JPS61280603A - ゴム磁石クリツプ及びその製造方法 - Google Patents

ゴム磁石クリツプ及びその製造方法

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Publication number
JPS61280603A
JPS61280603A JP12219785A JP12219785A JPS61280603A JP S61280603 A JPS61280603 A JP S61280603A JP 12219785 A JP12219785 A JP 12219785A JP 12219785 A JP12219785 A JP 12219785A JP S61280603 A JPS61280603 A JP S61280603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber magnet
sheet
thin
sheet type
type rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12219785A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Shimizu
清水 宏悦
Masanobu Yamamoto
山本 雅庸
Daiji Amamiya
雨宮 大二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichilaymagnet Co Ltd
Original Assignee
Nichilaymagnet Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nichilaymagnet Co Ltd filed Critical Nichilaymagnet Co Ltd
Priority to JP12219785A priority Critical patent/JPS61280603A/ja
Publication of JPS61280603A publication Critical patent/JPS61280603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は軟質又は半硬質材を積層したシート状ゴム磁石
を用い、磁石の吸着力によって2枚のシート状ゴム磁石
間に紙等を挟持させるクリップに関するものである。
従来の技術 従来の積層シート状ゴム磁石を用いたクリップの構成を
第8図に示す、積層シート状ゴム磁石10.10は相互
の磁極によって吸着される。シート状ゴム磁石10.1
0には半硬質塩化ビニル薄板11がはり合わされ、この
−万端に軟質塩化ビニル薄板12が溶着されて蝶番13
の機構をなしている。
第9図にこのクリップを展開したところを示す、積層シ
ート状ゴム磁石10を半硬質塩化ビニル薄板11が表面
を向くように間隔をあけて設置し、その上に帯状の軟質
塩化ビニル薄板12を置き、上部より高周波溶着電極板
によって両者の重畳部を溶着することによって構成され
ている。
発明が解決しようとする問題点 従来のクリップの場合、構成部品は積層シート状ゴム磁
石を2枚と軟質塩化ビニル薄板1枚との3点を必要とし
、成形の際には積層シ−ト状ゴム磁石2枚を精確に間隔
を隔てて並べなければならず、軟質塩化ビニル薄板3の
配置等の細かい多くの工数を要する。さらに、高周波溶
着においては、積層シート状ゴム磁石のゴム磁石部が高
周波によって発熱するので、塩化ビニル溶着の際の温度
調節が難しい。
本発明はシート状ゴム磁石と半硬質塩化ビニル薄板の積
層板を1枚だけ用い、シート状ゴム磁石を成形した部分
を蝶番とすることによって部品点数を削減すると共に、
製作工程の簡易化を図ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、シート状ゴム磁
石に半硬質又は軟質の薄い合成樹脂板を積層した積層板
に対し、シート状ゴム磁石の中央部を横断して加圧加熱
成形した薄厚部とし、この薄厚部を蝶番として前記シー
ト状ゴム磁石の異極同士が対向して前記積層板を開閉自
在にするという構成を用いた。
又、その製造方法として、薄い合成樹脂板とシート状ゴ
ム磁石とを積層して積層板とし、この積層板を前記シー
ト状ゴム磁石を表向きに台板上にのせ、シート状ゴム磁
石の中央部を横断する位置に加熱成形板を加圧し、シー
ト状ゴム磁石を加圧加熱成形して薄厚部の蝶番とし、シ
ート状ゴム磁石の異極同士が対向して吸着脱可能にする
という手段を用いた。
作  用 シート状ゴム磁石の薄厚部は折曲げ自在となっており、
蝶番の機能を果す、シート状ゴム磁石は、蝶番を介して
折り曲げた場合に互いに吸着するようになっている。す
なわち、薄厚部に並行に多極着磁が施されている。クリ
ップとしての作用は、シート状ゴム磁石の吸着面の間に
紙等を挟むことによって行なう。また、両側に開くこと
によって吸着は解け、紙等の挟持を解除できる。
薄厚部を成形する場合、シート状ゴム磁石の中央部を横
断する位置に加熱成形板を加圧する。このようにすれば
、薄厚部を介して折り曲げた場合、異極同士が対応する
ようになる。
実施例 以下、図面に従って本発明の詳細な説明する。第1図中
、1はシート状ゴム磁石で、軟質の合成樹脂にハードフ
ェライト粉末を混入後成形着磁したものである。2は薄
い合成樹脂であるところの半硬質塩化ビニルで、シート
状ゴム磁石1の一面に接着糊によって積層する。3はシ
ート状ゴム磁石の薄厚部で、加圧加熱成形によって形成
する。薄厚部3は半硬質塩化ビニル2とわずかな厚さの
シート状ゴム磁石から成っているため、容易に折り曲げ
可能となり、蝶番4の機能を果す、4は蝶番で、薄厚部
3を介してシート状ゴム磁石1を折曲げ、開閉自在とし
ている。シート状ゴム磁石lを折曲げたときに対向する
部分はそれぞれN極とS極とが対応し、磁力によって吸
着できるようにしている。第2図はゴム磁石クリップを
見開いたところを示す、5は耐熱性補強用フィルムで、
加圧加熱成形のときにシート状ゴム磁石1を、 保護し
、成形後にクリップとして使用する場合にも薄厚部3を
補強する。この耐熱性補強用フィルムを加えるか加えな
いかは何れでもよい、完成したゴム磁石クリップは、蝶
番4を介して両側に開き、その間に紙等を挟んで閉じ合
わせれば、紙等は対向する異極同士の吸着力によって確
実に挟持される0本実施例では薄い合成樹脂としては半
硬質の塩化ビニルを用いたが、軟質の合成樹脂を用いる
こともできる。
次に本発明のゴム磁石クリップの製造工程を第3図、第
4図に示す。先ず、シート状ゴム磁石1と半硬質塩化ビ
ニル2とを積層した積層板を、シート状ゴム磁石面が上
向きになるよう台板6上に配置する0次いで、シート状
ゴム磁石1の中央部を横断する位置の上方から加熱成形
板7を接触させ、徐々に垂直に加圧してゆき、第4図に
示すようにシート状ゴム磁石の薄厚部3を形成する。
加熱整形板7の接触する位置は、N極とS極との磁極中
性線8を中心にもってゆくようにすれば積層板を閉じた
場合にもずれがなく、出来上りのみばえがよい。
シート状ゴム磁石の薄厚部3の成形過程において、加熱
温度があまり高過ぎる場合には、薄厚部が形成されず、
第5図に示すように加圧時に加熱成形板7と台板6との
間で溶断されてしまう。加熱温度が幾分高い場合には薄
厚部の上端部には第611!Jに示すように山9が生じ
る。加熱温度が低い場合には第7図に示すように薄厚部
3は十分に薄く形成され、ず、蝶番として機能せず、折
曲げた時にはこの部分にひび割れが生じてしまう、すな
わち、加熱温度を適正にして加圧することによって第1
図に示した蝶番4が形成される。
積層板のシート状ゴム磁石の厚さO07■、半硬質塩化
ビニルの厚さ0.1mmの場合、薄厚部3の厚さが0.
2+am以下で1幅が3〜4+smであれば従来例の蝶
番と同等の機能の蝶番を構成することができる。また、
本実施例ではシート状ゴム磁石lと半硬質塩化ビニル2
との積層は、接着糊を用いるものが適している。温間加
圧によって積層したものは、加熱成形板7の加熱温度が
高いときにはシート状ゴム磁石と半硬質塩化ビニルとが
剥離しやすく、加熱温度制御が困難である。
本実施例では積層板には0.7mm厚さのシート状ゴム
磁石に0.1mm厚さの半硬質塩化ビニルを接着糊で加
圧加熱積層した0、8mmのものを用い、シート状ゴム
磁石は3mmピッチの多極着磁を施した。a層板のシー
ト状ゴム磁石面の中央部を横断する位置に厚さ3.5m
mの加熱成形板を位置させ、120 ’Oの加熱成形板
を垂直に降下させ、加圧約3秒で成形を行なった。成形
された薄厚部の最小厚さは0.15〜0.2++usと
なり、ゴム磁石の厚さは約0.05〜0.1mm、半硬
質塩化ビニルの厚さは約0.08〜O,1mm、薄厚部
の幅は約3mmとなった。このように成形した後、積層
板を薄厚部を介して内側に180度折曲げる。このよう
にすれば、薄厚部は第1図に示すように円形の空間部を
形成し、蝶番の作用をする。
発明の効果 従来のシート状ゴム磁石を用いたクリップでは部品点数
が3点もあり、高周波溶着の際は部品の位置決めのため
の工数を多く必要としていたが。
本発明ではシート状ゴム磁石に半硬!または軟質の合成
樹脂を積層したもの1枚を用いるのみであるので工数は
削減され、製造が容易である。また、ゴム磁石クリップ
の蝶番は薄厚部のみで構成されており、蝶番自体が柔軟
であるので折り曲げて対応する面のS極とN極とはぴっ
たりと一致させることができ、確実な挟持をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴム磁石クリップの斜視図、第2図は
これを見開いたところを示す斜視図、第3〜4図は製造
過程を示す断面図、第5〜7図は加熱成形板の温度設定
が不適切の場合の薄厚部の要部断面図、第8〜9図は従
来例のクリップを示す斜視図及び平面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状ゴム磁石に半硬質又は軟質の薄い合成樹
    脂板を積層した積層板に対し、シート状ゴム磁石の中央
    部を横断して加圧加熱成形した薄厚部とし、この薄厚部
    を蝶番として前記シート状ゴム磁石の異極同士が対向し
    て前記積層板を開閉自在にしたゴム磁石クリップ。
  2. (2)薄い合成樹脂板とシート状ゴム磁石とを積層して
    積層板とし、この積層板を前記シート状ゴム磁石を表向
    きに台板上にのせ、シート状ゴム磁石の中央部を横断す
    る位置に加熱成形板を加圧し、シート状ゴム磁石を加圧
    加熱成形して薄厚部の蝶番とし、シート状ゴム磁石の異
    極同士が対向して吸着脱可能にしたことを特徴とするゴ
    ム磁石クリップの製造方法。
JP12219785A 1985-06-05 1985-06-05 ゴム磁石クリツプ及びその製造方法 Pending JPS61280603A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244020A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 永久磁石、その着磁コイル及び着磁方法
FR2716744A1 (fr) * 1994-02-25 1995-09-01 Gout Serigraphie Y Dispositif magnétique à deux mors reliés, procédé de fabrication de ce dispositif et articles composés de ce dispositif ou comprenant un tel dispositif.
EP1800568A1 (en) * 2005-12-22 2007-06-27 Chen, Han-Chin Universal sticker
JP2020025299A (ja) * 2012-11-05 2020-02-13 ジーユーアイ グローバル プロダクツ,リミテッド リビングヒンジを利用しているデバイス及び付属品

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EP1800568A1 (en) * 2005-12-22 2007-06-27 Chen, Han-Chin Universal sticker
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