JPS61291418A - タングステンブロンズ型酸化物の易焼結原料粉末の製造法 - Google Patents
タングステンブロンズ型酸化物の易焼結原料粉末の製造法Info
- Publication number
- JPS61291418A JPS61291418A JP13026985A JP13026985A JPS61291418A JP S61291418 A JPS61291418 A JP S61291418A JP 13026985 A JP13026985 A JP 13026985A JP 13026985 A JP13026985 A JP 13026985A JP S61291418 A JPS61291418 A JP S61291418A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はタングステンブロンズ型酸化物であるニオブ酸
鉛、ニオブ酸バリウム、ニオブ酸ストロンチウム、ニオ
ブ酸カルシウムと、その2種以上の固溶体の易焼結性粉
末の製造法に関する。
鉛、ニオブ酸バリウム、ニオブ酸ストロンチウム、ニオ
ブ酸カルシウムと、その2種以上の固溶体の易焼結性粉
末の製造法に関する。
タングステンブロンズ型酸化物はそれ自身あるいはこれ
ら化合物の2種以上の固溶体は、コンデンサーなどの強
誘電体材料や圧電材料の電子部品として広く利用されて
いる。これらの製品の品質は焼結の度合で著しく左右さ
れる。
ら化合物の2種以上の固溶体は、コンデンサーなどの強
誘電体材料や圧電材料の電子部品として広く利用されて
いる。これらの製品の品質は焼結の度合で著しく左右さ
れる。
従来技術
従来のこれら化合物の製造法としては、(1) 成分
元素の酸化物粉末を混合し、これを高温で焼結する固相
反応法。
元素の酸化物粉末を混合し、これを高温で焼結する固相
反応法。
−(2)、−・成分元素イオンのアルコキシドを加水分
解し一、::”c共沈するアルコキシド法が知られてい
る。
解し一、::”c共沈するアルコキシド法が知られてい
る。
′・1!
焼結促進材の添加を必要とする。また(2)のアルコキ
シド法は高純度で均一性の高いものが得られるが、各成
分を一度アルコキシドとして合成しなければならないの
で製法が煩雑となシ、また経済的忙も高価となシネ利で
ある等それぞれ欠点を有している。
シド法は高純度で均一性の高いものが得られるが、各成
分を一度アルコキシドとして合成しなければならないの
で製法が煩雑となシ、また経済的忙も高価となシネ利で
ある等それぞれ欠点を有している。
発明の目的
本発明は従来法における欠点を解消すべくなされたもの
で、その目的は高純度で均一性が高く易焼結性のものを
容易かつ安価に得る方法を提供するKある。
で、その目的は高純度で均一性が高く易焼結性のものを
容易かつ安価に得る方法を提供するKある。
発明の構成
本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の結果、ニ
オブのしゆう酸水溶液はアルカリ性にするとしゆう酸ニ
オブの沈殿が容易に形成し、かつA成分のしゆう酸塩は
アルカリ性の水溶液には全一ぐ・不溶である特性を有す
ることに着目し、しゆう酸水溶液中でニオブとA成分を
混合し、この溶液に一’7ンモニアを作用させると、ニ
オブとA成分の、・製、・パ −〔ゆう酸塩を共沈させることができ、得られる共沈物
は均一でしかも高純度の微粒子であり、比較的低温度で
熱処理することにより、極めて焼結し易い活性粉末が得
られることを究明し得た。この知見に基づいて本発明を
完成した。
オブのしゆう酸水溶液はアルカリ性にするとしゆう酸ニ
オブの沈殿が容易に形成し、かつA成分のしゆう酸塩は
アルカリ性の水溶液には全一ぐ・不溶である特性を有す
ることに着目し、しゆう酸水溶液中でニオブとA成分を
混合し、この溶液に一’7ンモニアを作用させると、ニ
オブとA成分の、・製、・パ −〔ゆう酸塩を共沈させることができ、得られる共沈物
は均一でしかも高純度の微粒子であり、比較的低温度で
熱処理することにより、極めて焼結し易い活性粉末が得
られることを究明し得た。この知見に基づいて本発明を
完成した。
本発明の要旨は、Ba 、 Sr 、 Ca及びPbの
群から選ばれた1種または2種以上のイオン(以下これ
を総称してAと記載する)とニオブな、モル比で1:2
の割合に含有させた混合しゆう酸塩水溶液を作り、この
水溶液にアンモニアを作用させて沈殿物を生成させ、該
沈殿物を乾燥、熱分解してANb206とすることを特
徴とするタングステンブロンズ型酸化物粉末の製造法に
ある。
群から選ばれた1種または2種以上のイオン(以下これ
を総称してAと記載する)とニオブな、モル比で1:2
の割合に含有させた混合しゆう酸塩水溶液を作り、この
水溶液にアンモニアを作用させて沈殿物を生成させ、該
沈殿物を乾燥、熱分解してANb206とすることを特
徴とするタングステンブロンズ型酸化物粉末の製造法に
ある。
本発明において使用するニオブ原料としては、例えば五
塩化ニオブをしゆう酸水溶液に溶解したもの、あるいは
五塩化ニオブなアンモニア水で水酸化ニオブとし、これ
を熱しゆう酸に溶解したし倖う酸ニオブが使用される。
塩化ニオブをしゆう酸水溶液に溶解したもの、あるいは
五塩化ニオブなアンモニア水で水酸化ニオブとし、これ
を熱しゆう酸に溶解したし倖う酸ニオブが使用される。
しかし、アルカリ性溶癲でしゆう酸ニオブの沈殿を生成
するものであすることができない。それは船とニオブの
混合溶液において不溶性の塩化鉛が生成するためである
。
するものであすることができない。それは船とニオブの
混合溶液において不溶性の塩化鉛が生成するためである
。
A成分イオンの水溶液は、例えばその塩化物や硝酸塩な
どの水に可溶な塩もしくはA金属を塩酸や硝酸で溶解し
、これを水溶液として使用する。
どの水に可溶な塩もしくはA金属を塩酸や硝酸で溶解し
、これを水溶液として使用する。
A成分イオンとニオブイオンをモル比で1:2の割合と
したしゅう酸水溶液を室温でアンモニアを作用させる。
したしゅう酸水溶液を室温でアンモニアを作用させる。
その方法はアンモニア水を添加したシあるいはアンモニ
アガスを導入することによって行うことができる。これ
により白色沈殿物が生成する。該沈殿物を乾燥、粉砕し
て700〜1000℃で仮焼すると熱分解してANb2
06が得られる。
アガスを導入することによって行うことができる。これ
により白色沈殿物が生成する。該沈殿物を乾燥、粉砕し
て700〜1000℃で仮焼すると熱分解してANb2
06が得られる。
との仮焼温度は低温であることが望ましいが、熱分解が
完全に終了する温度が化合物によって異なるので、重量
変化が最早認められ表い温度以上で仮焼することが必要
である。
完全に終了する温度が化合物によって異なるので、重量
変化が最早認められ表い温度以上で仮焼することが必要
である。
得られた仮焼物は再度粉砕混合した後成型し、1000
〜1400℃で焼結する七焼結体が得られる。
〜1400℃で焼結する七焼結体が得られる。
乙
結度尋比較すると次の通シである。
焼結度
本発明方法 93%
同相反応による従来法 63%なお、この焼結
はいずれも空気中で110012で4時間行ったもので
ある。
はいずれも空気中で110012で4時間行ったもので
ある。
ていることがわかる。
発明の効果
本発明の方法によると、しゆう酸とアンモニアを使用し
て共沈し、これを熱分解することによって、高純度で均
一微粒子からなるANb206が容易かつ安価に得られ
る。しかも得られたものは焼結性の優れたものである効
果を有する。
て共沈し、これを熱分解することによって、高純度で均
一微粒子からなるANb206が容易かつ安価に得られ
る。しかも得られたものは焼結性の優れたものである効
果を有する。
実施例
一一一一五塩化ニオブをアンモニア水で水酸化物として
沈殿させ、得られた水酸化ニオブを熱しゆう酸中して重
量法で測定した結果、0.05501 f / ccで
あった。この溶液20 ccに、Nbに対して1/2
モル量である1、8604 Fの硝酸鉛を4Nの硝酸
80ccVC溶解して作った硝酸酸性の硝酸鉛水溶液を
混合した。
沈殿させ、得られた水酸化ニオブを熱しゆう酸中して重
量法で測定した結果、0.05501 f / ccで
あった。この溶液20 ccに、Nbに対して1/2
モル量である1、8604 Fの硝酸鉛を4Nの硝酸
80ccVC溶解して作った硝酸酸性の硝酸鉛水溶液を
混合した。
この混合液をアンモニア水中に滴下して白色沈殿を得た
。この白色沈殿を吸引沢過し、100℃で乾燥した後粉
砕し、空気中で800 ℃で2時間仮焼した。これを再
度粉砕してニオブ酸鉛の粉末を得た。
。この白色沈殿を吸引沢過し、100℃で乾燥した後粉
砕し、空気中で800 ℃で2時間仮焼した。これを再
度粉砕してニオブ酸鉛の粉末を得た。
得られたニオブ酸鉛の粉末を1トン/cm2の圧力で金
型成型し、この成型体を空気中で1100℃で4時間焼
結したところ、焼結体の焼結度は93%であった。
型成型し、この成型体を空気中で1100℃で4時間焼
結したところ、焼結体の焼結度は93%であった。
上記の硝酸鉛に代え、Ba 、 Sr 、 Caの硝酸
塩を使用し、同じ方法で、ニオブ酸Ba 、ニオブ酸S
r。
塩を使用し、同じ方法で、ニオブ酸Ba 、ニオブ酸S
r。
ニオブ酸Gaの粉末を得た。この焼結性もほぼ同様で優
れたものであった。
れたものであった。
特許出願人 科学技術庁無機材質研究所長11曲′、
・社1.;
・社1.;
Claims (1)
- Ba、Sr、Ca及びPbの群から選ばれた1種または
2種以上のイオン(以下これを総称してAと記載する)
とニオブを、モル比で1:2の割合に含有させた混合し
ゆう酸塩水溶液を作り、この水溶液にアンモニアを作用
させて沈殿物を生成させ、該沈殿物を乾燥、熱分解して
ANb_2O_6とすることを特徴とするタングステン
ブロンズ型酸化物粉末の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13026985A JPS61291418A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | タングステンブロンズ型酸化物の易焼結原料粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13026985A JPS61291418A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | タングステンブロンズ型酸化物の易焼結原料粉末の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61291418A true JPS61291418A (ja) | 1986-12-22 |
JPH0416408B2 JPH0416408B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=15030252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13026985A Granted JPS61291418A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | タングステンブロンズ型酸化物の易焼結原料粉末の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61291418A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176309A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | ペロブスカイト型のニオブ酸鉛マグネシウムの製造法 |
EP0294991A2 (en) * | 1987-06-10 | 1988-12-14 | Nippon Steel Corporation | Readily sinterable powder of perovskite type oxide containing group Va element and laminated element obtained therefrom |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117159A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | United Aircraft Prod | Rozukegokinno setsuchakuhoho |
JPS594382A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 描画像の符号化方式 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP13026985A patent/JPS61291418A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117159A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | United Aircraft Prod | Rozukegokinno setsuchakuhoho |
JPS594382A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 描画像の符号化方式 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176309A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | ペロブスカイト型のニオブ酸鉛マグネシウムの製造法 |
JPH0333658B2 (ja) * | 1987-01-13 | 1991-05-17 | Kagaku Gijutsucho Mukizaishitsu Kenkyushocho | |
EP0294991A2 (en) * | 1987-06-10 | 1988-12-14 | Nippon Steel Corporation | Readily sinterable powder of perovskite type oxide containing group Va element and laminated element obtained therefrom |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416408B2 (ja) | 1992-03-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |