JPS6130536Y2 - - Google Patents

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JPS6130536Y2
JPS6130536Y2 JP11423280U JP11423280U JPS6130536Y2 JP S6130536 Y2 JPS6130536 Y2 JP S6130536Y2 JP 11423280 U JP11423280 U JP 11423280U JP 11423280 U JP11423280 U JP 11423280U JP S6130536 Y2 JPS6130536 Y2 JP S6130536Y2
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JP
Japan
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bracket
fixed bracket
fixed
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support
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JP11423280U
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JPS5736160U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、椅子等の座部に対して背もたれ部
を任意の傾斜角度に調節できる傾斜角調節装置に
関するものである。
従来、一般に使用されているこの種の装置は、
例えば背もたれ部を一たん座部上に折畳み、その
後背もたれ部を180゜回動させて一段ずつ起こし
ていく操作を必要とし、もし希望する傾斜角を過
ぎると再度上記の操作を繰り返して行なわなけれ
ばならない不便があつた。また、上記の操作を行
なうには着座者が一たん椅子から離れて行なわな
ければならない欠点もあつた。
この考案の目的は上記した従来の欠点を解消
し、任意の角度調節可能な傾斜角調節装置を提供
するものである。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。
1は背もたれ側のフレーム(図面省略)に取付
けられる回動ブラケツトで、相対向する支持板1
a,1bが形成され、この相対向する支持板1
a,1bにそれぞれ2つの孔1c,1dが形成さ
れ、支持板1b側の孔1cは、支軸6のつぶし部
6aを挿通するとともに軸受8を挿入するために
支持板1a側の孔より大きく形成しており、これ
らの孔1c及び軸受8には、支軸6を介して後述
する固定ブラケツト2が枢支される。また、他方
の孔1dには軸9を介してロツク爪4を枢支す
る。このロツク爪4はスプリング7により常時一
方側へ押圧されている。
2は座部側のフレーム(図示省略)に取付けら
れる固定ブラケツトで、前記回動ブラケツトと同
様に相対向する支持板2e,2fを設け、この支
持板にも大小異なる枢支孔2cを形成するととも
に、この枢支孔2cを中心に複数個の歯型溝2d
を形成し、前記枢支孔2cと前記回動ブラケツト
1の孔1cを一致させた状態で支軸6を挿通し、
固定ブラケツトに対して回動ブラケツトを回動可
能に設ける。尚図中2a,2bは後述する制御板
5の回動範囲を制限する突起である。
5は上記した制御板であつて、支軸6に形成さ
れたつぶし部6aに嵌めて固定連結される異形穴
5fが形成されるとともに、この制御板には前記
ロツク爪4が係合する凹部5cと、前記歯型溝2
dの外形より大である円弧部5dと前記固定ブラ
ケツト2の突起2a,2bに当接するストツパー
面5a,5bとから成る。
3は前記支軸6の一端部に設けられた操作ハン
ドルである。尚図中8は回動ブラケツト1の一端
に固着された軸受で、支軸6の支持及び抜け防止
に役立つ。
本考案は以上の構成より成るものであり、次に
その作用及び使用法について説明すると、第2図
は固定ブラケツト2に対して回動ブラケツト1を
水平状に固定させた状態を示し、この状態に於い
ては固定ブラケツト2の歯型溝2d及び制御板の
凹部5cは相一致した状態にあり、ロツク爪4が
係合している。この位置から回動ブラケツト1を
第3図に示す如く略直角状に起立されて行くにあ
たつては、従来の装置と同様に回動ブラケツト1
を同図に於いて反時計方向に順次回動すればよ
い。
さらに、第4図に示す如く、回動ブラケツト1
を直角位置より反時計方向に回動すれば制御板5
のストツパー面5aが固定ブラケツト2の突起2
aに当接するためロツク爪4は制御板5の円弧部
5dに乗り上げて押圧された状態となる。即ち回
動ブラケツト1は時計方向あるいは反時計方向と
もに自由廻動になる。この状態より元の第2図の
水平状にまで戻す過程では、制御板5のストツパ
ー面5bが固定ブラケツト2の突起2bに当た
り、回動ブラケツト1をさらに時計方向に回せだ
ばロツク爪4は制御板5の円弧部5dより外れて
凹部5cと固定ブラケツトの歯型溝2dとが一致
した瞬間に両溝内に係合する。
さらに、第5図に示す如く、ある任意の傾斜角
に於いて角度を水平方向側に戻したい場合は、操
作ハンドル3を時計方向へ回転すると一体的に設
けられた制御板5も同方向に回転するため、固定
ブラケツト2の歯型溝と係合しているロツク爪4
は制御板5の凹部5cのテーパにより押し上げら
れてロツク解除状態となり、さらに操作ハンドル
3を回動すると次の水平方向側の歯型溝に導きそ
こで操作ハンドルを手離すと係合し、回動ブラケ
ツト1は1段後傾した状態となる。また、反時計
方向への調節は、上記ロツク解除状態を維持し、
そして外力で回動ブラケツトを反時計方向に回動
すればよい。
以上説明の如く、本考案によれば、凹部5cを
形成した制御板5と一体的に支軸6を介して操作
ハンドル3を設けたことにより任意の傾斜固定位
置から自由に角度を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は水平位
置に固定した時の平面図、第2図は第1図の縦断
正面図、第3図は直角位置に固定した時の断面
図、第4図は折畳み状態を示す断面図、第5図は
操作ハンドルによる作動過程を示す説明図であ
る。 1……回動ブラケツト、2……固定ブラケツ
ト、3……操作ハンドル、4……ロツク爪、5…
…制御板、6……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座部側に固定される固定ブラケツトに形成した
    2枚の支持板に大小異なる枢支孔を設け、この枢
    支孔を中心に複数個の歯型溝を形成し、背もたれ
    側に固定される回動ブラケツトにも前記固定ブラ
    ケツトの2枚の支持板を狭む支持板を形成し、該
    支持板に大小異なる枢支孔を設けるとともに前記
    固定ブラケツトの歯型溝に係合するロツク爪を軸
    により枢着し、また固定ブラケツトの2枚の支持
    板間に前記ロツク爪が係合する凹部と異形穴と、
    該異形穴を中心としたロツク爪が乗り上げる円弧
    部が形成された制御板を設け、前記固定ブラケツ
    ト及び回動ブラケツトの枢支孔を挿通するととも
    に上記制御板の異形穴と嵌合するつぶし部を有す
    る支軸の一方に軸受を、他方に操作ハンドルを設
    けて成る椅子等に用いる傾斜角調節装置。
JP11423280U 1980-08-11 1980-08-11 Expired JPS6130536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11423280U JPS6130536Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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JP11423280U JPS6130536Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS5736160U JPS5736160U (ja) 1982-02-25
JPS6130536Y2 true JPS6130536Y2 (ja) 1986-09-06

Family

ID=29475223

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JP11423280U Expired JPS6130536Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61213006A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 三井金属鉱業株式会社 乗物用シ−トのリクライニング装置
JPS62201199A (ja) * 1986-02-27 1987-09-04 松下電器産業株式会社 ガス衣類乾燥機

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Publication number Publication date
JPS5736160U (ja) 1982-02-25

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