JP2807200B2 - 小屋組構造 - Google Patents
小屋組構造Info
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- JP2807200B2 JP2807200B2 JP7301645A JP30164595A JP2807200B2 JP 2807200 B2 JP2807200 B2 JP 2807200B2 JP 7301645 A JP7301645 A JP 7301645A JP 30164595 A JP30164595 A JP 30164595A JP 2807200 B2 JP2807200 B2 JP 2807200B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truss
- roof panel
- roof
- hut
- diagonal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
する小屋組構造に関する。
トラスの斜材に沿わせて配置固着してあった。つまり、
従来はトラスのみで小屋組を構成し、屋根パネルはその
上に上下方向のほぼ全長を載せて固着していただけであ
った。そして、トラスとしては直角三角形状、あるいは
台形形状のものであった。また、トラスとして二等辺三
角形状のものもあるが、二等辺三角形状のトラスは対向
する壁パネル間に架設されて頂部が棟位置となる長さの
長いものであった。
例にあっては、トラスのみで小屋組を構成し、屋根パネ
ルはその上に上下方向のほぼ全長を載せて固着していた
だけであるため、トラスの斜材として長いものが必要
で、その分コストも高くなるという問題があった。ま
た、従来からある二等辺三角形状のトラスは、対向する
壁パネル間に架設されて頂部が棟位置となる長さの長い
ものであるため、製造、搬送、現場施工において不利と
なるという問題があった。
明したものであって、その課題とするところはトラスと
屋根パネルとの協同でバランスの取れた合理的な構造の
小屋組を構成できて、トラスの構造を簡略化及び小型化
できて生産、搬送、施工性を向上できる小屋組構造を提
供するにある。
め、本発明の小屋組構造は、二等辺三角形状のトラス5
の一方の斜材9の上に屋根パネル6の下部を載設固着す
ると共に該一方の斜材9の上端部より斜め上方に突出し
た屋根パネル6の突出長さを他方の斜材9と略同一長さ
として成ることを特徴とするものである。
形態に基づいて詳述する。図1には本発明の一実施形態
が示してある。この実施形態においては、方形屋根を形
成するための小屋組を構成する例が示してある。正方形
状に配置された壁パネル4に囲まれた部分の中央部には
通し柱のような柱1が立設してあり、この柱1の頂部に
は柱頭束2が立設してある。この柱頭束2の下端部には
トラス受け金具7が設けてある。ここで、柱1の頂部に
柱頭束2を連結するための連結金具をそのままトラス受
け金具7として兼用してもよい。柱頭束2の上端部には
屋根パネル受け用笠部3を設けてある。屋根パネル受け
用笠部3は図1に示す実施形態では4つの斜面を有する
四角錐状をしている。トラス5は水平部材8と両側の斜
材9とで二等辺三角形状に形成されており、この二等辺
三角形状をしたトラス5を柱頭束2の四方に配置して、
各二等辺三角形状のトラス5を壁パネル4の上端部と柱
頭束2の下端部との間に架設してある。
て形成してあり、現場においてトラス5は柱頭束2の下
部においては図3に示すようにトラス受け金具7上に載
置されてボルトにより固定されるものであり、壁パネル
4の上端部においては第4図に示すように壁パネル4の
上端部に取り付けた屋根パネル受け金物10に設けたト
ラス受け部11に載置してボルトにより固定されるもの
である。トラス5の中央部の縦材12の上端部には屋根
パネル受け部13が設けてある。図1の実施形態では柱
頭束2の四方に配置したトラス5のうち、前後方向に向
いた2つのトラス5の中央部と壁パネル4との間に別の
トラス5が架設してあり、これらすべてのトラス5は同
じ大きさとなっている。
形状をした各トラス5の一方の斜材9の上に屋根パネル
4の下部をそれぞれ配設し、トラス5の屋根パネル受け
部13と、壁パネル4の上端部に取り付けた屋根パネル
受け金物10の上に載置してボルトにより固定すると共
に、該斜材9の上端部より斜め上方に屋根パネル4の上
部を突出させる。ここで、図2から明らかなように、一
方の斜材9の上端部より斜め上方に突出した屋根パネル
6の突出長さを他方の斜材9と略同一長さとしてある。
上記のように、各トラス5に沿って下部を配設して固着
した傾斜方向の異なる屋根パネル4の上端部は柱1の上
方に位置する屋根パネル受け用笠部3にボルトにより固
着される。したがって、下部をそれぞれ柱1と、該柱1
と前後及び両側方に対向する各壁パネル4の上端部間に
それぞれ架設された各トラス5上に沿って下部が支持固
定された屋根パネル4の上端部が屋根パネル受け用笠部
3を介して連結された構成となっている。図5に屋根パ
ネル6を屋根パネル受け用笠部3にボルトにより取り付
けている状態が示してある。屋根パネル6は金属製のフ
レーム6aに面板6bを貼着して構成したものであって
金属フレーム6a部分でボルトにより取り付けてある。
形状のトラス5の一方の斜材9の上に屋根パネル6の下
部を載設固着すると共に該一方の斜材9の上端部より斜
め上方に突出した屋根パネル6の突出長さを他方の斜材
9と略同一長さとしてあるので、二等辺三角形状のトラ
ス5と屋根パネル6との協同で小屋組が構成されること
になる。また、このようにして構成される小屋組は、ト
ラス5自体が二等辺三角形状であるばかりでなく、二等
辺三角形状のトラス5の他方の斜材9と、この他方の斜
材9と同じ長さの屋根パネル6の上部とが同じ長さであ
るため、全体がバランスの取れた合理的な構造の小屋組
が構成されることになる。
根を構成するものであって、同一形状のトラス5を用い
て小屋組を構成して屋根が形成されるものである。な
お、上記実施形態では方形の屋根の小屋組の例を示した
が、方形の屋根の小屋組のみに限定されず、寄棟屋根、
その他の屋根の小屋組にも本発明の構成は実施できるも
のである。
辺三角形状のトラスの一方の斜材の上に屋根パネルの下
部を載設固着すると共に該一方の斜材の上端部より斜め
上方に突出した屋根パネルの突出長さを他方の斜材と略
同一長さとしてあるので、トラスと屋根パネルとの協同
でバランスの取れた合理的な構造の小屋組を構成できて
るものであり、しかも、屋根パネルの一部が小屋組の一
部を兼ねるので、その分トラスの構造を簡略化できると
共に小型化できて生産、搬送、施工性を向上させること
ができてコストダウンが図れるものである。
る部分の平面図である。
状態の平面図である。
ネルを取り付けている状態の平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 二等辺三角形状のトラスの一方の斜材の
上に屋根パネルの下部を載設固着すると共に該一方の斜
材の上端部より斜め上方に突出した屋根パネルの突出長
さを他方の斜材と略同一長さとして成ることを特徴とす
る小屋組構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301645A JP2807200B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 小屋組構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301645A JP2807200B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 小屋組構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2111082A Division JP2669477B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 小屋組構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209845A JPH08209845A (ja) | 1996-08-13 |
JP2807200B2 true JP2807200B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17899439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7301645A Expired - Lifetime JP2807200B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 小屋組構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2807200B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2669477B2 (ja) * | 1990-04-26 | 1997-10-27 | ナショナル住宅産業株式会社 | 小屋組構造 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7301645A patent/JP2807200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08209845A (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
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