JPS61284071A - 非水二次電池 - Google Patents

非水二次電池

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JPS61284071A
JPS61284071A JP60125117A JP12511785A JPS61284071A JP S61284071 A JPS61284071 A JP S61284071A JP 60125117 A JP60125117 A JP 60125117A JP 12511785 A JP12511785 A JP 12511785A JP S61284071 A JPS61284071 A JP S61284071A
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JP
Japan
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positive electrode
compound
electrolyte
secondary battery
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP60125117A
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English (en)
Inventor
Masao Kobayashi
小林 征男
Masataka Takeuchi
正隆 武内
Riichi Shishikura
利一 獅々倉
Toshiyuki Sakai
酒井 敏幸
Hidenori Nakamura
英則 中村
Hiroshi Konuma
博 小沼
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Hitachi Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/60Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of organic compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エネルギー密度が高く、自己放電が小さく、
サイクル寿命が長く、かつ充・放電効率(クーロン効率
)の良好な非水二次電池に関するものである。
[従来の技術] 主鎖に共役二重結合を有する高分子化合物を電極に用い
た、いわゆるポリマー電池は、高エネルギー密度二次電
池として期待されている。
ポリマー電池に関してはすでに多くの報告がなされてお
り、例えば、ビー・ジェー・ナイグレイ等、ジV−ナル
・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテイ、ケミカル・コミ
ュニケーション、1919年。
第594頁(P、J、Nigrey等、J、C,S、、
  Chel。
Coamun、、 1979.594) 、ジャーナル
−xレフトロケミカル・ソサイアティ、 1981年、
第1651頁(J、EIectrochem、 Soc
、、 1981.1651 ) 、特開昭56−136
469号、同57−121168号、同59−3870
@、同 59−3872号、同59−3873号、同5
9−196566号、同59−196573号、同59
−203368号、同59−203369号等をその一
部としてあげることができる。
ま″た、共役系高分子の一種であるアニリンを酸化重合
して得られるポリアニリンを水溶液系または非水溶媒系
の電池の電極として用いる提案もすでになされている〔
エイ・ジー・マックダイアーミド等、ポリマー・プレブ
リンツ、第25巻、ナンバー2.第 248頁(198
4年)  [A、G、HacDiarmid等、Po1
yn+er Prel)rints、 25. No、
2.248(1984)] 、佐々木等、電気化学協会
第50回大会要旨集、123(1983) 、電気化学
協会箱51回大会要旨集、228(1984)〕。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来公知のポリマーを電極に用いたポリ、−電
池では、(i)高エネルギー密度、(ii)低自己放電
、(iii )鳥兜・放電効率および(iV)長サイク
ル寿命を同時に満足するものは得られていなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、前記4つの°電池性能を同時に満足する
電極材料について種々検討した結果、ポリアニリン系化
合物を正極とし、アルカリ金属塩、クラウンエーテル化
合物および有機溶媒からなるものを電解液として用、い
ることによって、上記の4つの性能を同時に満足するこ
とのできる二次電池が得られることを見い出し本発明に
到達した。
即ち、本発明は、正極がポリアニリン系化合物からなり
、電解液がアルカリ金属塩、クラウンエーテル化合物お
よび有機溶媒からなることを特徴とする非水二次電池に
関する。
本発明の非水二次電池の正極に用いられるアニリン系化
合物は、下記の一般式(1)と(2)、および構造式(
3)から選ばれた少なくとも一種の化合物を酸化重合ま
たは酸化共重合することによって得られる。
〔但し、式中、R1,R2は炭素数が5以下のアルキル
基または炭素数が5以下のアルコキシ基、X、Yは0.
1または2である。〕 一般式が(1)または(2)で表わされるアニリン系化
合物の具体例としては、アニリン、2−メチル−アニリ
ン、2,5−ジメチルアニリン、2−メトキシ−アニリ
ン、2,5−ジメトキシ−アニリン、0−7エニレンジ
アミン、3−メチル−1,2−ジアミノ−ベンゼン等が
あげられる。式Q)〜(3)で表わされるアニリン系化
合物のうちでも好ましいものとしては、アニリン、0−
フェニレンジアミン、トリフェニルアミンがあげられ、
特に好ましいものとしてはアニリンがあげられる。
本発明に用いられるアニリン系化合物の酸化重合体また
は酸化共重合体(1,1,下、両者を合せて酸化重合体
と略称する)は、電気化学的重合法または化学的重合法
のいずれの方法でも製造することができる。
電気化学的重合法を用いる場合、モノマーの重合は陽極
酸化により行われる。そのためには、例えば1〜20m
A/α2の電流密度が用いられる。
多くは1〜300ボルトの電圧が印加される。重合は好
ましくはアニリン系化合物が可溶な補助液体の存在下で
行われる。そのためには水または極性有機溶剤を使用で
きる。水と混合しうる溶剤を使用するときは少量の水を
添加してもよい。優れた有l溶剤は、アルコール、エー
テル例えばジオキサンまたはテトラヒドロフラン、アセ
トンまたはアセトニトリル、ベンゾニトリル、ジメチル
ホルムアミドまたはN−メチルピロリドンである。
重合は錯化合物化剤の存在下で行われる。これは、アニ
オンとしてBFi 、AS Fi 、ASFi 。
Sb Fi 、 Sb Cfl −、PFi 、 Cj
l Oイ。
を含有する塩を意味する。
これらの塩は、カチオンとして例えばプロトン(H”)
、4級アンモニウムカチオン、リチウムイオン、ナトリ
ウムイオンまたはカリウムイオンを含有する。この種の
化合物の使用は既知であって、本発明の対象ではない。
これらの化合物は、通常は酸化重合体がアニオン性錯化
合物化剤を20〜100モル%含有する坦で用いられる
酸化共重合体を化学的方法で製造する場合には、例えば
アニリン系化合物を水溶液中で強酸例えば塩酸およ°び
無機の過酸化物例えば過硫酸カリウムにより重合させる
ことができる。この方法によると、酸化重合体が微粉末
状で得られる。これらの方法においても塩が存在するの
で、酸化重合体は対応するアニオンにより錯化合物にな
っている。
電極として使用しうる成形体は、種々の方法により得ら
れる。例えばアニリン系化合物の陽極酸化の場合は、ア
ニオンにより錯化合物化され、そして使用陽極の形を呈
する酸化重合体が形成される。陽極が平らな形状ならば
、酸化重合体の平らな層が形成される。酸化重合体微粉
末の製法を利用するときは、この微粉末を既知方法によ
り加圧および加熱下に成形体に圧縮成形することができ
る。多くの場合室温〜300℃の温度および10〜10
、000Kg/ cut 2の圧力が用いられる。アニ
オン性の錯化合物化した酸化共重合体を製造するための
この既知方法によれば、任意の形の成形体を得ることが
できる。即ち、例えば薄膜、板または立体形態の成形物
が用いられる。
アニオンで錯化合物化して得られる酸化重合体は、その
まま本発明の非水二次電池の正極とじて用いてもよいし
、または錯化したアニオンを化学的または電気化学的に
取り除いたものを正極として用いてもよい。
本発明の非水二次電池の電解液の支持電解質は、アルカ
リ金属塩である。アルカリ金属塩のアルカリ金属として
は、li、NaおよびKの金属があげられ、好ましくは
l−i金属があげられる。
支持電解質の代表的なアニオン成分としては、例えばC
JIOイ、PFi 、As Fi 、As Fi。
SO3CFi 、BFi 、およびBRi (但し、R
は炭素数が1〜10のアルキル基またはアリール基)等
があげられる。
支持電解質としてのアルカリ金属塩の具体例としては、
Li PFe 、Li Sb Fa 。
Li Cj 04 、Li As Fe 、CF3 S
O3Li 。
Li BF4 、 Li B (BLI)4 。
Li B (Ej)2(BU)2 。
Na PFe 、Na BF4 、Na As Fa 
Na 8 (BU)4 、KB (Bu)+ 、KAs
 Feなどをあげることができるが、必ずしもこれらに
限定されるものではない。これらのアルカリ金属塩は一
種類または二種類以上を混合して使用してもよい。
アルカリ金属塩のaa度は、正極に用いる酸化重合体の
種類、陰極の種類、充電条件、作動温度・支持電解質の
種類および有機溶媒の種類等によって異なるので一概に
は規定することはできないが、一般には0.5〜10モ
ル/1の範囲内であることが好ましい。電解液は均一系
でも不均一系でもよい。
本発明において、電解液の添加剤として用いらる添加剤
は、クラウンニーデル化合物である。このようなりラウ
ンエーテル化合物を添加すると、なぜ充放電効率、サイ
クル寿命、電圧の平坦性が向上するのか、その理由は必
ずしも明確ではない。
クラウンエーテル化合物は、アルカリ金属イオンと、錯
体を形成するが、このような錯体を形成することにより
、アルカリ金属イオンの溶媒和状態の変化や、電解液中
のアルカリ金属塩の解離度の変化を生じしめるのも一因
と考えられる。
アルカリ金属イオンをとりこむのに適切なホール半径を
有するクラウンエーテル化合物としては、例えば12−
クラウン−4;15−クラウン−5=18−クラウン−
6;ベンゾ−12−クラウン−4:ベンゾー15−クラ
ウン−5:ベンゾ−18−クラウン−6=ジベンゾ−1
2−クラウン−4=ジベンゾ−14−クラウン−4ニジ
ベンゾ−15−クラウン−5;ジベンゾ−18−クラウ
ン−6=トリベンゾ−18−クラウン−6などをあげる
ことができる。本発明においては、これらの化合物の一
種以上を有効に用いることができる。
このようなりラウンエーテル化合物は好ましくはアルカ
リ金属イオンに対し、モル比で0.1〜5.0程度添加
するのが好ましく、最適には0.8〜1.5添加する。
モル比が0.1未満であると、添加効果があまりなく、
5.0を超えると、充放電特性が低下する。また、クラ
ウンエーテル化合物の添加によってアルカリ金属塩の有
機溶媒への溶解度も増大するのでパッケージ後のエネル
ギー密度も上げることが可能となる。
本発明の非水二次電池に用いられる負極は特に11J 
m ハなく、例えばポリピロールおよびボリピo−t+
4!導体、ポリチオフェンおよびポリチオフェン誘導体
、ポリキノリン、ボリアセン、ポリパラフェニレン、ポ
リアセチレン等の電導性高分子、グラフフィト、TiS
2等の層間化合物、リチウム、ナトリウム、リチウム−
アルミニウム等のアルカリ金属またはその合金、および
アルカリ金属またはその合金と電導性高分子との複合体
等があげられるが、これらのうちで好ましいものとして
はポリアセチレン、ポリパラフェニレン、リチウム−ア
ルミニウム合金、および複合体があげられ、特に好まし
くはりチウム−アルミニウム合金および複合体があげら
れる。
本発明の非水二次電池の電極として用いられる酸化重合
体および電導性高分子には、当該業者に良く知られてい
るように他の適当な導電材料、例えばカーボンブラック
、アセチレンブラック、金属粉、金属繊維、炭素繊維等
を混合してもよい。
また、ポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ(テトラフロロエチレン)、エチレンーブロピ
レンージエンーターボリマー(EPDM) 、スルホン
化EPDM等の熱可塑性樹脂で補強してもよい。
本発明の非水二次電池の電解液の溶媒として単独または
混合して用いられる有機溶媒としては次のものがあげら
れる。
アルキレン ニトリル二側、クロトニトリル(液状範囲
、−51,1℃〜120℃)トリアルキル ボレート二
個、ホウ酸トリメチル、(CH30)3 B (液状範
囲、−29,3℃〜67℃)テトラアルキル シリケー
ト二個、ケイ酸テトラメチル、(CI−13’0)4S
i  (沸点、121℃)ニトロアルカン:例、ニトロ
メタン、 CH3NO2(液状範囲、−17℃〜ioo、a℃)ア
ルキルニトリル:例、アセトニトリル、CH3ON (
液状範囲、−45℃〜81.6℃)ジアルキルアミド:
例、ジメチルホルムアミド、HCON (CH3)2 (液状範囲、−60,48℃〜1.49℃)モノカルボ
ン酸エステル二個、酢酸エチル(液状範囲、−83,6
〜77.06℃)ズ fルトエステル二個、トリメチルオルトホルメート、H
C(−0CH3)3  (沸点、103℃)(液状範囲
、−42〜206℃) ジアルキル カルレボネート二例、ジメチルカルボネー
ト、QC(OCH3)2  (液状範囲、2〜90℃) アルキレン カーボネート:例、プロピレンカーボネー
ト、 モノエーテル:例、ジエチルエーテル (液状範囲、−116〜34.5℃) ポリエーテル二側、1.1−および1,2−ジメトキシ
エタン(液状範囲、それぞれ−113,2〜64.5℃
および一58〜83℃) 環式エーテル二側、テトラヒドロフラン(液状範囲、−
65〜67℃):1.3−ジオキソラン(液状範囲、−
95〜18℃) ニトロ芳香族:例、ニトロベンゼン (液状範囲、5.7〜210.8℃) 芳香族カルボン酸ハロゲン化物二個、塩化ベンゾイル(
液状範囲、0〜191℃)、臭化ベンゾイル(液状範囲
、−24〜218℃) 芳香族スルホン酸ハロゲン化物:例、ベンゼンスルホニ
ル クロライド(液状範囲、14.5〜251℃) 芳香族ホスホン酸二ハロゲン化物二側、ベンゼンホスホ
ニル ジクロライド(沸点、258℃)芳香族チオホス
ホン酸二ハロゲン化物二個、ベンゼン チオホスホニル
 ジクロライド(沸点、5amで124℃) (融点、22℃) 3−メチルスルホラン (融点、−1℃)アルキル −
スルホン酸ハロゲン化物二側、メタン スルホニル ク
ロライド (沸点、161℃) アルキル カルボン酸ハロゲン化物:例、塩化アセチル
(液状範囲、−112〜50.9℃)、臭化アセチル(
液状範囲、−96〜76℃)、塩化プロピオニル(液状
範囲、−94〜80℃) 飽和複素環式化合物二個、テトラヒドロチオフェン(液
状範囲、−96〜121℃):3−メチル−2−オキサ
ゾリドン(融点、15,9℃)ジアルキル スルファミ
ン酸 ハロゲン化物:例、ジメチル スルフ7ミル ク
ロライド (沸点、16am+で80℃) アルキル ハロスルホネート:例、クロロスルホン酸エ
チル(沸点、151℃) 不飽和複索環カルボン酸ハロゲン化物二例、塩化2−7
0イル(液状範囲、−2〜173℃)五員不飽和複素環
式化合物二個、1−メチルビロール(沸点、114℃)
、2.4−ジメチルチアゾール(沸点、144℃)、フ
ラン(液状範囲、−85,65〜31.36℃)、 二塩基カルボン酸のエステルおよび/またはハロゲン化
物:例、エチル オキサリル クロライド (沸点、135℃) 混合アルキルスルホン酸ハロゲン化物/カルボン酸ハロ
ゲン化物二個、クロロスルホニルアセチル クロライド
(沸点、10.で98℃)ジアルキル スルホキシド二
個、ジメチルスルホキシド (液状範囲、18.4〜1
89℃)ジアルキルサルフエート二側、ジメチルサルフ
ェート(液状範囲、−31,75〜188.5℃)ジア
ルキル サルファイト二個、ジメチルサルファイド (
沸点、126℃) アルキレン サルファイト二個、エチレングリコール 
サルファイド(液状範囲、−11〜、173℃) ハロゲン化アルカン二個、塩化メチレン(液状範囲、−
95〜40℃)、1.3−ジクロロプロパン(°液状範
囲、−99,5〜120.4℃)前記のうちで好ましい
有機溶媒は、スルホラン、クロトニトリル、ニトロベン
ゼン、テトラヒドロフラン、メチル置換テトラヒドロフ
ラン、1,3−ジオキソラン、3−メチル−2−オキサ
ゾリドン、プロピレンまたはエチレンカーボネート、ス
ルホラン、γ−ブチロラクトン、エチレン グリコール
 サルファイド、ジメチルサルファイド、ジメチル ス
ルホキシド、および1.1−ならびに1,2−ジメトキ
シエタンであり、特に好ましくはプロピレンカーボネー
トと1,2−ジメトキシエタン、およびスルホランと1
,2−ジメトキシエタンの混合溶媒をあげることができ
る。なぜならばこれらは電池成分に対して化学的に最も
不活性であると思われ、また広い液状範囲を有するから
であり、特にこれらは正極物質を高度に、かつ効率的に
利用可能とするからである。
本発明の非水二次電池おいて、酸化重合体に好ましくは
0.2〜1,0モルである。
ドープ最は、電解の際に流れた電気量を測定することに
よって自由に制御することができる。一定電流下でも一
定電圧下でもまた電流および電圧の変化する条件下のい
ずれの方法でドーピングを行なってもよい。
本発明においては、必要ならばポリエチレン、ポリプロ
ピレンのごとき合成樹脂製の多孔質膜や天然繊維紙を隔
膜として用いても一向に差し支えない。
また、本発明の非水二次電池に用いられる電極のある種
のものは、酸素または水と反応して電池の性能を低下さ
せる場合もあるので、電池は密閉式にして実質的に無酸
素および無水の状態であることが望ましい。
[発明の効果] 本発明の非水二次電池は、高エネルギー密度を有し、充
・放電効率が高く、サイクル寿命が長く、自己放電率が
小さく、放電時の電圧の平坦性が良好である。また、本
発明の非水二次電池は、軽量、小型で、かつ高いエネル
ギー密度を有するからポータプル機器、電気自動車、ガ
ソリン自動車および電力貯蔵用バッテリーとして最適で
ある。
[実施例] 以下、実施例および比較例をあげて本発明をさらに詳細
に説明する。
実施例 1 [酸化重合体の製造方法] ガラス容器に蒸留水、HBF4、アニリンを加え、HB
F4の濃度が1.5モル、アニリンの濃度が0.7モル
になるように調製した。水溶液中に21の間隔で各々6
I32の2つの白金電極を装入した後、攪拌下に電気量
120アンペア・秒で電解した。この際、陽極板上に黒
紫色の酸化重合体が析出した。被覆された陽極を蒸留水
で3回繰り返し洗浄し、次いで70℃で真空乾燥後、生
成したアニリンの酸化重合体フィルムを白金板から剥離
した。
[膜状アセチレン高重合体の製造] 窒素雰囲気化で内容積500aeのガラス製反応容器に
1.7dのチタニウムテトラブトキサイドを加え、30
mのアニソールに溶かし、次いで2.7seのトリエチ
ルアルミニウムを攪拌しながら加えて触媒溶液を調製し
た。
この反応容器を液体窒素で冷却して、系中の窒素ガスを
真空ポンプで排気した。次いで、この反応容器を一78
℃に冷却し、触媒溶液を静止したままで、1気圧の圧力
の精製アセチレンガスを吹き込んだ。
直ちに、触媒溶液表面で重合が起り、膜状のアセチレン
高重合体が生成した。アセチレン導入後、30分で反応
容器系内のアセチレンガスを排気して重合を停止した。
窒素雰囲気下で触媒溶液を注射器で除去した後、−78
℃に保ったまま精製トルエン100mで5回繰り返し洗
浄した。トルエンで膨潤した膜状アセチレン高重合体は
、フィブリルが密に絡み合った均一な膜状膨潤物であっ
た。次いで、この膨潤物を真空乾燥して金属光沢を有す
る赤紫色の厚さ180μmで、シス含5198%の膜状
アセチレン高重合体を得た。また、この膜状アセチレン
高重合体の嵩さ密度は0.309/ccであり、その電
気伝導度(直流四端子法)は20”Cで3.2X 10
’Ω−1・CIR−1であった。
[電池実験] 前記の方法で得られたアニリンの酸化重合体フィルムお
よび膜状アセチレン高重合体から、それぞれ直径20m
5+の円板を切り抜いて、それぞれを正極および負極の
活物質として、電池を構成した。
図は、本発明の一興体例である非水二次電池の特性測定
用電池セルの断面概略図であり、1は負極用白金リード
線、2は直径20履、80メツシユの負極用白金網l!
電体、3は直径20#Iの円板状負極、4は直径20m
+の円形の多孔質ポリプロピレン製隔膜で、電解液を充
分含浸できる厚さにしたもの、5は直径20mの円板状
正極、6は直径20厘、80メツシユの正極用白金網集
電体、7は正極リード線、8はねじ込み式テフロン製容
器を示す。
まず、前記、正極用白金網集電体6をテフロン製容器8
の凹部の下部に入れ、さらに正極5を正極用白金網集電
体6の上に重ね、その上に多孔性ポリプロピレン製隔膜
4を重ね、電解液を充分含浸させた後、負極3を重ね、
さらにその上に負極用白金網集電体2を載置し、デフロ
ン製容器8を締めつけて電池を作製した。
電解液としては、常法に従って蒸留脱水したプロピレン
カーボネートと1,2−ジメトキシエタンの等容けの混
合溶媒に溶解した1iBF+の1モル/j溶液に12−
クラウン−4をLi BF4と等モル添加したものを用
いた。
このようにして作製した電池を用いて、アルゴン雰囲気
中で、一定電流下(2,0??LA/Q112)で正極
および負極へのドーピング量がそれぞれ50モル%およ
び6モル%に相当する電気量を流して充電した。充電終
了後、直ちに一定電流下(2,5mA/12)で、放電
を行ない電池電圧が0.5vになったところで再度前記
と同じ条件で充電を行なう充・放電の繰り返し試験を行
なったところ、充・放電効率が、70%に低下するまで
に充・放電の繰り゛   返し回数は、605回を記録
した。
また繰り返し回数5回目の理論エネルギー密度は、16
7W −hr/N9で、最鳥兜・放電効率は100%で
あった。また、充電したままで62時間放置したところ
、その自己放電率は2.3%であった。
比較例 1 実施例1で電解液に12−クラウン−4を添加しなかっ
た以外は、実施例1と全く同様の方法で〔電池実験〕を
行なったが、繰り返し回数は429回、理論エネルギー
密度ハ163W −hr/l(y、最鳥兜・放電効率は
98%、自己放電率は5.1%であった。
実施例 2 実施例1において、負極に用いたアセチレン高重合体の
代りに、プルチン・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテイ
・オブ・ジャパン、第51巻、第2091頁(1978
年)  (3ull、Cheap、  Soc、  J
apan、。
51、2091(1978))に記載されている方法で
製造したポリバラフェニレンをi ton /α2の圧
力で20履φの円板状に成形したものを負極として用い
、そのドーピング率を40モル%にした以外は、実施例
1と全く同じ方法で〔電池実験〕を行なった結果、充・
放電効率が70%に低下するまでの繰り返し回数は66
7回を記録した。この電池の理論エネルギー密度は17
8W −hr/ Kyであり、最鳥兜・放電効率は10
0%であった。また、充電したままで62時間放置した
ところその自己放電率は2.1%であった。
実施例 3 実施例1において、負極に用いたアセチレン高重合体の
代りにL 1−Aj!合金(原子比が1:1)を負極と
して用い、その利用率を50%とした以外は、実施例1
と全く同じ方法で〔電池実験〕を行なった。その結果充
・放電効率が70%に低下するまでの繰り返し回数は7
81回を記録した。この電池の理論エネルギー密度は2
41W −hr/ Klであり、最鳥兜・放電効率は1
00%であった。また、充電したままで62時間放置し
たところその自己放電率は1.4%であった。
比較例 2 実施例3で電解液に12−クラウン−4を添加しなかっ
た以外は、実施例3と全く同様の方法で〔電池実験〕を
行なったが、繰り返し回数は522回、理論エネルギー
密度は229W −hr/都、最鳥兜・放電効率は95
%、自己放電率は6.0%であった。
実施例 4および5 実施例1の〔酸化重合体の製造方法〕において用いたア
ニリンの代りに表に示したアニリン講導体を用いて酸化
重合体を製造した。得られた酸化重合体を正極に用いた
以外は、実施例3と全く同じ条件で〔電池実験〕を行な
って表に示す結果を得た。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一興体例である非水二次電池の特性測定用
電池セルの断面概略図である。 1・・・負極用白金リード線 2・・・負極用白金網集電体 3・・・負 極 4・・・多孔性ポリプロピレン製隔膜 50,6正 極     6・・・正極用白金網集電体
704.正極リード線  8・・・テフロン製容器特許
出願人   昭和電工株式会社 株式会社 日立製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 正極がポリアニリン系化合物からなり、電解液がアルカ
    リ金属塩、クラウンエーテル化合物および有機溶媒から
    なることを特徴とする非水二次電池。
JP60125117A 1985-06-11 1985-06-11 非水二次電池 Pending JPS61284071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168974A (ja) * 1987-01-06 1988-07-12 Agency Of Ind Science & Technol 高分子電池
JP2000243446A (ja) * 1998-12-25 2000-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168974A (ja) * 1987-01-06 1988-07-12 Agency Of Ind Science & Technol 高分子電池
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