JPS6130053B2 - - Google Patents

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JPS6130053B2
JPS6130053B2 JP53040204A JP4020478A JPS6130053B2 JP S6130053 B2 JPS6130053 B2 JP S6130053B2 JP 53040204 A JP53040204 A JP 53040204A JP 4020478 A JP4020478 A JP 4020478A JP S6130053 B2 JPS6130053 B2 JP S6130053B2
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yarn
elongation
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worsted
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JP53040204A
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Shiro Kumakawa
Yoshuki Sasaki
Masayuki Tani
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Teijin Ltd
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は梳毛調加工糸更に詳しくは、芯成分の
周囲に鞘成分が巻付いた構造の仮撚捲縮加工糸の
製造法に関する。 合成繊維フイラメント糸を用いて梳毛調加工糸
を得る試みは種々提案されており、その中で注目
すべき技術として伸度差が少くとも40%異るフイ
ラメント糸同志を引揃えて仮撚捲縮加工に附し、
融着した巻付構造を有する加工糸を得る手段があ
る。このような同時フイードによる仮撚捲縮加工
において巻付構造を得るには、芯糸と鞘糸との間
に糸足差が形成されることが必要であり、このた
め、前述の如く少くとも40%以上の伸度差のある
フイラメント糸同志を加工しているのが現状であ
る。 所で伸度差が少くとも40%以上存在するフイラ
メント糸の組合せとしては、例えば特開昭51―
112953号公報に示されるように、ポリエステルの
延伸糸つまり結晶性フイラメント糸と非晶性の部
分配向糸が挙げられる。この場合後者は70%〜
150%の伸度を有しているので加工後には巻付糸
となるが、この糸自体延伸糸並みの物性をもた
ず、特に寸法安定性の点で種々問題がある。他
方、部分配向糸の呈する高度の柔軟性は加工糸に
好ましい風合を与えることにはなるが、これと
て、延伸糸の如き高度の結晶、配向構造をもつて
いないことに過ぎない。 又、上記巻付糸の致命的欠陥として、巻付糸は
芯糸の周りを単に取り捲いていることから、製織
工程において糸に加えられるしごきに弱く、ネツ
プ発生、ひいては製織性特に織機の停止回数の増
加の因となる。従つて2層構造の巻付糸の要求特
性として、巻付糸(鞘糸)自体延伸糸並みの結晶
構造を有し、しかも柔軟な風合を呈するものが理
想であり、他方、巻付糸全体としてはネツプが発
生し難いこと換言すれば巻付構造の安定性が挙げ
られる。 それ故、本発明の目的は糸全体としては極めて
柔軟であり、且つ安定な捲付構造を示す2層構造
の梳毛調加工糸を提供することにある。 本発明者等は上記の目的を達成せんとして種々
検討した結果、フイラメント糸の柔軟性は、フイ
ラメント自身、例え結晶性であつてもその非晶部
の配向度f(a)が一定範囲にあれば、相当に増加す
ること更に、このようなフイラメント(単繊維)
の太さが0.9de以下特に0.6de以下であるとき、構
造特性と力学特性との相乗作用により、格段に向
上することを知つた。このようなフイラメント糸
は、先願(特願昭53―34042号;特開昭54―
131027号)の明細書にも記載している通り前記f
(a)が30%〜70%の値をとり、しかも結晶性の尺度
として採用される構造一体性パラメーターε0.2
が負であることによつて特徴づけられている。し
かしながらこのフイラメント糸は30%〜50%程度
の低い伸度を示し、例えばこれを通常の延伸糸
(伸度15%〜40%)と引揃えて仮撚捲縮加工を施
しても巻付構造をとらず、単に引揃え加工糸の如
き加工糸しか得られないが、これらの糸同志を予
め混繊してから仮撚捲縮加工に付するときより好
ましい糸構造を形成し得ることを究明し本発明に
到達したのである。 かくして、本発明によれば単繊維繊度が0.9de
以下で、30〜50%の切断伸度、30%〜70%の非晶
部配向度f(a)を有し、且つ構造一体性パラメータ
ーε0.2が負である高伸度フイラメント成分と、
これより少くとも10%低い切断伸度を有する低伸
度フイラメント成分とを引揃え状態で、流体交絡
処理を行い高々80ケ/mの交絡点を与え、次いで
熱固定温度220℃〜240℃、撚係数(a)0.7〜0.9の条
件下に仮撚捲縮加工を施す前、又は後は起毛処理
を施すことを特徴とする梳毛調加工糸の製造法が
提供される。 但し、上記のf(a),ε0.2およびαは夫々以下
の定義に従う。 (i) f(a) f(a)=△n−0.212fcχρ/0.195(1
−χρ) ここで△nは偏光顕微鏡を用いてセナルモ法に
より測定した複屈折率、fcはX線回析法により求
めた結晶配向度、χρは密度法により求めた結晶
化度である。 (ii) ε0.2 ε0.2=l−l/l ここでl0は試料長10cmのフイラメント糸の一端
に0.2g/deの荷重を吊した時の長さ、l1は前記
荷重下のフイラメント糸を沸水中に浸漬し2分間
処理した後、沸水中から取り出し冷却した時のフ
イラメント糸の長さである。 (iii) α deは仮撚捲縮加工に付される糸のデニールで
ある。 更にこれについて述べると、本発明は出発原糸
の伸度が従来のものに比べて低く、しかも糸間の
伸度差が小さい、フイラメント糸同志をして仮撚
捲縮加工時に安定な巻付構造を形成し且つ柔軟な
風合の2層構造糸を得ようとするものである。 本発明において、高伸度成分は糸全体に柔軟性
を与える必要上、0.9de以下であることが必要で
ある。又、素材としてはポリエステル、ポリアミ
ド等の低倍率延伸糸で単繊維の太さを0.9de以下
のものであれば特に制限はない。しかしながら、
0.9de以下の極細デニールによる柔軟性に加えて
フイラメント自身の構造に基く柔軟性をより利用
することもでき、このためにはポリエステル特に
ポリエチレンテレフタレートフイラメントにして
構造一体性パラメーターε0.2が負好ましくは0
>ε0.2≧−0.025で、非晶部の配向度f(a)が30%
〜70%にあるものを用いる。以下、本発明で採用
するf(a)およびε0.2の範囲の意義について述べ
る。 f(a) 部分配向糸(未延伸糸)は構造的に不安定であ
り、強い熱や力を受けると〓化したりして変形や
破壊を起し易い。これを避けるには延伸糸の様に
構造をしつかりさせる事が望ましいが、今度は部
分配向糸(未延伸糸)特有の柔軟性が失われてし
まう。然しながら、この場合、結晶部分の構造を
しつかりさせて構造を安定にしても、非晶部の配
向度f(a)が或る程度ルーズであると、それほど構
造の安定性を損う事なく糸を柔軟に得る事が見出
された。即ち、非晶部の配向度f(a)を通常の延伸
糸が80%以上であるのに対しこれを70%以下にす
ると、結晶部がしつかりした結晶構造をとつても
糸自体は部分配向糸を用いた時の様に柔軟で好ま
しい風合を呈し、構造の安定化と柔軟風合を兼ね
備えた織物が出来る。勿論この場合も限度があつ
て、あまり低くなり過ぎると糸自体が不安定にな
るので低くても30%以上は必要である。更に言え
ば、この配向度(fa)が30%より小さいと耐撚性
が低下し、一方70%を超えると寸法安定性、熱セ
ツト性、起毛性が悪くなる。 従来の低紡速での紡出未延伸糸は、結晶性の発
現がほとんどなく、結晶と非晶の領域が不明瞭
で、非晶部の配向(fa)を算出できない。また
3000m/分以上の高速で紡出した極細繊維でも非
晶部の配向度(fa)はわずかで、解析できず、
5000〜6000m/分の超高速度で紡糸したとき、よ
うやく数%の配向度(fa)が認められるにすぎな
い。一方、従来公知の延伸、熱処理工程を経て得
られる極細繊維では、非晶部の配向度(fa)が70
%を超え非晶鎖が緊張状態にあり、非晶部の凝集
エネルギーが大きくなる。 ε0.2 構造一体性パラメーター(ε0.2)が負である
ということは前述の定義、測定法からも明らかな
ように、荷重下(0.2g/d)での沸水処理にお
いてフイラメント糸が収縮することを意味する。
例えば紡速3000m/分以上の高速度で紡糸して得
られる極細繊維は、この構造一体性パラメーター
(ε0.2)が正即ち自己伸長性を示す。そのため染
色仕上げ等の沸水加工処理段階でこの自己伸長性
に対する特別の配置が必要となつてくる。これに
対して本発明の高伸度フイラメント糸は従来一般
に使用されている延伸、熱処理糸と同様に沸水処
理において収縮するものであるから、格別の配置
をすることなく、従来の沸水加工処理をそのまま
適用することができる。更に従来の延伸、熱処理
糸に比較しても構造一体性パラメーター(ε0.
)の値が大きいので、収縮量が小さく、それだ
け寸法安定性に優れている。 更に、f(a)との関係で言えば、非晶部の配向が
あまり低くなると、X線解析像が次第に不明瞭に
なる場合がある。この様な場合の補助手段とし
て、構造一体性パラメーター値が併用される。即
ち、f(a)が30%未満になつて構造がルーズになり
過ぎると0.2g/dの荷重を掛けて沸水処理して
も、も早やこの荷重に抗して糸は収縮するだけの
力は無くなり、沸水中で糸は伸ばされてしまう。
従つて、このε(0.2)の値がプラスになるかマイ
ナスになるかという点も勘案して、この非晶部の
構造を決定した方が良く、この両者(f(a),ε(0
.2))とも満足する条件をとつた方が安全で確実
である。 このようなフイラメント糸は、特殊な紡糸方
法、例えば本出願人の先願に係る特願昭52―
94095号明細書(特公昭58―37408号;特許第
1241147号)に記載した方法によつて得ることが
できる。その概略を示すと、前述のポリエステル
を紡糸ドラフト200〜700、好ましくは300〜500、
紡糸速度3000〜5000、好ましくは3300〜4500m/
minで溶融紡糸して、単繊維デニールが0.9de未
満のフイラメント糸を得、これを定長下又は20%
以下の伸度を与えつつ100℃以上融点以下好まし
くは140℃〜240℃の温度で0.01〜0.05秒程度熱処
理してから巻取ればよい。この場合紡糸口金の孔
径は0.1〜0.2mm、ポリマーの溶融温度は290℃〜
305℃が適当であり、紡出糸は横吹きの冷却風に
より冷却固化するのが好ましい。又、20%以下の
緊張熱処理に当つては工程安定性の面から逆テー
パーロール乃至段付ロールを採用するのが好まし
い。このようなフイラメントは本絹と同じ程度の
単繊維デニール即ち0.9de未満好ましくは0.6de以
下とすることにより柔軟性と反撥性を兼備し、し
なやかな風合を与える。 尚、本発明においてポリエステルとはエチレン
テレフタレート単位を主たる繰返し単位とするポ
リエステルを意味し具体的にはポリエチレンテレ
フタレートを主たる対象とするが、その性質を本
質的に変えない範囲で第3成分を共重合乃至ブレ
ンドしたものであつてもよい。かかるポリエステ
ルの重合度はその用途、紡出、太さに応じて適宜
選定すべきであるが、ポリエチレンテレフタレー
トの場合35℃のO―クロロフエノール溶液で測定
した極限粘度〔η〕が0.40〜0.70程度のものが有
利に使用される。 一方、低伸度成分も高伸度成分同様、ポリエス
テル、ポリアミド等を素材とするもので、未延伸
糸乃至部分配向糸を延伸してその伸度を40%以下
に調節したもの、更には紡糸速度4500m/min以
上の高速下に得た。所謂高速紡出糸等も使用され
る。何れにしてもこの低伸度成分は巻付複合糸に
おいて芯糸となるものであるから、通常の延伸糸
に匹敵する物性をもつていればよい。また糸全体
に反撥性、腰を与える意味から、通常単繊維デニ
ールが1.5de〜6de好ましくは3de〜5de程度のも
のが好適に用いられる。更に、この低伸度成分と
して、高伸度成分とは染色性を異にするフイラメ
ント糸例えばカチオン染料易染性糸を用いた場
合、伸度差即ち結晶構造差に伴う染着性の差を少
くすることが可能なので得られる加工糸は色相が
ほぼ均等になる利点がある。 以上の高伸度及び低伸度成分は引揃え乃至別フ
イード状態(つまり糸間にフイード差をつけた状
態)で流体交絡処理に付される。この流体交絡処
理としては、斯界では広く知られているインター
レース、タスラン処理が適用されるがこれら処理
法自体、特公昭36―12230号公報、特公昭37―
1175号公報、特公昭34―8969号公報、特公昭35―
6684号公報等に詳述されている。この流体交絡処
理時に留意すべきことは交絡度が高く80ケ/m以
下になるように処理することであり、前記交絡度
が80ケ/mを越えると混繊の程度が高くなり過ぎ
て後の仮撚捲縮加工時に巻付構造の形成が困難に
なる。尚、この流体交絡処理時に2糸条を引揃え
つつ若干のオーバーフイード下に処理して、ルー
プ、たるみを形成しておくこともできる。特にこ
のループ、たるみは後の仮撚捲縮加工時にヒータ
ー表面に鞘糸が直接接触するのを避け、過度の融
着を防ぐ働きをする。 次に、交絡処理を終えた糸は別工程或いは連続
して仮撚捲縮加工に付されるがここで巻付構造を
形成し、且つ糸表面に融着を惹起させるために
は、糸間の伸度差が少くとも10%以下、ヒーター
温度220℃〜240℃、撚糸数αが0.7〜0.9の範囲に
あることが必要である。ここで伸度差が10%未満
の場合、2糸条が混繊されていることと相俟つ
て、充分な糸足差が生じなくなり、結局、巻付構
造を期待することはできない。一方、ヒーター温
度が220℃未満ではフイラメントの充分な融着が
起らない。しかし、撚係数を0.7〜0.9と従来より
やや低目にした場合220℃以上で所望の融着状態
を得ることができる。唯この温度にも自ずと限界
があり240℃を越えると、フイラメントは溶融状
態に近くなり、硬い風合の製品しか得られない。 更に、本発明においては梳毛調の風合を得るた
め、毛羽立て工程が必須となるがこの工程は交絡
糸を作り、仮撚捲縮加工を行う前或いは仮撚捲縮
加工中に実施することができる。この毛羽立て装
置としては刃物、あるいは金剛砂、カーボランダ
ム、砥石の如き引つかき作用を有する粗表面を有
するものが使用されその態様も静止した状態で糸
に接触させる方法、粗面体をロールの如き回転体
としこれに糸を接触させる方法等がある。 また、起毛の時点によつて、得られる加工糸の
特性も若干異つてくる。即ち、仮撚捲縮加工前に
起毛した場合、高伸度、低伸度成分の両方共に切
断され、異デニール混の風合が現出し、またこの
毛羽は比較的糸表面に堅く締つた未解撚状態をと
る。これに対して仮撚捲縮加工中例えば供給ロー
ルとヒーター入口との間で起毛する場合糸表面に
比較的弛やかにまとわりついた毛羽様加工糸が得
られる。 本発明における工程の組合せにより効果として
仮撚捲縮加工時に、予め混繊、交絡処理を受けて
おり起毛により多くの毛羽が得られるばかりでな
く交絡点間にあるフイラメント群はより強い応力
を受け、伸度差と相俟つて高伸度成分が低伸度成
分の囲りに浮き出る形となつて撚糸構造をとると
共にこの状態で融着される。しかも、被処理糸自
身各々交絡点を有しているので、高伸度成分は低
伸度成分と交絡しつつ糸表面に出て巻付いた形を
とるので、この巻付構造は過度のしごきによつて
も破壊され難いという特長を有している。従つ
て、この巻付複合糸は製織工程乃至編立工程にお
いてもネツプ発生の懸念がなく製編織工程の能率
が向上するばかりでなく複合糸の特長を充分に反
映した織編物を与える。 実施例 1 以下の条件により、巻付構造糸を得る。 〔A〕 糸使い (1) 低伸度成分;ポリエチレンテレフタレート
フイラメント糸 75de/24fil.伸度18% (2) 高伸度成分;ポリエチレンテレフタレート
フイラメント糸 62de/72fil,伸度=35% f(a)=55%,ε0.2=−0.013 (単繊維繊度0.86de) 〔B〕 流体交絡処理 (1) 特公昭37―1175号公報第3図記載のノズル
に低伸度成分、高伸度成分を1.2%のオーバ
ーフイード下に同時供給(流体圧3.0Kg/
G) (2) 効絡数60ケ/M、 〔C〕 仮撚捲縮加工 (1) 使用機種 アーネストスクラツグ製CS―
12 (2) ヒーター温度(T℃) 235℃ (3) 撚係数(α) 0.878 (4) 第1オーバーフイード量 3% 〔D〕 擦過起毛 (1) 仮撚機の供給ロールとヒーター入口の間 (2) 20メツシユの回転砥石 回転数3600r.p.m、直径50min かくして得られた加工糸を顕微鏡で観察した
所、糸表面には多数の毛羽と共に交互撚糸状の巻
付構造が形成され、且つ軽度の融着が認められ
た。この加工糸は手で強くしごいても巻付構造は
殆ど破壊されず、柔軟にして梳毛調の感触を呈し
た。 尚、〔B〕項における交絡数は、流体交絡処理
を施したフイラメント糸50cmを水の上に浮かべそ
の時、部分的に生じる紡錘状の膨み部の間に存在
する締束部の数を測定し、1m当りの交絡数に換
算した。 実施例 2 実施例1において、交絡数(ケ/m)、ヒータ
ー温度(℃)、撚係数(α)を種々変更して加工
糸を得た結果を以下に示す。
【表】
【表】 仮撚加工前に交絡点を形成しないものは、しご
きに対する安定性がない。又交絡点を付与しても
ヒーター温度が220℃未満か、撚係数が0.9を越え
るものは融着が起らず、得られる加工糸もウーリ
ー風である。80個以内の交絡点を付与し、ヒータ
ー温度220〜240℃、撚係数0.7〜0.9の範囲のもの
は巻付構造も完全で融着も惹起され、梳毛調風合
であるばかりでなくしごきに対する安定性もよ
い。 尚、実施例1,2で用いたフイラメント糸は極
限粘度が0.61のポリエチレンテレフタレートチツ
プを通常の紡糸法により1800m/minの紡糸速度
で未延伸糸として巻取りこれを夫々3.5倍、3.2倍
に延伸して伸度18%、35%に調節した。 実施例 3 実施例1における高伸度成分として、ポリエチ
レンテレフタレートフイラメント糸64de/144fil
(伸度33%、ε0.2=−0.013、f(a)=57%)を用い
る以外同様の加工を行つた。 尚上記フイラメント糸は、極限粘度が0.61のチ
ツプを295℃で溶融し、孔径1.5mm、孔数144の口
金よりドラフト430、紡糸(引取)速度3800m/
minで引取り、捲取前に逆テーパーロールを介し
て緊張率3%、ローラー温度160℃、処理時間
0.02秒で緊張熱処理して捲取つたものである。 かくして得られた加工糸は、実施例1,2で得
られたものに比べ毛羽密度が高く、またより安定
な巻付構造を示した。しかも糸全体としても毛羽
自身の物性と相俟つて極めて柔軟な感触、風合を
呈し、より梳毛ライクな加工糸であつた。 更に、上記高伸度成分の伸度、ε0.2、f(a)を
種々変えて加工糸を得たが伸度が30〜50%でε0.
が負、f(a)が30%〜70%をとる時、特に好まし
い加工糸となることが判る。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単繊維繊度が0.9de以下で、30〜50%の切断
    伸度、30%〜70%の非晶部配向度f(a)を有し、且
    つ構造一体性パラメーターε0.2が負である高伸
    度フイラメント成分と、これより少くとも10%低
    い切断伸度を有す低伸度フイラメント成分とを引
    揃え状態で、流体交絡処理を行い高々80ケ/mの
    交絡点を与え、次いで熱固定温度220℃〜240℃、
    撚係数(α)0.7〜0.9の条件下に仮撚捲縮加工を
    施す前、又は後で起毛処理を施すことを特徴とす
    る梳毛調加工糸の製造法。 但し、上記のf(a),ε0.2およびαは夫々以下
    の定義に従う。 (i) f(a) f(a)=△n−0.212fcχρ/0.195(1
    −χρ) ここで△nは偏光顕微鏡を用いてセナルモ法に
    より測定した複屈折率、fcはX線回析法により求
    めた結晶配向度、χρは密度法により求めた結晶
    化度である。 (ii) ε0.2 ε0.2=l−l/l ここでl0は試料長10cmのフイラメント糸の一端
    に0.2g/deの荷重を吊した時の長さ、l1は前記
    荷重下のフイラメント糸を沸水中に浸漬し2分間
    処理した後、沸水中から取り出し冷却した時のフ
    イラメント糸の長さである。 (iii) α deは仮撚捲縮加工に付される糸のデニールで
    ある。 2 低伸度成分の単繊維の太さが3de以上である
    特許請求の範囲第1項記載の梳毛調加工糸の製造
    法。 3 低伸度成分がカチオン染料易染性フイラメン
    ト糸である特許請求の範囲第1項記載の梳毛調加
    工糸の製造法。
JP4020478A 1978-04-07 1978-04-07 Production of worsted processed yarn Granted JPS54134149A (en)

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