JPS6133138Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133138Y2 JPS6133138Y2 JP13888181U JP13888181U JPS6133138Y2 JP S6133138 Y2 JPS6133138 Y2 JP S6133138Y2 JP 13888181 U JP13888181 U JP 13888181U JP 13888181 U JP13888181 U JP 13888181U JP S6133138 Y2 JPS6133138 Y2 JP S6133138Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- bolt insertion
- hole
- insertion hole
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパネルの構造、特に布基礎上に載置さ
れる床パネルの固定部構造に関する。
れる床パネルの固定部構造に関する。
従来より、建物が常に一体となつて、外力に抵
抗できる完全で丈夫な基礎を設計するために、布
基礎中にアンカーボルトを埋込み、このアンカー
ボルトで土台や床パネルを緊結することが広く一
般に行なわれている。しかも現場における施工能
率を向上させるべく、予め加工工場においてパネ
ルに座掘やボルト挿入孔を明けておき、現場での
穿設孔作業を省略しているのが実情である。
抗できる完全で丈夫な基礎を設計するために、布
基礎中にアンカーボルトを埋込み、このアンカー
ボルトで土台や床パネルを緊結することが広く一
般に行なわれている。しかも現場における施工能
率を向上させるべく、予め加工工場においてパネ
ルに座掘やボルト挿入孔を明けておき、現場での
穿設孔作業を省略しているのが実情である。
しかしながら布基礎にパネルを緊結する際に、
布基礎中に埋込まれたアンカーボルトとパネルの
ボルト挿入孔との位置が不一致の場合には、ボル
ト挿入孔内にアンカーボルトを収めることができ
ないため、アンカーボルトを用いてパネルを布基
礎上に固定できなくなる。
布基礎中に埋込まれたアンカーボルトとパネルの
ボルト挿入孔との位置が不一致の場合には、ボル
ト挿入孔内にアンカーボルトを収めることができ
ないため、アンカーボルトを用いてパネルを布基
礎上に固定できなくなる。
そこで本考案は従来技術の斯かる欠点を解決す
るもので、その目的とするところはパネル裏面側
に穿設するボルト挿入孔を断面円錐台形に形成す
ることによつて、アンカーボルトとパネルのボル
ト挿通孔の相対的位置ずれを広範囲に許容し、も
つて如何なる場合にも布基礎に床パネルを確実に
緊結させることにある。
るもので、その目的とするところはパネル裏面側
に穿設するボルト挿入孔を断面円錐台形に形成す
ることによつて、アンカーボルトとパネルのボル
ト挿通孔の相対的位置ずれを広範囲に許容し、も
つて如何なる場合にも布基礎に床パネルを確実に
緊結させることにある。
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
ると、１は木製の床パネルで、この床パネル１は
長方形に連結した外枠２の内側に格子状に組んだ
芯材３を接続し、また前記外枠１の表面及び裏面
に面板４を貼着して形成される。５は前記パネル
の表面側に設けた座掘穴で、ナツトを埋込むのに
十分な幅及び深さを有している。６は前記パネル
の裏面側に設けたボルト挿入孔で、座掘穴５の中
央と内部で連通し、しかも奥にいくに従つて先細
となる断面円錐台形になされている。従つてボル
ト挿入孔６における外側開口部Ａ面積から内側開
口部Ｂ面積を除いた残余面積すなわちドーナツ状
領域Ｃの範囲内におけるアンカーボルトの位置ず
れを吸収し得るようになされている。なおこのボ
ルト挿入孔６はパネルの外枠２に設けられ、座掘
穴５と一緒に予め工場で穿孔加工される。
ると、１は木製の床パネルで、この床パネル１は
長方形に連結した外枠２の内側に格子状に組んだ
芯材３を接続し、また前記外枠１の表面及び裏面
に面板４を貼着して形成される。５は前記パネル
の表面側に設けた座掘穴で、ナツトを埋込むのに
十分な幅及び深さを有している。６は前記パネル
の裏面側に設けたボルト挿入孔で、座掘穴５の中
央と内部で連通し、しかも奥にいくに従つて先細
となる断面円錐台形になされている。従つてボル
ト挿入孔６における外側開口部Ａ面積から内側開
口部Ｂ面積を除いた残余面積すなわちドーナツ状
領域Ｃの範囲内におけるアンカーボルトの位置ず
れを吸収し得るようになされている。なおこのボ
ルト挿入孔６はパネルの外枠２に設けられ、座掘
穴５と一緒に予め工場で穿孔加工される。
次に本考案に係る床パネル１の取付け工程につ
いて説明すると、第３図に示される如く、床パネ
ル１を布基礎７上に載置してボルト挿入孔６の開
口部よりアンカーボルト８を嵌入させ、座掘穴５
内に突出したアンカーボルト８のネジ部にナツト
９を螺着して、布基礎７上に床パネル１を緊結す
る。第４図に示すように、万一布基礎７に埋設し
たアンカーボルト８がボルト挿入孔６の中心軸線
と一致しない場合には、アンカーボルト８の上部
を屈曲させてボルト挿入孔６内に収め、ナツト９
締めをする。
いて説明すると、第３図に示される如く、床パネ
ル１を布基礎７上に載置してボルト挿入孔６の開
口部よりアンカーボルト８を嵌入させ、座掘穴５
内に突出したアンカーボルト８のネジ部にナツト
９を螺着して、布基礎７上に床パネル１を緊結す
る。第４図に示すように、万一布基礎７に埋設し
たアンカーボルト８がボルト挿入孔６の中心軸線
と一致しない場合には、アンカーボルト８の上部
を屈曲させてボルト挿入孔６内に収め、ナツト９
締めをする。
本考案は以上のように、床パネルに設けたボル
ト挿入孔を断面円錐台形に形成することによつ
て、アンカーボルトが該ボルト挿入孔と一致する
場合はもち論として、不一致の場合においてもド
ーナツ状領域の範囲内においてアンカーボルトの
位置ずれ誤差を吸収し得るので、如何なる場合に
も布基礎上に床パネルを緊結できる効果がある。
従つて従来のように現場で再度穿孔加工を行う必
要もなく、またパネルの固定作業を著しくスピー
ドアツプできる等種々の効果を奏するものであ
る。
ト挿入孔を断面円錐台形に形成することによつ
て、アンカーボルトが該ボルト挿入孔と一致する
場合はもち論として、不一致の場合においてもド
ーナツ状領域の範囲内においてアンカーボルトの
位置ずれ誤差を吸収し得るので、如何なる場合に
も布基礎上に床パネルを緊結できる効果がある。
従つて従来のように現場で再度穿孔加工を行う必
要もなく、またパネルの固定作業を著しくスピー
ドアツプできる等種々の効果を奏するものであ
る。
なお第５図にはボルト挿入孔の他の実施例が記
載されており、この実施例においては、断面円錐
台形のボルト挿通孔１６と座掘穴１５との間に円
筒形状の中間孔１７が形成されている。第一実施
例のボルト挿入孔６の内側開口部Ａは座掘穴５内
へ直接開口しているため、その境いに薄肉の先鋭
突起１０が形成されるが、この先鋭突起１０はナ
ツト締め時の締付け力を直接受けるにも拘らず薄
肉のため破損し易く、最悪のときにはナツト締め
をすることができなくなる欠点を有していた。そ
こで第二実施例において、中間孔１７を設けるこ
とによつて、ナツト締め時の締付け力が加えられ
る個所を肉厚にし、その補強を図つたものであ
る。
載されており、この実施例においては、断面円錐
台形のボルト挿通孔１６と座掘穴１５との間に円
筒形状の中間孔１７が形成されている。第一実施
例のボルト挿入孔６の内側開口部Ａは座掘穴５内
へ直接開口しているため、その境いに薄肉の先鋭
突起１０が形成されるが、この先鋭突起１０はナ
ツト締め時の締付け力を直接受けるにも拘らず薄
肉のため破損し易く、最悪のときにはナツト締め
をすることができなくなる欠点を有していた。そ
こで第二実施例において、中間孔１７を設けるこ
とによつて、ナツト締め時の締付け力が加えられ
る個所を肉厚にし、その補強を図つたものであ
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は本考案に係るパネルを示す斜視図、第２図は第
１図−線縦断面図、第３図は布基礎上のアン
カーボルトとパネルのボルト挿通孔が一致してい
る場合の緊結状態を示す縦断面図、第４図は布基
礎上のアンカーボルトとパネルのボルト挿通孔が
不一致の場合の緊結状態を示す縦断面図、第５図
はパネルを設けたボルト挿入孔の他実施例を示す
縦断面図である。 符号の説明、１……床パネル、２……外枠、３
……芯材、４……面板、５，１５……座掘穴、
６，１６……ボルト挿通孔、７……布基礎、８…
…アンカーボルト、９……ナツト、１０……先鋭
突起、１７……中間孔。
は本考案に係るパネルを示す斜視図、第２図は第
１図−線縦断面図、第３図は布基礎上のアン
カーボルトとパネルのボルト挿通孔が一致してい
る場合の緊結状態を示す縦断面図、第４図は布基
礎上のアンカーボルトとパネルのボルト挿通孔が
不一致の場合の緊結状態を示す縦断面図、第５図
はパネルを設けたボルト挿入孔の他実施例を示す
縦断面図である。 符号の説明、１……床パネル、２……外枠、３
……芯材、４……面板、５，１５……座掘穴、
６，１６……ボルト挿通孔、７……布基礎、８…
…アンカーボルト、９……ナツト、１０……先鋭
突起、１７……中間孔。
Claims (1)
- 外枠の内側に格子状の芯材を接続し、また前記
外枠の表面及び裏面に面板を被着させてなるパネ
ルにおいて、パネル表面側には座掘穴を形成する
と共に、パネル裏面側には前記座掘穴と連通する
断面円錐台形のボルト挿入孔を穿設してなること
を特徴とするパネルの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13888181U JPS5844314U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | パネルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13888181U JPS5844314U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | パネルの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844314U JPS5844314U (ja) | 1983-03-25 |
| JPS6133138Y2 true JPS6133138Y2 (ja) | 1986-09-27 |
Family
ID=29932092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13888181U Granted JPS5844314U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | パネルの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844314U (ja) |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP13888181U patent/JPS5844314U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844314U (ja) | 1983-03-25 |
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