JPS6128166B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6128166B2 JPS6128166B2 JP4513777A JP4513777A JPS6128166B2 JP S6128166 B2 JPS6128166 B2 JP S6128166B2 JP 4513777 A JP4513777 A JP 4513777A JP 4513777 A JP4513777 A JP 4513777A JP S6128166 B2 JPS6128166 B2 JP S6128166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- gap
- dummy
- head
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、記録後直ちに再生を行うリードアフ
ターライトヘツドと呼ばれる磁気ヘツドに係り、
再生音に混入する雑音を除去することを目的とす
る。
ターライトヘツドと呼ばれる磁気ヘツドに係り、
再生音に混入する雑音を除去することを目的とす
る。
この種の磁気ヘツドは、記録ヘツド１と再生ヘ
ツド２をシールド板３を挟んで隣接対置して共通
のケース本体４に一体に組付けられる。１０，１
１はそれぞれ記録コア（半体）、１２は記録巻
線、２０，２１は再生コア（半体）、２２は再生
巻線、１３は記録ギヤツプ、２３は再生ギヤツプ
である。
ツド２をシールド板３を挟んで隣接対置して共通
のケース本体４に一体に組付けられる。１０，１
１はそれぞれ記録コア（半体）、１２は記録巻
線、２０，２１は再生コア（半体）、２２は再生
巻線、１３は記録ギヤツプ、２３は再生ギヤツプ
である。
上記の構成に於ては記録ヘツド１によりテープ
Ｔに記録された情報を再生ヘツド２により再生す
るとき、記録側よりのクロスフイードが雑音とし
て検出されて再生音に悪影響を与える。
Ｔに記録された情報を再生ヘツド２により再生す
るとき、記録側よりのクロスフイードが雑音とし
て検出されて再生音に悪影響を与える。
そこで第２図のように再生ヘツド２に再生コア
２０，２１と並設した半体のダミーコア５０，５
２を設けてダミーコア５２に出力巻線５１を巻
き、再生コア２１の巻線２２と直列且逆巻に接続
することによつて、両コア２１，５２に発生した
誘起電圧を互いに打消して、上記クロスフイード
に起因する再生雑音を減少させることができる。
２０，２１と並設した半体のダミーコア５０，５
２を設けてダミーコア５２に出力巻線５１を巻
き、再生コア２１の巻線２２と直列且逆巻に接続
することによつて、両コア２１，５２に発生した
誘起電圧を互いに打消して、上記クロスフイード
に起因する再生雑音を減少させることができる。
ところがテープ・磁気カード等の録音媒体Ｔの
磁気ヘツドに対する走行ガタにより、第３図のよ
うに正常位置ＴからT1の横にずれてダミーコア
５２にも掛る場合がある。そうするとダミーコア
５０，５２からも再生電圧が誘起され、再生コア
２０，２１からの出力電圧を減少すると共に、録
音媒体Ｔの移動で出力変動を生ずるという欠点が
ある。
磁気ヘツドに対する走行ガタにより、第３図のよ
うに正常位置ＴからT1の横にずれてダミーコア
５２にも掛る場合がある。そうするとダミーコア
５０，５２からも再生電圧が誘起され、再生コア
２０，２１からの出力電圧を減少すると共に、録
音媒体Ｔの移動で出力変動を生ずるという欠点が
ある。
そこで従来ダミーコアを録音媒体Ｔに接触しな
いように再生ヘツド面より低く引込ませる。第４
図のようにダミーコア５２のみを残してダミーコ
ア５０を除去した構成にすることが行われる。然
し前者は構造が複雑で高価になる。後者に於ては
再生側コア巻線２２とダミーコア巻線５１の出力
電圧に位相角（θ＝tan-1ωＬ／Ｒ）の差を生じ、前記 打消し効果を減じ依然クロスフイード雑音が残
る。
いように再生ヘツド面より低く引込ませる。第４
図のようにダミーコア５２のみを残してダミーコ
ア５０を除去した構成にすることが行われる。然
し前者は構造が複雑で高価になる。後者に於ては
再生側コア巻線２２とダミーコア巻線５１の出力
電圧に位相角（θ＝tan-1ωＬ／Ｒ）の差を生じ、前記 打消し効果を減じ依然クロスフイード雑音が残
る。
また一般に、SN比は磁気ヘツドと記録媒体と
の相対速度、磁気ヘツドの空隙間隔等に比例して
改善される。しかるに、最近の低スピード化は前
記相対速度の低下を、高密度記録化は前記空隙間
隔の縮少を意味する。これは磁気ヘツドの出力電
圧を低下させ（前記クロスフイード雑音は変化し
ない）、従つてSN比が悪化（小さくなる）する傾
向にある。
の相対速度、磁気ヘツドの空隙間隔等に比例して
改善される。しかるに、最近の低スピード化は前
記相対速度の低下を、高密度記録化は前記空隙間
隔の縮少を意味する。これは磁気ヘツドの出力電
圧を低下させ（前記クロスフイード雑音は変化し
ない）、従つてSN比が悪化（小さくなる）する傾
向にある。
本発明は上記の問題点を解決するもので、第４
図の従来例に対し、そのダミーコア５２（第１の
ダミーコア）に第２のダミーコア５３を並設して
両コア５２，５３で一つの磁気回路を形成し、そ
の磁路中にギヤツプ２３に対して直角にギヤツプ
６を設けてダミーコア５２と再生用コア２１間の
クロスフイード出力を打消すように構成したもの
である。実施例はダミーコア５２，５３の間に再
生ヘツド２のギヤツプ２３と直角の方向にギヤツ
プ６を設け、しかもダミーコア５２，５３はギヤ
ツプ２３に関して同じ片側に設けたものである。
図の従来例に対し、そのダミーコア５２（第１の
ダミーコア）に第２のダミーコア５３を並設して
両コア５２，５３で一つの磁気回路を形成し、そ
の磁路中にギヤツプ２３に対して直角にギヤツプ
６を設けてダミーコア５２と再生用コア２１間の
クロスフイード出力を打消すように構成したもの
である。実施例はダミーコア５２，５３の間に再
生ヘツド２のギヤツプ２３と直角の方向にギヤツ
プ６を設け、しかもダミーコア５２，５３はギヤ
ツプ２３に関して同じ片側に設けたものである。
第６図は本発明に係る第５図に於て再生用ヘツ
ド側のギヤツプ２３より左側のリード側サポート
２５に対するコア２１，５２，５３、ギヤツプ
６、コイル２２，５１の組込要領の一例を示す。
ド側のギヤツプ２３より左側のリード側サポート
２５に対するコア２１，５２，５３、ギヤツプ
６、コイル２２，５１の組込要領の一例を示す。
本発明に於ては、上記の構成により、ダミーコ
ア巻線５１が凹部５３ａに入り込むと共に、ダミ
ーコア５２，５３は端面５３ｂ，５３ｃで両端が
突合わされて一つの磁気回路を形成する。そし
て、録音媒体が走行する近傍の磁気回路内にギヤ
ツプ６を設けているのでインダクタンスＬの値が
第８図の特性が得られる大きさになり、ダミーコ
ア側のクロスフイード誘起電圧の位相角θｒ＝
tan-1ωＬ／Ｒを、再生コア側クロスフイード電圧の位 相角θ１に近づけ、その相互打消し効果を向上す
ることができる。
ア巻線５１が凹部５３ａに入り込むと共に、ダミ
ーコア５２，５３は端面５３ｂ，５３ｃで両端が
突合わされて一つの磁気回路を形成する。そし
て、録音媒体が走行する近傍の磁気回路内にギヤ
ツプ６を設けているのでインダクタンスＬの値が
第８図の特性が得られる大きさになり、ダミーコ
ア側のクロスフイード誘起電圧の位相角θｒ＝
tan-1ωＬ／Ｒを、再生コア側クロスフイード電圧の位 相角θ１に近づけ、その相互打消し効果を向上す
ることができる。
第７図の上段は、第４図の従来例におけるクロ
スフイードに起因する再生コア側出力電圧波形Ｖ
とダミーコア側出力電圧波形Vrとを、位相角θ
を横軸として比較したグラフ、第８図の上段は第
５図に例示する本発明の同上図を示すもので、上
記電圧Ｖ，Vrの位相角θ１、θｒの差が本発明
は小さいことを表わしている。
スフイードに起因する再生コア側出力電圧波形Ｖ
とダミーコア側出力電圧波形Vrとを、位相角θ
を横軸として比較したグラフ、第８図の上段は第
５図に例示する本発明の同上図を示すもので、上
記電圧Ｖ，Vrの位相角θ１、θｒの差が本発明
は小さいことを表わしている。
従つて上記各図の下段に波形図Vrを反転して
同Ｖに加えた曲線ａ，ｂの対比で明らかなよう
に、本発明の打消し効果が遥かに優れることが理
解される。なお本発明はマルチチヤンネルヘツド
にも利用される。
同Ｖに加えた曲線ａ，ｂの対比で明らかなよう
に、本発明の打消し効果が遥かに優れることが理
解される。なお本発明はマルチチヤンネルヘツド
にも利用される。
第１図はリードアフターライトヘツド磁気ヘツ
ドの斜視図、第２図はダミーコアを設けた場合の
正面図、第３図はその問題点の説明図、第４図は
その改造例の一部の正面図、第５図は本発明の正
面図、第６図はその分解斜視図、第７，８図は波
形図。 １は記録用ヘツド、２は再生用ヘツド、３はシ
ールド板、２１は再生用コア、５２，５３は第
１・第２のダミーコア、２２は再生巻線、５１は
ダミーコア巻線、１３，２３，６はギヤツプ。
ドの斜視図、第２図はダミーコアを設けた場合の
正面図、第３図はその問題点の説明図、第４図は
その改造例の一部の正面図、第５図は本発明の正
面図、第６図はその分解斜視図、第７，８図は波
形図。 １は記録用ヘツド、２は再生用ヘツド、３はシ
ールド板、２１は再生用コア、５２，５３は第
１・第２のダミーコア、２２は再生巻線、５１は
ダミーコア巻線、１３，２３，６はギヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シールド手段を介して記録用ヘツドと再生用
ヘツドとを隣接対置し、その再生用ヘツドのギヤ
ツプを境とした片側に第１のダミーコアを並設
し、前記再生用コアと第１のダミーコアに巻回し
た巻線を互いに逆向きに直列に接続したリードア
フターライトヘツドにおいて、 上記ギヤツプを境とした同じ片側で第１のダミ
ーコアに第２のダミーコアを突き合せて両コアで
一つの磁気回路を形成し、その磁路中に前記のギ
ヤツプに対して直角にギヤツプを設けて第１・第
２のダミーコアと再生用コア間のクロスフイード
出力を打消すように構成したことを特徴とする磁
気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513777A JPS53131015A (en) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | Magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513777A JPS53131015A (en) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | Magnetic head |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53131015A JPS53131015A (en) | 1978-11-15 |
| JPS6128166B2 true JPS6128166B2 (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=12710882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4513777A Granted JPS53131015A (en) | 1977-04-21 | 1977-04-21 | Magnetic head |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53131015A (ja) |
-
1977
- 1977-04-21 JP JP4513777A patent/JPS53131015A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53131015A (en) | 1978-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6031006B2 (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP2941886B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6128166B2 (ja) | ||
| US4672495A (en) | Thin-film magnetic head | |
| JPH024052B2 (ja) | ||
| JP2973012B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH06101104B2 (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
| JPS62185212A (ja) | 磁気記録ヘツド | |
| JPS5912761Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS642250Y2 (ja) | ||
| JPS6323773Y2 (ja) | ||
| JPS62129923A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP2509073Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JP2800400B2 (ja) | 磁気ヘッドおよび磁気記録装置 | |
| JPH0775052B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6284412A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0235610A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH01125709A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH071524B2 (ja) | 複数隣接磁気ヘツド | |
| JPH0357524B2 (ja) | ||
| JPH0445885B2 (ja) | ||
| JPH08106606A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0146922B2 (ja) | ||
| JPH0229915A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0528426A (ja) | 磁気ヘツド及びそれを用いた磁気記録または再生装置 |