JPS6131417Y2 - - Google Patents

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JPS6131417Y2
JPS6131417Y2 JP5215180U JP5215180U JPS6131417Y2 JP S6131417 Y2 JPS6131417 Y2 JP S6131417Y2 JP 5215180 U JP5215180 U JP 5215180U JP 5215180 U JP5215180 U JP 5215180U JP S6131417 Y2 JPS6131417 Y2 JP S6131417Y2
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JP
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arm
eccentric pin
pressing
adjustment
support member
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JP5215180U
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JPS56157073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリニアトラツキングプレーヤに係り、
特にトーンアームと共にトラツキング方向へ移動
する第2アームを備えたリニアトラツキングプレ
ーヤに関する。
この種のレコードプレーヤにおいて、レコード
盤のサイズやその曲間など所謂レコード盤の演奏
開始位置を自動的に検出するため、第1図および
第2図に示すように、トーンアーム1の近傍にそ
れと平行に延びた第2アーム2を配置したものが
ある。第2アーム2の基部3はトーンアーム1と
共に支持部材4に取付けられ、第2アーム2の先
端部付近にはレコード盤のサイズや曲間を検出す
るための検出素子5が取付けられている。この検
出素子5は第2図に示すように、対向した一対の
発光素子6と受光素子7とを備え、発光素子6か
ら射照した光がレコード盤8で反射する際の反射
光量の変化を受光素子7で検知することにより、
光学的に曲間検出などを行なう。
この検出素子5におけるレコード盤表面の反射
点とトーンアーム1のヘツドシエル9に取付けた
針先10との間隔Dは一定に維持されるようにな
つている。
ところがレコードプレーヤの組立時に前記間隔
Dに誤差があつたり、あるいはヘツドシエル9の
交換などで間隔Dが違つてくることがある。この
ようなことから間隔Dが狂つてくると、レコード
演奏の際に針先10が適正な位置に降りず、第2
アーム2の機能が果せなくなる。
本考案は、このような従来の欠点を解消し、前
記間隔Dの調整が容易にできるリニアトラツキン
グプレーヤを提供することを目的とする。
ヘツドシエルの交換などによつて生じる検出素
子と針先との間隔の誤差はせいぜい±1mmぐらい
であるから、第2アームの先端部付近の位置もそ
の程度調整できればよい。本考案者はこの針先に
対する検出素子の相対位置の調整について種々検
討した結果、相対位置の調整に際し、厳密には第
2アームはトーンアームと平行を保持したまま調
整方向へ移動させなければならないが、前述のよ
うに調整量が±1mm程度であること、ならびに第
1図に示すように第2アームの支持部材によつて
支持されている点Pから検出素子までの距離Lに
対して、検出素子と針先との間隔Dが極めて短か
いことから、第2アームの支持点Pを中心にして
第2アームを回動して間隔Dの調整をしても、支
障なく適正な検出ができることを確認した。
本考案はこのような観点に立脚してなされたも
ので、実施例を図とともに説明する。
第3図ないし第6図は、本考案の第1実施例を
示す図である。第2アーム2の基部3は、支持軸
11によつて支持部材4の上面に回動可能に支持
され、支持軸11の下端は支持部材4に螺着によ
つて固定されている。12はワツシヤで、第2ア
ーム2と支持軸11の頭部との間に介在されてい
る。
第2アーム2の支持軸11による軸支点の後方
には、調整用偏心ピン13の回動を許容するに十
分な切欠部14が形成され、この切欠部14の側
面15に調整用偏心ピン13の周面が圧接され
る。この偏心ピン13の中心線上には上部回動軸
16Aと下部回動軸16Bとがそれぞれ突設さ
れ、上部回動軸16Aにはドライバーなどの調整
具の先端が嵌入できる凹部が形成されている。一
方、下部回動軸16Bは、支持部材4に設けられ
た透孔あるいは凹部からなる係止部17(第6図
参照)に回動可能に嵌入・係止されている。この
調整用偏心ピン13の下部回動軸16Bの係止個
所は、第2アーム2の軸支点の近くになるように
設計されている。第2アーム2の切欠部14の上
方には、押圧部材18が取付けられている。この
押圧部材18は水平部19と、その水平部19の
一方の側端から下方へ延びた垂下部20とを一体
に形成した側面形状がL字形のものである。水平
部19には、前記調整用偏心ピン13の上部回動
軸16Aが挿通する窓部21と、押圧用偏心ピン
22を収容する長穴状の透孔23と、ネジ挿通孔
24とがそれぞれ所定位置に穿設され、この水平
部19は第2アーム2の上に載置される。一方、
垂下部20は前記第2アーム2における切欠部1
4の側面15と対向するように配置され、第5図
に示すように側面15と垂下部20の内面とで調
整用偏心ピン13を挾持した状態になる。
水平部19の透孔23に収容される押圧用偏心
ピン22の中心線上には、上部回動軸25Aと下
部回動軸25Bとがそれぞれ突設され、上部回動
軸25Aにはドライバーなどの調整具の先端が嵌
入できる凹部が形成されている。一方、下部回動
軸25Bは、第6図に示すように第2アーム2に
設けられた透孔あるいは凹部からなる係止部26
に回動可能に嵌入・係止されている。なお、この
押圧用偏心ピン22は、前記調整用偏心ピン13
のほぼ真横に配置されている。
前述のように調整用偏心ピン13を第2アーム
2の側面15と押圧部材18の垂下部20の間で
挾み、その状態でネジ27により押圧部材18を
第2アーム2に固定する際、押圧用偏心ピン22
を回動してその周面を押圧部材18における透孔
23の側面に圧接することにより、押圧部材18
の垂下部20で調整用偏心ピン13を第2アーム
2の側面15に押圧する。この押圧用偏心ピン2
2の回動で、調整用偏心ピン13はがたつかない
で、しかも回動させるのに支障のない程度のきつ
さで第2アーム2と押圧部材18の間に挾着され
る。なお、押圧部材18の垂下部20に弾性をも
たせれば、その弾性も調整用偏心ピン13のがた
つきをなくするのに寄与し、調整用偏心ピン13
による調整がよに円滑になる。
例えば第3図に示す状態の調整用偏心ピン13
を第4図に矢印で示すように時計方向に回動する
と、それにつれて第2アーム2は支持軸11を中
心にして角度θだけ時計方向へ回動され、検出素
子5と針先10との間隔Dの調整ができる。
前述のような構造にすれば、間隔Dの調整後、
第2アーム2に外力が加わつても、簡単に第2ア
ーム2が回動することなく、間隔Dは一定に保持
できる。
第7図は、本考案の第2実施例を示す図であ
る。この実施例の場合、ネジ28により第2アー
ム2の側面15に向けて板バネ29が取付けら
れ、板バネ29と第2アーム2の側面15との間
に調整用偏心ピン13が挾持されている。従つて
前記板バネ29の弾性力により、調整用偏心ピン
13がその回動に支障のない程度のきつさで第2
アーム2の側面15に押圧される。なお、この押
圧力は、第2アーム2に対するネジ28のねじ込
み量によつて適宜調整できる。
他の構成、機構は前記第1実施例と同様である
ので、その説明は省略する。
実施例では支持部材と支持軸とが別体の場合に
ついて説明したが、ダイキヤストや合成樹脂の成
形などにより、支持部材の上部に支持軸を一体に
突設することもできる。
また実施例では、第2アームの軸支点後方に調
整用偏心ピンを配設したが、これに限られること
なく、第2アームの軸支点の周囲であればいずれ
の位置でも構わない。調整用偏心ピンは、第2ア
ームの軸支点の近傍にある方が望ましい。
本考案は前述のように、トーンアームと共にト
ラツキング方向へ移動する第2アームの基部を支
持部材に回動可能に軸支し、その第2アームの先
端部付近にレコード盤の演奏開始位置を検出する
検出素子を取付け、調整用偏心ピンの周面を前記
第2アームの側面に圧接すると共に、その偏心ピ
ンの回動軸下端を前記支持部材の第2アーム軸支
点より離れた個所に回動可能に係止し、前記調整
用偏心ピンの回動により、前記第2アームを支持
部材の軸支点を中心にして回動させて、前記トー
ンアームの針先に対する前記検出素子の相対位置
を調整することを特徴とする。
このような構成になつておれば、レコードプレ
ーヤの組立後あるいはヘツドシエルの交換後の、
針先に対する検出素子の相対位置の調整が容易に
かつがたつきなく精確に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はトーンアームと第2アー
ムの配置状態を説明するために概略構成図、第3
図および第4図は本考案の第1実施例に係る第2
アーム調整部の調整前と調整後の状態を示す平面
図、第5図は第3図−線上の断面図、第6図
はその第2アーム調整部の分解斜視図、第7図は
本考案の第2実施例に係る第2アーム調整部の平
面図である。 1……トーンアーム、2……第2アーム、3…
…基部、4……支持部材、5……検出素子、8…
…レコード盤、10……針先、11……支持軸、
13……調整用偏心ピン、15……側面、16B
……下部回動軸、17……係止部、18……押圧
部材、19……水平部、20……垂下部、22…
…締付用偏心ピン、23……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 トーンアームと共にトラツキング方向へ移動
    する第2アームの基部を支持部材に回動可能に
    軸支し、その第2アームの先端部付近にレコー
    ド盤の演奏開始位置を検出する検出素子を取付
    け、調整用偏心ピンの周面を前記第2アームの
    側面に圧接すると共に、その偏心ピンの回動軸
    下端を前記支持部材の第2アーム軸支点より離
    れた個所に回動可能に係止し、前記調整用偏心
    ピンの回動により、前記第2アームを支持部材
    の軸支点を中心にして回動させて、前記トーン
    アームの針先に対する前記検出素子の相対位置
    を調整することを特徴とするリニアトラツキン
    グプレーヤ。 2 水平部と垂下部とを一体に形成した押圧部材
    を、前記水平部が第2アームの上面側に、前記
    垂下部が第2アームの側面側にくるように配置
    し、前記水平部に押圧用偏心ピンを収容する透
    孔を穿設せしめ、その透孔に収容した押圧用偏
    心ピンの下部回動軸を第2アームに回動可能に
    係止して、押圧部材を第2アームに取付けると
    ともに、前記押圧用偏心ピンの回動調整により
    前記押圧部材の垂下部で調整用偏心ピンを第2
    アームの側面に圧接することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のリニアトラ
    ツキングプレーヤ。 3 調整用偏心ピンの回動端下端の係止個所が第
    2アームの軸支点近傍にあることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のリニア
    トラツキングプレーヤ。
JP5215180U 1980-04-17 1980-04-17 Expired JPS6131417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5215180U JPS6131417Y2 (ja) 1980-04-17 1980-04-17

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JP5215180U JPS6131417Y2 (ja) 1980-04-17 1980-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS56157073U JPS56157073U (ja) 1981-11-24
JPS6131417Y2 true JPS6131417Y2 (ja) 1986-09-12

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ID=29647023

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JP5215180U Expired JPS6131417Y2 (ja) 1980-04-17 1980-04-17

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