JPH044130Y2 - - Google Patents

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JPH044130Y2
JPH044130Y2 JP1986115506U JP11550686U JPH044130Y2 JP H044130 Y2 JPH044130 Y2 JP H044130Y2 JP 1986115506 U JP1986115506 U JP 1986115506U JP 11550686 U JP11550686 U JP 11550686U JP H044130 Y2 JPH044130 Y2 JP H044130Y2
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support
roof
auxiliary
pin
fixed
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、簡易屋根用補助支柱の支持装置に
係る。更に詳細には組立車庫、カーポート等に用
いられる簡易屋根とりわけ片持ち式簡易屋根の支
持装置に係る。
(従来の技術) この種簡易屋根としては、種々のものが知られ
ている。そして片持ち式の簡易屋根の場合生ずる
問題点である、大雪降雪時あるいは強風時に生ず
る破損から守るため、補助支柱を設けることも知
られている。更に補助支柱は、不使用時には、屋
根下部で屋根を支える梁側に固定し、必要時にの
み、屋根先端に回動自在に一端を固定し、他端を
地面に固定する補助支柱からなる簡易屋根支持装
置も知られている。
このような一例しては、実開昭60−174750「カ
ーポートにおける補助支柱の保持装置」がある。
その内容は「支柱の上端に梁を片持ちに連結し、
梁の先端を補助支柱で支持し得るように構成した
カーポートにおいて、床面に補助支柱の下端を落
し込み得る凹部を設け、凹部内には掛止ピンを横
に架設し、補助支柱の下端に掛止ピンに上から差
し込む切欠部を設けると共に、切欠部を下端開口
部に斜めの案内溝を連続させた溝状に形成し、補
助支柱の下端部に上下動により切欠部を開閉する
錠板を内装し、錠板にそれを補助支柱の外で上下
動操作する摘みを設けた補助支柱の保持装置。」
からなるものである(従来例1)。
他の従来例としては、実公昭60−30364「簡易組
立車庫」が知られており、その内容は「基礎面上
に所要間隔をおいて立設させた複数の支柱の上端
に、屋根板を取付ける屋根受材の基端部を、各々
その先端部が低くなるように傾斜させて支持させ
ると共に、各屋根受材の先端部に、下端が基礎面
上に突設されたアンカーの鈎部を包覆した状態で
接地する補助柱の上端部を回動自在に取付け、こ
の補助柱の下端部には、前記アンカーの鈎部に挿
通して係脱されるボルトを着脱自在に設け、ま
た、屋根受材の基端部には補助柱の下端部を保持
する係止部材を設けたことを特徴とする、簡易組
立車庫。」からなる(従来例2)。
その他簡易屋根支持装置に係るものとしては、
実開昭57−199668「簡易車庫の屋根支持装置」、実
開昭59−49853「屋根装置」、実開昭59−44854「屋
根装置」、実開昭59−136854「組立車庫」、実開昭
60−70273「カーポート」、実開昭60−117954「組立
式車庫」、実開昭60−184947「カーポート」、実開
昭60−187252「カーポート用補助支持の保持装
置」、実公昭61−9952「カーポート用補助支柱の保
持装置」等が知られている。
さらに、本願考案出願後の出願公開に係る実開
昭62−201258「簡易車庫用片持屋根の収納可能な
補助支承装置」も知られている(従来例3)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来例1に代表されるように、
「床面に補助支柱の下端を落とし込み得る凹部を
設ける」のでは、凹部内に泥がたまり易く、補助
支柱必要時に、手間がかかり、緊急の用をなさ
ず、それを避けるためには別途蓋を要する課題を
有する。
他方従来例2に示されるように、屋根受材の基
端部には補助支柱の下部を保持する係止部材を単
に設けるのみでは、補助支柱の着脱が容易とはい
えなかった。
更に、従来例3はアンカーは基盤から係止杆を
露出させ係止部としているに過ぎないため補助支
柱のアンカーへの係止のガイドが十分ではない課
題を有した。
(課題を解決するための手段) この考案は 支柱上部に屋根を固定する屋根受材を片持ち状
に連結し、屋根受材の自由端付近には回動自在に
補助支柱を取り付け、補助支柱の自由端側は、床
面又は屋根受材へ選択して固定される簡易屋根用
補助支柱において、補助支柱自由端にはフツクを
固定し、床面には、全体として中央部が盛り上げ
られた山形状としたうえで、補助支柱移動可能方
向に溝状に設けられたフツク用ガイドとガイド上
部に設けるフツク用のストツパと、フツク用スト
ツパより支柱側に設けられ、補助支柱の床面への
固定時にはピンが固定されるピン固定部とを有す
る床面固定装置を固定し、屋根受材には、補助支
柱の屋根受材への固定時のフツク位置より下側
に、補助支柱の床面への固定時に床面固定装置に
固定されるピンと同一のピンを固定するピン固定
部を有する屋根側固定装置を設けることを特徴と
する簡易屋根用補助支柱の支持装置、 を提供することでこれら従来の課題を解決する。
(作用) 補助支柱を使用しないときは、補助支柱の自由
端を持ち上げ、屋根受材に固定する。屋根側固定
装置のピン固定部の上方に補助支柱のフツクを位
置させる。ピン固定部にはピンを固定し、そのピ
ン上に補助支柱のフツクを載置することで補助支
柱を固定する。
強風、大雪など屋根に負荷のかかることが予想
されるときは、補助支柱を使用する。補助支柱を
使用するときは、まず屋根側固定装置のピン固定
部に固定するピンを外す。ついで補助支柱の自由
端を床面に降ろす。このとき、補助支柱自由端に
固定するフツクを、床面固定装置の溝状に設けら
れたフツク用ガイドによりフツク用ストツパで前
進を妨げられるまで案内する。ついで、フツク用
ストツパと、ピンでフツクを挟むように、ピン固
定部に屋根受材のピン固定部に固定していたピン
を固定する。使用した、補助支柱を、再度屋根受
材側に固定するときは、ピンをはずし、逆の順序
で補助支柱を同一のピンを用いて屋根側固定装置
に固定する。
(実施例) この考案の実施例に係る支持装置の自由端を示
す第1図〜第7図、同部品図を示す第8図、第9
図に従って説明する。
Gは、床面であり、この実施例では、地表面で
ある。1は支柱である。支柱1は、丸パイプ、角
材等からなり、床面Gから立設する。2a,2b
は、屋根受材である。屋根受材2a,2bはこの
実施例では角パイプからなり、その一端を支柱1
の上端部に固定する。この実施例では、屋根受材
2a,2bは2本からなるが、1本からなっても
よい。3は屋根であり、屋根受材2aに固定す
る。4は補助支柱である。補助支柱4は全体とし
て1本の丸パイプからなり、一端は、第4図、第
5図に示すように屋根受材2bの自由端付近に固
定する連結具5に、ボルト6を介しかつボルト6
を軸心として回動自在に固定する。
7は、第2図、第6図に示すように補助支柱4
の自由端に固定するフツクである。フツク7は、
補助支柱4の一端に螺合しているため、螺合程度
の調整により、フツク7を含めた補助支柱4全体
の全長の調整が可能である。8は、床面固定装置
である。床面固定装置8は、全体としてほぼ四角
錐台からなり、防錆上ステンレス材からなり、中
心には、溝状のガイド9を設け、第2図に示すよ
うに、フツク7の先端の通過可能とする。床面固
定装置8の上部には、ガイド9を挟んで貫通する
孔を2つ設ける。支柱1と反対側の孔には、ガイ
ド9上をふさぐようにし、丸棒を固定し、ストツ
パ10とする。支柱1側の、ストツパ11を設け
ない側の孔は、ピン固定部11とする。
床面固定装置8は、補助支柱4の回動方向にガ
イド9を向けて設置し、その下部は、アングル材
12を介して基礎ベース13に溶接固定する。そ
して、床面固定装置8は、アングル材12、基礎
ベース13と共に、コンクリート打設により床面
G下に固定する。
14は、屋根側固定装置である。屋根側固定装
置14は、第6図、第7図に図示するように、2
枚の板状体で、屋根受材2bを挟持して固定す
る。固定位置は、補助支柱4、フツク7を屋根受
材2b側に回動させたときの、フツク7先端より
も回動軸寄りである。15は、屋根側固定装置1
4を貫通して設ける孔からなるピン固定部であ
る。ピン固定部15の径は、ピン固定部11の径
と同大同形状からなる。16はピンストツパであ
る。17はピンであり、第8図、第9図に示すよ
うに、2箇所の折曲部を有する丸棒からなる。
次に、この実施例の作用を説明する。補助支柱
4を使用しないときは、補助支柱4を持ち上げ、
フツク7を屋根側固定装置14のピン固定部15
位置より上方にし、ピン17をピン固定部15に
差し込むことで、フツク7、補助支柱4を固定す
る。
このときピン17は、ピンストツパ16に当接
し、ピン17の軸方向にそれ以上回転することは
なく、ピンストツパ16に係止してピン17の抜
けを防止する。強風時、大雪時など、屋根3に補
強を要するときは、ピン17を抜き、フツク7
を、床面固定装置8のガイド9に案内させ、スト
ツパ10でそれ以上前進できない位置まで進め
る。床面固定装置8は、全体として中央部が高く
なる山形状とされ、ガイド9は、床面固定装置8
に溝状に形成されているため案内が十分におこな
える。
ついで、ピン固定部11に、ピン固定部15に
差し込んでいたのと同一のピン17を差し込み、
フツク7を固定する。フツク7は、このとき、床
面Gとほぼ当接するように調整しておくので、屋
根3の下方への加重を床面Gに伝え支える。屋根
3が風により吹きあげられるときは、ストツパ1
0が、フツク7の上方への移動を押える。使用後
はピン17を抜き逆の手順で補助支柱4を屋根受
材2bに固定する。
(効果) 従って、この考案では、不意の補助支柱必要時
にも泥つまり等によって作業不能となることもな
く、補助支柱の使用と収納の脱着は容易となる。
さらに、床面固定装置は、全体として中央部が
高くなる山形状とされ、ガイドは、床面固定装置
に溝状に形成されているため案内が十分におこな
える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
第1図A部拡大図、第3図は第2図の平面図、第
4図は第1図のB部拡大図、第5図は第4図の
−切断面図、第6図は第1図のC部拡大図、第
7図は第6図の中央断面図、第8図は実施例のフ
ツクの正面図、第9図は同右側面図である。 G……床面、1……支柱、2a,2b……屋根
受材、3……屋根、4……補助支柱、7……フツ
ク、8……床面固定装置、9……ガイド、10…
…ストツパ、11……ピン固定部、14……屋根
側固定装置、15……ピン固定部、17……ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱上部に屋根を固定する屋根受材を片持ち状
    に連結し、屋根受材の自由端付近には回動自在に
    補助支柱を取り付け、補助支柱の自由端側は、床
    面又は屋根受材へ選択して固定される簡易屋根用
    補助支柱において、補助支柱自由端にはフツクを
    固定し、床面には、全体として中央部が盛り上げ
    られた山形状としたうえで、補助支柱移動可能方
    向に溝状に設けられたフツク用ガイドとガイド上
    部に設けるフツク用のストツパと、フツク用スト
    ツパより支柱側に設けられ、補助支柱の床面への
    固定時にはピンが固定されるピン固定部とを有す
    る床面固定装置を固定し、屋根受材には、補助支
    柱の屋根受材への固定時のフツク位置より下側
    に、補助支柱の床面への固定時に床面固定装置に
    固定されるピンと同一のピンを固定するピン固定
    部を有する屋根側固定装置を設けることを特徴と
    する簡易屋根用補助支柱の支持装置。
JP1986115506U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH044130Y2 (ja)

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JP1986115506U JPH044130Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JPS6321372U JPS6321372U (ja) 1988-02-12
JPH044130Y2 true JPH044130Y2 (ja) 1992-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0318585Y2 (ja) * 1986-06-13 1991-04-19

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JPS6321372U (ja) 1988-02-12

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