JPS6128488B2 - - Google Patents

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JPS6128488B2
JPS6128488B2 JP56169839A JP16983981A JPS6128488B2 JP S6128488 B2 JPS6128488 B2 JP S6128488B2 JP 56169839 A JP56169839 A JP 56169839A JP 16983981 A JP16983981 A JP 16983981A JP S6128488 B2 JPS6128488 B2 JP S6128488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
pieces
cut
core material
long
Prior art date
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Expired
Application number
JP56169839A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5871112A (ja
Inventor
Hideo Hosaka
Akimitsu Yokoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16983981A priority Critical patent/JPS5871112A/ja
Publication of JPS5871112A publication Critical patent/JPS5871112A/ja
Publication of JPS6128488B2 publication Critical patent/JPS6128488B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長押の製造方法に関し、一対の平行な
長尺の木片1,1間に所定間隔で複数の木端2,
2…を介在接着せしめてコア材3を形成し、木片
1の外面同士が相対向するように複数のコア材
3,3…を所定間隔を介して並べてこれを上板4
と下板5との間に介在接着せしめ、コア材33間
にて上板4と下板5とをコア材3の長手方向に沿
つて切断することにより複数の元木6を作成し、
次でこの元木の外面に化粧板7を貼付けて化粧仕
上げを施したのち、元木6を長手方向に亘つて対
角線方向にて切断二分割することを特徴とする長
押の製造方法に係るものである。
この種長押を製造するにあたつて、特公昭53−
35378号公報でその製造法が提供されている。す
なわちこのものは、1枚の広巾の下板8a上に所
定の間隔を介して方形断面を有する細長い木片9
を平行に並べ、かつ木片9間の隙間には所定の大
きさの補強用の木端10を定間隔を介して嵌め込
み(第1図a)、それらの上から上板8bを被せ
てサンドイツチし、此等相互の間を接着し(第1
図b)、木片9の中央部長手方向に沿つて分断し
て複数個の元木11を作り(第1図c)、その元
木11の上下面及び左右側面に楢等の化粧板12
を接着し(1図d)、こうして得た元木11を対
角線方向に分断して(第1図e)、第2図に示す
如き長押を得るようにしたものである。しかしな
がらこのものでは元木11を作成するにあたつて
上下板8a,8bを切断する際に木片9をともに
切断しなければならず、鋸の切削抵抗が大きくな
つて正確な直線で切断し難く切削加工が困難とな
ると共に木片9の切断面には凹凸が生じ易くこの
面に貼付ける化粧板12に凹凸が写つて外観を損
なうことになり、さらには木片9を正確な中央線
で切断することが困難であつて第3図aに示すよ
うに切断された木片9,9の厚みが一定せず、長
押の下辺となる木片9が薄い場合には第3図bに
示すように鴨居15等に長押を釘16打ちで取付
けるにあたつて取付強度が弱くなり、取付強度に
おける品質の均一性が欠けるものであつた。さら
にこのものでは多数個の木片9と木端10とを
個々に合板8上に並べる必要があつて作業に手間
を要すると共にこれらの並べ方を正確に行なうこ
とは困難で並べ方が悪いとたちまち長押の構造精
度が悪くなるものであつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、生産性良くしかも寸法精度、構造精度良く長
押を製造することができる長押の製造方法を提供
することを目的とするものである。
以下本発明を詳細に説明する。先ず第4図aに
示すように、所定の一定間隔で複数本平行に並列
した長尺木片17,17…を上下の基板18,1
8間に挾んで長尺木片17と基板18とを接着せ
しめる。長尺木片17や基板18としては木板、
ボード合板、集成木材などを用いることができ
る。次に第4図aの想像線で示すように長尺木片
17の長手方向と垂直な方向で基板18及び長尺
木片17を切断し、第4図bに示すような基板1
8を長尺に切断して得られる一対の平行な木片
1,1間に長尺木片17を短寸に切断して得られ
る木端2,2…が複数所定の一定間隔で接着介在
されたコア3を得るものである。このようにして
得た複数のコア材3を第4図c及び第5図aに示
すように所定の一定間隔をおいて合板などで形成
される下板5上に平行に並べると共に、合板など
で形成される上板4を被せて上板4と下板5との
間に挾んで接着する。ここで各コア材3,3の間
隔は鋸の刃部における厚みより若干大きな寸法に
設定されるものである。こののち、第4図cの想
像線で示すように各コア材3,3間の隙間位置に
て上板4と下板5とを、コア材3の長尺方向に沿
つて切断する。このとき、切断は上板4と下板5
とだけに施せばよいので、切断作業が簡単に行な
えると共にまた左右のコア材3,3の木片1,1
でガイドされることにあつて正確な直線で上板4
と下板5とを切断することができることになる。
このようにして第4図dや第5図bに示すような
元木6を複数本得ることができる。元木6におい
て木片1,1の外面より外側へ若干突出する上板
4と下板5の切断端面はかんながけ等で削つて、
上板4や下板5の端面を木片1,1の外面と面一
に仕上げておくのがよい。次にこの元木6の四面
に化粧つき板など化粧板7を貼着して第4図eに
示すように元木6に化粧仕上げを施し、最後に第
4図eの想像線で示すような木片1,1を含む対
角線lで元木6を長手方向に亘つて切断すること
により、一方の木片1が小さい断面台形状に他方
の木片1が大きい断面台形状に、さらに木端2が
断面台形状に切断された第4図fの如き長押を得
ることができるものである。
このようにして得た長押は第6図に示すように
鴨居15の上などに下辺の木片1で釘16打ち固
定することにより取付けられるものであるが、こ
の長押は適所が木端2で補強されて強度が強い上
に、木端2は適所に存在して長押の全長に亘つて
設けられているものでないために軽量化すること
ができて運搬上も取扱いが便利であり、また長押
は表側に面する三面が化粧板7で化粧されている
ので施工現場でそのまま鴨居15等に取付けるこ
とができるものである。
上述のように本発明にあつては、一対の平行な
長尺の木片間に所定間隔で複数の木端を介在接着
せしめてコア材を形成し、木片の外面同士が相対
向するように複数のコア材を所定間隔を介して並
べてこれを上段と下段との間に介在接着せしめ、
コア材間にて上板と下板とをコア材の長手に沿つ
て切断することにより複数の元木を作成するよう
にしたので、元木の作成にあたつては上板と下板
とをコア材に沿つて切断すればよく、鋸の切削抵
抗小さく切断作業を行なうことができると共にコ
ア材にガイドされた状態で切断を行なうことがで
きて正確な直線上で切断を行なうことができ、正
確な寸法精度の加工を行なうことができるもので
あり、しかも木片は従来例のように長手方向に切
断されることがないので、木片で形成される長押
の上辺と下辺とは厚みが変ることなく、不辺によ
る長押の取付強度が一定しないというようなおそ
れなく長押の品質を安定化することができると共
にこのように木片は切断されないために木片の表
面は平滑であつて木片の表面に化粧板を美麗に貼
付けることができるものである。さらに木片と木
端とを一体化した状態のコア材を上板と下板との
間に挾んで接着すればよいので、従来例のように
個々の木片や木端を多数個上板と下板との間に挾
む場合のような手間を少なくすると共にこのよう
に多数個の木片や木端ではなく少数個のコア材を
上板と下板との間に挾めばよいので正確な並列位
置関係でコア材を上板と下板との間で接着するこ
とができ、仮にコア材の並列位置関係に狂いがあ
つてもコア材間の隙間で上板と下板を切断して元
木を作成するものであるから個々のコア材の並列
位置関係に関係なく正確な寸法の長押を得ること
ができるものである。
次に本発明を実施例により具体的数値を示して
説明する。
<実施例 1> 12mmの厚ラワン合板で形成した基板18,18
間に30mmの厚ラワン合板の長尺木片17を8本、
76mmの間隔で平行に酢酸ビニル接着剤にて接着
し、1Kg/cm2の圧力で12時間圧縮した(第4図
a)。これを36mm巾で鋸断してコア材3を作成し
た(第4図b)。さらに9mmの厚ラワン合板の下
板5上にこのコア材3を6mmの間隔を置いて8本
並べると共に9mmの厚ラワン合板の上板4を被せ
て酢酸ビニル接着剤で接着一体化した(第4図
c)。次でコア材3間の隙間において上板4と下
板5とを縦切断して3本の元木6を得た(第4図
d)。この元木6の左右面に杉柾目の0.4mm厚化粧
単板で形成した化粧板7をユリア樹脂接着剤で
110℃,50秒,3Kg/cm2の条件にて熱圧接着し、
かつ元木6の上下面にも同じ化粧板7を同じ条件
で接着し、四面研削とこのあとの油性ワツクスが
けによる仕上げ処理を施したのち(第4図e)、
対角線で元木6を切断して分割して長押を得た
(第4図f)。
このものでは、コア材3を得る際の上板4と下
板5の切断をスムーズにかつ正確に行なうことが
でき、また寸法精度の良い長押を得ることができ
たと共に各部分に接着不良や曲りもなく、反り、
ねじれもなかつた。
<実施例 2> 12mmの厚ラワン合板で形成した基板18,18
間に30mmの厚カラマツ合板の長尺木片17を8
本、76mmの間隔で平行に水性ビニルウレタン接着
剤にて接着し、1Kg/cm2の圧力で12時間圧縮した
(第4図a)。これを36mm巾で鋸断してコア材3を
作成した(第4図b)。さらに12mmの厚ラワン合
板の下板5上にこのコア材3を6mmの間隔を置い
て8本並べると共に12mmの厚ラワン合板の上板4
を被せて水性ビニルウレタン接着剤で接着一体化
した(第4図c)。次でコア材3間の隙間におい
て上板4と下板5とを縦切断して8本の元木6を
得た(第4図d)。この元木6の左右面に楢板目
の0.4mm厚化粧単板で形成した化粧板7をユリア
樹脂接着剤で110℃,50秒,3Kg/cm2の条件にて
熱圧接着し、かつ元木6の上下面にも同じ化粧板
7を同じ条件で接着し、四面研削とこのあとの油
性ワツクスがけによる仕上げ処理を施したのち
(第4図e)、対角線で元木6を切断2分割して長
押を得た(第4図f)。
このものでは、コア材3を得る際の上板4と下
板5の切断をスムーズにかつ正確に行なうことが
でき、また寸法精度の良い長押を得ることができ
たと共に各部分に接着不良や曲りもなく、反り、
ねじれもなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図a及至bは従来例の上面図と拡大断面
図、第2図は同上より得た長押の斜視図、第3図
a,bは同上における問題点を示す断面図、第4
図a及至fは本発明の一実施例の工程を示す一部
切欠斜視図、第5図a,bは同上の一部の工程に
おける上板を破断した一部切欠斜視図、第6図は
同上より得た長押の使用状態を示す断面図であ
る。 1は木片、2は木端、3はコア材、4は上板、
5は下板、6は元木、7は化粧板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の平行な長尺の木片間に所定間隔で複数
    の木端を介在接着せしめてコア材を形成し、木片
    の外面同士が相対向するように複数のコア材を所
    定間隔を介して並べてこれを上板と下板との間に
    介在接着せしめ、コア材間にて上板と下板とをコ
    ア材の長手に沿つて切断することにより複数の元
    木を作成し、次でこの元木の外面に化粧板を貼付
    けて化粧仕上げを施したのち、元木を長手方向全
    長い亘つて対角線方向にて切断二分割することを
    特徴とする長押の製造方法。
JP16983981A 1981-10-22 1981-10-22 長押の製造方法 Granted JPS5871112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16983981A JPS5871112A (ja) 1981-10-22 1981-10-22 長押の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP16983981A JPS5871112A (ja) 1981-10-22 1981-10-22 長押の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS5871112A JPS5871112A (ja) 1983-04-27
JPS6128488B2 true JPS6128488B2 (ja) 1986-06-30

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ID=15893874

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JP16983981A Granted JPS5871112A (ja) 1981-10-22 1981-10-22 長押の製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531973A (en) * 1976-06-25 1978-01-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd Compactor-container
JPS5335378A (en) * 1976-09-13 1978-04-01 Nec Corp Bump type semiconductor device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531973A (en) * 1976-06-25 1978-01-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd Compactor-container
JPS5335378A (en) * 1976-09-13 1978-04-01 Nec Corp Bump type semiconductor device

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JPS5871112A (ja) 1983-04-27

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