JPS61295652A - Cmos型半導体装置の製造方法 - Google Patents

Cmos型半導体装置の製造方法

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JPS61295652A
JPS61295652A JP60136926A JP13692685A JPS61295652A JP S61295652 A JPS61295652 A JP S61295652A JP 60136926 A JP60136926 A JP 60136926A JP 13692685 A JP13692685 A JP 13692685A JP S61295652 A JPS61295652 A JP S61295652A
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gate electrode
transistor
ion implantation
diffusion layer
photo resist
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JP60136926A
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Akito Nishitani
西谷 明人
Yoshiaki Katakura
片倉 義明
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
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    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
    • H01L21/8232Field-effect technology
    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/8238Complementary field-effect transistors, e.g. CMOS

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、同一基板上にNch  (Nチャネル)M
O3)ランジスタとPchMOSトランジスタを集積し
たCMOS型半導体装置の製造方法に関し、特に、NC
hMOSトランジスタをLDD (LightlyDo
ped D、rain )構造にしたものである。
(従来の技術) ゲート長1μm程度のNchMOSトランジスタの特性
変動を防き゛、信頼性を向上させるために、LDD構造
が提案されている。
同一基板上にNch MOS トランジスタとPchM
OSトランジスタを集積した0MO8構造においても、
トランジスタを微細化し、集積度を向上させるために、
NchMOSトランジスタはLDD構造をとる必要があ
る。
現在、実用化されつつあるLDD構造の製造方法は、ゲ
ート電極の側壁にサイドウオールスペーサと呼ばれる5
tCh層を異方性エツチングの特徴を利用して、マスク
合わせなしに形成することを特徴としている。
このサイドウオールスペーサと、ゲート電極をともにマ
スクとしてイオン打込みを行うことにより、サイドウオ
ールスペーサ下部は低濃度を保ち、その外側に高濃度の
拡散層が形成される。この結果、LDD構造がマスク合
わせなしに自己整合的に形成される。
ところが、上述のLDD構造の形成方法をCMOS構造
に適用すると、一般に行われている方法では、同一の層
内でNchMOSトランジスタのゲート電極層とPch
MO8)ランジスタのゲート電極層を構成しているため
に、PchMOSトランジスタのゲート電極側壁にもサ
イドウオールスペーサが形成される。
PchOLDD型MOSトランジスタは電流駆動能力が
小さいことや、Pch LDD部形成のためのイオン打
込み工程が増加するために望ましくなく、普通はPch
MOSトランジスタのソース・ドレイン領域形成用イオ
ン打込み工程の前にサイドウオールスペーサは除去され
ていた。
また、除去工程時に、他の領域への影響をなくするため
に、サイドウオールスペーサにポリシリコンを使用する
方法も提案されている。
ところが、 Pch MO8トランジスタのソース拳ド
レイン領域形成のために、イオン打込みされるゼロンは
非常に拡散係数が大きく、活性化のために熱処理を行う
と、ゲート電極下部へ大きく拡散し、PchMOSトラ
ンジスタの実効ゲート長を短<(、、ソース・ドレイン
間のパンチスルーナト、望ましくない特性が出現するこ
とになる。
結局PchMO8)ランジスタのゲート長はN c h
MOSトランジスタのゲート長よシも長くせざるを得な
い。
そこで、Hi −CMOSm  Technology
 (I EDM’84  P59〜P62)には、これ
らの欠点を除くために、wc2図に示すよりな工程断面
図の70−でCMOS半導体装置を形成している。
この特徴は、PchMO8)ランジスタのゲート電極側
壁に形成されたサイドウオールスペーサとPchMO8
)ランジスタのソース・ドレイン形成のために、イオン
注入されるゼロン拡散速度の大きさを利用したことであ
る。
この第2図(a)ないし第2図(e)において、lはP
型シリコン基板、2はPchMOSトランジスタを形成
するために作られたN−ウェルと呼ばれるN型領域であ
る。
また、3は二酸化シリコン膜で厚い部分は素子間を分離
し、薄い部分はゲート絶縁膜となる。
4はPchMO8型トラン・ブトランしきい値Vthを
制御するために、イオン注入されたヂロンがP型の浅い
拡散層となることを示している。
aいN型にP−プされたポリシリコンをゲート電極とし
て使用した場合には、PchMOSトランジスタのvt
hを実用領域にまで低下させるためのイオン注入を行う
と、浅いP型拡散層がゲート絶縁膜直下に形成されるこ
とは一般によく知られている。
濃いN型にP−プされたポリシリコンを使用し九ポリサ
イド構造をゲート電極として使用した場合も同様である
次に、第2図価)はゲート電極層5をA?ターン形成(
当然マスク合わせ工程を伴う)した後、N−ウェル2を
レジスト6で株って、NchMOSトランジスタ部KL
DD形成用イオン打込みを行っている。
上記文献では、ゲート電極にメタルシリサイF/N型ポ
リシリコンのポリサイド構造を使用している。
続いて、第2図(c)において、ゲート電極5の側壁に
サイドウオールスペーサを形成し、やはDN−ウェル2
をレジスト6で覆って、Nch MOS トランジスタ
にソース@12レイン形成用イオン注入を行う。
このとき、サイドウオールスペーサ7の下部には、イオ
ンが注入されない。さらに、注入イオンの活性化のため
のアニールを900℃程度で行い、今度はPchMOS
トランジスタ形成のためのイオン注入をNch MOS
 トランジスタ部をレジスト6で籾って行う。第2図(
d)はこの状態を示している。
このとき、イオン注入されたボロンは第2図(c)と同
様にサイドウオールスペーサ7の下部へハ注入されない
。この後、各素子を結線するメタル層を絶縁するための
絶縁層10を堆積し、熱処理を行うと、P型の拡散層1
1が形成されることになる。
このとき、P型拡散層11がゲート電極のエツジまで拡
散しなくても、PchMO8)ランジスタの電流駆動能
力はエツジに達した場合とほとんど変化しないと云われ
ている。
また、サイドウオールスペーサ70幅(トランジスタの
チャネル方向の長さ)の分だけ拡散してもよいため、極
めて浅い拡散層を形成する必要がなくなる。
つまシ、抵抗の高くなってしまうことが問題となってい
たP型の拡散層の抵抗を低下させることができ、パンチ
スルーなどの特性上の問題も起こシにくくすることがで
きる。・ (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、NchMOS)ランジスjlをLDD構
造とした場合、LDD領域(f領域)の不純物濃度がI
 X 1018atoms/cPII3程度以上ないと
、動作中に電流駆動能力が劣化してしまう現象が起きる
ことが報告されている。
この濃度は従来考えられていたショートチャンネル効果
に強く、さらにトランジスタの信頼性を向上させるとい
う、LDD )ランジスタのLDD部の濃度よシもかな
り濃<、結果として、信頼性は向上(電流特性が変動し
ない)するものの、ショートチャネル効果に弱い。
換言すれば、ゲート長が短くなってしまうなどの工程の
ノ々ラッキに弱く、製造歩留シの低いトランジスタとな
ってしまう。特に、上記した文献の製造方法では、LD
D部にリンをイオン注入して、その濃度をI X 10
18atoms/α3とした場合、後の工程で行われる
ソースΦドレイン形成のためのN型不純物注入後のアニ
ールの温度を900℃程度に低温化しないと、ショート
チャネル効果が強くなってしまう。
ところが、アニール温度を900℃程度に低温化すると
、同時にアニールされるソース舎Pレイン形成用のN+
拡散層が浅く、かつ抵抗が大きくなる。
浅いN+拡散層は後に各素子を接続するAt系のメタル
配線と接続するときに、At系のメタルが拡散層を突き
抜け、P型基飯(あるいはP型ウェル)と接がってしま
う。
これを防止するためには、上記文献で行われているよう
に、接続部開孔後、イオン注入を行って接続部の拡散層
を深くした。9(0MO8ではマスク合わせ工程も増加
する)、突き抜は防止用のノ々リアメタルを使用するこ
とが考えられるが、工程の増加および複雑化を避けるこ
とができない。
この発明は、上記従来技術がもっている問題点のうち、
LDD型のNch MOS )ランジスタの信頼性の低
い点と、ショートチャンネル効果に弱い点と、失透工程
が複雑な点およびPchMOSトランジスタ・のP+拡
散層を低抵抗で深くできない点について解決できるCM
OS型半導体装置の製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明はCMO3型半導体装置の製造方法において、
サイドウオールスペーサとゲート電極層の両方全マスク
としてNch MOS )ランジスタのソース・ドレイ
ン領域KN型となる不純物をイオン注入してこの不純物
を活性化した後にPehMOSトランジスタのソース・
ドレイン領域にP型とする不純物をサイドウオールスペ
ーサとゲート電極層の両方をマスクとしてイオン注入す
る工程を導入したものである。
(作 用) この発明はCMOS型半導体装置の製造方法に以上の工
程を導入したので、NchMOS)ランジスタのソース
・ドレイン領域にN型となる不純物をイオン注入する際
にゲート電極とその側壁に形成したサイドウオールスペ
ーサの両方をマスクト[7てイオン注入を行い、この不
純物を活性化した後にPchMO8)ランジスタのソー
ス−ドレイン領域にPffiとなる不純物を注入する際
にゲート電極層とその側壁に形成したサイドウオールス
ペーサの両方をマスクにして行い、したがって、前記問
題点を解決する。
(実施例) 以下、この発明のCMOS型半導体装置の製造方法の実
施例について図面に基づき説明する。第1図(a)ない
し第1図Gc)はその一実施例の工程説明図である。
この第1図(a)ないし第1図侃)において、第2図(
a)ないし第2図(e)と同一部分には同一符号を付し
て説明する。まず、第1図(a)および#!1図(b)
は従来の工程と同じであシ、第1図(a)において、P
型シリコン基板lにn型の拡散層によるN−ウェル2を
形成し、ゲート電極形成前に、P型シリコン基板1の表
面付近の不純物濃度は1〜10X4016atoms/
m3程度になるように調整されている。
このN−ウェル2の表面付近の不純物濃度はゲート要約
1.0μmのPchMO8)ランジスタの形成を目的と
した場合、パンチスルー現象を防止するために、I X
 1017atoms/備3程度になっている。
N型に濃くP−プされたポリシリコンあるいはこれを使
ったポリサイド構造をゲート電極として使用する場合、
PchMO8)ランジスタのVthはゲート酸化膜の厚
さを200〜500A程度まで薄膜化しても、表面濃度
が轡すぎるために、電源電圧5Vでの駆動に適した1、
0層程度までは低下しない。
ここでは、二酸化シリコン@3のうち、薄い部分は厚さ
は250Aで、シリコンを熱酸化することによシ得られ
ている。そこでPchMOSトランジスタのvthを低
下させるために、P型不純物であるゼロンをN−ウェル
2にイオン注入すると、P型の拡散層4が形成される。
1017atoms/c!IIf) N−ウェル2の表
面濃度に対しては、=Noンを10” 2i on s
 /an2のオーダでイオン注入することによシ、表面
に1015〜101016ato/cmの濃度で深さ0
.1μm内外のP型拡散層が形成される。
二酸化シリコン膜3のうち、厚い部分は約500 OA
の厚さとなっておシ、ここでは、L OG OS (L
ocal 0xidation of 5ilfcon
 )法を使用して形成している。
次に、第1図中)において、全面にゲート電極となる層
を被着した後、公知のホトリングラフィおよびエツチン
グ方法を使用して所望するゲート電極パターンを得る。
ここでは、ゲート電極として、上部にタングステンシリ
サイF、下部にN型に濃くドープされたポリシリコンを
使用し、ポリサイド構造をとっている。
ここでは、まず、ポリシリコンをLPCVD法によシ、
約2500大全面に被着した後、N型にドープするため
に、880℃のPOCえ3雰囲気で熱処理を行っている
この後、タングステンシリサイドを3oooiやはりC
VD法で積層し、この2層のゲート電極を公知のホトリ
ングラフィおよびエツチング技術を用いて所望する部分
のみを残している。
次いで、第1図(c)K示すように、全面を希弗酸(H
xO95% HF5%)溶液につけ、表面に露出してい
る薄い二酸化シリコン膜3を除去した後、CVD法によ
り全面に薄い二酸化シリコン膜12を約20OA堆積し
ている。
この二酸化シリコン膜12は後の工程で一度形成された
サイドウオールスペーサを除去する際に、ゲート電極お
よびシリコン基板を保護する目的で形成される。なお、
図では、厚い酸化膜5oooi上の薄い酸化膜を省略し
ている。
この二酸化シリコン膜12はゲート電極にN型に濃くド
ープされたポリシリコンを単層で採用した場合には、熱
酸化によって形成することも可能である。
また、ここでは、表面に露出している薄い二酸化シリコ
ン膜を除去しているが、後の工程のイオン注入条件を基
板に都合よく届くように調整すれば、この二酸化シリコ
ン膜12を除去する必要がなくなる。
続いて、第1図(d)に示すように、全面にサイドウオ
ールスペーサ7の形成用の膜を堆積させる。
この膜の条件は次工程のサイドウオールスペーサ形成工
程で下層のゲート電極や二酸化シリコン膜、シリコン基
板になるべく影響を与えないことや、そのサイドウオー
ルスペーサ7を除去するときにも影響を与えないことで
ある。
ここでは、この条件を考慮して、LPCVD法で形成し
たポリシリコン膜を使用しているが、窒化シリコン膜も
この条件に該当する。
ポリシリコン膜の厚さは、形成されるサイドウオールス
ペーサのチャネル方向の長さに関係する。
ここでは、約400 OAのポリシリコンである。
この後、垂直方向に、異方性の強いエツチングをポリシ
リコンについて行うと、第1図(e)に示すように、ゲ
ート電極5の側壁にサイドウオールスペーサ7がチャネ
ル方向に約0.35μmの長さで形成される。
ここまでの工程で最も従来の方法と異なるところは、サ
イドウオールスペーサを形成した時点でNch MOS
 )ランジスタのLDD形成用のイオン注入を行ってい
ないことである。
次いで、第1図(f)に示すように、公知のホトリソグ
ラフィ技術を用いて、Pch MOS トランジスタ形
成領域をホトレジスト6で覆い、NchMOSトランジ
スタのソース・ドレイン形成のために、ヒ素イオンを打
込みエネルギ40 KeV、注入イオン量1.2 X 
1016tons/cIn2の条件でイオン注入する。
その後ホトレジスト6を公知の酸素プラズマ処理によシ
除去し、950℃の温度、N!雰囲気中で40分程度熱
処理を行うど、第1図(ロ))のどと〈Kなる。
このと’e、 Nch MOS トランジスタのソース
醗ドレインとなるN+拡散層9はその深さが約帆351
Jsであシ、表面濃度は10” a t oms /c
m3のオーダとなる。
また、その面抵抗は30〜40Ω/口 となシ、比較的
低抵抗を実現できる。横方向の拡散長は通常、縦方向(
深さ方向)の拡散長の8割程度に小さくすることが知ら
れているが、縦方向と同一の拡散をしても、ゲート電極
の端部へ達せず、後にLDD形成用のイオン注入をサイ
ドウオールスペーサ除去後に行えば、N拡散/i#9に
覆われてしまうことなく、LDD領域が形成される。
また、N+拡散層9の深さ帆35μmはAt系金属とコ
ンタクトを設けた場合、コンタクト抵抗の低下を目的と
したシンタ工程で450°C130分。
水素雰囲気の処理に充分安定で良好なオーミック特性を
得ることができる。
N+拡散層9のアニール工程でN3処理を行っているの
は、サイドウオールスペーサ7に使用したポリシリコン
が酸化されるのを防ぐためであるが、窒化シリコン膜で
サイドウオールスペーサヲ形成した場合には、必要に応
じて、酸素雰囲気中での処理も可能である。
N+拡散層9のアニールの後、公知のホ) IJングラ
フイ技術を用いて、NchMOSトランジスタ形成領域
を第1図の)に示すように、ホトレジスト6で覆い、 
Pch MOS トランジスタのソース・ドレイン形成
のためのBF、イオンを70 KeV、 1.2 Xl
 015tons/cIR2の条件でイオン注入する。
BF2イオンは深く注入されてしまうゼロンイオンの代
わシに使用しているが、打込みエネルギを10〜20K
eV程度に下げれば、ゼロンイオンの注入でも充分可能
である。
このとき、PchMO8)ランジスタのゲート電極5の
側壁には、サイドウオールスペーサ7があるため、サイ
ドウオールスペーサ7の下部へのイオン注入は行われな
い。これは従来の方法の長所を踏襲したものである。
窒化シリコン膜全すイドウオールスペーザニ使用した場
合には、N+拡散層9のアニール工程で酸素処理を都合
よく行うと、N拡散層上に成長する酸化膜厚が他の部分
での酸化膜厚よシ犬きくなることを利用してこのPch
MOSトランジスタのソース・ドレイン形成用のイオン
注入をホ) IJソゲラフイエ程なしに行うこともでき
る。
この場合には、酸化によシ、N拡散層9は0.03μm
程度浅くなシ、その面抵抗もやや大きくなる。
第1図(1)は公知の技術によシ上記ホトレジスト6を
除去した後、ポリシリコンのサイドウオールスペーサ7
を除去した図でおる。
このサイドウオールスペーサ7の除去は硝酸99.5チ
、弗酸0.5%の溶液で行われ、約0.3μm/min
のエツチングレートがあるため、約x、s分で除去され
る。
このとき、ゲート電極5およびP型シリコン基板1を保
護している二酸化シリコン膜12はほとんどエツチング
されず、ゲート電極5およびP型シリコン基板1が露出
することはない。
また、窒化シリコンを使用した場合には、170℃程度
に熱したリン酸中で80分程度ゼイルすることにより除
去する。この場合も、二酸化シリコン膜12の膜減りは
生じない。
第1図(j)はサイドウオールスペーサ7の除去後、公
知のホトリソグラフィ技術によF) Pch M、OS
 トランジスタ形成領域をホトレジスト6で覆い、Nc
h MOS トランジスタのLDD形成用のイオン注入
を行っている。イオン注入はリンを35 Key。
5 X 1013ions/crn2の条件で注入して
いる。
この後、ホトレ・ラスト6を公知の方法で除去してから
、各素子を結線する配線層を絶縁するための絶縁層とし
て、CVD  法によF)  PtO2の濃度が12w
t% となっているP S G (Phospho −
8ilfcate −Glass ) 7000 Aを
全面に堆積し、このP−8・Gの段差被膜特性を改善す
ることおよびPchMO8)ランジスタのソース・ドレ
インでおるP拡散層11のアニー化、N、ch MOS
 )ランジスタのLDD領域8のアニールの3点を目的
とし、900℃、60分のN3雰囲気で熱処理を行うと
、第1図仮)のごとくになる。
この結果、P拡散層11の深さは約帆40μm、面抵抗
は100Ω/口程度となる。また、このP+拡散層11
はゲート電極5の端部に達するか、達しないか、ぎシぎ
シの拡散をするので、従来の方法の長所を踏襲している
さらに、Nch MOS トランジスタのLDD領域8
は表面濃度が約I X 1018atom/m3程度と
なり、その深さは約0.25μmとなる。この結果、N
chM OS’ )ランジスタは信頼性にすぐれ、ショ
ートチャネル効果に強い特性をもち、かつ配線領域との
オーミックコンタクトを何ら支障なくとることができる
なお、絶縁膜P−S−G の代わシに、B−P−8−G
(Borono −Phospho −5ilicat
e −Glass )を使用すれば、段差被覆性はさら
に改善されることは公知の事実であυ、この発明の製造
方法に何らの支障も与えない。
これ以降の工程は一般の半導体装置の段進方法と全く同
じである。つ1す、公知のホトリソグラフィおよびエツ
チング技術によシ、コンタクトホールを開孔し、一般に
使用されている約1.0ウエイ)%程度のシリコンを含
んだアルミニウムをスパック法で蒸着する。これをやは
り公知のホトリングラフィ技術を使用してノぐターニン
グし、所望する領域を残すようにエツチングする。続い
て、このメタル層と拡散層のコンタクト抵抗の低下を目
的としたシンタを400〜500 ’C、nl雰囲気で
30〜60分行い、最後に絶縁層10(通常は12ウ工
イト%程度のPSG)を全面に堆積し、絶縁層10を公
知のホトリソグラフィ・エツチング技術を用いてゼンデ
イングバット部だけ取シ除く。
(発明の効果) 以上詳細に説明したようにこの発明によれば、Nch 
MOS トランジスタのLDD領域領域用成用オン注入
をNchMOSトランジスタのソース−ドレインとなる
N+拡散層のイオン注入およびアニールの後に行ってい
るため、LDD領域の拡散による濃度の低下やショート
チャネル効果が強くなることを防止でき、比較的深くて
抵抗の低いN拡散層を形成できる。
また、このN+拡散層はAt系の金属配線層とコンタク
トを取る場合、コンタクト部へのイオン注入や/々リア
メタルなどの工程の増加、複雑化を生じることなくオー
ミックコンタクトを形成できる。
さらに、Nch MOS トランジスタのLDD領域、
!: Pch MOS トランジスタのソース−ドレイ
ン領域となるP拡散層とのアニールを同時に行えるため
、LDD領域領域用成用オン注入の前にサイドウオール
スペーサを残したまま、P拡散層の形成用イオン注入を
行える。これは低抵抗のP拡散層を形成可能な従来の方
法の長所をそのまま使用でき(。JることKなる。これ
によシ、高歩留シで高い信頼性をもつCMOS型半導体
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
#!1図(a)ないし第1図(ロ)はこの発明のCMO
S型半導体装置の製造方法の一実施例の工程説明図、第
2図(a)ないし第2図(e)は従来のCMOS型O8
(c)体装置の製造方法の工程説明図である。 1・・・P型シリコン基[,2・・・N−ウェル4.3
.。 12・・・二酸化シリコン膜、4・・・P型拡散層、5
・・・(d)ケート電極、7・・・サイPウオールスペ
ーサ、8・・・LDD領域、9・・・N+拡散層、10
・・・絶縁層、11・・・P+拡散層。 (e) 特許出願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士  菊  池     弘第1図 第1図 句9;    ゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)シリコン基板上のゲート電極の側壁にサイドウォ
    ールスペーサを形成する前にこのゲート電極および上記
    シリコン基板の表面が露出しないように二酸化シリコン
    膜で覆う工程と、 (b)上記ゲート電極の側壁にポリシリコン膜あるいは
    窒化シリコン膜でサイドウォールスペーサを形成する工
    程と、 (c)このサイドウォールスペーサと上記ゲート電極の
    層をマスクとしてNchMOSトランジスタのソース・
    ドレイン領域にN型となる不純物をイオン注入する工程
    と、 (d)上記不純物の活性化を行つた後にPchMOSト
    ランジスタのソース・ドレイン領域にP型となる不純物
    をサイドウォールスペーサとゲート電極の層の両方をマ
    スクとしてイオン注入した後このサイドウォールスペー
    サを除去する工程と、 (e)上記NchMOSトランジスタのLDD領域を形
    成するためにイオン注入を上記ゲート電極をマスクとし
    て行う工程と、 よりなることを特徴とするCMOS型半導体装置の製造
    方法。
JP60136926A 1985-06-25 1985-06-25 Cmos型半導体装置の製造方法 Pending JPS61295652A (ja)

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JP60136926A JPS61295652A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 Cmos型半導体装置の製造方法

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JP60136926A JPS61295652A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 Cmos型半導体装置の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503025A (ja) * 1986-01-24 1988-11-02 サムソン エレクトロニクス コーポレーション リミテッド Cmos構造を形成する方法
JPH08195444A (ja) * 1995-01-12 1996-07-30 Nec Corp Mos型半導体装置の製造方法
US5766991A (en) * 1990-05-11 1998-06-16 U.S. Philips Corporation CMOS process utilizing disposable silicon nitride spacers for making lightly doped drain

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