JPS6128510Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6128510Y2 JPS6128510Y2 JP6337081U JP6337081U JPS6128510Y2 JP S6128510 Y2 JPS6128510 Y2 JP S6128510Y2 JP 6337081 U JP6337081 U JP 6337081U JP 6337081 U JP6337081 U JP 6337081U JP S6128510 Y2 JPS6128510 Y2 JP S6128510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- reverse
- cam
- gear shift
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/08—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism
- F16H63/16—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism the final output mechanisms being successively actuated by progressive movement of the final actuating mechanism
- F16H63/18—Multiple final output mechanisms being moved by a single common final actuating mechanism the final output mechanisms being successively actuated by progressive movement of the final actuating mechanism the final actuating mechanism comprising cams
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ギヤシフトドラムを備えた変速機の
リバース装置に関するものである。
リバース装置に関するものである。
たとえば、バルーンタイヤを備えた自動三輪車
は、従来のオート三輪と異なり、自動二輪車に類
似した簡単な構成を有し、変速機も該二輪車と同
様なギヤシフトドラム方式が採用されている。し
たがつて上記三輪車には、リバース装置が備えら
れてないが、運転操作の面からするとこの三輪車
も後進しうることが望ましい。
は、従来のオート三輪と異なり、自動二輪車に類
似した簡単な構成を有し、変速機も該二輪車と同
様なギヤシフトドラム方式が採用されている。し
たがつて上記三輪車には、リバース装置が備えら
れてないが、運転操作の面からするとこの三輪車
も後進しうることが望ましい。
そこで本出願人は、先にギヤシフトドラムを備
えた変速機のリバース装置を提案したが、リバー
ス操作が面倒であり改善の余地があつた。
えた変速機のリバース装置を提案したが、リバー
ス操作が面倒であり改善の余地があつた。
本考案の目的は、リバースギヤのシフト操作を
従来よりも簡単に行なうことができるギヤシフト
ドラムを備えた変速機のリバース装置を提供する
ことにある。
従来よりも簡単に行なうことができるギヤシフト
ドラムを備えた変速機のリバース装置を提供する
ことにある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
本考案に係る変速機のリバース装置は、ギヤシ
フトドラム１にリバース用カム溝（図示していな
いが、前進用カム溝２と同様にドラム１に周設さ
れている）を形成するとともに、該カム溝に嵌合
させたギヤシフトフオーク（前進用フオーク３参
照）および該フオークによつて軸方向に摺動され
るリバースギヤ（図示せず）等のリバース機構を
付設した変速機のリバース装置において、次のよ
うな構成を付加してある。
フトドラム１にリバース用カム溝（図示していな
いが、前進用カム溝２と同様にドラム１に周設さ
れている）を形成するとともに、該カム溝に嵌合
させたギヤシフトフオーク（前進用フオーク３参
照）および該フオークによつて軸方向に摺動され
るリバースギヤ（図示せず）等のリバース機構を
付設した変速機のリバース装置において、次のよ
うな構成を付加してある。
すなわち、上記ギヤシフトドラム１の延長部に
第２図に示す突起４と第３図に示すカム５とを該
ドラム１の軸方向に順次設け、一方、リバース用
レバー６に連動して互いに一体作動する２又状の
第１のアーム７と第２のアーム８とを、各々上記
突起４とカム５に対応させて、かつそれらによつ
て上記ドラム１の延長部を挾む態様で設けてあ
る。また上記各アーム７，８の一体部適所たとえ
ばそれらの共通基端部下側に位置決め手段９を設
けてある。なお上記リバース用レバー６は、上記
アーム７，８の回動軸１０にその基端を連結して
ある。
第２図に示す突起４と第３図に示すカム５とを該
ドラム１の軸方向に順次設け、一方、リバース用
レバー６に連動して互いに一体作動する２又状の
第１のアーム７と第２のアーム８とを、各々上記
突起４とカム５に対応させて、かつそれらによつ
て上記ドラム１の延長部を挾む態様で設けてあ
る。また上記各アーム７，８の一体部適所たとえ
ばそれらの共通基端部下側に位置決め手段９を設
けてある。なお上記リバース用レバー６は、上記
アーム７，８の回動軸１０にその基端を連結して
ある。
しかして上記突起４は、上記ギヤシフトドラム
１がニユートラル位置まで回動したときに第１の
アーム７の先端下側に設けた突起７１に係合し
（第２図参照）、それによつて上記ドラム１がリバ
ース側（第２図のＢ方向）に回動するのを阻止す
るように形成してある。一方、上記カム５は、上
記ギヤシフトドラム１がニユートラル位置からリ
バース位置（第４図参照）まで回動する間のみ上
記第２のアーム８を谷側に位置しうぬように形成
してある。
１がニユートラル位置まで回動したときに第１の
アーム７の先端下側に設けた突起７１に係合し
（第２図参照）、それによつて上記ドラム１がリバ
ース側（第２図のＢ方向）に回動するのを阻止す
るように形成してある。一方、上記カム５は、上
記ギヤシフトドラム１がニユートラル位置からリ
バース位置（第４図参照）まで回動する間のみ上
記第２のアーム８を谷側に位置しうぬように形成
してある。
また上記位置決め手段は、上記アーム７，８の
共通基端下側に設けた２つの山形の凹部９１，９
２と、これらの凹部９１，９２内に選択的に嵌入
しうるようにバネ９３によつて上方に付勢したロ
ツクピン９４とからなり、常時はロツクピン９４
を上記凹部９１に嵌入させてアーム７，８を第２
図に示す第１ポジシヨンに位置させ、後述するリ
バース用レバー６の操作に伴つてロツクピン９４
を凹部９２に嵌合させて上記アーム７，８を第３
図に示す第２ポジシヨンに位置させる作用をな
す。
共通基端下側に設けた２つの山形の凹部９１，９
２と、これらの凹部９１，９２内に選択的に嵌入
しうるようにバネ９３によつて上方に付勢したロ
ツクピン９４とからなり、常時はロツクピン９４
を上記凹部９１に嵌入させてアーム７，８を第２
図に示す第１ポジシヨンに位置させ、後述するリ
バース用レバー６の操作に伴つてロツクピン９４
を凹部９２に嵌合させて上記アーム７，８を第３
図に示す第２ポジシヨンに位置させる作用をな
す。
以下、本実施例に係るリバース装置の作用を説
明する。常時において上記各アーム７，８は第２
図に示す第１ポジシヨンに位置し、この状態は上
記位置決め手段９によつて保持されている。しか
して上記ドラム１が図示していないギヤシフトレ
バーでＡ方向にステツプ回動されると、各ステツ
プに対応した前進用ギヤが噛合される。これに対
し上記ドラム１のリバース側（矢視Ｂ方向）への
回動は、上記突起４に係合されたアーム７の突起
７１によつて阻止される。
明する。常時において上記各アーム７，８は第２
図に示す第１ポジシヨンに位置し、この状態は上
記位置決め手段９によつて保持されている。しか
して上記ドラム１が図示していないギヤシフトレ
バーでＡ方向にステツプ回動されると、各ステツ
プに対応した前進用ギヤが噛合される。これに対
し上記ドラム１のリバース側（矢視Ｂ方向）への
回動は、上記突起４に係合されたアーム７の突起
７１によつて阻止される。
つぎに上記リバース用レバー６を足で押し下げ
て上記軸１０を反時計方向に回動させると、上記
各アーム７，８が第３図に示すように第２ポジシ
ヨンまで移行する。これによつてアーム７が突起
４との係合状態を解かれる一方、アーム８の先端
がカム５の谷５１に没入するので、図示していな
いギヤシフトレバーを操作してドラム１をＢ方向
（リバース方向）へ回動させることによつてリバ
ースギヤを噛合させることができる。第４図はこ
のリバースギヤが噛合された状態におけるドラム
１の回動位置を示している。
て上記軸１０を反時計方向に回動させると、上記
各アーム７，８が第３図に示すように第２ポジシ
ヨンまで移行する。これによつてアーム７が突起
４との係合状態を解かれる一方、アーム８の先端
がカム５の谷５１に没入するので、図示していな
いギヤシフトレバーを操作してドラム１をＢ方向
（リバース方向）へ回動させることによつてリバ
ースギヤを噛合させることができる。第４図はこ
のリバースギヤが噛合された状態におけるドラム
１の回動位置を示している。
ついで上記ギヤシフトレバーの操作によつて上
記ドラム１をＡ方向に回動させると、第３図に示
すニユートラル位置より若干反時計方向にこのド
ラムが回動された時点で上記アーム８の先端がカ
ム５の山５２によつて下方に押圧される。これに
よつて上記位置決め手段９のロツクピン９４が凹
部９１側に嵌入されるので、各アーム７，８が第
２図に示した第１ポジシヨンに復帰し、同時にリ
バース用レバー６も元位置に自動的に戻る。
記ドラム１をＡ方向に回動させると、第３図に示
すニユートラル位置より若干反時計方向にこのド
ラムが回動された時点で上記アーム８の先端がカ
ム５の山５２によつて下方に押圧される。これに
よつて上記位置決め手段９のロツクピン９４が凹
部９１側に嵌入されるので、各アーム７，８が第
２図に示した第１ポジシヨンに復帰し、同時にリ
バース用レバー６も元位置に自動的に戻る。
ところで、第２図に示す状態からＡ方向にドラ
ム１が回動されているときに、つまり前進用ギヤ
を噛合させているときに誤まつてリバース用レバ
ー６を踏んだとしても、アーム７，８が第２ポジ
シヨンに移行することはない。なぜならこの場
合、アーム８の先端がカム５の山５２側に位置し
ているので、該アーム先端を上方に附勢しえない
からである。したがつて前進用ギヤの噛合状態か
らいきなりリバースギヤがシフトされることは確
実に防止される。
ム１が回動されているときに、つまり前進用ギヤ
を噛合させているときに誤まつてリバース用レバ
ー６を踏んだとしても、アーム７，８が第２ポジ
シヨンに移行することはない。なぜならこの場
合、アーム８の先端がカム５の山５２側に位置し
ているので、該アーム先端を上方に附勢しえない
からである。したがつて前進用ギヤの噛合状態か
らいきなりリバースギヤがシフトされることは確
実に防止される。
なお上記実施例ではアーム７，８を軸１０の回
り回動させるようにしているが、上記レバー６の
操作で両カム７，８を上下方向に平行移動させる
ように構成することも可能である。
り回動させるようにしているが、上記レバー６の
操作で両カム７，８を上下方向に平行移動させる
ように構成することも可能である。
上記するように本考案に係るリバース装置によ
れば、リバース用レバーを一方向に操作するだけ
でギヤシフトドラムをリバース方向に回動しうる
状態におくことができ、かつ上記ドラムをニユー
トラル方向に回動させることによつて上記リバー
ス用レバーを自動的に元位置に複帰させることが
できる。したがつて従来のようにリバース操作の
終了後に上記レバーを手動で元に戻す操作を必要
としない。とくに実施例に示す位置に上記リバー
ス用レバーを設けておけば、乗車姿勢で該レバー
をかかとで踏み下げる操作のみでリバース側への
ギヤシフトが可能である。
れば、リバース用レバーを一方向に操作するだけ
でギヤシフトドラムをリバース方向に回動しうる
状態におくことができ、かつ上記ドラムをニユー
トラル方向に回動させることによつて上記リバー
ス用レバーを自動的に元位置に複帰させることが
できる。したがつて従来のようにリバース操作の
終了後に上記レバーを手動で元に戻す操作を必要
としない。とくに実施例に示す位置に上記リバー
ス用レバーを設けておけば、乗車姿勢で該レバー
をかかとで踏み下げる操作のみでリバース側への
ギヤシフトが可能である。
第１図は本考案に係る変速機のリバース装置の
一実施例を示した断面図、第２図、第３図および
第４図は各々本考案のリバース装置の作用を説明
する図であり、第２図は第１図のＸ−Ｘ線による
断面図、また第３図、第４図はＹ−Ｙ線による断
面図である。 １……ギヤシフトドラム、４……突起、５……
カム、６……リバース用レバー、７……第１のア
ーム、８……第２のアーム、９……位置決め手
段、９１，９２……凹部、９３……バネ、９４…
…ロツクピン。
一実施例を示した断面図、第２図、第３図および
第４図は各々本考案のリバース装置の作用を説明
する図であり、第２図は第１図のＸ−Ｘ線による
断面図、また第３図、第４図はＹ−Ｙ線による断
面図である。 １……ギヤシフトドラム、４……突起、５……
カム、６……リバース用レバー、７……第１のア
ーム、８……第２のアーム、９……位置決め手
段、９１，９２……凹部、９３……バネ、９４…
…ロツクピン。
Claims (1)
- ギヤシフトドラムにリバース用カム溝を形成す
るとともに、該カム溝に嵌合させたギヤシフトフ
オークおよび該フオークによつて軸方向に摺動さ
れるリバースギヤ等のリバース機構を付設した変
速機のリバース装置において上記ギヤシフトドラ
ムの延長端に突起とカムとを該ドラムの軸方向に
順次設け、一方、リバース用レバーに連動して互
いに一体作動する第１のアームと第２のアームと
を各々上記突起とカムに対応させて、かつそれら
によつて上記ドラム延長部を挾む態様で設け、さ
らに上記各アームの一体部適所に、上記第１のア
ームが突起と係合しうる位置にあるとき第２のア
ームをカムの山側に位置させる第１ポジシヨン
と、上記第１のアームが突起との係合位置から外
れたときに第２のアームを上記カムの谷側に位置
させる第２のポジシヨンとを設定する位置決め手
段を設け、上記突起は上記第１ポジシヨンにおい
て上記ギヤシフトドラムがニユートラル位置まで
回動したときに上記第１のアームに係合して上記
ドラムがリバース側に回動するのを阻止するよう
に位置させ、一方、上記カムは上記ギヤシフトド
ラムがニユートラル位置からリバース位置まで回
動する間のみ上記第２のアームを谷側に位置させ
うるように形成し、上記リバース用レバーの操作
によつて上記第１および第２のアームを第１ポジ
シヨンから第２ポジシヨンに移行させるように構
成したことを特徴とするギヤシフトドラムを備え
た変速機のリバース装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337081U JPS6128510Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337081U JPS6128510Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57175844U JPS57175844U (ja) | 1982-11-06 |
| JPS6128510Y2 true JPS6128510Y2 (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=29859494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6337081U Expired JPS6128510Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6128510Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5969552A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用変速機 |
| JPS60107422A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 車輛のバツク装置 |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6337081U patent/JPS6128510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57175844U (ja) | 1982-11-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2244874C (en) | Power transmission device for vehicle | |
| US4635506A (en) | Gearbox assembly for vehicles | |
| JP2983173B2 (ja) | 内装ハブ | |
| EP0000278B1 (en) | Multi-speed bicycle transmission | |
| JPS6128510Y2 (ja) | ||
| JPH0538295Y2 (ja) | ||
| JPH03125687A (ja) | 自動２輪車のギアシフト装置 | |
| JPS6212929Y2 (ja) | ||
| JPH11115526A (ja) | 自動二輪車の変速装置 | |
| JPH07772Y2 (ja) | 車両の変速コントロ−ル装置 | |
| JPS6033456Y2 (ja) | 車両の補助変速機の切換操作装置 | |
| JPS6137064Y2 (ja) | ||
| JPS60107422A (ja) | 車輛のバツク装置 | |
| JPS622177B2 (ja) | ||
| JPH07771Y2 (ja) | 変速コントロ−ル装置のシフトカムストツパ装置 | |
| JPS6322358Y2 (ja) | ||
| JPS6124583B2 (ja) | ||
| JPS6335862B2 (ja) | ||
| JPS6210823Y2 (ja) | ||
| JPH0139273Y2 (ja) | ||
| JP3123287B2 (ja) | 自動二輪車の変速機 | |
| JPS621481Y2 (ja) | ||
| JPS6233163Y2 (ja) | ||
| JPS645155Y2 (ja) | ||
| JPS6129053Y2 (ja) |