JPH04261963A - 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体 - Google Patents

型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体

Info

Publication number
JPH04261963A
JPH04261963A JP4442591A JP4442591A JPH04261963A JP H04261963 A JPH04261963 A JP H04261963A JP 4442591 A JP4442591 A JP 4442591A JP 4442591 A JP4442591 A JP 4442591A JP H04261963 A JPH04261963 A JP H04261963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
columns
slab
beam formwork
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4442591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2524897B2 (ja
Inventor
Hiroshi Eda
江田 宏
Masahiko Takakusaki
正彦 高草木
Noriyuki Kimura
範行 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hory Corp
Original Assignee
Hory Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hory Corp filed Critical Hory Corp
Priority to JP3044425A priority Critical patent/JP2524897B2/ja
Publication of JPH04261963A publication Critical patent/JPH04261963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524897B2 publication Critical patent/JP2524897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適宜建造物の構築時に
、梁型枠及び梁型枠近傍のスラブ型枠を床面等から確実
且つ簡単に支えられるようにした梁型枠部の支持方法及
び型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、適宜建造物の梁やスラブ等のコン
クリート型枠を支えるには、適宜建枠部材を順次連結し
てタワーの如き支持用構造物を形成し、この支持用構造
物によって支持したり、或いは、長さ調節可能な複数の
パイプサポート等によって支持したりしていた。すなわ
ち、梁型枠やスラブ型枠に当接している根太や大引き等
を、支持用構造物やパイプサポート等によって床面等か
ら支持する手段がよく用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パイプサポ
ートを用いた場合は、かなり多数のパイプサポートを一
つ宛所定位置に設置しなければならないと共に、個々の
パイプサポートが倒れないように支持しておかなければ
ならず、これらの設置、解体作業の能率が非常に悪い難
点等があった。また、タワーの如く構成される支持用構
造物を用いた場合でも、梁型枠部分とスラブ型枠部分と
を夫々個別に支持していたので、支持用構造物の数が比
較的多く必要となり、これらの設置、解体作業の能率が
悪いと共に、その運搬、取扱い、保管等が面倒となる難
点等があった。特に、梁型枠及び梁型枠近傍のスラブ型
枠の支持作業には高所での作業もあるため、その組立作
業はできる限り容易で且つ安全に行えるように配慮しな
ければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すると共に、熟練を要することなく
、梁型枠22及び梁型枠22近傍のスラブ型枠23を床
面等から確実且つ簡単に支えられるようにすべく創出さ
れたもので、請求項1記載の梁型枠部の支持方法にあっ
ては、ジャッキベースDを介して基礎枠体Bを所望位置
に設置する。そして、この基礎枠体Bの上に複数の中間
部積上体Cを順次積上げて所望高さの積上式仮設支持塔
Tを形成する。それから、この仮設支持塔Tの上に梁型
枠部用受体Aを装着する。更に、この梁型枠部用受体A
に、梁型枠22を支持するための受金具Gと、スラブ型
枠23を支持するための受金具Gとを夫々装着し、これ
らの受金具Gを介して、梁型枠22と、この梁型枠22
近傍のスラブ型枠23とを同時に支持する手段を採用し
た。
【0005】また、請求項2記載の型枠支持装置Sに於
ける梁型枠部用受体Aにあっては、梁型枠22と、この
梁型枠22近傍のスラブ型枠23とを同時に支持するの
に最適な梁型枠部用受体Aを提供すべく、所定間隔を隔
てて平行に配置される左右積上用支柱1と、この左右積
上用支柱1の内がわに、所定間隔を隔てて平行に配置さ
れる左右梁部受用支柱2と、左右積上用支柱1の外がわ
に、所定間隔を隔てて平行に配置される左右スラブ部受
用支柱3とを設け、これら左右積上用支柱1、左右梁部
受用支柱2、左右スラブ部受用支柱3夫々を複数の横架
連結杆4で一体的に連結する。そして、左右積上用支柱
1の下端部分を、適宜積上式仮設支持塔T上部に連結可
能となるように形成する。更に、左右梁部受用支柱2の
上端部分には梁型枠22支持用の受金具Gが、左右スラ
ブ部受用支柱3の上端部分にはスラブ型枠23支持用の
受金具Gが夫々装着可能となるよう形成する手段を採用
した。
【0006】
【作用】しかして、請求項1記載の梁型枠部の支持方法
にあっては、基礎枠体Bは、ジャッキベースDを介して
所望位置に設置され、中間部積上体Cは、基礎枠体Bの
上に複数順次積上げられて所望高さの積上式仮設支持塔
Tが形成される。そして、梁型枠部用受体Aは、仮設支
持塔Tの上に積上げられる。更に、梁型枠22を支持す
るための受金具Gと、スラブ型枠23を支持するための
受金具Gは、梁型枠部用受体Aに夫々装着され、梁型枠
22と、この梁型枠22近傍のスラブ型枠23は、受金
具Gを介して同時に支持される。
【0007】また、請求項2記載の型枠支持装置Sに於
ける梁型枠部用受体Aにあっては、所定間隔を隔てて平
行に配置される左右積上用支柱1の内がわには、所定間
隔を隔てて平行な左右梁部受用支柱2が配置され、左右
積上用支柱1の外がわには、所定間隔を隔てて平行な左
右スラブ部受用支柱3が配置され、しかも、これら左右
積上用支柱1、左右梁部受用支柱2、左右スラブ部受用
支柱3は、複数の横架連結杆4によって一体的に連結さ
れる。そして、左右積上用支柱1の下端部分は、適宜積
上式仮設支持塔T上部に連結される。更に、左右梁部受
用支柱2の上端部分には、梁型枠22支持用の受金具G
が、左右スラブ部受用支柱3の上端部分には、スラブ型
枠23支持用の受金具Gが夫々装着されて、梁型枠22
と、この梁型枠22近傍のスラブ型枠23とを同時に支
持するようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示例に基づいて説明する。 図中Sは、適宜建造物の構築時に、梁型枠22と、この
梁型枠22近傍のスラブ型枠23とを床面等から同時に
支えられるようにした組立式の型枠支持装置を示し、こ
の型枠支持装置Sは、基礎枠体Bと、中間部積上体Cと
、ジャッキベースDとで所望高さに組立てられる仮設支
持塔Tの上部に、本発明に係る梁型枠部用受体Aと、受
体連結具Fと、受金具Gとで組立てられる受枠Rを装着
して構成されており、梁型枠部用受体Aに装着される複
数の受金具Gによって、梁型枠22とスラブ型枠23の
下部に夫々配設される大引き20を保持することにより
、梁型枠22とこの梁型枠22近傍のスラブ型枠23と
を効率的に且つ安定的に支えられるようにしたものであ
る(第1図参照)。
【0009】前記仮設支持塔Tは、4本のジャッキベー
スDを基礎枠体Bの支柱B1下部に夫々装着し、この基
礎枠体Bの上に複数の中間部積上体Cを所望高さまで順
次積上げることにより構成される。しかも、必要に応じ
て中間部積上体C相互間や、基礎枠体Bと中間部積上体
Cの間に適数の筋交いEが略垂直方向に於いて装着され
る。
【0010】基礎枠体Bは、4本の丸パイプ状の支柱B
1を正方形の角部に位置するように配置すると共に、隣
設する支柱B1相互を4本の連結杆B2を介して夫々連
結して、平面略正方形枠状に形成し、更に、一方の対角
位置にある支柱B1の上端部分に、略円筒状の継手B3
をその先端開口部が上方に向うように夫々固着して構成
されており、しかも、全体を補強すべく隣設する連結杆
B2相互を連結するように補強斜材が固着されている。
【0011】中間部積上体Cは、所定間隔を隔てて平行
に配置される丸パイプ状の左右支柱C1相互を連結杆C
2で略H字状に連結し、一方の支柱C1の下端部に、略
円筒状の継手B3をその先端開口部が下方に向うように
固着し、他方の支柱C1の上端部に、その先端開口部が
上方に向うように継手B3を固着して構成されており、
中間部積上体C相互の積上数の増減により型枠支持装置
(仮設支持塔T)全体の高さを任意に変更できるように
なる。
【0012】ジャッキベースDは、基礎枠体Bの支柱B
1内に挿入可能なネジ棒D1の下端部分にベースプレー
トD2を固着すると共に、ネジ棒D1に調節ハンドルD
3を螺合せしめて構成されており、調節ハンドルD3の
回転操作により、基礎枠体Bの支持高さが調節できるよ
うになる。
【0013】前記受枠Rは、一対の梁型枠部用受体Aを
、平行に配置されるよう仮設支持塔T最上部の中間部積
上体Cに夫々装着し、この一対の梁型枠部用受体A相互
を複数の受体連結具Fで連結し、梁型枠部用受体A上部
に複数の受金具Gを装着して構成され、必要に応じて受
体連結具F間に筋交いEが水平方向に於いて装着される
【0014】梁型枠部用受体Aは、所定間隔を隔てて平
行に配置される丸パイプ状の左右積上用支柱1と、この
左右積上用支柱1の内がわに、所定間隔を隔てて平行に
配置される丸パイプ状の左右梁部受用支柱2と、左右積
上用支柱1の外がわに、所定間隔を隔てて平行に配置さ
れる丸パイプ状の左右スラブ部受用支柱3と、これら左
右積上用支柱1、左右梁部受用支柱2、左右スラブ部受
用支柱3夫々を一体的に連結する複数の角パイプ状の横
架連結杆4と、左右積上用支柱1、左右梁部受用支柱2
、左右スラブ部受用支柱3夫々の連結状態を更に補強す
る複数の角パイプ状の補強斜杆5と、一方の積上用支柱
1の下端部分及び一方のスラブ部受用支柱3の下端部分
に夫々固着される略円筒状の継手6とから構成されてい
る。すなわち、左右梁部受用支柱2を二本の横架連結杆
4を介して連結し、この左右梁部受用支柱2の上端部と
左右積上用支柱1の上端部とを水平位置で揃えるように
して、左右積上用支柱1を左右梁部受用支柱2の外がわ
に二本の横架連結杆4及び一本の補強斜杆5を介して連
結し、この左右積上用支柱1の下端部と左右スラブ部受
用支柱3の下端部とを水平位置で揃えるようにすると共
に、左右スラブ部受用支柱3の上端部が左右積上用支柱
1の上端部よりかなり上方に突出するように、左右スラ
ブ部受用支柱3を左右積上用支柱1の外がわに二本の横
架連結杆4及び一本の補強斜杆5を介して連結し、一方
の積上用支柱1の下端部分及び一方のスラブ部受用支柱
3の下端部分に、その先端開口部6aが下方を向くよう
に継手6の基端部分を夫々固着して構成されている(第
7図参照)。
【0015】尚、図中4aは、筋交いEを装着すべく横
架連結杆4の所定位置に穿設される筋交い取付孔である
。また、前記継手6は、所定寸法の適宜金属製円筒材を
基にして構成され、先端部分の先端開口部6aと、基端
部分の基端嵌合部6cと、先端開口部6aと基端嵌合部
6cとの間の中央膨出部6bとに区分され、先端開口部
6aは、積上用支柱1(中間部積上体Cの支柱C1)端
部外径より僅かに大きな内径に設定され、中央膨出部6
bは、上下方向中央部分が外方に向って比較的緩やかに
湾出するよう形成されると共に、積上用支柱1(中間部
積上体Cの支柱C1)端部外径より大きな内径に設定さ
れ、基端嵌合部6cは、積上用支柱1(中間部積上体C
の支柱C1)端部外径に略一致する内径に設定されると
共に、積上用支柱1端部が固着(溶接)されている。 しかも、先端開口部6aの周縁部分は、中間部積上体C
の支柱C1の端部を継手6内に導入し易くなるように、
先端がわに行くに従って漸次拡開するような略ラッパ状
に形成されている。また、継手6の基端嵌合部6cの周
壁には、水抜きのための、または、継手6を支柱1に確
実に溶接できるようするための、または、中間部積上体
Cの支柱C1端部が継手6内に確実に収まっているか否
かを外部から視認できるようにするための孔6が適数穿
設され、先端開口部6a寄り周壁には、水抜き(空気抜
き)のための孔6が穿設されている(第8図参照)。と
ころで、この継手6と、基礎枠体Bの継手B3と、中間
部積上体Cの継手C3と、端部支持体Hの継手H3は、
夫々同じ構成となっている。
【0016】受体連結具Fは、連結杆F2の両端に、ク
ランプF1を固着すると共に、筋交い取付孔F4が穿設
されている筋交い取付片F3を固着して構成されており
、一対の梁型枠部用受体A相互を連結してその強度及び
剛性を高めるべく用いられるものである(第3図、第4
図参照)。
【0017】受金具Gは、梁型枠部用受体Aの積上用支
柱1、梁部受用支柱2、スラブ部受用支柱3上端部分に
挿入可能なネジ棒G1と、このネジ棒G1上端に固着さ
れると共に、大引き20等を安定的に支持できるように
形成される受片G2と、ネジ棒G1に螺合される調節ハ
ンドルG3とからなり、調節ハンドルG3を適宜回転せ
しめることにより、積上用支柱1、梁部受用支柱2、ス
ラブ部受用支柱3上端からの受片G2までの距離を任意
に調節できるように構成されている。
【0018】図中T1は、仮設支持塔Tの側部に配置さ
れて、型枠支持装置全体の強度、剛性、及び安定性等の
向上を図ると共に、梁型枠部用受体Aのスラブ部受用支
柱3に連結されて、スラブ型枠23からのスラブ部受用
支柱3にかかる負荷をより確実に受け止められるように
した補助支持枠を示し、この補助支持枠T1は、ジャッ
キベースDを介して床面等の所定位置に端部支持体Hを
配置し、この端部支持体Hの上に中間部積上体Cを順次
積上状に連結して構成され、しかも、最上部の中間部積
上体Cが梁型枠部用受体Aのスラブ部受用支柱3下端部
分に連結されると共に、複数の補助枠連結具Jを介して
仮設支持塔Tに並設状に固定される。
【0019】端部支持体Hは、2本の支柱H1を平行に
配置すると共に、支柱H1相互を連結杆H2を介して連
結し、一方の支柱H1の上端部分に、その先端開口部が
上方に向うように継手H3を固着して構成されている。
【0020】補助枠連結具Jは、補助支持枠T1を仮設
支持塔Tに連結するためのもので、連結杆の両端にクサ
ビ固定式のクランプが夫々固着されたもので、このクラ
ンプは、端部支持体Hの支柱H1と、中間部積上体Cの
支柱C1とを夫々掴持できるように構成されている。
【0021】ところで、筋交いEは、中間部積上体Cの
連結杆C2に穿設した筋交い取付孔や、基礎枠体Bの連
結杆B2に穿設した筋交い取付孔や、梁型枠部用受体A
の筋交い取付孔4aや、受体連結具Fの筋交い取付片F
3に穿設した筋交い取付孔F4や、端部支持体Hの連結
杆H2に穿設した筋交い取付孔等に、その両端部分が取
外し可能に装着できるよう構成されている。
【0022】尚、梁型枠部用受体Aの具体的構成、形状
、寸法、材質、積上用支柱1の具体的形状、寸法、梁部
受用支柱2の具体的形状、寸法、スラブ部受用支柱3の
具体的形状、寸法、横架連結杆4の具体的形状、寸法、
継手6の具体的形状、寸法、支柱1への具体的固着手段
等は、図示例のものに限定されることなく適宜自由に設
定できるものである。
【0023】型枠支持装置及び本発明の梁型枠部用受体
Aは、前述の如く構成されており、次に、この型枠支持
装置を利用した梁型枠部の支持方法について説明すると
、先ず、ジャッキベースDのネジ棒D1上端部分を基礎
枠体Bの支柱B1下端部分内に挿入するようにして複数
のジャッキベースDを基礎枠体Bに夫々装着し、この基
礎枠体Bを所望位置に設置する。このとき、ジャッキベ
ースDが基礎枠体Bから脱落しないように、適宜脱落防
止手段を施しておいても良い。
【0024】そして、基礎枠体Bの上に複数の中間部積
上体Cを順次積上げて所望高さの積上式仮設支持塔Tを
形成する。尚、図示例の仮設支持塔Tは、所定間隔を隔
てて平行となるよう配置される一対の中間部積上体Cを
順次積上げ式に連結することにより構成されるようにな
るが、仮設支持塔T全体の一方の対向面部分を構成する
一対の中間部積上体Cと、他方の対向面部分を構成する
一対の中間部積上体Cとを、高さ方向に於いて交互に順
次積上げるようにして構成しており、組立てられた仮設
支持塔T全体の強度及び剛性を高くすると共に強度及び
剛性を均一とするように工夫されている。
【0025】それから、この仮設支持塔Tの上に、受枠
Rを装着する。すなわち、仮設支持塔Tの最上部にある
中間部積上体Cの支柱C1に積上用支柱1を連結するよ
うにして、平行に配置される一対の梁型枠部用受体Aを
仮設支持塔Tの上に装着し、この一対の梁型枠部用受体
A相互を複数の受体連結具Fで連結し、更に、梁型枠部
用受体Aの梁部受用支柱2上端部分に、梁型枠22を支
持するための受金具Gのネジ棒G1下端部分を夫々挿入
し、スラブ部受用支柱3上端部分に、スラブ型枠23を
支持するための受金具Gのネジ棒G1下端部分を夫々挿
入して、受枠Rが構成される。しかも、梁部受用支柱2
に装着された受金具Gでは、梁型枠22の梁底型枠下面
にある複数の根太21を支持する大引き20が支持され
、スラブ部受用支柱3に装着された受金具Gでは、スラ
ブ型枠23下面にある大引き20が支持され、梁型枠2
2と、この梁型枠22近傍のスラブ型枠23とを同時に
支持している。そして、この型枠支持装置は、梁に沿っ
て適宜複数配置され、型枠支持装置相互は、水平つなぎ
25によって連結される。
【0026】また、型枠支持装置全体の強度、剛性、及
び安定性等をより高めなければならないときや、スラブ
型枠23からの負荷が大きいとき等は、仮設支持塔Tに
並設されるように、補助支持枠T1を梁型枠部用受体A
のスラブ部受用支柱3に連結すると共に、補助支持枠T
1を複数の補助枠連結具Jを介して仮設支持塔Tに連結
して使用する。すなわち、ジャッキベースDのネジ棒D
1上端部分を端部支持体Hの支柱H1下端部分内に挿入
するようにして複数のジャッキベースDを端部支持体H
に夫々装着し、この端部支持体Hを所定位置に設置する
。そして、端部支持体Hの上に複数の中間部積上体Cを
順次積上げて所定高さの積上式補助支持枠T1を形成す
る。このとき、最上位置の中間部積上体Cの支柱C1を
スラブ部受用支柱3に連結する。
【0027】尚、筋交いDは、必要に応じて適宜位置に
装着される。ところで、型枠支持装置(仮設支持塔T)
の組立は、下から順に積上げるようにしても良いし、地
上等で横にして組立てた後、クレーン等を利用して起こ
しても良い。
【0028】
【発明の効果】従って、請求項1記載の梁型枠部の支持
方法によれば、適宜建造物の構築時に、比較的少ない構
成部材で、梁型枠及び梁型枠近傍のスラブ型枠を床面等
から確実且つ効率的に支えられるようになり、しかも、
その施工作業が熟練を要することなく、容易に且つ安全
に行え、型枠支持装置の設置、解体作業の能率を向上で
き、ひいては、その施工にかかる人手と工期を大幅に省
力化できるようになり、経済的に優れたものとなる。
【0029】特に、仮設支持塔の上に装着される梁型枠
部用受体に、梁型枠を支持するための受金具と、スラブ
型枠を支持するための受金具とを夫々装着するので、梁
型枠及び梁型枠近傍のスラブ型枠を同時に支えられるよ
うになり、高所での作業が容易に且つ短時間で行えるよ
うになり、高所作業に伴う危険性を減少することができ
るようになる。
【0030】また、請求項2記載の梁型枠部用受体によ
れば、梁型枠と梁型枠近傍のスラブ型枠とをバランス良
く支えられるようになると共に、梁型枠と梁型枠近傍の
スラブ型枠とを安定的に且つ正確に支持できるようにな
る。更に、梁型枠部用受体を仮設支持塔の上に容易に且
つ迅速に連結でき、しかも、その運搬、取扱い、保管等
も容易となる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠支持装置の正面図
【図2】型枠支持装置の側面図
【図3】型枠支持装置上部の受枠の斜視図
【図4】型枠
支持装置上部の受枠の平面図
【図5】補助支持枠を装着
した状態の型枠支持装置の正面図
【図6】補助支持枠を装着した状態の型枠支持装置の側
面図
【図7】梁型枠部用受体の斜視図
【図8】継手部分の断面図
【符号の説明】
S      型枠支持装置            
      R      受枠T      仮設支
持塔                    T1 
   補助支持枠 A      梁型枠部用受体           
     1      積上用支柱 2      梁部受用支柱            
      3      スラブ部受用支柱 4      横架連結杆             
       4a    筋交い取付孔 5      補強斜杆              
        6      継手6a    先端
開口部                    6b
    中央膨出部 6c    基端嵌合部              
      7      孔B      基礎枠体
                      B1 
   支柱B2    連結杆           
             B3    継手C   
   中間部積上体                
  C1    支柱C2    連結杆      
                  C3    継
手D      ジャッキベース          
      D1    ネジ棒 D2    ベースプレート            
    D3    調節ハンドル E      筋交い F      受体連結具             
       F1    クランプ F2    連結杆                
        F3    筋交い取付片 F4    筋交い取付孔 G      受金具               
         G1    ネジ棒 G2    受片                 
         G3    調節ハンドル H      端部支持体             
       H1    支柱H2    連結杆 
                       H3
    継手J      補助枠連結具 20    大引き                
        21    根太22    梁型枠
                        2
3    スラブ型枠 25    水平つなぎ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ジャッキベースを介して基礎枠体を所
    望位置に設置し、この基礎枠体の上に複数の中間部積上
    体を順次積上げて所望高さの積上式仮設支持塔を形成し
    、この仮設支持塔の上に梁型枠部用受体を装着し、この
    梁型枠部用受体に、梁型枠を支持するための受金具と、
    スラブ型枠を支持するための受金具とを夫々装着し、こ
    れらの受金具を介して、梁型枠と、この梁型枠近傍のス
    ラブ型枠とを同時に支持することを特徴とした梁型枠部
    の支持方法。
  2. 【請求項2】  梁型枠を床面等から支持する型枠支持
    装置の構成部材であって、所定間隔を隔てて平行に配置
    される左右積上用支柱と、この左右積上用支柱の内がわ
    に、所定間隔を隔てて平行に配置される左右梁部受用支
    柱と、左右積上用支柱の外がわに、所定間隔を隔てて平
    行に配置される左右スラブ部受用支柱とを備え、これら
    左右積上用支柱、左右梁部受用支柱、左右スラブ部受用
    支柱夫々を複数の横架連結杆で一体的に連結し、左右積
    上用支柱の下端部分を、適宜積上式仮設支持塔上部に連
    結可能となるよう形成し、左右梁部受用支柱の上端部分
    には梁型枠支持用の受金具が、左右スラブ部受用支柱の
    上端部分にはスラブ型枠支持用の受金具が夫々装着可能
    となるよう形成したことを特徴とする型枠支持装置に於
    ける梁型枠部用受体。
JP3044425A 1991-02-15 1991-02-15 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体 Expired - Lifetime JP2524897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044425A JP2524897B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044425A JP2524897B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04261963A true JPH04261963A (ja) 1992-09-17
JP2524897B2 JP2524897B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=12691138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3044425A Expired - Lifetime JP2524897B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524897B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530340U (ja) * 1991-09-20 1993-04-20 ホリー株式会社 可動ジヤツキ
JPH06156280A (ja) * 1991-03-26 1994-06-03 East Japan Railway Co 位相検出装置
JPH06217605A (ja) * 1993-01-27 1994-08-09 Kubota Corp ロータリカバーの駆動装置
JPH0671752U (ja) * 1993-03-17 1994-10-07 三井造船株式会社 移動式架設装置
JPH07279418A (ja) * 1994-04-06 1995-10-27 Asahi Sangyo Kk 仮設構造物
JPH0972089A (ja) * 1995-09-06 1997-03-18 Asahi Sangyo Kk 支保工システム
JP2007309029A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Alinco Inc 単管足場
JP2010281159A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 昇降移動式張り出し足場
JP2011038352A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Taisen Industry Co Ltd 横架材および該横架材を用いた構台
JP2018145715A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 日建リース工業株式会社 足場用梁枠および仮設足場の開口部構造
JP2023117756A (ja) * 2022-02-14 2023-08-24 株式会社クリス・コーポレーション ステージ足場用ジャッキ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635145U (ja) * 1986-06-30 1988-01-13
JPH0198858U (ja) * 1987-12-23 1989-07-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635145U (ja) * 1986-06-30 1988-01-13
JPH0198858U (ja) * 1987-12-23 1989-07-03

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06156280A (ja) * 1991-03-26 1994-06-03 East Japan Railway Co 位相検出装置
JPH0530340U (ja) * 1991-09-20 1993-04-20 ホリー株式会社 可動ジヤツキ
JPH06217605A (ja) * 1993-01-27 1994-08-09 Kubota Corp ロータリカバーの駆動装置
JPH0671752U (ja) * 1993-03-17 1994-10-07 三井造船株式会社 移動式架設装置
JPH07279418A (ja) * 1994-04-06 1995-10-27 Asahi Sangyo Kk 仮設構造物
JPH0972089A (ja) * 1995-09-06 1997-03-18 Asahi Sangyo Kk 支保工システム
JP2007309029A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Alinco Inc 単管足場
JP2010281159A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 昇降移動式張り出し足場
JP2011038352A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Taisen Industry Co Ltd 横架材および該横架材を用いた構台
JP2018145715A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 日建リース工業株式会社 足場用梁枠および仮設足場の開口部構造
JP2023117756A (ja) * 2022-02-14 2023-08-24 株式会社クリス・コーポレーション ステージ足場用ジャッキ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2524897B2 (ja) 1996-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6151851A (en) Stackable support column system and method for multistory building construction
US7435038B2 (en) Method and apparatus for lifting and stabilizing subsided slabs, flatwork and foundations of buildings
US20110285044A1 (en) Adjustable and/or reusable brace, kicker and tie apparatus & method
JPH04261963A (ja) 型枠支持装置に於ける梁型枠部用受体
US20080053020A1 (en) Stackable column assembly and method of construction
US20070264089A1 (en) Stackable concrete forming apparatus components
CN218912324U (zh) 一种钢筋骨架绑扎辅助架
JP4623570B2 (ja) ジャッキベース及び型枠支保工の施工方法
JPS61290164A (ja) 梁及びスラブの支持方法及び装置
JPH0536042Y2 (ja)
AU2016203317B2 (en) Ground Engaging Construction Support
JPH08312160A (ja) 建物移動時の土台枠の補強構造
CN215618009U (zh) 一种装配式建筑预制墙板存放架
JP2542018Y2 (ja) 積上式仮設支持枠の端部支持枠
CN218229796U (zh) 组合式成品预制梁、柱存放架
JP3029324B2 (ja) 仮囲い及び仮囲い用基礎
CN219587206U (zh) 一种装配结构支撑体系
AU651039B1 (en) Elevated floor structure
JP2990384B2 (ja) 梁型枠支持工法及び梁型枠支持体
JP2023172647A (ja) 鉄筋架台および壁の構築方法
JPH0438039Y2 (ja)
RU23805U1 (ru) Гибочный станок для изготовления арматурных изделий
JPH07279418A (ja) 仮設構造物
JP3225455B2 (ja) 建屋の構築方法
JPH0249314Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15