JPS6130511A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6130511A
JPS6130511A JP15349384A JP15349384A JPS6130511A JP S6130511 A JPS6130511 A JP S6130511A JP 15349384 A JP15349384 A JP 15349384A JP 15349384 A JP15349384 A JP 15349384A JP S6130511 A JPS6130511 A JP S6130511A
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Kazuo Ogino
荻野 和男
Yu Shimoyama
佑 下山
Kenichi Sawa
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SANYOO KASEI KK
Kanebo Ltd
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SANYOO KASEI KK
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 不発ItlJは、外観が美しく、資金−特七の優雅なメ
タリック光沢を有する優れたメイクアップ効果を付与し
得る化粧料に関する。
(従来の技術) 貴金属は、特有の優れた光沢を有し、身体を美しく装飾
するために指輪、ネックレス、腕輪、耳飾り等に利用さ
れているが、メイクアップ効果を目的として化粧料に配
合しようとする試みは非常に少ない。その理由としては
、 (1)賞金−は展延性が大きく、その微粉末は攪拌する
と凝集しかつ泥状または箔状を呈しやすいために、棹々
の剤型(ペースト状、液状、パウダー状)の化粧料中に
メタリック顔料として均一に分散することは極めて困難
であること。
(2)  jet金鵬は比重が大きい(金か19,3、
銀が保存性もわるいこと。
(8)化粧料中に、メイクアップ効果をもたせるのに充
分な垣を配合するには価格が―すぎること。
等が挙げられる。
また、特公昭5B−85185号公報には、その金屑顔
料として、片面または両面が無色または着色せる透明な
樹脂層で被伽された金屑蒸着箔の破砕小片で、かつその
長さおよび巾が05μ〜1fl、厚さが0.1〜4μ、
ルーが1〜2であるものを含有してなることを特徴とす
るメタリック調メーキャップ化粧料が開示されている。
しかしながら、こ\に使用されている前記金屑顔料は、
金属箔の厚みが極めて薄(、かつハンマ−ミル等で破砕
した不定形の破砕物であるため、後述の如き種々の欠点
を有し化粧料用メタリック顔料として満足し得るもので
はない。すなわち、(1)  ハンマーミル等のような
機械的な粉砕法では金属箔の形状と大きさをそろえるこ
とができず、この破砕物を配合しても、均一な光沢を有
するかつ外観の美しい化粧料を得ることが困難である。
′ (2)a械的な粉砕によって生成した金属蒸着箔の破砕
小片は、不定形でしかも鋭利の角(かと)を有している
ために、ファンデーション、口紅、化粧水のような肌に
直接塗布する化粧料中に配合すると、肌に破砕小片の鋭
利な角が突きささって、肌を傷つける危険性がある。
(3)前記金属蒸着箔の破砕小片(金属顔料)は、厚さ
が01〜4μで非常に薄くかつもろいために、化粧料の
製造に使用される強力な混合機や粉砕機の中で鉱物系化
粧品原ネ4(例えば、タルク、マイカ等)と混合1分散
するときに、更に粉砕されて、長さおよび巾が0,5μ
以下の他小破砕片となり目的とするメタリック光沢を有
する化粧料を得ることが困難である。
(4)前記金h・蒸着箔の厚さく0.1〜4μ)中に占
める金属蒸着膜の厚さく0.08〜0.1μ)の割合が
大きいために、金銀、白金のような比重の大きな貴金属
を蒸着する場合には、完成した金属蒸着箔の比重を1〜
2に調整することは困難である。比重の大きな金属蒸着
箔では、化粧料基材中へ均一安定に分散させることが難
しく。
特に敬体化粧料では保存中に金属蒸着箔が沈澱してしま
う。尚、金属蒸着箔の厚さに占める金属蒸着箔の厚さの
割合が大きいということは、金、銀、白金のような他桁
の高い貴金属を蒸着した場合は不経街である。
(5)  金属蒸着層を被覆(保@)シている樹脂層の
厚さが片面で2μ以下というように薄いために、銀のよ
うな空気中で化学的安定性のわるい金属を蒸着した金属
蒸着箔では、被覆膜の空気透過やピンホール等の不可避
な原因により、外観上のメタリック光沢を失ないやすい
等が指摘される。
(発明が解決17ようとする問題点) 不発明者等は、従来技術の欠点を解消すべく鋭意研究を
虫ねた結果、後記本発明の構成による場合は、責合)山
の使用形は少J針で、美ガ! tri三、反射性にすぐ
れた貴金属特有の優雅なメタリック調メイクアップ効果
を自し、かつ使用感に1ぐれ、保存安定性の良好な化粧
料が工業的容易に得らnることを見出し、本発明を完成
した。
(問題を解決するための手段) 不発1υjの化粧料は、厘さか6〜30μ、長径および
短径が003〜1.Omである、貴金属の単体またはそ
rしらの合金を熟議した合成樹脂フィルムの裁断物(以
下、貴金属顔料という)を含有することを特徴とする。
本発明に使用する前記貴金属顔料は、厚さが6〜30μ
のポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルムの
片面または両面に、金、銀、白金等の貴金属の単体ある
いはそれらの合金を真空蒸着法、スパッタリング法、イ
ン受レーティング法等の適音の蒸着法によって蒸着して
、得られる貴金属蒸着フィルムを、強靭で鋭利な刃を持
つカッターによりパンチング法等の裁断法によって、長
径および短径が0.03〜1.0鱈の角形、円形その他
の鱗片状等に切断することによって得られる。
本発明に使用する貴金属顔料は、゛厚さが6〜30μの
合成樹脂フィルムに貴金属をO,Oa〜0.1μの厚さ
に蒸着した貴金鵬蒸看フィルムを、カッターで裁断した
ものであるから、容易Iこ均一な形状のかつ一定の大き
さの箔を大量製造することができ、前記従来技術のよう
な目的以外の大きさの箔や鋭利な角を有する形状の箔が
生成したり、混入することがない。また合成樹脂層が比
較的厚くかつ貴金属蒸着箔全体が強靭であるため、化粧
料製造に際して、鉱物系顔料と共Cと機械的に混合粉砕
される時にもより細かい箔に破砕されることもない。
本発明の貴金属顔料は、貴金属蒸着層に対する合成樹脂
フィルム層の厚みが60〜1000倍に相当するように
非常に厚いので、比重の大きい貴金属が蒸着されていて
も、その全体の比重が比較的小さく、従って化粧料へ配
合するに際しても容易に均一、安定に分散、混合せしめ
ることができ、従来技術のような分離や沈澱を起すこと
がない。
しかも賞金病の量が比較的少量で、貴金属特有の優雅な
メタリック調メイクアップ効果を化粧料に充分付与し得
る。
貴金属の中で、銀は、空気中のオゾンと反応して過酸化
物を生成し、また硫黄の化合物とも容易に反応し硫化銀
を生成して黒変するので、銀を蒸着した貴金属顔料では
、二枚の銀蒸着フィルムの銀蒸着面を対向させて適当な
接着剤を介して接着した後、前記所定の大きさに裁断す
ることが望ましい。このようにして得られた銀蒸着の貴
金局顔米技術のようにガス透過やピンホール等による銀
蒸着面の化学変化を起すことがないので、外観上の光沢
を失なうこともない。
本発明の貴金属顔料を楢成する合成樹脂フィルムとして
は、自己保持性が充分にあり、かつ蒸着貴金属の付着性
が良好であれば特に制限されないが、蒸M責合鵬の付着
性が良く耐熱性1機械的強靭性、その他の物理的特性が
優れている点からポリエチレンテレフタレートが待に好
ましい。その他のものとしてポリエチレン、ポリプロピ
レン、ボリアミド、ポリアミドイミド、ボリカーホネー
ト、ポリ塩化ビニル等のフィルムが挙げらnる。
前記合成樹脂フィルムの厚さは通常6〜30μである。
30μよりも厚くなると、貴金属顔料を化粧料に配合す
るとザラツキが大きく肌に異和感を与え、6μよりも薄
いと機械的強度が充分でない。
本発明の貴金属顔料の合成樹脂フィルムに蒸着している
貴金属は、金、銀、白金、ルテニウム、ロジウム、パラ
ジウム、オスミニウム、イリジウムから選ば釘る単体金
属あるいはその合金であるが、単体で蒸着する場合は、
化学的安定性の高さ、光沢の優雅さ、その他の付加価値
の高さから、金および白金が特に好ましい。貴金属顔料
を製造する場合の貴金属の蒸着法としては、真空蒸着法
、スパッタリング法、イオンブレーティング法等の通常
の蒸着法が適用さ口る。蒸着条件は、例えば真空蒸着法
の場合はI X 10−’−I X 10−’ tor
r程度の真空度、1000〜2000°C程度の蒸発腺
温度が適宜採用される。
本発明の月金腐顔料にわける貝金り蒸着層の厚さは0,
08〜O1μの範囲が好ましい。厚さが0.08μまり
も薄くなると、透過性が増大して頁′金鵜の光沢を充分
に向えることができず、01μよりも厚くなっても効果
は変わらない、もとより貴金属は尚価なものであるから
、最少−で充分なメタリック効果を保持させるには、金
IJ4蒸廿層の厚さは0.04〜0.05μの範囲が最
も好ましい。
本発明の貨金町顔料の粒径にわける長径および短径は0
.08〜1.0間である。0.08 srs未絢では充
分なメタリック光沢を与えることができす、また1、0
mよりも大きくなると化粧料中への均一な分散が難しく
なると同時に肌にザラツキを与えやすい。
尚、貴金鵬蒸看フィルムを裁断する場合の切断方法とし
ては、例えはバキュームプレート上に該フィルムをのせ
てパンチングによりカットする方法等が挙けらt′Lる
本発明の貴金属顔料は、化粧料用粉末原料の一つの成分
としで、例えは従来のバール顔料(雲母チタン、天然魚
鱗陥、オキシ塩化ヒスマス等)でとられるような方法で
配合することができ、その配合魚は処方成分の全量にヌ
」して辿冨01〜95重量%、好ましくは1〜50小箪
%である。
木兄IIJにわζブる化粧料としでは、アイシャドウ、
ファンテーシβン、頬紅、口紅、美爪料等のメイクアッ
プ化粧料、バック剤、化粧水、クリーム、石鹸等の基礎
化粧料、ヘアースプレー、頭髪油等の毛先化粧料、線香
水、ボディパウダー等の芳香ボディ化粧料等の種々の化
粧料に適用し得る。
(実施例) 以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例1゜ 厚さ15μのポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面に金(純度99.99%)を、真空度1 X l 0
−5torr 、蒸発源温度1,300”Cで、0.0
5μの厚さに蒸着した。
かくして得られた金蒸着フィルムを、−片が0.05m
mの四角形にパンチング法により裁断し、金色顔料を調
製した。比重は1.5であった。
この金色顔料を用いて下記配合和成で分散混合しネイル
エナメルヲ調製した。
ネイルエナメル 虫酸      風圧% (1)金色顔料             10.0(
2)ニトロセルロース         12.0(3
)アルキッド樹脂           10,0(4
)クエン酸アセチルトリブチル     5.0(5)
酢酸n−ブチル           300(6)酢
酸エチル             5.0(7Jトル
エン             27,0(8)有m 
R性モンモリロナイト      LO製法 A、成分(8)の一部と成分(4)の一部に成分(8)
を加えてよく練り合わせる。
B、成分(B) 、 (4)の残部、成分(5)〜(7
)を混合溶解する。
A k Eに混合分散した後、成分(1)を加えて、均
一に分散した。
均一で金特有の優雅なメタリック光沢を有する外観が美
しいネイルエナメルが得られた。爪に塗布したところ便
用θもよく、粒径がそろっている為に均一で俊rLだ光
沢を有するメイクアップ効果が得られた。また保存安定
性も良好でゐ−た。
比較例1゜ 厚g15μのポリエチレンテレフタレートフィルムの上
にマレイン酸樹脂5部、フェノール樹脂15都、ポリビ
ニルブチラール樹脂5部をエチルアルコール2部、n−
ブチルアルコール10部、酢酸エチル20部、トルエン
2581sからなる混合溶剤に溶解した樹脂溶液を層厚
08μになるようにアンダーコート層として塗部し、6
0°Cで10秒間乾燥した後、これに金を0.05μの
厚さに真空蒸着した。ついでこの蒸着面上に前記樹脂溶
液を層厚08μになるようにオーバーコート層として塗
布し乾炉した。かくして得られた金箔層−ベースフィル
ム一体構造物を加熱(30°C)しながら、ベースフィ
ルムを10%延伸して、大きさ1〜10鋼の金箔小片を
ベースフィルムより剥離した後、ハンマーミルで粉砕し
て、長さ及び巾10〜100μ、厚さ0.7μの金色顔
料を調製した。
比重は2.8であった。
この金色顔料7a−用いて、実施例1と同様にしてネイ
ルエナメルを論良したう 粒径が不均一であるために、外観の美麗性、メイクアッ
プ効果ともに劣り、長期保存にわいては、金色顔料が分
IQ1i沈降し、(ロ)復が国難であった。
実施例2゜ パウダーアイシャドウ k 成              止爪%(1ン金色
粉木(実施例1にて調製)5.0(2)タルク    
            51・5(3)マイカ   
            85,0(4)黒酸化欽  
            0.2(5)黄酸化鉄   
            3.0(6)流B功パラフィ
ン            4.0(7)ワセリン  
              160(8)台 料  
               03飯 注 成分(1)〜(5)を均一に混合し、30℃で加熱混合
した成分(6)〜(8)を加えて均一に分散した後、全
脂に打型した。
均一で金特伺な優美なメタリック光沢を有するカー観が
美しいパウダーアイシャドウが得られた。
肌に1巾したところ、肌に対する異和感もなく、均一で
攪れ1こ光沢が得られた。
比較)り!I2゜ 比較例1で調製した金色顔料を用いて実施例2と同様に
してパウダーアイシャドウを*造した。
混合工程の機械的攪拌により、金色顔料の一部は配合l
i;7よりも粉砕が進んで、目的とし1こ九個メイクア
ップ効果の光沢が減じた。
また肌にr4匝すると、比較的大きな鋭角を有する形状
の金色顔料の存在にぼり肌にザラつきが感じらrした。
実施例3゜ 厚さ12μのポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面に鋭(99,99%)を005μの厚さに輿望蒸着し
たフィルムを蒸着面を対間させて、エポキシ糸接着剤を
用いて強力に接石しi:後、幅が0.05mの繊維状に
細艮く切断した。ついて。
色順Y1を得た。
この銀色顔料を用いて下記配合組成で分散混合し、クリ
ーム状頬紅ケ得た。
クリーム状頬紅 組 成             1%(1)銀色顔料
              3.0(2)セレシン 
              7.0(8)カルナウバ
ロウ            1.5(4)固形パラフ
ィン           2.0(5)ワセリン  
            10.0(6)@動パラフィ
ン          88.0(7)スクワラン  
          10.0(8)ベンガラ    
           2.0(9)黄酸化鉄    
          1.0(10)酸化チタン   
           5.0(11)マイカ    
            200(12)香 料   
            0.5製法 A、成分(2)〜(7)を幻90゛Cで的解混合する。
。 B、成分(8)〜(11)を均一に混合する。
AにBを加えて均一に混合分散した後、成分(1)を均
一に分散して脱気し、&分(12)を加えて、遍当な容
器に流し込み、冷却した。
均一で、粒径のそろった限時ηの優雅な光沢を有し、外
観が美しく、かつ優れた使用感とメイクアップ効果を持
つクリーム状頬紅そ得た。
この頬紅は、長期保伴によ−でも、銀箔の表面光沢がな
くなることはなく、安定性も良いものであ−た。
サンヨー化成株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 厚さが6〜30μ、長径および短径が0.03〜1.0
    mmである、貴金属の単体またはそれらの合金を蒸着し
    た合成樹脂フィルムの裁断物を、含有することを特徴と
    する化粧料。
JP15349384A 1984-07-23 1984-07-23 化粧料 Granted JPS6130511A (ja)

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