JP3002137B2 - 門 塀 - Google Patents

門 塀

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JP3002137B2
JP3002137B2 JP8222549A JP22254996A JP3002137B2 JP 3002137 B2 JP3002137 B2 JP 3002137B2 JP 8222549 A JP8222549 A JP 8222549A JP 22254996 A JP22254996 A JP 22254996A JP 3002137 B2 JP3002137 B2 JP 3002137B2
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和博 湯口
司 中野
民 内間
勝美 横山
和寿 永田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、門塀に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、門扉の側方に構築される門塀とし
ては、例えば工場で製造した化粧コンクリートパネルを
現場へ輸送して設置する乾式塀があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化粧コ
ンクリートパネルの重量が重いので、容易に輸送するこ
とができず、また現場においてパネルの設置に手間がか
かり施工性および施工精度が低下するという問題点があ
った。したがって、この発明の目的は、施工性および施
工精度の向上を図ることができる門塀を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の門塀は、
溝開口が外方を向いたハット形鋼からなる両側枠と上枠
を少なくとも有するフレーム両面に面材を貼着して成る
パネルと、前記ハット形鋼の鍔部に固定された取付金物
と、この取付金物を介して取付けられ前記パネルの両側
縁および上縁を被覆した長尺化粧材とを備えた。このよ
うに、門塀が両側枠と上枠を少なくとも有するフレーム
両面に面材を貼着して成るので、工場で製造でき、かつ
軽量であるので容易に輸送できるとともに施工性および
施工精度が向上する。また、両側枠および上枠を溝開口
が外方を向いたハット形としたので、その鍔部に取付金
物を固定することができ、この取付金物により長尺化粧
材の取付けが容易にできる。また、面材の周縁部は両側
枠および上枠の対向する側片に固定することができる。
【0005】
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の門塀を図
1ないし図8に基づいて説明する。図2はこの発明の実
施の形態の門塀を設置した状態の全体構成を示す斜視図
である。図中の1は門扉であり、その両側の基礎3の上
に門塀4が構築されている。
【0007】門塀4は、図1および図4に示すように、
両側枠5,5、上枠6および下枠7で枠組みしたフレー
ム8の両面に面材9,9を貼着して成るパネルを備えて
いる。側枠5および上枠6は同断面であり、溝開口が外
方を向いたハット形鋼で形成されている。下枠7は溝形
鋼で形成され、その溝開口は内方を向いている。面材9
は化粧コンクリート板、セラミック板等からなり、その
周縁部が側枠5、上枠6および下枠7の対向する側片に
当接して内側からねじ10により固定される。この場
合、上枠6と下枠7の間に中枠35が設けてあり、側枠
5の底片にハット形金物5aが取付けてある。
【0008】また、図5および図6に示すように、両側
枠5,5と上枠6の溝開口を覆うように、同断面の長尺
化粧材12が取付金物13を介して取付けられている。
長尺化粧材12は、両側縁に内向きに突出した一対の係
止部12a,12aが形成された弾性変形可能な溝形の
部材である。取付金物13は側枠5および上枠6に取付
けられる長尺の部材である。この場合、取付金物13
は、側枠5または上枠6の鍔部11,11にねじ19に
より固定される固定部14,14と、これらの固定部1
4,14の間に形成され長尺化粧材12の内面に当接す
るように折曲した凸部15と、一方の固定部14より延
びて長尺化粧材12の一方の係止部12aに係止する係
止部16と、他方の固定部14より延びて長尺化粧材1
2の他方の係止部12aに係止した状態でねじ20によ
り取付けられる取付部17とからなる。また、面材9の
両側縁および上縁は長尺化粧材12で被覆され、面材9
の端面と鍔部11との間、および長尺化粧材12と固定
部14との間に水密材22が設けてある。
【0009】図7および図8は門塀4の下部構造を示し
ている。下枠7は、基礎3の上面に載置される座板24
およびこの座板24より垂下した角パイプ25が一体に
固着されている。この角パイプ25が基礎3に埋設され
ることにより、パネルが安定した状態で立設される。ま
た、面材9の下側に基礎見切り26が取付けられる。こ
の場合、基礎見切り26の下端を基礎3の上面に当接し
た状態で、上端が下枠7の側片にねじ止めされる。この
基礎見切り26と面材9との間に形成された空間には水
密材22が設けてある。なお、図7および図8ではパネ
ルの側縁に取付けられる長尺化粧材12を基礎3の上面
まで延出したが、基礎見切り26の形状等によっては図
1のように延出しない場合もある。
【0010】上記のように構成された門塀4は工場で製
造し、図3に示すように、現場へ輸送して設置する。こ
の場合、基礎3をコンクリート打設する際に予め角パイ
プ36を埋め込んでおき、中空になった角パイプ36の
内部にモルタルを充填した後、この角パイプ36にパネ
ルに固着した角パイブ25を嵌合する。門塀4は軽量で
あるので、省施工となり、高精度の施工ができる。ま
た、隣接する門塀4,4は、ジョイントパネル28で接
合される。また、門扉1の一側方に設置される門塀4の
上部には、インターホン29、表札30、ポスト31を
組み込んだフェイスパネル32が面材9に代えて取付け
てある。33は門灯である。
【0011】この実施の形態によれば、門塀4が両側枠
5,5と上枠6を少なくとも有するフレーム8の両面に
面材9,9を貼着して成るので、工場で製造でき、かつ
軽量であるので容易に輸送できるとともに施工性および
施工精度が向上する。また、同断面の長尺化粧材12
を、同断面の両側枠5,5と上枠6に取付けるので、生
産および施工の効率化が図れる。また、外観の向上にも
つながる。
【0012】また、両側枠5,5および上枠6を溝開口
が外方を向いたハット形としたので、その鍔部11に取
付金物13を固定することができ、この取付金物13に
より長尺化粧材12の取付けが容易にできる。また、面
材9の周縁部は両側枠5,5および上枠6の対向する側
片に固定することができる。なお、取付金物13は、側
枠5および上枠6の所定箇所に取付けられるピース材で
もよい。また、門塀4のフレーム8は少なくとも両側枠
5,5と上枠6を備えた構成であればよい。
【0013】
【発明の効果】この発明の門塀によれば、門塀が両側枠
と上枠を少なくとも有するフレーム両面に面材を貼着し
て成るので、工場で製造でき、かつ軽量であるので容易
に輸送できるとともに施工性および施工精度が向上す
る。また、両側枠および上枠を溝開口が外方を向いたハ
ット形としたので、その鍔部に取付金物を固定すること
ができ、この取付金物により長尺化粧材の取付けが容易
にできる。また、面材の周縁部は両側枠および上枠の対
向する側片に固定することができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の門塀の断面側面図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態の門塀を門扉の両側に設
置した全体斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態の門塀の正面図である。
【図4】この発明の実施の形態の門塀の断面平面図であ
る。
【図5】図1の門塀の上部の拡大断面図である。
【図6】図4の門塀の側部の拡大断面図である。
【図7】門塀の下部の断面側面部である。
【図8】図7の正面図である。
【符号の説明】
4 門塀 5 側枠 6 上枠 8 フレーム 9 面材 11 鍔部 12 長尺化粧材 13 取付金物
フロントページの続き (72)発明者 横山 勝美 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 永田 和寿 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−84756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/00 - 17/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝開口が外方を向いたハット形鋼からな
    る両側枠と上枠を少なくとも有するフレーム両面に面材
    を貼着して成るパネルと、前記ハット形鋼の鍔部に固定
    された取付金物と、この取付金物を介して取付けられ前
    記パネルの両側縁および上縁を被覆した長尺化粧材とを
    備えた門塀。
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