JPS61283928A - コンソ−ル機能切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、中央処理装置とコンソールの間に介在され
、コンソールの機能を切り換えるコンソール機能切換装
置に関するものである。

従来の技術 通常中形機態上の電子計算機システムでは、第６図に示
すように中央処理装置ＣＰＵに複数台のコンソールＣ１
〜ｃｏが備えられ、オペレーティングシステムによって
、それらが運用管理されている。複数台のコンソール０
１〜ｃｏのうちの１台のコンソールＣ１は、主コンソー
ルとして操作員とオペレーティングシステムとの通信の
基本的な役割を担い、オペレーティングシステム全体を
制御する機能を有する。その基本的な役割とは、たとえ
ばオペレーティングシステムの起動や終了などである。

主コンソールＣ０以外の副コンソールＣ２〜？。ハ、オ
ペレーティングシステムの運用用途別役割を担う。主コ
ンソールｃ１と各副コンソー１ｋ　Ｃ２〜ｃｏの役割は
、オペレーティングシステム生成時に定義される。

□　発明が解決しようとする問題点 上述のようなシステムでは、各コンソール０１〜′ｃｏ
がその役割によって必要としない状況になるときがある
。たとえば主コンソールＣ１は、オペレーティングシス
テムの起動や終了の操作、システムの異常発生時のメソ
セージ表示などにｊ吏用されるだけでたえず使用される
わけではない。そこでそのようなコンソールの役割機能
を簡単に切り換え、２つの機能を１台のコンソールが担
うことができればたいへん便利である。

したがって、この発明の目的は、１台のコンソールに２
つの役割機能をもたすことができるコンソール機能切換
装置を提供することである。

問題点を解決するための手段 第１図はこの発明の構成を明示するための機能ブロック
図である。

この発明のコンソール機能切換装置は、複数台のコンソ
ールをオペレーティングシステムによって運用管理しデ
ータ処理を行なう中央処理装置の２つの入出力制御部と
１台のコンソールとの間に介在されたコンソール機能切
換装置であって、前記入出力制御部からの出力データを
記４．１する記憶手段と、前記いずれか一方の入出力制
御部と前記１台のコンソール間のデータ伝送を可能にす
るとともに前記他方め入出力制御手段からの出力データ
を前記記憶手段に記憶する第１制御動作と、前記他方の
入出力制御部と前記１台のコンソ−ル間のデータ伝送を
可能にするとともに前記一方の入出力制御単段からの出
力データを前記記憶手段に記憶する第２制御動作とをす
るデータ制御手段と、このデータ制御手段に対して前記
第１および第２制御動作を切り換える指示をする切換指
示手段と、この切換指示手段の指示に応答して前記記憶
手段に記憶された前記出力データを前記１台のコンソー
ルに出力する記憶データ出力手段とからなるものである
。

作用 一方の入出力制御部とコンソール間を接続してその間の
データ伝送を可能にし、他方の入出力制御装置からの出
力データを記憶する第１制御動作と、他方の入出力制御
装置とコンソール間とを接続してその間のデータ伝送を
可能にし、一方の入出力制御装置からの出力データを記
憶する第２制御動作とを切り換え、その切換指示に応答
して記憶された前記出力データをコンソールに出力する
ことによって、２つの役割機能を有するようにコンソー
ルを使用することができ、コンソールを有効利用するこ
とができる。

実施例 第２図〜第５図に基づいてこの発明の一実施例を説明す
る。第２図はこの発明のコンソール機能切換装置ＣＣを
用いた電子計算機システムを示すブロック図である。中
央処理装置ＣＰＵはチャネル部ＣＨおよび入出力制御部
ｌ０Ｃ１〜■ｏＣｍを介してデータを入出力する。各入
出力制御部１０Ｃ，〜■ＯＣｍは、このオペレーティン
グシステムで定義されたコンソールの役割側に備えられ
、データを入出力する。各コンソール０２〜Ｃｎは、直
接容入出力制御部ｌ０Ｃ３〜ｌ０ＣＩＴｌに接続される
が、コンソールＣ１は、コンソール機能切換装置ＣＣを
介して２つの入出力制御装置ｌ０Ｃ１゜■ＯＣ２に接続
されている。

この実施例のコンソール機能切換装置ＣＣは、入出力制
御部１−　ＯＣ１とコンソール０１間のデータ伝送を可
能にするとともに入出力制御部ｌ０Ｃ２からの出力デー
タを記憶する第１制御動作と、入出力制御部■ＯＣ２と
コンソール０１間のデータ伝送を可能にするとともに入
出力制御部１０Ｃ１からの出力データを記憶する第２制
御動作とを切り換えることにより、コンソールＣ１の役
割機能を切り換える。たとえばコンソールＣ１に主コン
ソールとして役割機能をもたすときは、コンソールＣ１
と入出力制御部ＩＯＣ，を接続する。その間、入出力制
御部■ＯＣ２から出力される副コンソール用の表示デー
タは、記憶手段に記憶する。

次にコンソールＣ２に副コンソールとしての役割機能を
もたずときは、コンソールＣ２と入出力制御部■ＯＣ２
を接続する。その間、入出力制御部ｒｏｃ、から出力さ
れる主コンソール用の表示データは、記憶手段に記憶す
る。

第３図にこのコンソール機能切換装置ＣＣの一例の構成
を示す。Ｔ１は入出力制御部１０Ｃ，に接続される伝送
接続部、Ｔ２は入出力制御部ｌ０Ｃ２に接続される伝送
接続部、Ｔ８はコンソールＣ４に接続される伝送接続部
である。これらの伝送接続部Ｔ１〜Ｔ３は、マイクロコ
ンピュータＭＣによって制御される伝送インクフェイス
ＴＩに接続されている。この伝送インクフェイスＴＩは
、８２５１　　（ＵＳＡＲＴ）で実現することができる
。

マイクロコンピュータＭＣは、切換スイッチ用インタフ
ェイスＳｌを介して接続された切換スイッチＳＷの切換
動作によって伝送インタフェイスＴｌの機能を切り換え
データ伝送を制御する。内部記憶部Ｍは上述の記憶手段
であり、プログラムを記憶するためのＲＯＭ　（リード
オンリメモリ）と入出力制御部ｒｏｃ、、ｒｏｃ２から
の出力データを記憶するためのＲＡＭ　（ランダムアク
セスメモリ）で構成されている。

上述の切換スイッチ用インタフェイスＳｌは、たとえば
第４図に示すような構成で実現することができる。この
切換スイッチ用インタフェイスＳｌは、絶縁用フォトカ
プラＰＣ，７４８５などのアドレス比較器ＡＣアドレス
設定部ＡＳおよび７４００などのＮＡＮＤゲー１−　Ｇ
から成る。フォトカプラＰＣは切換スイッチＳＷとマイ
クロコンピュータＭＣのデータバスを電気的に絶縁し、
外部の電気的ノイズからＭＣを保護するために設けられ
ている。

この切換スイッチ用インクフェイスＳＩの動作として、
マイクロコンピュータＭＣが入力命令を実行したとき、
切換スイッチＳＷのオン／オフ状態がマイクロコンピュ
ータＭＣに入力されることを説明する。マイクロコンピ
ュータＭＣが人力命令を実行すると、まず入力命令が実
行されたことを示す入力命令信号が制御端子ＩＮＴＥか
ら出力されると同時に入力したいデータのデータ番号（
入力アドレス）がアドレスバスに出力される。

アドレスバスに出力されたアドレスデータは、アドレス
比較器ＡＳにおいて、アドレス設定部ＡＳで設定された
アドレスと比較される。この結果と上記の入力命令信号
と切換スイッチＳＷの３つのデータは、ＮＡＮＤゲート
ゲー入力される。これら３つの信号が共に出力された場
合には、データバスにＮＡＮＤゲートゲーオン信号が人
力命令のデータとしてマイクロコンピュータＭＣに取り
込まれる。切換スイッチＳＷがオフの場合はＮＡＮＤゲ
ートゲーオフ信号がマイクロコンピュータＭＣの入力命
令のデータとして取り込まれる。

このコンソール機能切換袋？ｆ　ＣＣのマイクロコンピ
ュータＭＣは、第５図に示すフローチャートに従って動
作を行なう。ステップｎ１では切換スイッチＳＷによる
コンソールＣ１の役割機能を切り換える指示があったか
否かを判断する。切換指示があるとステップｎ２に移っ
て、ＲＡＭに記憶されたデータをコンソールＣ１に出力
する。ステップｎ３では、切換スイッチＳＷの状態によ
って前記第１制御動作か前記第２制御動作かを判断する
。第１制御動作であるとステップｎ４に移り、伝送接続
部Ｔ、、’ｒ３間を伝送インタフェイスＴ■で接続し、
コンソールＣ１と入出力制御部ｒ　ｏｃ。

間のデータ伝送を可能にする。また伝送接続部Ｔ２に与
えられる入出力制御部ｌ０Ｃ２からの出力データを伝送
インクフェイスＴＩからＲＡＭに転送し記憶する。第２
制御動作であるとステップｎ５に移り、伝送接続部’ｒ
２．Ｔ、、間を接続し、コンソールＣ１と入出力制御部
ｌ０Ｃ２間のデータ伝送を可能にし、入出力制御部１０
Ｃ，からの出力データをＲＡＭに記憶する。

上述のようにしてコンソール機能切換装置ＣＣは、容易
に構成され、コンソールＣ１の機能を切り換え、コンソ
ールＣ１が２つの役割を担うようにすることができる。

たとえばオペレーティングシステムを起動するときは、
コンソールＣ７を入出力制御部ｒｏｃ、に接続し、コン
ソールＣ１を主コンソールとして使用する。オペレーテ
ィングシステムが起動されると、このコンソール機能切
換装置ＣＣを切換操作によってコンソールＣ１を入出力
制御部■ＯＣ２に接続し、コンソールＣ１を副コンソー
ルとして使用する。そしてオペレーティングシステムを
終了させるときやシステムの異常が発生した場合は、こ
のコンソール機能切換装置ＣＣを切換操作し、コンソー
ルＣ１を主コンソールとして使用する。

発明の効果 この発明のコンソール機能切換装置によれば、１台のコ
ンソールが中央処理装置の２つの入出力制御部に切り換
え接続され、接続されない方の入出力制御部からの出力
データが記憶され、切換操作直後に記憶された出力デー
タをコンソールに出力するので、１台のコンソールに２
つの機能をもたせ、コンソールを有効利用することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の構成を明示するための機能ブロッ
ク図、第２図はこの発明の一実施例の接続状態を示すブ
ロック図、第３図はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第４図は切換スイッチ用インタフェイスの一
例の構成を示す図、第５図はマイクロコンピュータの動
作を示すフローチャート、第６図は一般的な電子計算機
システムを簡略して示したブロック図である。 ０１〜ｃｏ・・・コンソール、ＣＣ・・・コンソール機
能切換装置、ＣＰＵ・・・中央処理装置、ＩＯＣ・・・
入出力制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台のコンソールをオペレーティングシステムによっ
   て運用管理しデータ処理を行なう中央処理装置の２つの
   入出力制御部と１台のコンソールとの間に介在されたコ
   ンソール機能切換装置であって、前記入出力制御部から
   の出力データを記憶する記憶手段と、前記いずれか一方
   の入出力制御部と前記１台のコンソール間のデータ伝送
   を可能にするとともに前記他方の入出力制御手段からの
   出力データを前記記憶手段に記憶する第１制御動作と、
   前記他方の入出力制御部と前記１台のコンソール間のデ
   ータ伝送を可能にするとともに前記一方の入出力制御手
   段からの出力データを前記記憶手段に記憶する第２制御
   動作とをするデータ制御手段と、このデータ制御手段に
   対して前記第１および第２制御動作を切り換える指示を
   する切換指示手段と、この切換指示手段の指示に応答し
   て前記記憶手段に記憶された前記出力データを前記１台
   のコンソールに出力する記憶データ出力手段とからなる
   コンソール機能切換装置。