JPH0137046Y2 - - Google Patents

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JPH0137046Y2
JPH0137046Y2 JP12316684U JP12316684U JPH0137046Y2 JP H0137046 Y2 JPH0137046 Y2 JP H0137046Y2 JP 12316684 U JP12316684 U JP 12316684U JP 12316684 U JP12316684 U JP 12316684U JP H0137046 Y2 JPH0137046 Y2 JP H0137046Y2
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JP
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wall panel
column
hardware
exterior wall
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、出入り口のように下部に外壁パネル
を支持するための支持梁を配設できない箇所にお
いて、外壁パネルを取り付けるための技術に関す
る。
[背景技術] 従来、柱の下部側方に第5図aに示すように方
杖のような柱補強金物2を配置し、この柱補強金
物2の下部を基礎コンクリートに埋設したアンカ
ーボルトに固着するとともに上部を柱1の下部側
面に固着して柱1の補強をしており、このような
構成のものは特開昭58−207433号として知られて
いる。上記のような柱補強金物2は外壁パネル5
を支持する支持梁などのない出入り口7などに面
する側に配置され、この柱補強金物2は強度上及
び納まり上の問題でコンクリートを打設してコン
クリート中に埋設するようにするものである。そ
して、店舗などの出入り口7のように外壁パネル
5を支持するための支持梁を配置できない箇所に
おいては、上記柱1の下部を補強するための柱補
強金物2を埋設するように立ち上がりコンクリー
ト6を施工して、これが、硬化した後に、第5図
bのように出入り口7のような開口部の側部の下
部となる立ち上がりコンクリート6の上に出入り
口7のような開口部の側部になる外壁パネル5を
載設して取り付けていた。しかしながらこの従来
例にあつては、立ち上がりコンクリート6を施工
して、立ち上がりコンクリート6が硬化した後で
なければ外壁パネル5を施工できず、このため外
壁パネル5を施工するまでに日時がかかり、全体
の工事期間が長くなるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、立ち上がりコン
クリートを施工して柱補強金物を埋設する前に外
壁パネルを取り付けることができて工事期間を短
くできる外壁パネルの取り付け構造を提供するに
ある。
[考案の開示] 本考案の外壁パネルの取り付け構造は、柱1
と、柱1の下部側方において基礎コンクリート8
に埋設したアンカーボルト9に固着し且つ上部を
柱1の下部側面に固着した柱補強金物2と、この
柱補強金物2に一端部を固着し且つ他端部に外壁
パネル5を取り付けた外壁パネル取り付け金物3
と、外壁パネル5の下方に形成され且つ内部に柱
補強金物2を埋設した立ち上がりコンクリート6
とで構成して成るものであつて、柱1の下部側方
に配設されて柱1を補強するための柱補強金物2
を利用して外壁パネル取り付け金物3により外壁
パネル5を取り付けることで、立ち上がりコンク
リート6の施工以前に外壁パネル5を取り付ける
ことができて、上記した本考案の目的を達成した
ものである。
以下本考案を実施例により詳述する。出入り口
7のような建物の開口部側に面する柱1の側面に
対向して柱1の側方下部に方杖のような柱補強金
物2が配設してあり、この柱補強金物2は基礎コ
ンクリート8などに埋設したアンカーボルト9に
固着してある。柱補強金物2は柱1の下部側面に
ボルト、ナツトのような固着具10により固着し
てある。柱補強金物2には垂直片部11が設けて
あり、この柱補強金物2の垂直片部11に外壁パ
ネル取り付け金物3の一端部の垂片12がボル
ト、ナツトのような固着具10により固着してあ
り、外壁パネル取り付け金物3の他端部の横片1
3に出入り口7の側部に位置する外壁パネル5の
下面部が載置されて、横片13と外壁パネル5の
下面部とが固着具10により固着してある。柱1
の側面のうち出入り口7のような建物の開口部に
面しない側面の下部には支持梁14の端部が連結
金物15を介して取り付けてあり、支持梁14の
ウエツブに外壁パネル取り付け金物3の垂片12
を固着具により固着し、外壁パネル取り付け金物
3の横片13に外壁パネル5aの下面部を載置し
て固着具により固着してある。外壁パネル5aと
出入り口7の側部に位置する外壁パネル5とのな
すコーナ部分にはコーナ外壁パネル5bが配設さ
れ、コーナ外壁パネル5bの両側部をそれぞれ外
壁パネル5及び外壁パネル5aに固着具10によ
り固着して取り付けるものである。上記のように
出入り口7のような開口部の側部に外壁パネル5
を取り付けたのちに、第4図に示すように外壁パ
ネル5の下方に立ち上がりコンクリート6を打設
する。この場合立ち上がりコンクリート6内に柱
補強金物2も埋設しておくものである。そして、
この柱補強金物2を埋設した立ち上がりコンクリ
ート6が出入り口7の側部の下部を構成するもの
である。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙述のように柱と、柱の下
部側方において基礎コンクリートに埋設したアン
カーボルトに固着し且つ上部を柱の下部側面に固
着した柱補強金物と、この柱補強金物に一端部を
固着し且つ他端部に外壁パネルを取り付けた外壁
パネル取り付け金物と、外壁パネルの下方に形成
され且つ内部に柱補強金物を埋設した立ち上がり
コンクリートとで構成したので、柱を補強するた
めの柱補強金物に外壁パネル取り付け金物を取り
付けるという簡単な構成で、外壁パネル取り付け
金物を利用して外壁パネルを取り付けることがで
き、この結果、建物の出入り口のような開口部の
側部に柱補強金物を埋設する立ち上がりコンクリ
ートを施工する前に外壁パネルを取り付けること
ができ、工事期間を短くできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は同上の
斜視図、第3図は同上の上面図、第4図a,bは
同上の断面図及び正面図、第5図a,bは従来例
の外壁パネルを取り付ける前の正面図及び外壁パ
ネルを取り付けた後の正面図であつて、1は柱、
2は柱補強金物、3は外壁パネル取り付け金物、
5は外壁パネル、6は立ち上がりコンクリート、
8は基礎コンクリート、9はアンカーボルトであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱と、柱の下部側方において基礎コンクリート
    に埋設したアンカーボルトに固着し且つ上部を柱
    の下部側面に固着した柱補強金物と、この柱補強
    金物に一端部を固着し且つ他端部に外壁パネルを
    取り付けた外壁パネル取り付け金物と、外壁パネ
    ルの下方に形成され且つ内部に柱補強金物を埋設
    した立ち上がりコンクリートとで構成して成る外
    壁パネルの取り付け構造。
JP12316684U 1984-08-11 1984-08-11 外壁パネルの取り付け構造 Granted JPS6137313U (ja)

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JP12316684U JPS6137313U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 外壁パネルの取り付け構造

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JP12316684U JPS6137313U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 外壁パネルの取り付け構造

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Publication Number Publication Date
JPS6137313U JPS6137313U (ja) 1986-03-08
JPH0137046Y2 true JPH0137046Y2 (ja) 1989-11-09

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ID=30681914

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