JPH09306862A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH09306862A
JPH09306862A JP12190096A JP12190096A JPH09306862A JP H09306862 A JPH09306862 A JP H09306862A JP 12190096 A JP12190096 A JP 12190096A JP 12190096 A JP12190096 A JP 12190096A JP H09306862 A JPH09306862 A JP H09306862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
forming
semiconductor device
concentration
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12190096A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Shimizu
昭博 清水
Kosuke Okuyama
幸祐 奥山
Katsuhiko Kubota
勝彦 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP12190096A priority Critical patent/JPH09306862A/ja
Publication of JPH09306862A publication Critical patent/JPH09306862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】MIS型電界効果トランジスタにおける基板内
導入不純物の再分布を抑制して、逆短チャネル効果およ
び短チャネル効果を抑制できる半導体装置の製造方法を
提供する。 【解決手段】高濃度ソース・ドレイン領域形成のための
イオン注入と、950℃以上、分オーダーのアニール
を、基板内不純物分布の形成工程前に行うか、あるいは
600〜700℃程度の第1段階アニールと、950℃
以上で秒オーダーの第2段階アニールを、上記基板内不
純物分布の形成工程前に行う。 【効果】高濃度ソース・ドレイン領域形成にともなう基
板内導入不純物の再分布が抑制され、逆短チャネル効果
および短チャネル効果が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、詳しくは、MIS型電界効果トランジスタの
基板内に導入された不純物の再分布を抑制し、短チャネ
ル効果を防止するのに特に有効な半導体装置の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来のMIS型電界効ト
ランジスタの製造方法においては、イオン注入およびそ
の後に行われるアニールによって高濃度ソース・ドレイ
ン領域が形成される。この場合、例えば電子情報通信学
会、信学技法、エス・デー・エム(SDM)95-50、
1995年の第67項から第74項に記載されているよ
うに、イオン注入された高濃度不純物が活性化されると
同時に、予め導入されていた基板内不純物が再分布し
て、逆短チャネル効果(チャネル長が短くなるにともな
ってしきい値電圧が上昇する現象)が生ずるとともに、
一方ではイオン注入された上記高濃度不純物の再分布に
よって短チャネル効果が促進される。
【0003】すなわち、高濃度イオン注入によって形成
された高濃度ソース・ドレイン領域内に形成された過剰
な点欠陥が、上記アニールによって拡散され、それにと
もなって基板内不純物が再分布して逆短チャネル効果が
生じる。一方、上記高濃度ソース・ドレイン領域が上記
アニールによって再結晶する際に、二次欠陥として転位
ループが形成される。この転位ループ内に周囲の基板不
純物が取り込まれて、高濃度ソース・ドレイン領域の周
辺には基板不純物が欠乏した層(空乏層)が形成され、
この空乏層によって短チャネル効果が助長される。
【0004】微細なMIS型電界効果トランジスタを形
成する際には、上記両現象が同時に起り、逆短チャネル
効果と短チャネル効果が同時に生じるため、例えばしき
い値電圧を正確に制御するのが難しく、高性能な微細M
IS型電界効果トランジスタを高い精度で形成する際の
障害になっていた。
【0005】上記基板内不純物の再分布を抑制するため
には、下記方法が提案されている。 (1)例えば上記文献中に記載されているように、基板
内不純物分布およびゲート電極を形成し、さらに高濃度
ソース・ドレイン領域を形成するための高濃度イオン注
入を行った後、高温短時間のアニール、すなわち高温の
急速加熱冷却アニール(Rapid Thermal Annealing;以下
RTAと記す)を行う。
【0006】(2)図2に示したように、イオン注入層
9および高濃度ソース・ドレイン領域11をイオン注入
によって形成した後、第1のRTA(1,000℃、5
秒)を行い、さらにチャネルイオンを注入した後、第2
のRTAを行って基板内に不純物分布領域12を形成す
る(シンポジウム オン ブイエルエスアイ テクノロ
ジー ダイジェスト オブ テクニカル ペイパース、
1995年;Symposiumon VLSI Technology Digest of T
echnical Papers, 1995、第9項〜第10項)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法(1)
によれば、高濃度ソース・ドレイン領域を形成するため
のイオン注入後に行われるアニールを、高温かつ短時間
(1,000℃、5秒)のRTAとすることによって、
逆短チャネル効果を抑制することができ、短チャネル効
果もわずかに抑制される。
【0008】また、逆短チャネル効果発生の原因となる
基板不純物の再分布は、上記高濃度ソース・ドレイン領
域を形成するためのイオン注入の後に行われるアニール
が高温(950℃以上)であれば、秒オーダーの短時間
アニールを行うことによって効果的に抑制できる。
【0009】しかし、高濃度ソース・ドレイン領域内に
おける転位ループの発生は、秒オーダーの短時間アニー
ルでは完全に抑制できない。転位ループが発生すると、
上記のように、以後の熱処理によって基板不純物の再分
布が起り、これによって短チャネル効果が助長されるの
で、短チャネル効果の助長を抑制する効果は極めて不十
分である。
【0010】また、上記従来の方法(2)は、基板不純
物の導入を高濃度ソース・ドレイン領域を形成した後に
行っているため、上記従来の方法(1)と同様に、逆短
チャネル効果の原因となる基板不純物の再分布は起ら
ず、逆短チャネル効果は抑制される。
【0011】しかし、高濃度ソース・ドレイン領域を形
成した後に行われるアニールが、上記従来の方法(1)
と同様に高温かつ短時間のアニールであるため、高濃度
ソース・ドレイン領域内における転位ループの発生を防
止できず、短チャネル効果を抑制する効果は極めて不十
分である。
【0012】本発明の目的は、上記従来の方法が有する
問題を解決し、上記基板内不純物の再分布とくに短チャ
ネル効果を助長している基板内不純物の再分布を効果的
に抑制することができる半導体装置の製造方法を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型を有す
る半導体基板の所定領域に、上記第1導電型とは逆の第
2導電型不純物をイオン注入して高濃度ソース・ドレイ
ン領域を形成する工程と、温度1,000℃以上1,2
00℃以下および時間1分以上10分以下である第1の
アニールを行なって上記高濃度ソース・ドレイン領域を
結晶化させる工程と、上記第1導電型を有する不純物を
イオン注入して、上記半導体基板の所定領域に第1導電
型不純物ドープ領域を形成する工程と、第2のアニール
を行う工程を少なくとも含むことを特徴とし、それによ
て上記目的は達成される。
【0014】また、本発明の上記目的は、第1導電型を
有する半導体基板の所定領域に、上記第1導電型とは逆
の第2導電型不純物をイオン注入して高濃度ソース・ド
レイン領域を形成する工程と、温度600℃以上700
℃以下、時間1秒以上5分以下である第1段階アニール
および温度950℃以上1,200℃以下、時間1秒以
上60秒以下の第2段階アニールを含む第1のアニール
を行って上記高濃度ソース・ドレイン領域を結晶化させ
る工程と、上記第1導電型を有する不純物をイオン注入
して上記半導体基板の所定領域に第1導電型不純物ドー
プ領域を形成する工程と、第2のアニールを行う工程を
少なくとも含むことによっても解決される。
【0015】すなわち、上記高濃度イオン注入後に、
1,000℃以上の高温度で分オーダー(たとえば1,
000℃、5分)の第1のアニールを行って、上記高濃
度ソース・ドレイン領域を活性化させると、高濃度ソー
ス・ドレイン領域内部における転位ループの発生は著し
く減少する。そのため、基板内不純物が以後のアニール
によって再分布することはほとんどなく、短チャネル効
果が助長されることはない。
【0016】さらに、高濃度ソース・ドレイン領域を活
性化させるための上記第1のアニールを、600〜70
0℃程度の第1段階の低温アニールと、850℃以上の
第2段階高温アニールを含む多段階アニールとすること
により、高濃度ソース・ドレイン領域内部における転位
ループの発生は極めて効果的に減少し、基板内不純物が
以後の熱処理によって再分布することはないので、短チ
ャネル効果の抑制に極めて有効である。上記第1段階の
低温アニールによって、逆短チャネル効果の発生に関与
する基板不純物が再分布されるが、本願発明では、上記
第1のアニールの後に、基板不純物分布を形成している
ので、基板不純物分布が上記第1のアニールによって影
響される恐れはなく支障はない。
【0017】上記第1導電型不純物ドープ領域は、MI
SFETのウエル領域、パンチスルーストッパ若しくは
しきい値電圧調整用領域として用いることができる。
【0018】上記高濃度ソース・ドレイン領域を形成す
るために行われる高濃度イオンを注入におけるドーズ量
は、多いほど好ましく2×1014cm-3以上、固溶度限
界以下でとすれば、低抵抗の高濃度ソース・ドレイン領
域が形成できる。
【0019】上記第2のアニールの温度は950℃以上
1,200℃以下であり、時間は1秒以上60秒以下と
すれば、不純物の再分布が少なく結晶性は良好になる。
【0020】上記高濃度ソース・ドレイン領域を形成す
るための高濃度イオン注入を行う際における、上記半導
体基板の不純物分布は一様であることが好ましい。
【0021】上記第2導電型不純物をイオン注入して高
濃度ソース・ドレイン領域を形成する工程は、上記半導
体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
の表面に薄い絶縁膜を形成した後に行われることが好ま
しい。
【0022】上記第2導電型不純物をイオン注入して高
濃度ソース・ドレイン領域を形成する前に、上記第2導
電型不純物をイオン注入して上記高濃度ソース・ドレイ
ン領域より不純物濃度が低い低濃度ソース・ドレイン領
域を形成することによって、LDD(Lighty Doped Drei
n)構造と呼ばれるMISFETを形成することができ、
短チャネル効果の抑制に極めて有効である。
【0023】この低濃度ソース・ドレイン領域を形成す
る工程は、上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形
成されたゲート電極の表面に薄い絶縁膜を形成した後に
行うことができ、さらに上記低濃度ソース・ドレイン領
域を形成した後に、温度950℃以上1,200℃以
下、時間1秒以上60秒以下のアニールが行うことによ
って好ましい結果が得られる。
【0024】上記高濃度ソース・ドレイン領域を形成す
るために行われる第2導電型不純物のイオン注入は、上
記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲー
ト電極の側面上に絶縁膜からなるスペーサーを選択的に
形成した後に行うことができる。これにより、上記低濃
度ソース・ドレイン領域の一部をチャネル側に残してL
DD構造を形成できる。
【0025】上記第1導電型を有する不純物は、少なく
とも上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成され
たゲート電極、上記素子間分離用絶縁膜および当該素子
間分離用絶縁膜と上記ゲート電極の間の上記半導体基板
の表面上に形成された絶縁膜を介して上記半導体基板に
イオン注入することができ、これによって、上記ゲート
電極、上記素子間分離用絶縁膜および当該素子間分離用
絶縁膜と上記ゲート電極の間の上記半導体基板の表面上
に形成された絶縁膜の下方に第1導電型不純物ドープ領
域を連続して形成できる。
【0026】上記第1導電型および第2導電型を、それ
ぞれp型およびn型とすることによってnチャネルMI
SFETが形成できる。
【0027】さらに、上記第1導電型不純物ドープ領域
の少なくとも一部は、上記半導体基板内の、上記高濃度
ソース・ドレイン領域の底部より深い部分に形成するこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】上記第1導電型不純物としては、
例えば硼素(B)若しくはフッ化硼素(BF2)などを
用いることができ、上記第2導電型不純物としては、例
えば燐(P)若しくは砒素(As)などを用いることが
できる。
【0029】MIS型電界効果トランジスタはLDD構
造とするのが好ましく、上記低濃度ソース・ドレイン領
域の深さは20〜50nm、チャネル方向における長さ
は0.05〜0.1μmとすれば好ましい結果が得られ
る。高濃度および低濃度ソース・ドレイン領域の接合深
さおよび不純物濃度は、イオン注入の加速電圧およびド
ーズ量を変えることによって容易に制御することができ
る。また、上記第1および第2のアニールおよび基板内
不純物分布の形成は、いずれもLDD構造を形成した後
に行われる。 第1および第2のアニールは、周知の電
熱アニール炉またはランプアニール炉を用いて行うこと
ができる。
【0030】また、上記第1導電型不純物ドープ領域を
形成するためのイオン注入の際の加速電圧は、ドープす
べきイオン種などによって適宜選択される。
【0031】
【実施例】
〈実施例1〉本発明の第1の実施例を図1を用いて説明
する。図1は、本実施例によるnチャネルMIS型電界
効果トランジスタの製造方法を示す図である。
【0032】図1(a)に示したように、p型10Ω・
cmのシリコン基板1の所定部分に、周知の選択酸化法
を用いて素子分離用の厚いシリコン酸化膜2を形成した
後、周知の熱酸化法を用いてシリコン酸化膜からなる厚
さ6〜9nmのゲート絶縁膜3を形成した。次に、周知
のCVD法(化学気相蒸着法)を用いて多結晶シリコン
膜を全面に形成した後、周知のホトリソグラフイ技術を
用いて所定の形状にパターニングし、ゲート電極4を形
成した。
【0033】周知の熱酸化法を用いて厚さ10〜20n
mのシリコン酸化膜5を全面に形成した後、このシリコ
ン酸化膜5を介して上記シリコン基板1に、Asイオン
3を、加速電圧30〜40keV、ドーズ量1〜3×1
15cm-2という条件で注入し、さらに枚葉式のランプ
アニール炉を用いて窒素雰囲気中1,000℃、5分の
第1のアニールを行って、n型の高濃度ソース・ドレイ
ン領域6を形成した。。
【0034】次に、加速電圧200〜300keV、ド
ーズ量5〜8×1012cm-2という条件でB(硼素)イ
オンを全面にイオン注入した後、枚葉式のランプアニー
ル炉を用いて窒素雰囲気中1,000℃、10秒の第2
のアニールを行って、図1(b)に示したように、p型
の埋込層7を形成した。
【0035】以下、周知の方法を用いて、層間絶縁膜、
コンタクト用開口部および配線などを順次形成して、M
IS型電界効果トランジスタを形成した。
【0036】本実施例においては、上記高濃度ソース・
ドレイン領域6内には転位ループがほとんど形成されな
いため、上記高濃度ソース・ドレイン領域6による、シ
リコン基板1内におけるBの再分布はほとんど生じなか
った。
【0037】そのため、図3に示したしきい値のゲート
長依存性から明らかなように、従来プロセスの場合は、
ゲート長0.3μm近傍でしきい値電圧が上昇し、逆短
チャネル効果の発生が認められるのに対し、本実施例で
はこのようなしきい値電圧の上昇は認められず、逆短チ
ャネル効果の発生は防止されていることが確認された。
【0038】図3に示した従来プロセスにおいては、B
埋込層を基板内部に形成した後、砒素の高濃度イオン注
入と850℃、20分の炉体アニールによって高濃度ソ
ース・ドレイン領域を形成した。そのため、この炉体ア
ニールによってBが再分布して、逆短チャネル効果が生
じたものである。しかし、本実施例ではp型の埋込層7
を形成した後には、このような長時間のアニールは行わ
れないため、Bの再分布とそれによる逆短チャネル効果
の発生は防止されたのである。
【0039】しかも、本実施例では、短チャネル効果も
著しく改善されていることが確認された。短チャネル効
果の改善量はゲート長として約0.1μmであり、逆短
チャネル効果の防止とあいまって、MIS型電界効果ト
ランジスタにおけるしきい値電圧の制御性および電流駆
動能力など、各種特性を著しく向上できた。
【0040】また、本実施例では、上記B埋込層7は、
ゲート電極4や素子分離絶縁膜2を介したイオン注入に
よって形成されるため、ゲート電極4の下方の領域で
は、上記B埋込層7がパンチスルーストッパ層として作
用し、短チャネル効果の抑制に効果的であった。しか
も、図1(b)から明らかなように、上記高濃度ソース
・ドレイン領域6の下方の上記B埋込層7は、シリコン
基板1の深部に形成され、両者の間隔が大きいので、接
合容量はほとんど増大しなかった。さらに、素子分離用
絶縁膜2の下に形成された上記B埋込層7はチャネルス
トッパとして作用し、素子間分離特性が向上した。な
お、パンチスルーストッパ層としては、かならずしも全
面に形成しなくてもよく、周知のホトリソグラフイ技術
を用いて、ゲート電極4の下方のみに形成してもよい。
【0041】なお、基板内不純物としては、基板内のさ
らに深部に形成されるウエル領域も含まれるが、ウエル
領域はMIS型電界効果トランジスタの特性に直接影響
しないので、本明細書における基板内不純物は、パンチ
スルーストッパ層やしきい値電圧設定用不純物など、基
板の比較浅い領域に形成され、MIS型電界効果トラン
ジスタの特性に直接影響する不純物をいう。
【0042】通常の均一分布型ウエル領域の場合、不純
物再分布の影響が無視できる低濃度であれば、高濃度ソ
ース・ドレイン領域を形成する前に、ウエル領域を形成
してもよい。レトログレードウエルのように、埋込型ウ
エルの場合は、不純物の再分布によるトランジスタへの
影響が小さいので、ウエル領域はいつ形成してもよい。
【0043】本実施例では、Asの高濃度イオン注入後
のアニールを、1,000℃、5分としたが、高濃度イ
オン注入領域内に転位ループが形成されず、かつ、ソー
ス・ドレインの接合深さが許容される範囲内であれば、
さらに高温、長時間としもよい。1,000℃、5分で
も上記接合深さが深すぎる場合は、上記アニールを例え
ば、700℃、1分の第1段階のアニールとそれに続く
1,000℃、10秒の第2段階のアニールという2段
階のアニールに代えてもよい。このようにすれば、基板
内のBの再分布が抑制されると共に、高濃度ソース・ド
レイン領域の接合深さを浅くすることができる。
【0044】さらに、上記高濃度ソース・ドレイン領域
を形成するための高濃度イオン注入を行う際の、シリコ
ン基板の温度を−100℃〜−200℃にすれば、上記
高濃度ソース・ドレイン領域内における転位ループの発
生はさらに効果的に抑制される。
【0045】〈実施例2〉本発明の第2の実施例を図4
を用いて説明する。本実施例は、高濃度ドレイン領域1
1に接して、低濃度のドレイン領域9がチャネル側に形
成された、一般にLDD構造と呼ばれるnチャネル電界
効果トランジスタの製造に、本発明を適用した例であ
る。
【0046】まず、図4(a)に示したように、p型、
10Ω・cmのシリコン基板1の所定部分を、周知の選
択酸化法を用いて酸化して、素子分離用の厚いシリコン
酸化膜2を形成した後、周知の熱酸化法を用いて厚さ6
〜9nmのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜3を形
成した。周知のCVD法を用いて多結晶シリコン膜を全
面に形成した後、不要部分を除去してゲート電極4を形
成した。さらに、周知の熱酸化法を用いて厚さ10〜2
0nmのシリコン酸化膜5を全面に形成した後、加速電
圧30〜40keV、ドーズ量2〜5×1013cm-2
いう条件で、燐(P)をイオン注入し、枚葉式ランプア
ニール炉を用いた窒素雰囲気中1,000℃、10秒の
アニールを行い、低濃度のソース・ドレイン領域9を形
成した。
【0047】次に、周知のCVD法を用いて厚さ130
nmのシリコン酸化膜を全面に形成した後、全面異方性
エッチングを行って、図4(b)に示したように、上記
シリコン酸化膜のうち上記ゲート電極4の側壁上に形成
された部分のみに残し、他の部分は除去してスペーサ1
0を形成した。スペーサ10の幅(チャネル方向の長
さ)は約0.1μmであった。
【0048】加速電圧30〜40keV、ドーズ量2×
1015cm-2という条件で、砒素(As)を高濃度イオ
ン注入した後、枚葉式ランプアニール炉を用いた窒素雰
囲気中1,000℃、5分のアニールを行って、高濃度
ソース・ドレイン領域11を形成した。この際、高濃度
ソース・ドレイン領域11の内部には、二次欠陥である
転位ループはほとんど発生しなかった。また、低濃度ソ
ース・ドレイン領域9においては、先に行われた上記ア
ニールによって増速拡散は既に終了しているので、アニ
ールを行なっても、低濃度ソース・ドレイン9の接合深
さはほとんど変わらなかった。
【0049】次に、上記ゲート電極4および素子分離用
の絶縁膜2などを介して、加速電圧500〜800ke
V、ドーズ量1〜3×1012cm-2および加速電圧20
0〜300keV、ドーズ量5〜8×1012cm-2とい
う条件で、Bのイオン注入を2回行った後、ランプアニ
ール炉を用いて窒素雰囲気中1,000℃、10秒のア
ニールを行った。この結果、図4(c)に示したよう
に、高エネルギのイオン注入によって、シリコン基板1
の深い部分にp型のウエル領域13が形成され、低エネ
ルギのイオン注入によって、パンチスルーストッパ層1
2がシリコン基板1の浅い部分に形成された。
【0050】層間絶縁膜、コンタクト孔および配線など
を周知の方法を用いて形成し、LDD構造のMIS型電
界効果トランジスタを形成した。
【0051】本実施例によれば、上記実施例1と同様に
短チャネル効果は抑制され、しかも、LDD構造を有し
ているため、チャネル長がさらに短いMIS型電界効果
トランジスタが得られた。また、本実施例ではウエル領
域13とパンチスルーストッパ層12がほぼ同時に形成
されるので、製造工程も簡便である。本実施例では基板
構造は2段になっているが、しきい値設定層などを含め
て多段構造としても支障はない。ウエル領域13として
は、広く用いられている均一分布型ウエルを、素子分離
領域を形成するより先に形成してもよい。ただし、この
場合は、ウエル領域の不純物濃度を、パンチスルースト
ッパ層に比べて十分低くすることが必要である。このよ
うにすれば、たとえこのウエル領域内に不純物の再分布
が起っても、特性への影響はほとんどない。
【0052】〈実施例3〉本発明の第3の実施例を、図
5を用いて説明する。図5は、本発明によって相補型M
IS電界効果トランジスタ(CMOSFET)を製造し
た実施例を示す工程図である。
【0053】まず、図5(a)に示したように、p型1
0Ωcmのシリコン基板21の所望部分に、周知の選択
熱酸化法を用いて素子分離用の厚いシリコン酸化膜22
を形成した。
【0054】次に、nチャネル側に、ホウ素(B)を加
速電圧300keV、ドーズ量1〜2×1013cm-2
いう条件でイオン注入し、さらにpチャネル側に、燐
(P)を加速電圧500keV、ドーズ量1〜2×10
13cm-2という条件でイオン注入した後、1,000
℃、10分の炉体アニールを行って、n型ウエル領域2
3およびp型ウエル領域24を上記シリコン基板21の
内部に形成した。
【0055】厚さ6〜9nmのシリコン酸化膜からなる
ゲート絶縁膜25を形成した後、厚さ約300nmの多
結晶シリコン膜を、周知のCVD法を用いて全面に形成
し、周知のホトリソグラフイ技術を用いて所望の形状に
加工して、ゲート電極26を形成した。
【0056】周知の熱酸化法を用いて、薄いシリコン酸
化膜27を形成した後、このシリコン酸化膜27を介し
て、nチャネル側には砒素(As)を加速電圧30〜4
0keV、ドーズ量1〜3×1014cm-2という条件
で、pチャネル側にはフッ化硼素(BF2)を加速電圧
30〜40keV、ドーズ量0.5〜1×1014cm-2
という条件でそれぞれイオン注入し、枚葉式のランプア
ニール炉を用いて、窒素雰囲気中1,000℃、10分
のアニールを行った。これにより、図5(b)に示した
ように、n型のソース・ドレイン領域28およびp型の
ソース・ドレイン領域29がそれぞれ形成された。
【0057】次に、周知のCVD法を用いて厚さ約15
0nmのシリコン酸化膜を全面に形成した後、周知の異
方性エッチングを行って、上記シリコン酸化膜のうち、
上記ゲート電極の側壁上に形成されている部分のみを残
し他の部分は除去して、図5(c)に示したように、幅
が約1μmのスペーサ30を形成した。
【0058】nチャネル側には砒素を加速電圧30〜4
0keV、ドーズ量1〜3×1015cm-2という条件
で、pチャネル側にはフッ化硼素を加速電圧30〜40
keV、ドーズ量1〜3×1015cm-2という条件で、
それぞれイオン注入した後、枚葉式のランプアニール炉
を用いて、窒素雰囲気中700℃、1分および1,00
0℃、10秒の2段階アニールを行って、n型の高濃度
ソース・ドレイン領域31およびp型の高濃度ソース・
ドレイン領域32を形成した。このようにして形成され
た高濃度ソース・ドレイン領域31、32の内部には、
二次欠陥である転位ループの発生はほとんど認められな
かった。また、上記低濃度ソース・ドレイン28、29
の形成後、上記高濃度ソース・ドレイン領域31、32
の形成前にあらかじめ行われた1,000℃、10秒の
上記アニールによって増速拡散は終了しているので、上
記2段階アニールによる上記低濃度ソース・ドレイン2
8、29の接合深さの伸びはほとんど認められなかっ
た。
【0059】次に、図5(d)に示したように、上記ゲ
ート電極26および素子分離用シリコン酸化膜22など
を介して上記シリコン基板21内に、nチャネル側には
加速電圧150〜180KeV、ドーズ量5〜8×10
12cm-2という条件で硼素を、pチャネル側には加速電
圧250〜300KeV、ドーズ量5〜8×1012cm
-2という条件で燐をそれぞれイオン注入した後、上記ラ
ンプアニール炉を用いて1,000℃、10秒のアニー
ルを行った。その結果、短チャネル効果抑制用の埋込層
33、34が、ゲート電極26の下方にそれぞれ形成さ
れた。
【0060】図5(e)に示したように、周知のチタン
シリサイド技術を用いて、チタンシリサイド膜35を、
上記高濃度ソース・ドレイン領域31、32およびゲー
ト電極26上に自己整合的に選択的に形成した。以下、
層間絶縁膜の形成、コンタクト孔の形成および配線工程
など、周知の各工程を経てCMOSFETを形成した。
【0061】本実施例において形成されたCMOSFE
Tは、nチャネルMIS電界効果トランジスタのみでは
なく、pチャネルMIS電界効果トランジスタにおいて
も、短チャネル効果は著しく減少され、極めて高性能の
CMOSFETが形成された。
【0062】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、高濃度ソース・ドレイン領域の形成にともなう
基板不純物の再分布が効果的に防止できるので、逆短チ
ャネル効果および短チャネル効果は抑制され、高性能の
微細MIS電界効果トランジスタを効率的に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図、
【図2】従来の製造方法をを示す図、
【図3】本発明の効果を説明するための図、
【図4】本発明の第2の実施例を示す図、
【図5】本発明の第3の実施例を示す図。
【符号の説明】
1…シリコン基板、2…素子間分離用絶縁膜、3…ゲー
ト絶縁膜、4…ゲート電極、5…シリコン酸化膜、6…
ソース・ドレイン領域、7…埋込層、9…低濃度ソース
・ドレイン領域、11…高濃度ソース・ドレイン領域、
21…シリコン基板、23、24…ウエル領域、25…
ゲート絶縁膜、26…ゲート電極、28、29…低濃度
ソース・ドレイン領域、30…スペーサー、31、32
…高濃度ソース・ドレイン領域、33、34…埋込層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 昭博 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 奥山 幸祐 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 久保田 勝彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型を有する半導体基板の所定領域
    に、上記第1導電型とは逆の第2導電型不純物をイオン
    注入して高濃度イオン注入領域を形成する工程と、温度
    1,000℃以上1,200℃以下および時間1分以上
    10分以下である第1のアニールを行なって上記高濃度
    イオン注入領域を結晶化し、高濃度ソース・ドレイン領
    域を形成する工程と、上記第1導電型を有する不純物を
    イオン注入して、上記半導体基板の所定領域に第1導電
    型不純物ドープ領域を形成する工程と、第2のアニール
    を行う工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】第1導電型を有する半導体基板の所定領域
    に、上記第1導電型とは逆の第2導電型不純物をイオン
    注入して高濃度イオン注入領域を形成する工程と、温度
    600℃以上700℃以下、時間1秒分以上5分以下で
    ある第1段階アニールおよび温度950℃以上1,20
    0℃以下、時間1秒以上60秒以下の第2段階アニール
    を含む第1のアニールを行って上記高濃度イオン注入領
    域を結晶化させ高濃度ソース・ドレイン領域を形成する
    工程と、上記第1導電型を有する不純物をイオン注入し
    て、上記半導体基板の所定領域に第1導電型不純物ドー
    プ領域を形成する工程と、第2のアニールを行う工程を
    少なくとも含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】上記第1導電型不純物ドープ領域は、ウエ
    ル領域、パンチスルーストッパ若しくはしきい値電圧調
    整用領域であることを特徴とす請求項1若しくは2に記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記高濃度イオン注入領域を形成する工程
    におけるドーズ量は、2×1014cm-3以上、固溶度限
    界以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か一に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】上記第2のアニールの温度は950℃以上
    1,200℃以下であり、時間は1秒以上60秒以下で
    あることを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記
    載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】上記第2導電型不純物をイオンを注入する
    際の、上記半導体基板の不純物分布は一様であることを
    特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】上記高濃度イオン注入領域を形成する工程
    は、上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成され
    たゲート電極の表面に薄い絶縁膜を形成した後に行われ
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載
    の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】上記高濃度イオン注入領域を形成する工程
    の前に、上記第2導電型不純物をイオン注入して上記高
    濃度ソース・ドレイン領域より不純物濃度が低い低濃度
    ソース・ドレイン領域を形成する工程が行われることを
    特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】上記低濃度ソース・ドレイン領域を形成す
    る工程は、上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形
    成されたゲート電極の表面に薄い絶縁膜を形成した後に
    行われわれることを特徴とする請求項8に記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】上記低濃度ソース・ドレイン領域を形成
    する工程の後、上記高濃度イオン注入領域を形成する工
    程の前に、温度950℃以上1,200℃以下、時間1
    秒以上60秒以下のアニールが行われることを特徴とす
    る請求項7もしくはに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】上記高濃度イオン注入領域を形成する工
    程は、上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れたゲート電極の側面上に絶縁膜からなるスペーサーを
    選択的に形成した後に行われれることを特徴とする請求
    項7から10のいずれか一に記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】上記第1導電型を有する不純物は、少な
    くとも上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れたゲート電極、上記素子間分離用絶縁膜および当該素
    子間分離用絶縁膜と上記ゲート電極の間の上記半導体基
    板の表面上に形成された絶縁膜を介して上記半導体基板
    にイオン注入されることを特徴とする請求項1から11
    のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】上記第1導電型および第2導電型は、そ
    れぞれp型およびn型であることを特徴とする請求項1
    から12のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】上記第1導電型不純物ドープ領域の少な
    くとも一部は、上記高濃度ソース・ドレイン領域の底部
    より深い部分に形成されることを特徴とする請求項1か
    ら13のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
JP12190096A 1996-05-16 1996-05-16 半導体装置の製造方法 Pending JPH09306862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12190096A JPH09306862A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12190096A JPH09306862A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09306862A true JPH09306862A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14822694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12190096A Pending JPH09306862A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09306862A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278098A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Texas Instr Japan Ltd レシオ回路、ラッチ回路及びmosトランジスタ
JP2000349039A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Nec Corp 浅い拡散層を有する半導体装置の製造方法
JP2000357666A (ja) * 1999-04-15 2000-12-26 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2001156293A (ja) * 1999-09-17 2001-06-08 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置の製造方法
KR20040001875A (ko) * 2002-06-29 2004-01-07 주식회사 하이닉스반도체 채널특성을 개선시킨 반도체소자의 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278098A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Texas Instr Japan Ltd レシオ回路、ラッチ回路及びmosトランジスタ
JP2000357666A (ja) * 1999-04-15 2000-12-26 Sharp Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2000349039A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Nec Corp 浅い拡散層を有する半導体装置の製造方法
JP2001156293A (ja) * 1999-09-17 2001-06-08 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置の製造方法
KR20040001875A (ko) * 2002-06-29 2004-01-07 주식회사 하이닉스반도체 채널특성을 개선시킨 반도체소자의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095564B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP3523151B2 (ja) Mosトランジスタの製造方法
JP2980057B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2751895B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09135025A (ja) 半導体装置の製造方法
US6080630A (en) Method for forming a MOS device with self-compensating VT -implants
JPH05326552A (ja) 半導体素子およびその製造方法
JP3014030B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100305681B1 (ko) 반도체소자 및 그 제조방법
JPH09306862A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07283400A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6245624B1 (en) Methods of fabricating field effect transistors by first forming heavily doped source/drain regions and then forming lightly doped source/drain regions
JPH0637309A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2897555B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05226593A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3714757B2 (ja) Mis型半導体装置の製造方法
JPH11186188A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3108927B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001044437A (ja) Mosトランジスタ及びその製造方法
JPH0575045A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3254868B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS6410952B2 (ja)
JPH06216379A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000133609A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0964361A (ja) 半導体装置の製造方法