JPS6134896Y2 - - Google Patents

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JPS6134896Y2
JPS6134896Y2 JP15624181U JP15624181U JPS6134896Y2 JP S6134896 Y2 JPS6134896 Y2 JP S6134896Y2 JP 15624181 U JP15624181 U JP 15624181U JP 15624181 U JP15624181 U JP 15624181U JP S6134896 Y2 JPS6134896 Y2 JP S6134896Y2
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JP
Japan
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air duct
component
air
instrument panel
panel reinforcement
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JP15624181U
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JPS5861609U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の空調設備のエアーダクトの構
造に関するもので、特に自動車内の他の構成部品
がエアーダクトの径路を干渉する場合におけるエ
アーダクトの構造に関するものである。
自動車の冷暖房設備から出た冷気又は暖気はエ
アーダクトを介して車室内の適当な個所まで導か
れるが、自動車内の構成部品がエアーダクト径路
の少なくとも一部を貫通し、相互に干渉するよう
な状況がしばしば発生する。このような場合、従
来は、干渉を防ぐためにエアーダクトが他の構成
部品をよけた径路をとり、そのためよけた分だけ
エアーダクトの通路断面積が減少することとなつ
ていた。また、エアーダクトの形状が複雑なもの
となり、その製造や組付の作業性が良くなかつ
た。
このような従来のエアーダクトの構造につい
て、第5図及び第6図で説明すると、10がエア
ーダクトであり、他の構成部品であるインパネリ
インホースメント11との干渉を避けるために、
このインパネリインホースメント11をよけた構
造になつていた。そのため、第6図に示すように
エアーダクト10の通路断面積が非常に小さなも
のとなり、エアーダクトの通風機能が十分活かさ
れていなかつた。
本考案の目的は、自動車内の他の構成部品、特
に剛体部品がエアーダクト径路の少なくとも一部
を貫通している場合において、エアーダクトの通
路断面積を確保し、かつエアーダクトの構造を簡
単にして組付作業を容易にすると共にその固定も
堅固になるようにしたエアーダクトの構造を提供
することにある。
そのような目的を実現するために、本考案で
は、他の剛体部品と干渉するエアーダクトの部分
を、その剛体部品を覆い包むように構成し、該エ
アーダクトの部分にて剛体部品の両側にエアーダ
クト通路の空間部が存在するを特徴とするもので
ある。
以下、添付図面を参照し本考案の実施例につい
て説明する。
第1図は本考案に係る自動車用エアーダクトの
構造を斜視図で示すものである。第1図に示した
エアーダクト1は、樹脂等で構成された3つの構
成部品21,22,23から成り、第1の構成部
品21は冷房装置、暖房装置等の自動車用空調設
備(図示せず)の本体に接続されている。エアー
ダクトの構成部品22は、他の剛体の構成部品で
あるインパネリインホースメント11と干渉する
部分である。インパネリインホースメント11
は、自動車の運転席と対面するインストルメント
パネル(図示せず)の内側に配置される車体の補
強部品であり、通常は鉄パイプで構成されてい
る。このインパネリインホースメント11は、エ
アーダクト1の径路の少なくとも一部(即ち、第
2の構成部分22)を貫通しているので、エアー
ダクト1の第2の構成部品22はそのインパネリ
インホースメント11を覆い包むように構成さ
れ、この第2の構成部品22の内部には第2図に
示すようにインパネリインホースメント11の両
側にそれぞれのエアーダクト通路の空間部2,3
が存在する。
第2の構成部分22は、第2図及び第3図に示
しているように、樹脂部分22a,22bから成
る一体樹脂成形品であつて、インテグラルヒンジ
部28において部分22aと部分22bとが結合
され一体的な構成を成している。第3図は、第2
の構成部分22のみを示したもので、しかもイン
テグラルヒンジ部28を中心に部分22aと部分
22bとが互いに開いた状態で示したものであ
る。第2図及び第3図において、第2の構成部品
22の各樹脂部分22a,22bは、それぞれ外
壁25a,25b、インパネリインホースメント
11と接触する内壁26a,26b、及び両部分
22a,22bを閉じるための係止部24a,2
4bを有する。各樹脂部分22a,22bは、前
述のようにインテグラルヒンジ部28にて互いに
連結され、かつ樹脂肉厚の小さなこのインテグラ
ルヒンジ部28の樹脂の弾性変形によりこの部分
を中心として開閉自在になつている。このよう
に、第2の構成部品22の2つの樹脂部分22
a,22bを第3図のように開いた状態でインパ
ネリインホースメント11に覆いかぶせ、インテ
グラルヒンジ部28を中心に部分22a,22b
を互いに閉じる。部分22a,22bを閉じる
と、インテグラルヒンジ部28と対向して設けら
れた部分22aの係止部24aと部分22bの係
止部24bとが互いに係合し、第2の構成部品2
2(部品22a,22b)は閉じたままの状態で
維持される。このような係止部24aは、例えば
第3図に示すようにフツク状の突起部の形状であ
り、第4図に示すように、このようなフツク状突
起部24aは軸方向に4個設けてある。また、フ
ツク状突起部24aと係合する部分22bの係止
部24bは、これらのフツク状突起部24aと対
応する位置に設けられた凹状部又は係合穴として
構成されている。従つて、部分22a,22bが
互いに閉じられる際、フツク状突起部24aが弾
性変形しながら凹状部又は係合穴24bに入り込
み、完全に閉じられた時点でフツク状突起24a
が凹状部又は係合穴27bに係止されるのであ
る。
なお、第2の構成部品22の内壁26a,26
bとインパネリインホースメント11との間に
は、緩衝材27が設けられている。また、第2の
構成部品22の外壁下部の接合端面の合わせ面2
9は適切な接着剤で結合してもよい。
エアーダクトの第3の構成部分23は、空調設
備本体から引き出された冷気又は暖気を車室内へ
導く部分である。エアーダクトの各構成部分2
1,22,23は相互に緩衝材ないしシール材3
0,31等により、空気が漏れないように結合さ
れる。
エアーダクト内を通過する空気は、第1の構成
部分21から第2の構成部分22へ流れ、この第
2の構成部分22にて、第2図矢印で示すよう
に、インパネリインホースメント11の両側に存
在する2つのエアーダクト通路の空間部2,3に
分離され、第3の構成部分23にて再び1つのエ
アダクト通路に集合されるのであるが、本考案の
エアーダクト構造によると、第2の構成部分22
にて通路断面積が小さくなることはなく、十分な
空気量の流通が可能である。また、エアーダクト
の構造が簡単で各構成部品相互間、及び剛体部品
との組付が容易に行なえる。更にまた、本考案の
エアーダクトは剛体部品を覆い包む構造であるの
で、この剛体部品によるエアーダクトの支持ない
し固定も可能であり、エアーダクト自体の剛性も
ある程度期待できる。もちろん他の補助的な固定
方法を加えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアーダクトの構造を示す斜
視図、第2図は第1図の線−における拡大断
面図、第3図は第2の構成部品のみを開いた状態
で示す図、第4図は第2図の線−における断
面図、第5図は従来のエアーダクトの構造を示す
斜視図、第6図は第5図の線−における断面
図である。 1……エアーダクト、2,3……エアーダクト
通路、11……インパネリインホースメント(剛
体部品)、21,22,23……エアーダクトの
各構成部分、22a,,22b……樹脂部分、2
7……緩衝材、28……インテグラルヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の空調設備のエアーダクト径路の少なく
    とも一部を他の剛体の構成部品11が貫通してい
    る構造であつて、該貫通構成部品と干渉するエア
    ーダクトの部分22は貫通部品を覆い包むように
    構成され、該エアーダクトの部分にて貫通部品の
    両側にそれぞれエアーダクト通路の空間部2,3
    が存在することを特徴とする自動車用エアーダク
    トの構造。
JP15624181U 1981-10-22 1981-10-22 自動車用エア−ダクトの構造 Granted JPS5861609U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15624181U JPS5861609U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車用エア−ダクトの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15624181U JPS5861609U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車用エア−ダクトの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5861609U JPS5861609U (ja) 1983-04-26
JPS6134896Y2 true JPS6134896Y2 (ja) 1986-10-11

Family

ID=29948787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15624181U Granted JPS5861609U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車用エア−ダクトの構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5861609U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182412U (ja) * 1983-05-25 1984-12-05 三菱自動車工業株式会社 後席暖房ダクト

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Publication number Publication date
JPS5861609U (ja) 1983-04-26

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