JPS6128369A - かまぼこの気泡発生防止法 - Google Patents

かまぼこの気泡発生防止法

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Publication number
JPS6128369A
JPS6128369A JP14863584A JP14863584A JPS6128369A JP S6128369 A JPS6128369 A JP S6128369A JP 14863584 A JP14863584 A JP 14863584A JP 14863584 A JP14863584 A JP 14863584A JP S6128369 A JPS6128369 A JP S6128369A
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JP
Japan
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kamaboko
board
fish paste
boiled fish
heating
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Granted
Application number
JP14863584A
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English (en)
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JPS643472B2 (ja
Inventor
Shigeru Ishizuka
石塚 茂
Itaru Kobayashi
小林 至
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Kibun KK
Original Assignee
Kibun KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板付かまぼこにしばしば発生する気泡を防止
する方法に関するものである。−一般に、板付かまぼこ
は、薄く切断したとき、板との接触面のところに大小の
気泡がみられることが多い。
気泡が小さければ問題はないが、あまり大きくなってか
まぼこがえぐられたようになると、商品価値を著しるし
く減じてしまうことになる。
従来、板付かまぼこのほとんどに少くとも1ケの気泡が
又、多くは10ケ以上の気泡がみられるのが普通であっ
た。
本発明者らは、少しでも気泡の少い板付かまぼこを求め
て鋭意研究したところ、すり身をのせる前にかまぼこ板
を加熱するだけでほとんどの気泡が防止できることを知
ったのである、。
本発明は、かまぼこ板を加熱した後、かまぼこ原料を載
置し、かまぼこを製造することを特徴とするかまぼこの
気泡発生防止法である。
本発明では、かまぼこ板を30〜110℃、好ましくは
40〜70℃に加熱して、かまぼこ板のすきまや内部に
含まれた空気を膨張させて除去すること、又、加熱した
板の上にかまぼこ原料を載置することによって板との接
触面のかまぼこ原料を坐らせ組織を強固にし、さらにか
まぼこ原料と板との密着性を良くする。そのことによっ
て板からの空気及びかまぼこ原料を板に載置するときに
だきこんだ空気を板に吸収させ、板との接触面のかまぼ
こ原料に移行させないようにしたものである。30℃以
下では内部の空気はほとんど除去されないが、30℃以
上になるといくらかでも空気は膨張して除去され、かま
ぼこ原料が坐るので、その程度でもあとでかまぼこ製造
時の蒸煮による気泡の発生は抑制されるものである。好
ましいかまぼこ板の加熱温度は40〜70℃程度である
加熱はいかなる加熱でもよい。例えば、ガス火、電熱に
よる直接加熱、間接加熱、蒸気による直接加熱、間熱加
熱、湯又は熱水による直接加熱などがある。
設備として簡単で好ましいのは連続して運ばれてくるか
まぼこ板をガス火で直接上方から加熱する方式である。
ガス火直接加熱の場合は、かまぼこ板の品温が50〜6
0℃になるように加熱するのが最も好ましい。ガス火直
接加熱の場合は、かまぼこ板の上にすり身が乗りやすく
なっており、かまぼこ製造上からも好ましい。
また、電熱によるかまぼ1:板の直接加熱はガス火直接
加熱と同様に好ましいものである。
しかし、ガス火、電熱などの直接加熱の場合は品1が8
0℃を超えるようになるとこげを生じることがあるので
、こげを生じない程度まで温度を下げるのが必要である
生蒸気もしくは過熱蒸気を用いる直接加熱は、こげの心
配もなく、品温をかなり高く上げることができて好まし
いが、蒸気を有効に使用できるような装置にすることが
必要となる。
また、熱水の中にかまぼこ板を通せば、効率よく加熱さ
れて空気を除去することができる。この場合、かまぼこ
板の上に水が残るので、すり身の乗りが悪くなることが
あるので、よくふき取るか、ガス火等で蒸発させてやる
必要がある。
加熱時間は、温度が低ければ長くなり、温度が高ければ
短かくてもよい。
かまぼこ板の加熱によって、できるだけ空気を除去した
後、かまぼこ原料であるすり身が連続的に載置され、成
型される。
すり身の成型後、直ちに坐り室に入れ、45℃で20分
程度坐りが行なわれる。
坐り後、85℃で40分程度蒸煮することによってかま
ぼこ製品が完成する。
本発明によって、かまぼこ板をあらがしめ加熱して、板
に含まれた空気を除去しておけば、はとんどのかまぼこ
の板との接触面に気泡が発生することがなく実質的に問
題となることはなかった。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 連続的に送られてくるかまぼこ板を、上方に設けたガス
加熱装置で加熱し、がまぼこ板の表面温度が50℃にな
るようにする。その後直ちにすり身を載置するようにす
る。
一方、凍結すり身1 kg当りに食塩30gを添加して
、高速カッターで30分間攪拌し、すり身を用意する。
得られたすり身を連続注入機に入れ、上記の加熱したか
まぼこ板に連続的に載置して、順次成型し、これを坐り
室に入れ、蒸気で45℃で20分間坐りを行い、次いで
85℃で40分間蒸煮し、板付かまぼこを製造した。
得られた板付かまぼこを板の上を切さくして気泡をしら
べたところ2割のものに2〜5ケの気泡がみられる程度
に改善されているのが分った。
なお、かまぼこ板を加熱しないで製造した板付かまぼこ
は、同様に検査して約9割のものに2〜10ケの気泡が
みられる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)かまぼこ板を加熱した後かまぼこ原料を載置し、
    かまぼこを製造することを特徴とするかまぼこの気泡発
    生防止法。
  2. (2)かまぼこ板の加熱が30℃以上、好ましくは40
    〜70℃である特許請求の範囲第1項記載のかまぼこの
    気泡発生防止法。
JP14863584A 1984-07-19 1984-07-19 かまぼこの気泡発生防止法 Granted JPS6128369A (ja)

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JP14863584A JPS6128369A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 かまぼこの気泡発生防止法

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JP14863584A JPS6128369A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 かまぼこの気泡発生防止法

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JPS6128369A true JPS6128369A (ja) 1986-02-08
JPS643472B2 JPS643472B2 (ja) 1989-01-20

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ID=15457198

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0374294U (ja) * 1989-11-18 1991-07-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498177U (ja) * 1991-01-18 1992-08-25
JPH0498178U (ja) * 1991-01-18 1992-08-25

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176564A (ja) * 1984-02-24 1985-09-10 Bibun Corp 板付蒲鉾の形成方法及び装置

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JPS60176564A (ja) * 1984-02-24 1985-09-10 Bibun Corp 板付蒲鉾の形成方法及び装置

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