梁の端部を支持するジャッキは、梁の撓みにより生じる張 力をローラー体3で解消する。
【0008】 また、梁の張力は、梁端部を支持する大引きQと、この大引きQを載置するス ライド受体4とを介して解消されるものである。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図に示す符号1は、仮設用支柱Pの上端に連結する支持体である。この支持体1 は、例えば、仮設用支柱として構枠されたタワーの柱部分や、パイプサポートの 上部に装着するものである。図示の仮設用支柱Pは、4本支柱からなるタワー上 に装着したもので、タワーの支柱Pの上端内部に支持体1を差込自在に連結して いる。
【0010】 そして、支持体1の上部に一対の軸受体2が延長されており、この軸受体2相 互間に回転自在なローラー体3を設けている(図1参照)。図示の軸受体2は、 支持体1の上端に水平に設けたベースプレート5に立設している。このベースプ レート5は、補強板6によって支持体1との連結力を強化している。また、ベー スプレート5上の軸受体2は、同様に、補強プレート7によってベースプレート 5との連結を強化している。この軸受体2は、ローラー体3を架設すると共に、 ローラー体3上に載置する部材をサポートするものでもある。
【0011】 軸受体2間に配するローラー体3は、軸受体2内部に設けたローラーベアリン グ8にて回転自在に支持している(図2参照)。このとき、図中符号9は、ロー ラーベアリング8の開口端部を施葢する蓋である。また、実施例では、ローラー 体3上にスライド受体4を載置して、このスライド受体4上に大引きQを載置し ており、この大引きQ上にビーム等の梁Rを載せている(図4参照)。このとき 、スライド受体4の両端には、ローラー体3からの抜け落ちを防止するストッパ ー4Aを設けている。
【0012】
この考案は上述の如く構成したことにより、仮設用梁の支持端部における撓み により生じる張力の作用を受けずに済むものである。
【0013】 すなわち、支柱の上端に連結する支持体から上方へ延長する一対の軸受体を設 け、この軸受体の相互間に回転自在なローラー体を配したことで、梁の撓みによ り生じる張力をローラー体が解消することができる。したがって、長尺なビーム 等の自重や、積雪等の荷重によって生じる張力の作用が、ビーム等を支持する支 持端部に影響を与えずに済み、大引き等の位置を横方向に移動させる虞は解消さ れた。この結果、長尺なビームやH型鋼梁などの仮設梁を使用する作業の安全性 が向上し、特に、降雪地域での作業の安全が確保される。
【0014】 このように、この考案によると、長尺なビームやH型鋼梁などの仮設梁を支持 する支持端部において、撓みにより生じる張力の作用を受けずに済み、作業の安 全性が向上するなどといった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図1】この考案の一実施例を示す一部省略正面図。
【図2】この考案の一部省略側面図。
【図3】この考案の底面図。
【図4】この考案の使用状態を示す斜視図。
P 支柱 Q 大引き R
梁 1 支持体 2 軸受体 3
ローラー体 4 スライド受体 4A ストッパー 5
ベースプレート 6 補強板 7 補強プレート 8
ローラーベアリング 9 蓋
梁 1 支持体 2 軸受体 3
ローラー体 4 スライド受体 4A ストッパー 5
ベースプレート 6 補強板 7 補強プレート 8
ローラーベアリング 9 蓋
Claims (2)
- 【請求項1】 仮設用支柱の上端に配設して梁端部を支
持するジャッキにおいて、支柱の上端に連結する支持体
と、この支持体から上方へ延長する一対の軸受体と、軸
受体の相互間に配される回転自在なローラー体とから成
ることを特徴とする可動ジャッキ。 - 【請求項2】 水平に配した一対のローラー体相互にス
ライド受体を載置架設し、梁端部を支持する大引きをス
ライド受体上に載置する請求項1記載の可動ジャッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8449491U JPH0530340U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 可動ジヤツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8449491U JPH0530340U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 可動ジヤツキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530340U true JPH0530340U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13832203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8449491U Pending JPH0530340U (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 可動ジヤツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530340U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100765090B1 (ko) * | 2007-03-22 | 2007-10-09 | 주식회사 종합건축사사무소 산 | 건축용 동바리 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04261963A (ja) * | 1991-02-15 | 1992-09-17 | Hory Corp | 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP8449491U patent/JPH0530340U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04261963A (ja) * | 1991-02-15 | 1992-09-17 | Hory Corp | 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100765090B1 (ko) * | 2007-03-22 | 2007-10-09 | 주식회사 종합건축사사무소 산 | 건축용 동바리 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971202 |