JPS61284759A - ネガ型平版印刷版用感光性組成物 - Google Patents

ネガ型平版印刷版用感光性組成物

Info

Publication number
JPS61284759A
JPS61284759A JP12546185A JP12546185A JPS61284759A JP S61284759 A JPS61284759 A JP S61284759A JP 12546185 A JP12546185 A JP 12546185A JP 12546185 A JP12546185 A JP 12546185A JP S61284759 A JPS61284759 A JP S61284759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive
photosensitive composition
acid
meth
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12546185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH052139B2 (ja
Inventor
Hiroshi Misu
三須 寛
Nobuo Nishikawa
西川 伸夫
Toshiyuki Sekiya
関屋 俊之
Norimasa Aotani
青谷 能昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP12546185A priority Critical patent/JPS61284759A/ja
Publication of JPS61284759A publication Critical patent/JPS61284759A/ja
Publication of JPH052139B2 publication Critical patent/JPH052139B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はネガ型平版印刷版用感光性組成物に関するもの
である。更に詳しくはアルカリ性水溶液系現像液で現像
でき、インキ受容性の良好なネガ型平版印刷版用感光性
組成物に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
ネガ型平版印刷版用感光性組成物として、有機溶媒可溶
性感光性ジアゾ化合物と有機溶媒可溶性高分子化合物を
主成分とする組成物は公知である。
該感光性ジアゾ化合物としては、芳香族ジアゾ化合物と
カルボニル基含有有機化合物や、4,4゜−ビス(メト
キシメチル)ジフェニルエーテルなどの有機縮合剤との
縮合物である有機溶媒可溶性感光性ジアゾ樹脂が広く用
いられている。また、印刷版の耐摩耗性を向上させるた
めに該ジアゾ樹脂と混合して用いる有機溶媒可溶性高分
子化合物として種々の高分子化合物が提案されている。
この高分子化合物の種類・性質によって得られた印刷版
の現像性が異るため、用いる高分子化合物に応じて種々
の現像液が使用されている。しかし、ポリビニルホルマ
ールやポリビニルブチラールのような高分子化合物を用
いた場合には、n−プロパツールなどの揮発性有機溶剤
を多量に含有した現像液が必要であるため、臭気など作
業1境上問題がある。そこで、これらの有機溶媒可溶性
高分子化合物の代りに、カルボキシル基などのアルカリ
可溶性基を有する高分子化合物を用いて、揮発性有機溶
剤を含有しないアルカリ水溶液系で現像することが提案
されている。このような背景の中で、特公昭57−43
890号公報には芳香族性水酸基を有するアクリルアミ
ドなどの単量体と芳香族性水酸基を有しない単量体との
共重合体を高分子化合物として用いると、アルカリ性水
溶液で現像でき、耐刷性が良好な印刷版ができると記載
されている。しかしながら、この特許に記載されている
高分子化合物を用いた平版印刷版はインキ受容性が十分
でないため、印刷途中で湿し水の影響を受けて画像部に
インキが付かなくなる欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の欠点を解消した、アルカリ水溶液で現
像でき、かつインキ受容性の良好なネガ型平版印刷版用
の感光性組成物を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は感光性ジアゾ樹脂および特定の高分子化合物を
含有し、アルカリ水溶液系現像剤で現像できるネガ型平
版印刷版用感光性組成物である。
本発明に使用される高分子化合物は、(a)芳香族性水
酸基を有するアクリルアミド類、メタクリルアミド類、
アクリル酸エステル、およびメタクリル酸エステルから
選ばれた単量体、(ハ)ベンジル基または置換ベンジル
基を有するを有するアクリレート、メタクリレート、ア
クリルアミドおよびメタクリルアミドから選ばれた少く
とも一種の単量体、(c)アクリロニトリルおよび/ま
たはメタクリロニトリル、および(6)α、β不飽和カ
ルボン酸の共重合体であり、該共重合体の酸価がlO〜
100であることを特徴とするものである。
芳香族性水酸基を有する単量体としは、N−(4−ヒド
ロキシフェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキ
シフェニル)メタクリルアミド、4−ヒドロキシフェニ
ルアクリレート、4−ヒドロキシフェニルメタクリレー
トなどを挙げることができる。本発明に使用される高分
子化合物、すなわち共重合体中に含まれる芳香族性水酸
基を有する単量体単位の量は1〜60モル%が適当であ
り、好ましくは5〜30モル%である。前記単量体単位
の量が1モル%未満の場合は、保存安定性に問題があり
、又60モル%を越える場合は、インキ受容性が不十分
な感光性複写層を与え、本発明の感光性組成物として不
適となる。
ベンジル基を含有する単量体としては、ベンジルアクリ
レート、ベンジルメタクリレート、ベンジルアクリルア
ミド、ベンジルメタクリルアミドなどを挙げることがで
きる。また、ベンジル基は置換されていても良く、置換
基として、フッ素、塩素、臭素などのハロゲン原子;メ
チル基、エチル基、インプロピル基、t−ブチフレ基な
どの低級アルキル基;メトキシ基、エトキシ基などのア
ルコキシ基などを挙げることができる。ベンジル基含有
単量体はインキ受容性の向上に有効であり、重合体中に
含まれる該単量体単位の量は3〜30モル%が適当であ
り、より好ましくは5〜25モル%である。該単量体単
位の含有量が3モル%未満ではインキ受容性向上に対す
る効果が十分でなく、30モル%を越えると感光膜の機
械的強度が低下し、耐刷力が低下する傾向が大きくなる
アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル単位の重合
体中の含有量は5〜60モル%が適当であり、より好ま
しくは10〜40モル%である。
5モル%未満ではアルカリ水溶液による現像において画
像部の機械的強度が弱い。また、60モル%を越えると
重合体自体の溶解性に問題を生じる。
また、α、β不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、
メタクリル酸、無水マレイン酸、イタコン酸などを挙げ
ることができる。上記α、β不飽和カルボン酸の含有量
は、共重合体の酸価が10〜100となるように、より
好ましくは20〜70となるように選択されることが望
ましい。10未満ではアルカリ水溶液系現像液による現
像が困難であり、100を越えると画像部のインキ受容
性が低下する。
本発明に使用される共重合体は上記の単量体単位の他に
共重合可能な下記単量体単位を含んでいてもよい。この
ような共重合可能な単量体としてはアクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸−2−クロロエチル、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、等のアルキルアクリレー
ト;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、アミル
メタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、等のアルキルメタクリレート;アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアク・
リルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−エ
チルアクリルアミド、N−へキシルメタクリルアミド、
N−シクロヘキシルアクリルアミド、N−ヒドロキシエ
チルアクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N
−ニトロフェニルアクリルアミド、N−エチル−N−フ
ェニルアクリルアミド等のアクリルアミド、メタクリル
アミド類;エチルセルローfル、2−クロルエチルビニ
ルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、プロピ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、オクチルビ
ニルエーテル、フェニルビニルエーテル等のビニルエー
テル類;ビニルアセテート、ビニルクロルアセテート、
ビニルブチレート、安息香酸ビニル等のビニルエステル
類;スチレン、α−メチルスチレン、メチルスチレン、
クロロメチルスチレン等のスチレン類;メチルビニルケ
トン、エチルビニルケトン、プロピルビニルケトン、フ
ェニルビニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プ
ロピレン、インブチレン、ブタジェン、イソプレン等の
オレフィン類;N−ビニルピロリドン、N−ビニルカル
バゾール、4−ビニルピリジン、等が挙げられる。
本発明に使用される感光性ジアゾ樹脂は、芳香族ジアゾ
ニウム塩と活性カルボニル基含有化合物、例えばホルム
アルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂である。
特に、有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂が好適に用いられる。
上記ジアゾ樹脂としては、例えば、P−ジアゾジフェニ
ルアミンとホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドと
の縮合物とヘキサフルオロ燐酸塩またはテトラフルオロ
硼酸塩との反応生成物である有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂
無機塩や、特公昭47−1167号公報に記載されてい
るような前記縮合物とスルホン酸塩類、例えばP−)ル
エンスルホン酸またはその塩、プロピルナフタレンスル
ホン酸またはその塩、ブチルナフタレンスルホン酸また
はその塩、ドデシルベンゼンスルホン酸またはその塩、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−ス
ルホン酸またはその塩との反応生成物である有機溶媒可
溶性ジアゾ樹脂有機塩が挙げられる。
本発明の感光性組成物において、上記ジアゾ樹脂の含有
量は1〜30重量%が適当であり、好ましくは3〜15
重量%である。本発明の感光性組成物は、皮膜形成性が
良く、耐摩耗性、化学薬品に対する耐薬品性、耐蝕刻性
が優れ、支持体に対する接着性が良好であり、保存安定
性が良好なものであるが、感光性組成物としての性能を
更に向上させるため種々の添加剤を加えることができる
即ち、塗布性を改良するためのアルキルエーテル類、(
例えば、エチルセルロース、メチルセルロース)、塗膜
の柔軟性、耐摩耗性を賦与するための可塑剤(例えばブ
チルフタリル、ポリエチレングリコール、アクリル酸オ
リゴマー、メタクリル酸オリゴマー、クエン酸トリブチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ
ヘキシル、フタル酸ジオクチル、リン酸トリクレジル、
リン酸トリブチル、リン酸トリオクチル、オレイン酸テ
トラヒドロフルフリール)、画像を可視化するための着
色物質たとえばアクリジン染料、シアニン染料、スチリ
ル染料、トリフェニルメタン染料やフタロシアニンなど
の顔料、又露光による画像の可視化を目的とする光発色
性物質(アジド化合物、スピロピラン系化合物)などを
添加することができる。これらの種々の添加剤は、一般
に全固形分に対して0.5〜30重量%添加するのがよ
い。
本発明の感光性組成物は適当な有機溶媒に溶解し、親水
性表面を有する支持体上に乾燥塗布重量が0.5〜5 
g /m’となる様に塗布され、感光性平版印刷版を得
ることができる。塗布する際の感光性組成物の濃度は1
〜50重量%の範囲とすることが望ましく、使用される
塗布溶媒としてはメチルセロソルブ、エチルセロソルブ
、メチルセロソルブアセテート、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキサイド、エチレンジクロライド、シクロヘキ
サノン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、これらの混
合溶媒またはこれらの溶媒や混合溶媒に少量の水やトル
エン等の、ジアゾ樹脂や高分子化合物を溶解させない溶
媒を添加した混合溶媒も適当である。これらの溶媒に溶
解させた感光液を塗布し乾燥させる場合50℃〜120
℃で乾燥させることが望ましい。乾燥方法は始め温度を
低くして予備乾燥後高温で乾燥させてもよいが、適当な
溶媒と濃度を選ぶことによって直接高温で乾燥させても
よい。
親水性表面を有する支持体上に塗布された感光層を有す
る平版印刷版を画像露光後、現像液で現像することによ
り、原画に対してネガのレリーフ像が得られる。露光に
好適な光源としては、カーボンアーク灯、水銀灯、キセ
ノンランプ、メタルハライドランプ、ストロボ、紫外線
、レーザ光線などがあげられる。本発明の感光層を有す
る感光性平版印刷版の現像液としては特開昭51−77
401号、特開昭51−80228号、特開昭53=4
4202号や特開昭55−52054号の各公報に記載
されている様な水に対する溶解度が常温で10重量%以
下の有機溶媒(ベンジルアルコール、エチレングリコー
ルモノフェニルエーテル)、アルカリ剤(トリエタノー
ルアミン、モノエタノールアミン)アニオン界面活性剤
(芳香族スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、 分枝アルキル硫酸エステル類)、水および必要により汚
れ防止剤(亜硫酸ナトリウム、スルホピラゾロンのす)
 IJウム塩)や硬水軟化剤(エチレンジアミンテトラ
酢酸4 N a 、 N +CLCOONa L:l 
 )からなる弱アルカリ水溶液をあげることが出来る。
本発明の感光性組成物が塗布される親水性表面を有する
支持体としては、特に親水化処理したアルミニウム板が
好ましい。アルミニウム板の表面はワイヤブラシダレイ
ニング、研暦粒子のスラリーを注ぎながらナイロンブラ
シで粗面化するブラシグレイニング、ボールグレイニン
グ、ケミカルダレイニング、電解グレイニングやこれら
の粗面化法を複合させて行った複合ダレインによって表
面を砂目室てした後、必要に応じて硫酸、りん酸、しゅ
う酸、ホウ酸、クロム酸、スルファミンWlまたはこれ
らの混酸中で直流又は交流電源にて陽極酸化を行いアル
ミニウム表面に強固な不働態皮膜を設けたものが好まし
い。この様な不働態皮膜自体でアルミニウム表面は親水
化されてしまうが、更に必要に応じて米国特許2,71
4,066号明細書や米国特許3.181.461号明
細書に記載されている珪酸塩処理(ケイ酸ナトリウム、
ケイ酸カリウム)、米国特許2,946.638号明細
書に記載されている弗化ジルコニウム酸カリウム処理、
米国特許3,201,247号明細書に記載されている
ホスホモリブデート処理、独国特許1.091.433
号明細書に記載されているポリアクリル酸処理、独国特
許1.134.093号明細書や英国特許1、230.
447号明細書に記載されているボリヒ′ニルホスホン
酸処理、特公昭44−6409号公報に記載されている
ホスホン酸処理、米国特許3.307.951号明細書
に記載されているフィチン酸処理、特開昭58−168
93号や特開昭58−18291号の各公報に記載され
ている親水性有機高分子化合物と2価の金属よりなる複
合処理やその他スルホン酸基を有する水溶性重合体の下
塗によって親水化処理を行ったものは特に好ましい。そ
の他の親水化処理方法としては米国特許3、658.6
62号明細書に記載されているシリケート電着もあげる
ことが出来る。
〔発明の効果〕
本発明の感光性組成物を使用したネガ型平版印刷版は、
アルカリ水溶液で良好な現像ができ、インキ受容性が格
段に向上したことにより、印刷途中でインキが付かなく
なるという問題を解消できる。
〔発明の実施例〕
実施例I N−(4−ヒドロキシフェニル)メタアクリルアミド2
3g1アクリロニトリル゛12g1メタクリル酸9g1
ベンジルメタクリレート26g、エチルアクリレ−)4
0g、アゾビスイソブチロニトリル0.35 gおよび
ジオキサン300mj!を三つロフラスコに加え、窒素
気流下65℃にて8時間攪拌した。反応終了後、反応液
を水5Ilに攪拌下に注ぎ、生じた白色沈殿を濾取乾燥
して共重合体−1(共重合モル比13/22/10/1
5/40、酸価51. O)を92g得た。
アルミニウム板をリン酸ソーダ水溶液に浸して脱脂し、
ブラシによる研磨を行なった後、電解エツチング、次い
で硫酸中で陽極酸化し、更にケイ酸ソーダ水溶液に浸漬
して親水化処理した。
この親水化処理したアルミニウム板に次の感光液へを塗
布し、感光性平版印刷版(A)を得た。
塗布量は1.5 g /m2であった。
ここで用いたジアゾ樹脂−1は、P−ジアゾジフェニル
アミンとパラホルムアルデヒドとの縮合物の硫酸塩水溶
液にヘキサフルオロリン酸ナトリウム水溶液を加えて沈
殿させ取出し乾燥したものである。
比較のため、前記感光液の共重合体−1のベンジルメタ
クリレートを等モルのエチルアクリレートに替えた共重
合体−2CN−(4〜ヒドロキシフエニル)メタクリル
アミド/アクリロニトリル/メタクリル酸/エチルアク
リレート(共重合モル比13/22/10155、酸価
57. O) )を使用した感光性平版印刷版(B)を
同様にして作製した。
これらの感光性平版印刷版を画像露光し、DN−3C(
富士写真フィルム製アルカリ水溶液系現像液)を水で1
:1に希釈した液にて現像した後水洗し、保護ガムGN
−3(富士写真フィルム製)の1:1水希釈液を塗布し
た。このように製版した印刷版を印刷機に取り付け、湿
し水としてELI−3(富士写真フィルム調湿し水)1
容量部、水100容量部、イソプロピルアルコール33
容量部からなる溶液を用い、上質紙を用いて印刷を行な
った。その結果、本発明の印刷版(A)では、4万枚の
印刷が問題なく行なえたが、比較例の印刷版では印刷進
行とともにインキの付きが悪くなり15000枚でイン
キ受容性不良のため良好な印刷物が得られなくなった。
この結果、本発明に係る感光性平服印刷版は良好なイン
キ受容性をもつことが確認された。
実施例2〜5 実施例1と同様な方法で共重合体3〜6を合成した。共
重合体3〜6の組成および酸価を表1に示す。
但し、表中HPMAはN−(4−ヒドロキシフェニル)
メタクリルアミド、ANはアクリロニトリル、MAAは
メタクリル酸、BzMAはベンジルメタクリレ−)、B
zAはベンジルアクリレ−)、MBzMAは4−メチル
ベンジルメタクリレート、MMAはメチルメタクリレー
ト、HMAはブチルメタクリレート、EAはエチルアク
リレートをそれぞれ表わす。
実施例1で作成した感光液Aにおいて共重合体−1の代
りに共重合体−3,4,5および6に置換えた感光液を
用いて実施例1と同様にして4種の感光性平版印刷版を
得た。
実施例1と同様に製版し、同じ条件で印刷した結果、印
刷途中でインキ受容性が低下する問題は起らなかった。
実施例6 実施例1で作成した感光液Aにおいてジアゾ樹脂−1の
代りにP−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデ
ヒドとの縮合物である水溶性ジアゾ樹脂と2−メトキシ
−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸
ナトリウムとの反応生成物である有機溶媒可溶性ジアゾ
樹脂を用い、同様な感光性平版印刷版を碍た。実施例1
と同様に印刷した結果、印刷途中でインキ受容性が低下
する問題は起らなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 感光性ジアゾ樹脂および高分子化合物を含有し、アルカ
    リ水溶液系現像液で現像されるネガ型平版印刷版用感光
    性組成物であって、 該高分子化合物が、(a)芳香族性水酸基を有するアク
    リルアミド類、メタクリルアミド類、アクリル酸エステ
    ル、およびメタクリル酸エステルから選ばれた単量体、
    (b)ベンジル基または置換ベンジル基を有するを有す
    るアクリレート、メタクリレート、アクリルアミドおよ
    びメタクリルアミドから選ばれた少くとも一種の単量体
    、(c)アクリロニトリルおよび/またはメタクリロニ
    トリル、および(d)α,β不飽和カルボン酸の共重合
    体であり、該共重合体の酸価が10〜100であること
    を特徴とするネガ型平版印刷版用感光性組成物。
JP12546185A 1985-06-10 1985-06-10 ネガ型平版印刷版用感光性組成物 Granted JPS61284759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12546185A JPS61284759A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 ネガ型平版印刷版用感光性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12546185A JPS61284759A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 ネガ型平版印刷版用感光性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61284759A true JPS61284759A (ja) 1986-12-15
JPH052139B2 JPH052139B2 (ja) 1993-01-11

Family

ID=14910661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12546185A Granted JPS61284759A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 ネガ型平版印刷版用感光性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61284759A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135936A (ja) * 1986-11-27 1988-06-08 Sekisui Chem Co Ltd 感光性組成物
JPS63204248A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 Konica Corp 感光性組成物
JPS63285537A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Koyo Kagaku Kogyo Kk 平版製版用感光性組成物
JPH0229650A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Mitsubishi Kasei Corp 感光性組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534929A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Kiyoo Hasegawa Control method of bag making machine
JPS5743890A (en) * 1980-08-29 1982-03-12 Fuji Xerox Co Ltd Heat transfer recording medium
JPS5997136A (ja) * 1982-11-26 1984-06-04 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物
JPS61281236A (ja) * 1985-06-07 1986-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534929A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Kiyoo Hasegawa Control method of bag making machine
JPS5743890A (en) * 1980-08-29 1982-03-12 Fuji Xerox Co Ltd Heat transfer recording medium
JPS5997136A (ja) * 1982-11-26 1984-06-04 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物
JPS61281236A (ja) * 1985-06-07 1986-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135936A (ja) * 1986-11-27 1988-06-08 Sekisui Chem Co Ltd 感光性組成物
JPS63204248A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 Konica Corp 感光性組成物
JPS63285537A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Koyo Kagaku Kogyo Kk 平版製版用感光性組成物
JPH0229650A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Mitsubishi Kasei Corp 感光性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH052139B2 (ja) 1993-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4578342A (en) Presensitized diazo lithographic plate with anodized and silicated aluminum plate surface and subbing layer of polymer with sulfonic acid group
US4731316A (en) Photosensitive composition
US4576893A (en) Presensitized lithographic printing plate precursor
JPS61284759A (ja) ネガ型平版印刷版用感光性組成物
US4902602A (en) Light-sensitive composition and presensitized plate with light-sensitive diazo resin, acidic binder and compound with pivaloyl group
JP2939397B2 (ja) 感光性平版印刷版の製造方法
JP2622711B2 (ja) 感光性組成物
JPH02294646A (ja) 感光性平版印刷版
JPS63259657A (ja) 感光性組成物
JP3276201B2 (ja) 感光性平版印刷版
JP2607158B2 (ja) 感光性組成物
JPS61144642A (ja) 感光性組成物
JPH0153450B2 (ja)
JPS62133451A (ja) 感光性組成物及び感光性平版印刷版材料
JPH0237579B2 (ja)
JPH0290163A (ja) 感光性平版印刷版
JPH03296755A (ja) 画像形成方法
JPS6336490B2 (ja)
JPS60262154A (ja) 感光性組成物
JPS63174039A (ja) 感光性組成物
JPH0377947A (ja) 平版印刷版の製造方法
JPH05313364A (ja) 感光性平版印刷版
JPS6271960A (ja) 感光性平版印刷版
JPH08171207A (ja) 感光性組成物および感光性平版印刷版
JPH04190361A (ja) 感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees