JPS6129118Y2 - - Google Patents
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- JPS6129118Y2 JPS6129118Y2 JP10710981U JP10710981U JPS6129118Y2 JP S6129118 Y2 JPS6129118 Y2 JP S6129118Y2 JP 10710981 U JP10710981 U JP 10710981U JP 10710981 U JP10710981 U JP 10710981U JP S6129118 Y2 JPS6129118 Y2 JP S6129118Y2
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- product
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- 238000011068 loading method Methods 0.000 claims description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 235000015243 ice cream Nutrition 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は自動販売機のローデイング制御装置に
関する。
関する。
(ロ) 従来の技術
従来、無端ベルトに所定間隔を有して複数の商
品収納手段を設け、正逆転可能な駆動モータを正
転させて無端ベルトを正転移動させることによ
り、商品収納手段を所定の商品搬出位置に順次移
動するとともに、商品ローデイング時には駆動モ
ータを逆転させるようにした自動販売機が知られ
ており、例えば実開昭56−83886号公報に示され
ている。
品収納手段を設け、正逆転可能な駆動モータを正
転させて無端ベルトを正転移動させることによ
り、商品収納手段を所定の商品搬出位置に順次移
動するとともに、商品ローデイング時には駆動モ
ータを逆転させるようにした自動販売機が知られ
ており、例えば実開昭56−83886号公報に示され
ている。
かかる公報に示される考案は、商品のローデイ
ング時に駆動モータを逆転して後方に位置する商
品載置棚を前面に逆移動させ、この移動時に商品
載置棚の逆移動数を計数し、商品補充後に駆動モ
ータを正転させて商品載置棚の復帰移動数を減算
し、その計数値が所定値に復帰した時に駆動モー
タの正転復帰動作を自動的に停止するように構成
したものである。
ング時に駆動モータを逆転して後方に位置する商
品載置棚を前面に逆移動させ、この移動時に商品
載置棚の逆移動数を計数し、商品補充後に駆動モ
ータを正転させて商品載置棚の復帰移動数を減算
し、その計数値が所定値に復帰した時に駆動モー
タの正転復帰動作を自動的に停止するように構成
したものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
かかる従来の構成は、駆動モータを逆転させて
後方に位置する商品載置棚を前面に逆移動させる
場合、管理者は後方の商品載置棚内に収納されて
いる残商品が前面の所定位置に到達するのを目視
確認し、駆動モータを停止しなければならない。
したがつて、その逆移動の間中、商品載置棚から
目が離せないため他の作業ができず、商品のロー
デイング作業に手間がかかるとともに、逆移動中
に商品載置棚から目を離すと駆動モータ停止のタ
イミングを損う虞れがあつた。
後方に位置する商品載置棚を前面に逆移動させる
場合、管理者は後方の商品載置棚内に収納されて
いる残商品が前面の所定位置に到達するのを目視
確認し、駆動モータを停止しなければならない。
したがつて、その逆移動の間中、商品載置棚から
目が離せないため他の作業ができず、商品のロー
デイング作業に手間がかかるとともに、逆移動中
に商品載置棚から目を離すと駆動モータ停止のタ
イミングを損う虞れがあつた。
本考案はこのようなことから、駆動モータ停止
のタイミングを損うことなく、駆動モータの停止
を行なうことのできる装置を提供するものであ
る。
のタイミングを損うことなく、駆動モータの停止
を行なうことのできる装置を提供するものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、無端ベルトに所定間隔を有して複数
の商品収納手段を設け、正逆転可能な駆動モータ
を正転させて無端ベルトを正転移動させることに
より、商品収納手段を所定の商品搬出位置に順次
移動するとともに、商品のローデイング時には駆
動モータを逆転させるようにした自動販売機にお
いて、商品のローデイング時に前記駆動モータを
正転または逆転させるローデイングスイツチと、
該ローデイングスイツチの操作により逆移動され
る前記商品収納手段のうち商品が収納されている
商品収納手段を検知して前記駆動モータを停止す
る検知スイツチと、該検知スイツチにより停止し
た前記駆動モータを前記ローデイングスイツチの
操作により正転させ、この正転による商品収納手
段の復帰正転移動時に商品が収納されている商品
収納手段を検知して駆動モータを停止する検知ス
イツチとを備えた構成である。
の商品収納手段を設け、正逆転可能な駆動モータ
を正転させて無端ベルトを正転移動させることに
より、商品収納手段を所定の商品搬出位置に順次
移動するとともに、商品のローデイング時には駆
動モータを逆転させるようにした自動販売機にお
いて、商品のローデイング時に前記駆動モータを
正転または逆転させるローデイングスイツチと、
該ローデイングスイツチの操作により逆移動され
る前記商品収納手段のうち商品が収納されている
商品収納手段を検知して前記駆動モータを停止す
る検知スイツチと、該検知スイツチにより停止し
た前記駆動モータを前記ローデイングスイツチの
操作により正転させ、この正転による商品収納手
段の復帰正転移動時に商品が収納されている商品
収納手段を検知して駆動モータを停止する検知ス
イツチとを備えた構成である。
(ホ) 作用
本考案は、商品のローデイング時に駆動モータ
を逆転して後方に位置する商品収納手段を前面に
逆移動させ、この移動時に、後方から前面に移動
して来た残商品を収納している商品収納手段を検
知スイツチにて検知して所定位置に停止し、後に
駆動モータを正転させながら商品のローデイング
を行なうとともに、ローデイング前の残商品を収
納した先頭の商品収納手段の復帰を検知スイツチ
で検知して停止させる。
を逆転して後方に位置する商品収納手段を前面に
逆移動させ、この移動時に、後方から前面に移動
して来た残商品を収納している商品収納手段を検
知スイツチにて検知して所定位置に停止し、後に
駆動モータを正転させながら商品のローデイング
を行なうとともに、ローデイング前の残商品を収
納した先頭の商品収納手段の復帰を検知スイツチ
で検知して停止させる。
(ヘ) 実施例
以下本考案の一実施例を図に基づき詳述する。
先ず1は自動販売機体内に垂設される断面コ字状
の商品収納コラムで、該コラム1の側壁1A,1
B間の上下に平行して支軸2,3を支承し、該軸
には夫々スプロケツト4,5を取付けて上下に対
向するスプロケツト4,5間に夫々チエーン等の
無端鎖ベルト6を張設し、該ベルトには断面がコ
字状の商品収納棚7が所定間隔を存して取付けら
れている。前記支軸3の上方には正逆転可能な駆
動モータ8の出力軸8Aに固定される原動円盤9
が設けられている。該円盤9の相対向する周縁部
には、夫々略三角形状の係合部10,11が突設
している。12は前記一方の係合部10より短い
係合部11に突設したピンである。13は前記支
軸3に固定されるゼネバ歯車で、円周を6等分し
て前記ピン12が嵌入可能な放射状溝14と、前
記溝14間の円弧周面15が夫々開設されてい
る。このゼネバ歯車13の半径は前記モータ8の
出力軸8Aとピン12との距離と等しく、前記円
盤9の半径と円弧周面15の半径も略同一であ
る。従つて駆動モータ8により円盤9が1回転す
るとゼネバ歯車が1/6回転することにより、スプ
ロケツト4を介して前記収納棚7が1ピツチ回動
し、商品Mを1個ずつ排出する構成である。16
は販売中はb接点にあるようフルサイクルスイツ
チ17を作動させる作動部材Aで、上端が軸支さ
れると共にバネA18により時計方向に回動可能
に付勢されているが、第1図に示すような販売待
機状態では係合部10に当接しているため、前記
フルサイクルスイツチ17はa接点にある。従つ
てフルサイクルスイツチ17は係合部10との係
脱により開閉するものである。19は上端が軸支
された回動部材で、20は一端部が回動可能な支
軸20Aに固定された棚位置検知スイツチ21を
作動可能な作動部材Bであり、共に中間部が連結
部材22に回動自在に連結している。そしてバネ
B23により作動部材B20は反時計方向に付勢
されているが、ストツパーB24により前記回動
部材19の反時計方向への回動は制限されている
ので、前記棚位置スイツチ21が閉成しているよ
う通常では前記作動部材B20が押圧している。
25は払出レバーで、前記支軸20Aに固定され
て、販売待機状態では、概ね水平であり、販売時
に回動すると収納棚7の図示しない切欠を介して
上方より商品Mを払い落すような働らきをする。
26は売切検知スイツチ27を作動可能な作動部
材Cで、右端部の回動自在な支軸28に固定され
るも、時計方向に回動するようバネC29により
付勢されている。30は同じく前記支軸28に固
定された商品支承部材で、待機位置Pに商品Mが
有るときには商品Mに当接するため商品Mを支承
するので回動が制限される。従つて商品Mが有る
ときには売切検知スイツチ27は開成しており、
無いときには作動部材C26と共に支承部材30
が回動し、閉成する。尚31は前記作動部材A1
6の時計方向への回動を制限するストツパーであ
る。32は一端が前記回動部材19に支軸33を
介して回動自在に連結するも該支軸33を支点と
する時計方向への回動は折曲されたストツパー部
32Aにより制限された当接部材で、該部材32
と連結部材22との間にバネD34が張架されて
回動部材19と平行に重合している。
先ず1は自動販売機体内に垂設される断面コ字状
の商品収納コラムで、該コラム1の側壁1A,1
B間の上下に平行して支軸2,3を支承し、該軸
には夫々スプロケツト4,5を取付けて上下に対
向するスプロケツト4,5間に夫々チエーン等の
無端鎖ベルト6を張設し、該ベルトには断面がコ
字状の商品収納棚7が所定間隔を存して取付けら
れている。前記支軸3の上方には正逆転可能な駆
動モータ8の出力軸8Aに固定される原動円盤9
が設けられている。該円盤9の相対向する周縁部
には、夫々略三角形状の係合部10,11が突設
している。12は前記一方の係合部10より短い
係合部11に突設したピンである。13は前記支
軸3に固定されるゼネバ歯車で、円周を6等分し
て前記ピン12が嵌入可能な放射状溝14と、前
記溝14間の円弧周面15が夫々開設されてい
る。このゼネバ歯車13の半径は前記モータ8の
出力軸8Aとピン12との距離と等しく、前記円
盤9の半径と円弧周面15の半径も略同一であ
る。従つて駆動モータ8により円盤9が1回転す
るとゼネバ歯車が1/6回転することにより、スプ
ロケツト4を介して前記収納棚7が1ピツチ回動
し、商品Mを1個ずつ排出する構成である。16
は販売中はb接点にあるようフルサイクルスイツ
チ17を作動させる作動部材Aで、上端が軸支さ
れると共にバネA18により時計方向に回動可能
に付勢されているが、第1図に示すような販売待
機状態では係合部10に当接しているため、前記
フルサイクルスイツチ17はa接点にある。従つ
てフルサイクルスイツチ17は係合部10との係
脱により開閉するものである。19は上端が軸支
された回動部材で、20は一端部が回動可能な支
軸20Aに固定された棚位置検知スイツチ21を
作動可能な作動部材Bであり、共に中間部が連結
部材22に回動自在に連結している。そしてバネ
B23により作動部材B20は反時計方向に付勢
されているが、ストツパーB24により前記回動
部材19の反時計方向への回動は制限されている
ので、前記棚位置スイツチ21が閉成しているよ
う通常では前記作動部材B20が押圧している。
25は払出レバーで、前記支軸20Aに固定され
て、販売待機状態では、概ね水平であり、販売時
に回動すると収納棚7の図示しない切欠を介して
上方より商品Mを払い落すような働らきをする。
26は売切検知スイツチ27を作動可能な作動部
材Cで、右端部の回動自在な支軸28に固定され
るも、時計方向に回動するようバネC29により
付勢されている。30は同じく前記支軸28に固
定された商品支承部材で、待機位置Pに商品Mが
有るときには商品Mに当接するため商品Mを支承
するので回動が制限される。従つて商品Mが有る
ときには売切検知スイツチ27は開成しており、
無いときには作動部材C26と共に支承部材30
が回動し、閉成する。尚31は前記作動部材A1
6の時計方向への回動を制限するストツパーであ
る。32は一端が前記回動部材19に支軸33を
介して回動自在に連結するも該支軸33を支点と
する時計方向への回動は折曲されたストツパー部
32Aにより制限された当接部材で、該部材32
と連結部材22との間にバネD34が張架されて
回動部材19と平行に重合している。
次に本考案に係わる電気的制御について第8図
に基づき説明する。35,36は交流電源ライ
ン、37は前記ライン35,36間に接続される
コインメカニズムで、所定硬貨を受付けると3番
端子より販売可信号を出力し後述の販売開始信号
を6番端子に入力すると前記販売可信号の出力を
停止する。38は一端が前記ライン36に接続さ
れ、商品を選択するための瞬時復帰型の商品選択
スイツチで、39は前記コインメカニズム37が
販売可信号を発しているときに前記選択スイツチ
38が閉成すると前記フルサイクルスイツチ17
のa接点、後述のスイツチ40Aのb接点を介し
て励磁すると共に自己のスイツチ39Aを介して
自己保持する選択リレーである。該選択リレー3
9はスイツチ39A,39B,39Cを有し、励
磁したときにコインメカニズム37はスイツチ3
9Cを介して販売開始信号を送り込むものであ
る。40は売切リレーで、スイツチ40A,40
B,40Cを有し、後述のスイツチ42Cが閉じ
ているときに、前記ライン35に接続される売切
検知スイツチ27が商品「無」を検知すると閉成
するので励磁するものである。41は商品のロー
デイング時に操作するローデイングスイツチで、
前記駆動モータ8を逆転させる際にはa側に、正
転させる際にはb側に、通常販売のときには中立
にしておくものである。ライン36に接続される
棚位置検知スイツチ21が閉じているときに、前
記ローデイングスイツチ41を逆転側即ちa側に
倒すと、逆転リレー42が励磁する構成であり、
該逆転リレー42は一端は前記ローデイングスイ
ツチ41のa側接点、他端は棚位置検知スイツチ
21に接続され、スイツチ42A,42B,42
C,42Dを有している。前記棚位置スイツチ2
1は前記モータ8が逆転したときに一番最後にロ
ーデイングした収納棚7内の商品M1により動作
するスイツチである。43は直流電源で、前記駆
動モータ8に電源を供給するものである。該電源
43のプラス側端子は逆転リレー42のスイツチ
42D、選択リレー39のスイツチ39B及びロ
ーデイングスイツチ41のb側接点に接続され、
そしてスイツチ41の他端は売切リレー40のス
イツチ40Bを介してスイツチ42Aに、またス
イツチ42Dとスイツチ39Bの並列回路もスイ
ツチ42Aに接続されている。また電源43のマ
イナス側端子は逆転リレー42のスイツチ42B
に接続している。そして逆転リレー42のスイツ
チ42A,42Bは共に駆動モータ8の両端に接
続している構成である。44は商品売切時に点灯
する売切ランプである。
に基づき説明する。35,36は交流電源ライ
ン、37は前記ライン35,36間に接続される
コインメカニズムで、所定硬貨を受付けると3番
端子より販売可信号を出力し後述の販売開始信号
を6番端子に入力すると前記販売可信号の出力を
停止する。38は一端が前記ライン36に接続さ
れ、商品を選択するための瞬時復帰型の商品選択
スイツチで、39は前記コインメカニズム37が
販売可信号を発しているときに前記選択スイツチ
38が閉成すると前記フルサイクルスイツチ17
のa接点、後述のスイツチ40Aのb接点を介し
て励磁すると共に自己のスイツチ39Aを介して
自己保持する選択リレーである。該選択リレー3
9はスイツチ39A,39B,39Cを有し、励
磁したときにコインメカニズム37はスイツチ3
9Cを介して販売開始信号を送り込むものであ
る。40は売切リレーで、スイツチ40A,40
B,40Cを有し、後述のスイツチ42Cが閉じ
ているときに、前記ライン35に接続される売切
検知スイツチ27が商品「無」を検知すると閉成
するので励磁するものである。41は商品のロー
デイング時に操作するローデイングスイツチで、
前記駆動モータ8を逆転させる際にはa側に、正
転させる際にはb側に、通常販売のときには中立
にしておくものである。ライン36に接続される
棚位置検知スイツチ21が閉じているときに、前
記ローデイングスイツチ41を逆転側即ちa側に
倒すと、逆転リレー42が励磁する構成であり、
該逆転リレー42は一端は前記ローデイングスイ
ツチ41のa側接点、他端は棚位置検知スイツチ
21に接続され、スイツチ42A,42B,42
C,42Dを有している。前記棚位置スイツチ2
1は前記モータ8が逆転したときに一番最後にロ
ーデイングした収納棚7内の商品M1により動作
するスイツチである。43は直流電源で、前記駆
動モータ8に電源を供給するものである。該電源
43のプラス側端子は逆転リレー42のスイツチ
42D、選択リレー39のスイツチ39B及びロ
ーデイングスイツチ41のb側接点に接続され、
そしてスイツチ41の他端は売切リレー40のス
イツチ40Bを介してスイツチ42Aに、またス
イツチ42Dとスイツチ39Bの並列回路もスイ
ツチ42Aに接続されている。また電源43のマ
イナス側端子は逆転リレー42のスイツチ42B
に接続している。そして逆転リレー42のスイツ
チ42A,42Bは共に駆動モータ8の両端に接
続している構成である。44は商品売切時に点灯
する売切ランプである。
以上の構成により以下動作について説明する。
先ず顧客が所定硬貨を投入すると、コインメカニ
ズム37の3番端子より販売可信号が発せられ
る。このときフルサイクルスイツチ17は第1図
に示すように作動部材A16が原動円盤9の係合
部10に押圧されているのでa接点にあり、また
商品Mな売切れておらず、売切リレー40は消磁
しているのでそのスイツチ40Aはb接点にあ
る。この状態で顧客が商品選択スイツチ38を閉
成すると、選択リレー39は電源ライン35−コ
インメカニズム37−フルサイクルスイツチ17
−スイツチ40A−選択リレー39−電源ライン
36の閉路で励磁すると共にそのスイツチ39A
のa接点を介して自己保持する。またスイツチ3
9Bも閉成するので、電源43のプラス側端子−
スイツチ39B−スイツチ42Aのb接点−駆動
モータ8−スイツチ42Bのb接点−電源43の
マイナス側端子の駆動モータ8の通電回路が形成
される。従つて、該モータ8の出力軸8Aに固定
された原動円盤9は回動し、係合部11のピン1
2がゼネバ歯車13の放射状溝14に嵌入しなが
ら、このゼネバ歯車13を時計方向に回動させる
ことになる。前記円盤9が回動するとフルサイク
ルスイツチ17は直ちにb接点に換るので、前記
選択リレー39の励磁によりそのスイツチ39C
を介して販売開始信号をコインメカニズム37の
6番端子に送ることにより販売可信号が消勢され
ても選択リレー39はフルサイクルスイツチ17
を介して自己保持を継続するようになつており、
前記駆動モータ8は通電されたままである。そし
て第3図に示すように払出レバー25が収納棚7
内に入り込むことになり、更に第4図に示すよう
にアイスクリーム等の商品Mであれば収納棚7に
凍結して付着して商品支承部材30との係合が解
かれても落下しないという状態になる。しかし第
5図に示すようにやがて前記ピン12が当接部材
32に当接し、回動部材19を時計方向に回動さ
せることになるので、連結部材22を介してバネ
B23に抗して作動部材B20も回動する。この
とき払出レバー25も時計方向に回動し、商品M
を強制的に払い落す動作をする。また作動部材B
20の回動により棚位置検知スイツチ21が動作
するが電気回路上は影響はない。そしてピン12
と前記当接部材32との係合が解かれるとバネB
23により作動部材B20等は復帰し、やがて原
動円盤9が略1回転すると、ゼネバ歯車13は1/
6回転することになり、係合部10が作動部材A
16を反時計方向に回動させるようにしてフルサ
イクルスイツチ17をa接点に復帰させる。する
と前記選択リレー39の自己保持回路は解除さ
れ、前記駆動モータ8の通電回路も解除されて該
モータ8も停止し第1図に示す状態になる。
先ず顧客が所定硬貨を投入すると、コインメカニ
ズム37の3番端子より販売可信号が発せられ
る。このときフルサイクルスイツチ17は第1図
に示すように作動部材A16が原動円盤9の係合
部10に押圧されているのでa接点にあり、また
商品Mな売切れておらず、売切リレー40は消磁
しているのでそのスイツチ40Aはb接点にあ
る。この状態で顧客が商品選択スイツチ38を閉
成すると、選択リレー39は電源ライン35−コ
インメカニズム37−フルサイクルスイツチ17
−スイツチ40A−選択リレー39−電源ライン
36の閉路で励磁すると共にそのスイツチ39A
のa接点を介して自己保持する。またスイツチ3
9Bも閉成するので、電源43のプラス側端子−
スイツチ39B−スイツチ42Aのb接点−駆動
モータ8−スイツチ42Bのb接点−電源43の
マイナス側端子の駆動モータ8の通電回路が形成
される。従つて、該モータ8の出力軸8Aに固定
された原動円盤9は回動し、係合部11のピン1
2がゼネバ歯車13の放射状溝14に嵌入しなが
ら、このゼネバ歯車13を時計方向に回動させる
ことになる。前記円盤9が回動するとフルサイク
ルスイツチ17は直ちにb接点に換るので、前記
選択リレー39の励磁によりそのスイツチ39C
を介して販売開始信号をコインメカニズム37の
6番端子に送ることにより販売可信号が消勢され
ても選択リレー39はフルサイクルスイツチ17
を介して自己保持を継続するようになつており、
前記駆動モータ8は通電されたままである。そし
て第3図に示すように払出レバー25が収納棚7
内に入り込むことになり、更に第4図に示すよう
にアイスクリーム等の商品Mであれば収納棚7に
凍結して付着して商品支承部材30との係合が解
かれても落下しないという状態になる。しかし第
5図に示すようにやがて前記ピン12が当接部材
32に当接し、回動部材19を時計方向に回動さ
せることになるので、連結部材22を介してバネ
B23に抗して作動部材B20も回動する。この
とき払出レバー25も時計方向に回動し、商品M
を強制的に払い落す動作をする。また作動部材B
20の回動により棚位置検知スイツチ21が動作
するが電気回路上は影響はない。そしてピン12
と前記当接部材32との係合が解かれるとバネB
23により作動部材B20等は復帰し、やがて原
動円盤9が略1回転すると、ゼネバ歯車13は1/
6回転することになり、係合部10が作動部材A
16を反時計方向に回動させるようにしてフルサ
イクルスイツチ17をa接点に復帰させる。する
と前記選択リレー39の自己保持回路は解除さ
れ、前記駆動モータ8の通電回路も解除されて該
モータ8も停止し第1図に示す状態になる。
このようにして次々販売されることになるが、
商品Mが残り少くなつて商品のローデイングを行
なう場合について以下説明する。
商品Mが残り少くなつて商品のローデイングを行
なう場合について以下説明する。
本実施例では商品Mが残り3個となつたところ
で、ローデイングするものとする。先ず自動販売
機体の前面扉を開けて、該扉の裏面に設けられた
ローデイングスイツチ41を逆転側即ちa側に倒
す。すると逆転リレー42は励磁し、スイツチ4
2A,42Bはa接点に換り、スイツチ42Dは
閉成し、スイツチ42Cは開成する。このため電
源43のプラス側端子−スイツチ42D−スイツ
チ42Aのa接点−駆動モータ8−スイツチ42
Bのa接点−電源43のマイナス側端子のモータ
8の逆転の通電回路が形成され、駆動モータ8は
逆転し始める。すると係合部11のピン12が当
接部材32に当接し、バネD34に抗して支軸3
3を中心として反時計方向に回動させながら第6
図に示すように原動円盤9は時計方向に回動し、
やがてピン12がゼネバ歯車13の放射状溝14
に入つて該歯車13を時計方向に回動させスプロ
ケツト5を介して無端鎖ベルト6を逆転させて収
納棚7を移動させるので、支承部材30がバネC
29により収納棚7の収納空間内に入り込むよう
にして売切検知スイツチ27を作動させる。そし
てこのようにして駆動モータ8が何回転かして最
後に収納した商品M1が払出レバー25を支軸2
0Aを支点として時計方向に回動させるので、棚
位置検知スイツチ21は作動部材B20により押
圧が解かれ、第7図に示すように開成する。する
と逆転リレー42は消磁し、そのスイツチ42
A,42Bがb接点に換ると共にスイツチ42D
が開成するので、駆動モータ8の逆転の通電回路
は解除され、モータ8は停止する。この後前記ロ
ーデイングスイツチ41を逆転側から正転側即ち
b接点に切換えると、既に売切リレー40が励磁
しているのでそのスイツチ40Bが閉じており、
電源43のプラス側端子−ローデイングスイツチ
41のb接点−スイツチ40B−スイツチ42A
のb接点−モータ8−スイツチ42Bb接点−電
源43のマイナス側端子の駆動モータ8の正転の
通電回路が形成され、今度は正転し始める。する
と商品M1と払出レバー25の係合は解かれ、該
レバー25は略水平となる。そしてこの正転に伴
つて、商品のない収納棚7に該棚を移動させなが
ら商品をローデイングすれば良い。そしてローデ
イングする前の第6図における最下位商品Mが商
品支承部材30に当接して該部材30を回動させ
るので、作動部材C26により売切検知スイツチ
27は商品「有」状態となる。従つて売切リレー
40は消磁し、そのスイツチ40Bは開成し前記
モータ8の正転の通電回路は解除されモータ8は
停止し第1図に示すような状態となり、ローデイ
ングを止め、ローデイングスイツチ41を中立状
態にして、前記前面扉を閉めればよいものであ
る。
で、ローデイングするものとする。先ず自動販売
機体の前面扉を開けて、該扉の裏面に設けられた
ローデイングスイツチ41を逆転側即ちa側に倒
す。すると逆転リレー42は励磁し、スイツチ4
2A,42Bはa接点に換り、スイツチ42Dは
閉成し、スイツチ42Cは開成する。このため電
源43のプラス側端子−スイツチ42D−スイツ
チ42Aのa接点−駆動モータ8−スイツチ42
Bのa接点−電源43のマイナス側端子のモータ
8の逆転の通電回路が形成され、駆動モータ8は
逆転し始める。すると係合部11のピン12が当
接部材32に当接し、バネD34に抗して支軸3
3を中心として反時計方向に回動させながら第6
図に示すように原動円盤9は時計方向に回動し、
やがてピン12がゼネバ歯車13の放射状溝14
に入つて該歯車13を時計方向に回動させスプロ
ケツト5を介して無端鎖ベルト6を逆転させて収
納棚7を移動させるので、支承部材30がバネC
29により収納棚7の収納空間内に入り込むよう
にして売切検知スイツチ27を作動させる。そし
てこのようにして駆動モータ8が何回転かして最
後に収納した商品M1が払出レバー25を支軸2
0Aを支点として時計方向に回動させるので、棚
位置検知スイツチ21は作動部材B20により押
圧が解かれ、第7図に示すように開成する。する
と逆転リレー42は消磁し、そのスイツチ42
A,42Bがb接点に換ると共にスイツチ42D
が開成するので、駆動モータ8の逆転の通電回路
は解除され、モータ8は停止する。この後前記ロ
ーデイングスイツチ41を逆転側から正転側即ち
b接点に切換えると、既に売切リレー40が励磁
しているのでそのスイツチ40Bが閉じており、
電源43のプラス側端子−ローデイングスイツチ
41のb接点−スイツチ40B−スイツチ42A
のb接点−モータ8−スイツチ42Bb接点−電
源43のマイナス側端子の駆動モータ8の正転の
通電回路が形成され、今度は正転し始める。する
と商品M1と払出レバー25の係合は解かれ、該
レバー25は略水平となる。そしてこの正転に伴
つて、商品のない収納棚7に該棚を移動させなが
ら商品をローデイングすれば良い。そしてローデ
イングする前の第6図における最下位商品Mが商
品支承部材30に当接して該部材30を回動させ
るので、作動部材C26により売切検知スイツチ
27は商品「有」状態となる。従つて売切リレー
40は消磁し、そのスイツチ40Bは開成し前記
モータ8の正転の通電回路は解除されモータ8は
停止し第1図に示すような状態となり、ローデイ
ングを止め、ローデイングスイツチ41を中立状
態にして、前記前面扉を閉めればよいものであ
る。
(ト) 考案の効果
本考案は上記したように、商品のローデイング
時に駆動モータを逆転して後方に位置する商品収
納手段を前面に逆移動させ、この移動時に、後方
から前面に移動して来た残商品を収納している商
品収納手段を検知スイツチにて検知して所定位置
に停止し、後に駆動モータを正転させながら商品
のローデイングを行なうとともに、ローデイング
前の残商品を収納した先頭の商品収納手段の復帰
を検知スイツチで検知して停止させるようにした
ものであるから、商品のローデイング時における
駆動モータの正逆回転を自動的に停止できる。し
たがつて、商品収納手段の逆移動中に他の作業が
行なえるとともに、ローデイング作業を行なうに
最適な位置に商品収納手段を停止でき、かつ販売
可能状態に自動復帰できる効果を奏するものであ
る。
時に駆動モータを逆転して後方に位置する商品収
納手段を前面に逆移動させ、この移動時に、後方
から前面に移動して来た残商品を収納している商
品収納手段を検知スイツチにて検知して所定位置
に停止し、後に駆動モータを正転させながら商品
のローデイングを行なうとともに、ローデイング
前の残商品を収納した先頭の商品収納手段の復帰
を検知スイツチで検知して停止させるようにした
ものであるから、商品のローデイング時における
駆動モータの正逆回転を自動的に停止できる。し
たがつて、商品収納手段の逆移動中に他の作業が
行なえるとともに、ローデイング作業を行なうに
最適な位置に商品収納手段を停止でき、かつ販売
可能状態に自動復帰できる効果を奏するものであ
る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
商品収納コラムの側面図、第2図は同様の縦断側
面図、第3図乃至第7図は各動作状態を示す要部
の側面図、第8図は電気制御回路図である。 7……商品収納棚、8……駆動モータ、21…
…棚位置検知スイツチ、27……売切検知スイツ
チ、41……ローデイングスイツチ。
商品収納コラムの側面図、第2図は同様の縦断側
面図、第3図乃至第7図は各動作状態を示す要部
の側面図、第8図は電気制御回路図である。 7……商品収納棚、8……駆動モータ、21…
…棚位置検知スイツチ、27……売切検知スイツ
チ、41……ローデイングスイツチ。
Claims (1)
- 無端ベルトに所定間隔を有して複数の商品収納
手段を設け、正逆転可能な駆動モータを正転させ
て無端ベルトを正転移動させることにより、商品
収納手段を所定の商品搬出位置に順次移動すると
ともに、商品のローデイング時には駆動モータを
逆転させるようにした自動販売機において、商品
のローデイング時に前記駆動モータを正転または
逆転させるローデイングスイツチと、該ローデイ
ングスイツチの操作により逆移動される前記商品
収納手段のうち商品が収納されている商品収納手
段を検知して前記駆動モータを停止する検知スイ
ツチと、該検知スイツチにより停止した前記駆動
モータを前記ローデイングスイツチの操作により
正転させ、この正転による商品収納手段の復帰正
転移動時に商品が収納されている商品収納手段を
検知して駆動モータを停止する検知スイツチとを
備えたことを特徴とする自動販売機のローデイン
グ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10710981U JPS5815270U (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 自動販売機のロ−ディング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10710981U JPS5815270U (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 自動販売機のロ−ディング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815270U JPS5815270U (ja) | 1983-01-31 |
JPS6129118Y2 true JPS6129118Y2 (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=29901556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10710981U Granted JPS5815270U (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 自動販売機のロ−ディング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815270U (ja) |
-
1981
- 1981-07-17 JP JP10710981U patent/JPS5815270U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5815270U (ja) | 1983-01-31 |
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