JPS6130733B2 - - Google Patents

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JPS6130733B2
JPS6130733B2 JP5779778A JP5779778A JPS6130733B2 JP S6130733 B2 JPS6130733 B2 JP S6130733B2 JP 5779778 A JP5779778 A JP 5779778A JP 5779778 A JP5779778 A JP 5779778A JP S6130733 B2 JPS6130733 B2 JP S6130733B2
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JP
Japan
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film
wiring
photoresist
semiconductor device
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP5779778A
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English (en)
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JPS54148482A (en
Inventor
Masaru Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS54148482A publication Critical patent/JPS54148482A/ja
Publication of JPS6130733B2 publication Critical patent/JPS6130733B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の製造方法に関し特に、表
面に保護膜を有する半導体装置の製造方法に関す
るものである。
半導体装置の表面に絶縁膜を被覆して、金属膜
配線等が機械的損傷を防ぐ場合、SiO2膜のよう
な無機質絶縁膜やポリイミド膜のような有機質絶
縁膜が用いられる。しかしながら、金属膜配線が
例えばビームリード型装置やバンプ型装置のよう
金(Au)メツキ配線ではSiO2膜との接着性が悪
いため、一般的にはポリイミド膜を用いている。
通常、該ポリイミド膜は、400〜500℃の高温処理
することによつて熱硬化して絶縁性を増す性質の
ものであるが、Auメツキ配線した装置の場合、
熱処理上限が300℃位に抑えられてしまうため、
完全硬化できず、しかも絶縁性に乏しくなり、半
導体装置にリーク不良を誘発させる欠陥があつ
た。
本発明の目的は上記の欠点を除去し、優れた硬
化性と電気絶縁性の優れた表面保護膜を有する半
導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明による半導体装置の製造方法は表面に減
圧下で乾燥焼結により硬化させた感光性樹脂膜で
成る絶縁膜を形成することを特徴とする。本明に
おいては1Torr以下の減圧下で100℃〜300℃の温
度により約20分〜1時間の熱処理を行なつて感光
性樹脂膜を硬化させる。上述のような減圧あるい
は真空中で感光性樹脂を熱処理することによりこ
の樹脂膜からの感光性樹脂に含まれる溶剤の飛散
を助長せしめ、均一な硬化が可能になると共に、
硬化した膜には溶剤が存在しないためにリーリ特
性を改善することができる。
本発明によると、通常半導体装置のパターン加
工過程で用いているホトレジスト膜をそのまま利
用できるため、従来の気相成長SiO2膜やポリイ
ミド樹脂膜に比らべて作業の簡略化を果せ、真空
焼結のため絶縁性と硬化性が優れているため表面
保護膜とした時の電気的特性の保持と機械的損傷
保護を果し、又、中間絶縁膜とした時の回路配線
の層間接続性、例えばスルー・ホール領域での配
線の断線不良を防止でき製品質の向上をもたらす
ことができる。
次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。尚、説明の都合上不純物拡散領域の極性
は省略し、Al−Ti・Pt・Au配線で成る二層配線
バンプ型半導体装置の場合で示した。
第1図は本発明の第1の実施例による半導体装
置を示し、シリコン基板1の主面絶縁膜2
(SiO2膜又はSi3N4膜又はそれらの組合せ絶縁膜)
の開孔部に不純物拡散素子領域3とオーミツクコ
ンタクト層4(例えば、Pt−Si Al−Si)を設
け、アルミ(Al)膜5を陽極酸化法で得たアル
ミナ(Al2O3)膜6で絶縁分離して第1層目配線
を形成し、真空乾燥焼結で硬化した感光性樹脂膜
7、−ホトレジスト膜−で層間絶縁膜とし、スル
ー・ホール部8を通じてTi−Pt膜9とメツキAu
膜10とバンプ端子11とを設けたものである。
本実施例によると、層間絶縁膜としてホトレジ
スト膜がそのまま用いられるため、層間接続部、
即ち、スルー・ホール部の微小加工が可能にな
り、集積回路装置の大集積化と小型化が可能にな
り、該スルー・ホール部に接続する配線金属膜の
断線不良が解消されて製造歩留りの向上、製品品
質の向上をもたらすことができる。
第2図は本発明の第2の実施例による半導体装
置を示し、シリコン基板1の主面絶縁膜2の開孔
部に不純物拡散素子領域3とオーミツクコンタク
ト層4を設け、Al膜5を配線し、Al2O3膜6で配
線間分離して第1層目配線を形成し、気相成長に
よるSiO2膜12で層間絶縁膜とし、スルー・ホ
ール部8を通じてTi−Pt膜9とメツキAu膜10
とバンプ端子11とによる第2層目配線を有し、
該主面に真空乾燥焼結で硬化したホトレジスト膜
13を表面保護膜として形成したものである。
この実施例によると、真空乾燥焼結で硬化した
ホトレジスト表面保護膜がAu配線の機械的損傷
を押え、配線形状不良を防止させ、且つ、絶縁性
に優れているので配線間リークをすることもな
い。よつて、製品の品質向上が果せ、従来の
SiO2膜による保護膜の密着性による欠陥、ポリ
イミド膜による絶縁性による欠陥を解消させた装
置になり得る。尚、第1図において、バンプ端子
をAl2O3膜上に設けた構造を示したが、該硬化し
たホトレジスト膜が下層にあるとリード端子をポ
ンデイング接続した時、ボンデイング圧力が該硬
化したホトレジスト膜部で緩和されるためAl2O3
膜のひびワレ不良がなくなる利点もある。これ
は、集積回路装置を回路設計する時、該ボンデイ
ング端子をあらかじめAl2O3膜部からはずす処理
を皆無にするため、装置の小型化を可能ならしめ
ることになる。又、第1図と第2図のものを組合
せた構造、即ち、層間絶縁膜と表面保護膜を本発
明のホトレジスト膜で構成しても良い。本発明
は、上記実施例の配線材料、ボンデイング端子構
造等には限定されないものである。
次に第3図〜第5図を参照して本発明による半
導体装置その製造工程に沿つて説明する。ここで
は上記第2図の半導体装置を形成する場合で示し
た。まず、第3図に示すようにシリコン基板1の
主面絶縁膜2の開孔部に不純物拡散素子領域3と
オーミツクコンタクト層4を設け、Al膜5を陽
極酸化法で得たAl2O3膜6で絶縁分離し、第1層
目配線を形成し、SiO2膜7を中間絶縁膜としス
ルー・ホール部8を通じてTi−Pt膜9とメツキ
Au膜10とバンプ端子11を設けて第2層目配
線を形成し、バンプ型半導体装置をつくる(第3
図)。次にホトレジスト膜13′を該主面全面に塗
布し、所定のマスクパターンにて、バンプ部のみ
の該ホトレジスト膜を現像除去する(第4図)。
続いて、真空装置内に入れて10-6〜10-7Torrに高
真空排気し、赤外線ヒーターで200℃〜300℃に30
分〜60分間加熱すると、該ホトレジスト膜は熱硬
化したホトレジスト膜13になる。例えば、ホト
レジスト膜−OMR300CP−を3000〜4000rpmで
回転塗布すると3〜4μmの厚い厚さの膜となり
これが硬化して表面保護膜になる(第5図)。上
記実施例によると、高真空中で熱処理するためホ
トレジスト膜が酸化されることなく、しかも厚い
膜中に含有する溶剤が完全に乾燥除去されるため
硬化性と絶縁性が従来の有機樹脂系絶縁膜、例え
ばポリイミド膜よりも良好になり、表面保護膜を
設けた時の品質低下を防ぐことが可能になる。
又、前述したように、ポリイミド膜の加工処理よ
りも該ホトレジスト膜の加工処理が簡単なため製
造工程の省力化にもなり、製造歩留りが大幅に向
上する。
本発明は上記実施例の場合に限ることなく、ホ
トレジスト膜の種類、(例えばネガ型、ポジ型)
被膜形成条件、(例えば液体状ホトレジストの塗
布条件、及びドライホトレジストのラミネート条
件)等に限定されるものではなく、更には、半導
体装置の種類、配線構造等に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明の第1および第2の一
実施例をそれぞれ示す断面図、第3図〜第5図は
その製造方法を示した断面図である。 1……シリコン基板、2……SiO2膜又はSi3N4
膜又はそれらの組合せ絶縁膜、3……不純物拡散
素子領域、4……オーミツクコンタクト層、5…
…Al膜、6……Al2O3膜、7……硬化した層間ホ
トレジスト膜、8……スルー・ホール部、9……
Ti−Pt膜、10……Au膜、11……Auバンプ端
子、12……層間SiO2膜、13′……硬化前のホ
トレジスト膜、13……硬化した表面保護ホトレ
ジスト膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面に感光性樹脂膜を塗布し、1トール以下
    の減圧下で100℃〜300℃の温度により20分〜1時
    間熱処理することにより該感光性樹脂を硬化させ
    て保護膜とすることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
JP5779778A 1978-05-15 1978-05-15 Semiconductor device Granted JPS54148482A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5779778A JPS54148482A (en) 1978-05-15 1978-05-15 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5779778A JPS54148482A (en) 1978-05-15 1978-05-15 Semiconductor device

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Publication Number Publication Date
JPS54148482A JPS54148482A (en) 1979-11-20
JPS6130733B2 true JPS6130733B2 (ja) 1986-07-15

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ID=13065879

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JP5779778A Granted JPS54148482A (en) 1978-05-15 1978-05-15 Semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0740587B2 (ja) * 1985-12-26 1995-05-01 松下電子工業株式会社 半導体装置の製造方法

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JPS54148482A (en) 1979-11-20

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