JP2524157Y2 - 自動車のトリムボード取付構造 - Google Patents
自動車のトリムボード取付構造Info
- Publication number
- JP2524157Y2 JP2524157Y2 JP6411190U JP6411190U JP2524157Y2 JP 2524157 Y2 JP2524157 Y2 JP 2524157Y2 JP 6411190 U JP6411190 U JP 6411190U JP 6411190 U JP6411190 U JP 6411190U JP 2524157 Y2 JP2524157 Y2 JP 2524157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim board
- hole
- pillar
- center pillar
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は自動車のトリムボード取付構造に関する。
b.従来の技術 第５図に示すような自動車においては、センターピラ
ー１の内側にトリムボードを取付けてある。第３図と第
４図にその取付構造の一例を示す。
ー１の内側にトリムボードを取付けてある。第３図と第
４図にその取付構造の一例を示す。
第４図において、２はセンターピラー１を構成するイ
ンナパネル、３は同アウタパネルである。センターピラ
ー１はアッパ・ロアトリムボード4,5で覆ってあり、ア
ッパトリムボード４はルーフトリムボード６と一体に構
成してある。アッパトリムボード４は下端部裏面に突起
７を備えており、該突起７をセンターピラーインナパネ
ル２の孔2aに係合させて位置決めを行っている。位置決
めされたアッパトリムボード４は、その両側のフランジ
部4aをオープニングトリム８でセンターピラー１のフラ
ンジ部1aに固定するようになっている。なお、９はシー
トベルトのショルダーハイトアジャスターが組込まれる
孔である。
ンナパネル、３は同アウタパネルである。センターピラ
ー１はアッパ・ロアトリムボード4,5で覆ってあり、ア
ッパトリムボード４はルーフトリムボード６と一体に構
成してある。アッパトリムボード４は下端部裏面に突起
７を備えており、該突起７をセンターピラーインナパネ
ル２の孔2aに係合させて位置決めを行っている。位置決
めされたアッパトリムボード４は、その両側のフランジ
部4aをオープニングトリム８でセンターピラー１のフラ
ンジ部1aに固定するようになっている。なお、９はシー
トベルトのショルダーハイトアジャスターが組込まれる
孔である。
c.考案が解決しようとする課題 しかし、上記構造によると、アッパトリムボード４の
突起７がセンターピラーインナーパネル２の孔2aに係合
しているかどうか確認できないので、アッパトリムボー
ドの取付け位置がずれてしまう虞れがあった。
突起７がセンターピラーインナーパネル２の孔2aに係合
しているかどうか確認できないので、アッパトリムボー
ドの取付け位置がずれてしまう虞れがあった。
さらに、アッパトリムボード４の表面の突起７を設け
た個所にヒケが生じ易く、外観上好ましくないという欠
点もあった。
た個所にヒケが生じ易く、外観上好ましくないという欠
点もあった。
d.課題を解決するための手段 本考案はこうした課題を解決することを目的とするも
ので、その要旨は、ピラーの側部に形成したフランジ部
に、ピラーの室内側を覆うトリムボードの側部に形成し
たフランジ部を当接し、これら両フランジ部にオープニ
ングトリムを装着して、トリムボードをピラーに取付け
る構造において、上記ピラーのフランジ部に孔を貫設す
るとともに、該孔の位置に対応するトリムボードの位置
に、該孔に係合する突起を設けたことにある。
ので、その要旨は、ピラーの側部に形成したフランジ部
に、ピラーの室内側を覆うトリムボードの側部に形成し
たフランジ部を当接し、これら両フランジ部にオープニ
ングトリムを装着して、トリムボードをピラーに取付け
る構造において、上記ピラーのフランジ部に孔を貫設す
るとともに、該孔の位置に対応するトリムボードの位置
に、該孔に係合する突起を設けたことにある。
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
本実施例では、第１図に示すように自動車のルーフを
支えるセンターピラー１の側部に形成したフランジ部1a
に、孔10を貫設している。そして、アッパトリムボード
４の側部に形成したフランジ部4aの裏面には、孔10に係
合する突起11を、アッパトリムボード４をセンターピラ
ー１に取付けたときに、孔10に対応する位置に設けてい
る。その他の部材は上述の従来例と同様に構成してある
ので、同一符号を付して説明を省略する。
支えるセンターピラー１の側部に形成したフランジ部1a
に、孔10を貫設している。そして、アッパトリムボード
４の側部に形成したフランジ部4aの裏面には、孔10に係
合する突起11を、アッパトリムボード４をセンターピラ
ー１に取付けたときに、孔10に対応する位置に設けてい
る。その他の部材は上述の従来例と同様に構成してある
ので、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例はこのように構成してあるので、センターピ
ラー１にアッパトリムボード４を取付けるときは、おお
まかにこれら両者のフランジ部1a,4aを合わせる。そし
て、センターピラー１のフランジ部1aに設けた孔10に、
アッパトリムボード４の突起が係合していることを確認
してから、第２図に示すように、断面がＵ字形状でなる
オープニングトリム８をそれら両フランジ部1a,4aに装
着する。このようにして、アッパトリムボード４は、セ
ンターピラー１に固定する。したがって、この孔10は車
外の作業者から見え易い位置に設けておくのが好まし
い。
ラー１にアッパトリムボード４を取付けるときは、おお
まかにこれら両者のフランジ部1a,4aを合わせる。そし
て、センターピラー１のフランジ部1aに設けた孔10に、
アッパトリムボード４の突起が係合していることを確認
してから、第２図に示すように、断面がＵ字形状でなる
オープニングトリム８をそれら両フランジ部1a,4aに装
着する。このようにして、アッパトリムボード４は、セ
ンターピラー１に固定する。したがって、この孔10は車
外の作業者から見え易い位置に設けておくのが好まし
い。
なお、本考案はセンターピラーにトリムボードを取付
ける場合に適用を限定されるものではなく、クォーター
ウィンドを備えた自動車では、クォーターピラーに適用
してもよい。
ける場合に適用を限定されるものではなく、クォーター
ウィンドを備えた自動車では、クォーターピラーに適用
してもよい。
e.考案の効果 本考案によれば、ピラーのフランジ部に貫設した孔に
トリムボードの突起が係合しているかどうか確認するこ
とで、トリムボードの位置決めが正確になされているか
どうか知ることができるので、トリムボードの取付け位
置がずれる虞は全くなくなる。
トリムボードの突起が係合しているかどうか確認するこ
とで、トリムボードの位置決めが正確になされているか
どうか知ることができるので、トリムボードの取付け位
置がずれる虞は全くなくなる。
さらに、トリムボードの突起はオープニングトリムで
覆われるフランジ部に移設したことから、そこにヒケが
生じても外観上支障となることはない。
覆われるフランジ部に移設したことから、そこにヒケが
生じても外観上支障となることはない。
また、センターピラーの位置決め用の孔もフランジ部
に移設してあるので、トリムボードを取付ける車種とそ
うでない車種との間で車体の共通化が図られるという効
果もある。
に移設してあるので、トリムボードを取付ける車種とそ
うでない車種との間で車体の共通化が図られるという効
果もある。
第１図は本考案に係る構造を分解して示す斜視図で、第
５図の点線枠Ｃ内を車室側から見た図、第２図は第１図
に示したＡ−Ａ線による断面図、第３図は従来の構造を
示す斜視図、第４図は第３図に示したＢ−Ｂ線による断
面図、第５図は自動車の斜視図である。 １……センターピラー、1a……フランジ部、２……セン
ターピラーインナパネル、３……センターピラーアウタ
パネル、４……アッパトリムボード、4a……フランジ
部、８……オープニングトリム、10……孔、11……突
起。
５図の点線枠Ｃ内を車室側から見た図、第２図は第１図
に示したＡ−Ａ線による断面図、第３図は従来の構造を
示す斜視図、第４図は第３図に示したＢ−Ｂ線による断
面図、第５図は自動車の斜視図である。 １……センターピラー、1a……フランジ部、２……セン
ターピラーインナパネル、３……センターピラーアウタ
パネル、４……アッパトリムボード、4a……フランジ
部、８……オープニングトリム、10……孔、11……突
起。
Claims (1)
- 【請求項１】ピラーの側部に形成したフランジ部に、ピ
ラーの室内側を覆うトリムボードの側部に形成したフラ
ンジ部を当接し、これら両フランジ部にオープニングト
リムを装着して、トリムボードをピラーに取付ける構造
において、上記ピラーのフランジ部に孔を貫設するとと
もに、該孔の位置に対応するトリムボードの位置に、該
孔に係合する突起を設けたことを特徴とする自動車のト
リムボード取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6411190U JP2524157Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 自動車のトリムボード取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6411190U JP2524157Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 自動車のトリムボード取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422354U JPH0422354U (ja) | 1992-02-25 |
| JP2524157Y2 true JP2524157Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31594760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6411190U Expired - Fee Related JP2524157Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 自動車のトリムボード取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524157Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP6411190U patent/JP2524157Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0422354U (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |