JPH0351242Y2 - - Google Patents

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JPH0351242Y2
JPH0351242Y2 JP5916785U JP5916785U JPH0351242Y2 JP H0351242 Y2 JPH0351242 Y2 JP H0351242Y2 JP 5916785 U JP5916785 U JP 5916785U JP 5916785 U JP5916785 U JP 5916785U JP H0351242 Y2 JPH0351242 Y2 JP H0351242Y2
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JP
Japan
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vehicle body
flange
interior
rib
seaming
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JP5916785U
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JPS61174361U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の内装部品取付構造に関する。
(従来技術) 自動車においては、車体内壁を装飾等のために
覆う内装部品(トリム)が設けられ、また、車体
開口縁のフランジにシーミングウエルトが装着さ
れているが、内装部品はシーミングウエルトとの
間に隙を生じないように取り付けるのが好まし
い。しかし、内装部品をクリツプで車体に固定し
てその端部をシーミングウエルトに突合わせただ
けでは、内装部品とシーミングウエルトとの熱膨
張の違いにより両者間に隙ができることがある。
これに対し、上記内装部品の端部に車体の開口
縁のフランジに重ねる係止部を設け、この係止部
をフランジとともにシーミングウエルトで挾持す
る技術が知られている(実開昭58−139250号公報
参照)。この技術の場合、内装部品とシーミング
ウエルトとに隙間が生じることを防止することが
できるものの、シーミングウエルトを内装部品と
フランジに対し嵌め込む際に内装部品がシーミン
グウエルトに押されてずれ動き、内装部品の端部
に表われるラインが不規則になるとともに、シー
ミングウエルトによる内装部品の保持も不十分と
なり易い。
(考案の目的) 本考案は、車体開口縁のフランジとともに内装
部品端部の係止部をシーミングウエルトにて挾持
するにあたり、このシーミングウエルトを上記フ
ランジおよび係止部に対し嵌込んだ際、内装部品
のずれ動きが生じないような内装部品取付構造を
提供しようとするものである。
(考案の構成) 本考案においては、車体内壁を覆う内装部品の
端部に、上記車体の開口縁において上記車体内壁
のフランジに重ねられる係止部を設けるととも
に、この内装部品に、上記フランジの張出し方向
とは逆の方向において上記車体内壁の上記フラン
ジに隣接する部位に当接するリブを設け、上記フ
ランジと係止部に対し断面略U状シーミングウエ
ルトが嵌められ、上記リブを車体内壁に当接させ
た状態でこのフランジと係止部とがシーミナング
ウエルトで挟持される内装部品取付構造としてい
る。
従つて、上記内装部品取付構造においては、内
装部品の係止部を車体内壁のフランジに重なる位
置にすると、上記内装部品のリブがg車体内壁の
上記フランジに隣接する部位に当接することにな
る。従つて、上述の互いに重ねられた係止部及び
フランジに対して、シーミングウエルトを嵌め込
んでいつても、上記リブと車体内壁との当接によ
り、上記係止部、従つて内装部品のずれ動きはな
く、この内装部品を予定の位置で車体に確実に係
止できることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図には自動車のリヤ部分が示されており、
同図で1はリヤフロアパネル、2はリヤタイヤハ
ウス、3はリヤパツケージトレイであり、サイド
シル4とこれに続くリヤピラー5がそれぞれリヤ
ドアを取り付ける車体開口6の下縁部と後側縁部
を構成している。サイドシル4を閉断面に構成す
るサイドシルインナ7とサイドシルアウタ8、並
びにリヤピラー5を閉断面に構成するインナパネ
ル9とアウタパネル10はそれぞれ上記車体開口
6側へ張出したフランジ7a〜10aを備える。
そうして、上記インナパネル9には装飾等のため
の内装部品(トリム)11で覆われており、この
内装部品11はその車体開口6側の端部が上記フ
ランジ7a〜10aとともに車体開口縁を構成す
る一連のシーミングウエルト12にて挾持されて
車体に対し係止されている。
すなわち、第2図に示す如く、上記シーミング
ウエルト12は断面略U字状でU字の内側へ互い
に対向して突出した複数の突条12aを備え、上
記内装部品11の端部にはシーミングウエルト1
2の外面に当接するヘリ11aと、このヘリ11
aからシーミングウエルト12の内側へ略コ字状
に延びて上記リヤピラーインナパネル9のフラン
ジ9aに重ねられる係止部11bかせ形成されて
いる。そして、この内装部品11の上記ヘリ11
aの内側にはフランジ9aの張出し方向とは逆の
方向においてインナパネル9の上記フランジ9a
に隣接する部位に当接するリブ13が固定して設
けられている。この場合、上記係止部11bがリ
ヤピラー5の両フランジ9a,10aとともにシ
ーミングウエルト12で挾持され、その係止部1
1bの正しい挾持状態においてリブ13がインナ
パネル9に当接するように係止部11bとリブ1
3の位置関係が設定されている。本例の場合、リ
ブ13は内装部品11のタイヤハウス2に沿つて
湾曲した部分と、タイヤハウス2の上方でリヤピ
ラー5に沿つて立上がつた部分の2箇所に設けら
れている。
従つて、上記構造においては、内装部品11の
係止部11bをフランジ9aに重ねた状態でシー
ミングウエルト12を係止部11bとフランジ9
a,10aに対しそれらを挾持すべく嵌込むと、
リブ13がリヤピラー5のインナパネル9に当接
し、係止部11bが正規の挾持位置からずれた状
態でシーミングウエルト12に挾持されることが
防止される。つまり、リブ13が係止部11bの
挾持位置を規制するから、内装部品11のヘリ1
1aとシーミングウエルト12との当接ラインに
不規則な曲がりは生ずることがないとともに、内
装部品11はシーミングウエルト12にて車体に
確実に係止され、また、内装部品11のヘリ11
aとシーミングウエルト12との間に隙間も生じ
ない。そうして、シーミングウエルト12の嵌込
み時において、内装部品11の係止部11bを上
記フランジ9aに対し正しく位置合わせしておく
必要がなくなるとともに、内装部品11にシーミ
ングウエルト12を保持せしめておいてフランジ
9a,10aに対し嵌込むことも可能となる。
なお、上記実施例は、リヤピラー5のインナパ
ネル9を内装部品11で覆う例であるが、車体天
井壁を覆う場合など車体開口縁に連なる他の内装
部品の取付にも本考案は適用することができる。
また、リブは1箇所あるいは2箇所以上など部
分的に設けるのではなく、シーミングウエルトの
長さ方向に対応する内装部品の全長にわたつて連
続的に設けてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、内装部品端部の係止部を車体
の開口縁のフランジとともにシーミングウエルト
で挾持するものにおいて、リブにて内装部品の位
置決めができるため、内装部品のシーミングウエ
ルトに対するずれがなく、内装部品の確実な係止
を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の後部室内側の斜視図、第2図は第1図のA−A
線での断面を示す斜視図である。 5……リヤピラー、6……車体開口、9……イ
ンナパネル、11……内装部品、11b……係止
部、12……シーミングウエルト、13……リ
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体内壁を覆う内装部品の端部に上記車体の開
    口縁において上記車体内壁のフランジに重ねられ
    る係止部が設けられているとともに、この内装部
    品には上記フランジの張出し方向とは逆の方向に
    おいて上記車体内壁の上記フランジに隣接する部
    位に当接するリブが設けられていて、上記フラン
    ジと係止部に対し断面略U状シーミングウエルト
    が嵌められ、上記リブを車体内壁に当接させた状
    態でこのフランジと係止部とがシーミナングウエ
    ルトで挟持されていることを特徴とする自動車の
    内装部品取付構造。
JP5916785U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0351242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916785U JPH0351242Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916785U JPH0351242Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61174361U JPS61174361U (ja) 1986-10-30
JPH0351242Y2 true JPH0351242Y2 (ja) 1991-11-01

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ID=30585341

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JP5916785U Expired JPH0351242Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61174361U (ja) 1986-10-30

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