JPH06198739A - 高周波溶接用金型、高周波溶接方法およびその製品 - Google Patents

高周波溶接用金型、高周波溶接方法およびその製品

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JPH06198739A
JPH06198739A JP5274067A JP27406793A JPH06198739A JP H06198739 A JPH06198739 A JP H06198739A JP 5274067 A JP5274067 A JP 5274067A JP 27406793 A JP27406793 A JP 27406793A JP H06198739 A JPH06198739 A JP H06198739A
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JP
Japan
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layer
frequency welding
mold
region
tab
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JP5274067A
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English (en)
Inventor
Ernesto Benvenuto
ベンヴェニュート エルネスト
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Nordica SpA
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Nordica SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリウレタンを母材とし、及び/又は高密度
であって、0.5ないし5ミリメートルの厚みを有する
プラスチック材料からなる2つの層を高周波溶接するた
めの金型を提供すること。 【構成】 金型(1)は、一つ以上の突起要素(15)
を溶接領域に設けられた少なくとも一つの下側電極
(5)を有し、相当な厚みの材料を用いた高周波溶接を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波溶接用金型、高
周波溶接方法およびその製品に関し、特に、ポリウレタ
ンを母材としたプラスチック材料からなり相当の厚みを
有する二つの層を高周波溶接するための金型に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波溶接では、高周波電磁場によって
誘起された電流により熱が生じる。高周波溶接は、現
在、0.1ないし0.5ミリメートル厚のフィルム又は
シートを溶接するために用いられている。例えば、適合
型の2つの金型部分によって圧縮力を印加することによ
り、溶接すべき2つの重なり合ったフラップの分子浸透
が行われる。
【0003】プラスチック材料の中の、ポリ塩化ビニル
などの高密度材料が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この材料を用いる場
合、磁気的な変動が、27MHz近傍の非常に高い周波
数で発生し、これにより相当の温度上昇が生じる。ポリ
塩化ビニルの燃焼によって非常に有毒なガスが発生する
ので、現在、ポリ塩化ビニルについては、高周波溶接を
使用することは少なくなって来ている。
【0005】更に、高周波溶接には薄くて柔軟性のある
材料を用いる必要があるが、この様な材料は、構造部品
に剛性が要求される製品、例えば、スキーブーツやロー
ラスケート等のプラスチック・スポーツ靴のような製品
の構造部品には使用できない。本発明の目的は、上述の
問題点を克服すべく、ポリウレタンを母材とし、及び/
又は高密度であって、相当な厚みを有するプラスチック
材料を高周波溶接可能とする金型および高周波溶接方法
ならびにこの種のプラスチック材料からなる高周波溶接
製品を提供することにある。
【0006】上述の目的の範囲内において、本発明の目
的は、相互結合可能な個々の部品をバリを生じることな
しに最適に高周波溶接することにより、スポーツ靴を生
産するようにされた金型を提供することにある。本発明
の別の目的は、使用上の安全性および信頼性に富み、製
造コストが低廉な金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的及び下記から
明かとなる別の目的は、ポリウレタンを母材とし、及び
/又は高密度であって、相当な厚みを有するプラスチッ
ク材料からなる少なくとも2つの層を高周波溶接するた
めの金型により達成される。この金型は、溶接領域に少
なくとも一つの突起要素が設けられた少なくとも一つの
下側電極と、上側電極とを備えている。上側電極には挿
入体が関連づけられ、この挿入体は、耐熱性プラスチッ
ク材料からなるもので、プラスチック材料からなる2つ
の層の一方の溢出を防止するための手段を構成すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明は、ポリウレタンを母材と
し、及び/又は高密度であって、相当の厚みのプラスチ
ック材料からなる少なくとも2つの層の高周波溶接方法
において、金型を開き、タブが第1シート内に存するよ
うに第2層を位置決めし、第1層の第1端をタブに重
ね、第1端と縁との間に自由な相互空間を残す第1工程
を備えることを特徴とする。
【0009】更に、本発明の高周波溶接製品は、ポリウ
レタンを母材とし、及び/又は高密度であって、相当の
厚みのプラスチック材料からなる第1層及び第2層を備
え、両層は材料の溢出なしに相互に結合されることを特
徴とし、製品は、タブの下面に、少なくとも一つの突起
要素に対して相補的な形状に形成される第2層を有し、
縁と第1端とを相互に混和もしくは調和させるための領
域は、少なくとも一つの挿入体の存在により完全に輪郭
づけられることを特徴とする。
【0010】本発明の別の特徴および利点は、添付図面
に例示され限定的なものではない特定の実施例について
の詳細な説明から明かとなろう。
【0011】
【作用】型開きが行われ、第2層のタブが第1シート上
に位置づけられ、更に、第1層の第1端と第2層の縁と
の間に相互空間を残して第1端がタブの上に重ねられ
る。次に、型閉じ状態で溶接が開始される。この溶接の
間、金型への圧力印加によりタブが可塑化される。挿入
体が存するので、第1層及び第2層の損傷および両層の
構成材料の溢出が防止される。
【0012】溶接および型開きが完了すると、第1層お
よび第2層を備えた製品が得られる。両層は、材料が溢
出することなしに互いに完全に結合される。
【0013】
【実施例】添付図面を参照すると、参照符号1は、プラ
スチック材料からなる第1層2および第2層3の高周波
溶接に用いられる金型を示し、同プラスチック材料は、
ポリウレタンを母材とし及び/又は高密度であって、相
当な厚み(例えば、0.5ないし5ミリメートルの厚
み)を有している。
【0014】第1層及び第2層は、電気強度が49ない
し50KV/mmで、電気抵抗が約1012Ω/cmで、
絶縁耐力が4.6ないし4.9である熱可塑性材料から
なる。金型1は、上側電極4および下側電極5によって
構成され、両電極は、圧力により相互に重ね合わせ可能
である。
【0015】図示の実施例において、フラップ6の成形
が示されている。フラップ6は、弓状の横断面を有する
2つの要素からなる。又、フラップ6は、スポーツ靴の
シェル或いは四分体(quarter)に実質的に関連づけら
れる。或いは、フラップは、シェルまたは四分体に溶接
可能である。図示した実施例では、第1層2は、実質的
に平坦でかつほぼ円弧状に形成されている。この第1層
において、第1端7は、下側に横たわるタブ8に結合さ
れなければならない。同タブは、第2層3の表面9より
も下方の平面にある段部に結合されている。
【0016】このため、上側電極4は、下側に横たわる
第1層2に対して相補的な形状に形成された第1領域1
0を有している。第1層の第1端7は、両電極の長手方
向中間面を僅かに越えて配されている。また、上側電極
4は、第2層3の表面9の上側に横たわる領域に第2平
坦領域11を有している。
【0017】下側電極4は、中間領域に第1シート12
を有している。この第1シート12は、タブ8に対して
相補的な形状に形成されている。一方、第3領域13及
び第4領域14は、第1シート12に隣接して夫々形成
され、又、第1層2の曲率および第2層3の曲率にほぼ
等しい曲率を夫々有している。下側電極5は、溶接領域
に対応する第1シート12に一つ以上の突起要素15を
有し、図示の実施例では突起要素はエネルギ集中装置か
らなる。このエネルギ集中装置は、中間領域に配される
もので、帯状形状を有し、同帯状形状は、第1端7とタ
ブ8との間に形成されるべき重畳部において、フラップ
6の横断方向延長部に部分的に影響を及ぼす。
【0018】突起要素15は、実際、第1シート12の
底部16を僅かに越えて突出している。少なくとも一つ
の挿入体17は、上側電極に連結されるもので、プラス
チック材料からなる帯状体を備えている。この帯状体
は、溶接温度に耐えるもので、下側に横たわる下側電極
5側に突出する歯部18を有し、同歯部は、第1層2の
第1端7と縁19との間にあってタブ8と第2層3の表
面9とを混和もしくは調和させるための相互空間内に配
されるようになっている。
【0019】挿入体17の目的は、第1層及び/又は第
2層の一方の材料が溶接中に溢出するのを回避すること
である。溶接は、実際、次の方法に従って行われる。第
1工程では、型開きが行われ、又、第2層3のタブ8が
第1シート12上に位置づけられ、更に、第1端7と縁
19との間に自由な相互空間を残して、第1層2の第1
端7がタブ8の上に重ねられる。
【0020】上述の工程を図1及び図2に概略的に示
す。次いで、図3に示すように型閉じが行われ、この型
閉じにおいて、挿入体17は、第1層2の第1端7と縁
19との間の、タブ8と第2層3の表面9とを混和もし
くは調和させるための相互空間内に歯部18を位置づけ
る。歯部18は、縁19に対して、及び、第1端7に対
して相補的な形状に形成されている。
【0021】この最初の工程の間に溶接が開始される。
この溶接の間、金型に圧力が印加され、この圧力印加に
より、可塑化中、タブ8は第1シート12内に自ずから
配されて、突起要素15に対して相補的な形状に形成さ
れる第2シート20を形成する。挿入体17が存するこ
とで、第1層及び第2層の露出部分に対する損傷が回避
されると共に、両層を構成する材料が溶接中に溢出する
ことが防止される。
【0022】溶接が一旦完了しかつ型開きが完了する
と、第1層2及び第2層3を備えた製品が得られる。両
層は、材料が溢出することなしに互いに完全に結合され
る。強調すべきは、突起要素15に対して相補的な形状
に形成される第2シート20がタブ8の下面に存するこ
とである。縁19と第1端7との間の混和領域もしくは
調和領域は、挿入体17の存在により完全に輪郭づけさ
れる。
【0023】以上から、本発明によれば、上述の目的が
達成されることが明かであり、又、ポリウレタンを母材
とし、及び/又は高密度であって、厚さの厚いプラスチ
ック材料の高周波溶接を、溢出を生じることなしに最適
に達成可能とする金型が提供されることが明かである。
本発明の金型は、種々の変形が可能であり、これらの変
形全ては、同一発明概念の範囲内に入る。
【0024】例えば、溶接プロセスは、プラスチック材
料からなる板を、同様にプラスチック材料からなり下側
に横たわる支持体に重ね合わせるためにも使用可能であ
る。従って、溶接は、支持体に当接する板の周辺領域に
影響を及ぼすことになり、好適形状のエネルギ集中装置
が提供されることになる。金型の個々の部品を構成する
材料および寸法は、特定の要件に従って最適なものにさ
れる。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ポリウ
レタンを母材とし、及び/又は高密度であって、相当な
厚みを有するプラスチック材料からなる少なくとも2つ
の層を高周波溶接するための金型において、溶接領域に
少なくとも一つの突起要素が設けられた少なくとも一つ
の下側電極と、上側電極とを備え、上側電極には挿入体
が関連づけられ、挿入体は、耐熱性プラスチック材料か
らなるもので、プラスチック材料からなる2つの層の一
方の溢出を防止するための手段を構成するので、ポリウ
レタンを母材とし、及び/又は高密度であって、相当な
厚みを有するプラスチック材料を高周波溶接可能とする
金型を提供できる。本発明の金型によれば、相互結合可
能な個々の部品をバリを生じることなしに最適に高周波
溶接することにより、スポーツ靴を生産可能である。ま
た、本発明の金型は、使用上の安全性および信頼性に富
み、製造コストが低廉である。
【0026】本発明の高周波溶接方法は、金型を開き、
タブが第1シート内に存するように第2層を位置決め
し、第1層の第1端をタブに重ね、第1端と縁との間に
自由な相互空間を残す第1工程を備えるので、ポリウレ
タンを母材とし、及び/又は高密度であって、相当な厚
みを有するプラスチック材料を高周波溶接可能である。
更に、本発明の高周波溶接製品は、ポリウレタンを母材
とし、及び/又は高密度であって、相当の厚みのプラス
チック材料からなる第1層及び第2層を備え、両層は材
料の溢出なしに相互に結合されることを特徴とし、製品
は、タブの下面に、記少なくとも一つの突起要素に対し
て相補的な形状に形成される第2層を有し、縁と第1端
とを相互に混和もしくは調和させるための領域は、少な
くとも一つの挿入体の存在により完全に輪郭づけられる
ので、剛性が要求される構造部品を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチック材料からなる溶接すべき2つの層
の構成を示す、型開き状態にある金型の上側及び下側電
極の断面図である。
【図2】下側電極におけるプラスチック材料の2つの層
を示す図1と同様の図である。
【図3】プラスチック材料の2つの層の一方に隣接した
挿入体を備えた上側電極を示す図1及び図2と同様の図
である。
【図4】熱成形工程の後の型閉じを示す図1ないし図3
と同様の図である。
【図5】結合層の詳細断面斜視図である。
【図6】エネルギ集中装置による押圧で結合されたプラ
スチック材料の2つの層の一実施例の底面図である。
【図7】図6のVII−VII面に沿う断面図である。
【図8】図6の2つの層の頂面図である。
【符号の説明】
1 金型 2 第1層 3 第2層 4 上側電極 5 下側電極 6 フラップ 7 第1端 8 タブ 9 第2層の表面 10 第1領域 11 第2平坦領域 12 第1シート 13 第3領域 14 第4領域 15 突起要素 16 第1シートの底部 17 挿入体 18 歯部 19 縁 20 第2シート

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタンを母材とし、及び/又は高
    密度であって、相当な厚みを有するプラスチック材料か
    らなる少なくとも2つの層を高周波溶接するための金型
    において、 溶接領域に少なくとも一つの突起要素が設けられた少な
    くとも一つの下側電極と、上側電極とを備え、前記上側
    電極には挿入体が関連づけられ、前記挿入体は、耐熱性
    プラスチック材料からなるもので、前記プラスチック材
    料からなる2つの層の一方の溢出を防止するための手段
    を構成することを特徴とする高周波溶接用金型。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つの突起要素はエネル
    ギ集中装置を構成することを特徴とする請求項1に記載
    の高周波溶接用金型。
  3. 【請求項3】 前記第1層及び第2層は、電気強度が4
    0ないし50KV/mmで、電気抵抗が約1012Ω/c
    mで、絶縁耐力が4.6ないし4.9である熱可塑性材
    料からなることを特徴とする請求項1または2に記載の
    高周波溶接用金型。
  4. 【請求項4】 前記上側電極及び前記下側電極は、圧力
    により相互に重ね合わせられることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の高周波溶接用金型。
  5. 【請求項5】 スポーツ靴のシェルまたは四分体に関連
    づけ可能なフラップを形成可能とするものであって、前
    記フラップは横断面弓状であり、前記第1層は円弧状で
    あり、又、前記第1層の第1端は、下側に横たわるタブ
    に結合されることを要し、前記タブは、前記第2層の表
    面よりも下方にある平面に段部を形成するように混和も
    しくは調和されることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の高周波溶接用金型。
  6. 【請求項6】 前記上側電極は、前記下側に横たわる第
    1層に対して相補的な形状に形成された第1領域を有
    し、前記第1層の第1端は、両前記電極の長手方向中間
    面を僅かに越えて配され、前記上側電極は、前記第2層
    の前記表面の上側に横たわる領域に第2平坦領域を有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の高周波溶接用金
    型。
  7. 【請求項7】 前記下側電極は、その中間領域に、前記
    タブに対して相補的な形状に形成された第1シートを有
    する一方、前記第1シートに隣接する領域に第3領域及
    び第4領域が形成され、前記第3領域及び第4領域は、
    前記第1層及び第2層の曲率とほぼ等しい曲率を夫々有
    していることを特徴とする請求項6に記載の高周波溶接
    用金型。
  8. 【請求項8】 前記下側領域は、溶接領域に対応する前
    記第1シートに、一つ以上の突起要素を有し、該突起要
    素は、中間領域に配されるエネルギ集中装置により構成
    され、該エネルギ集中装置は、帯状形状に形成されて、
    前記第1端と前記タブとの間に形成されるべき重畳部に
    おいて前記フラップの横方向延長部に部分的に影響を及
    ぼすことを特徴とする請求項7に記載の高周波溶接用金
    型。
  9. 【請求項9】 前記突起要素は、前記第1シートの底部
    を僅かに越えて突出することを特徴とする請求項8に記
    載の高周波溶接用金型。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの挿入体が、前記上側
    電極に結合されると共に帯状体により構成され、該帯状
    体は、溶接温度に耐え、前記下側に横たわる下側電極側
    へ突出する少なくとも一つの歯部を有し、前記歯部は、
    前記第1層の前記第1端と縁との間に存して前記タブと
    前記第2層の前記表面とを相互に混和もしくは調和させ
    るための相互空間内に配されるようにされていることを
    特徴とする請求項9に記載の高周波溶接用金型。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の、ポリウレタンを母材とし、及び/又は高密度であっ
    て、相当の厚みのプラスチック材料からなる少なくとも
    2つの層の高周波溶接方法において、 前記金型を開き、前記タブが前記第1シート内に存する
    ように前記第2層を位置決めし、前記第1層の前記第1
    端を前記タブに重ね、前記第1端と前記縁との間に自由
    な相互空間を残す第1工程を備えることを特徴とする高
    周波溶接方法。
  12. 【請求項12】 前記金型を閉じて、前記挿入体の前記
    少なくとも一つの歯部を、前記第1層の前記第1端と前
    記縁との間に形成されて前記タブと前記第2層の前記表
    面とを相互に混和もしくは調和させるための相互空間内
    に位置づける第2工程を備えることを特徴とする請求項
    11に記載の高周波溶接方法。
  13. 【請求項13】 前記歯部は、前記縁と前記第1端とに
    対して相補的な形状に形成されることを特徴とする請求
    項12に記載の高周波溶接方法。
  14. 【請求項14】 溶接を行う第3工程を備え、前記第3
    工程中、前記金型に印加される圧力により、可塑化中の
    前記タブが前記第1シート内に配されて、前記突起要素
    に対して相補的な形状に形成される第2シートを形成す
    ることを特徴とする請求項12に記載の高周波溶接方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の方法および金型を用いて製造される製品において、 ポリウレタンを母材とし、及び/又は高密度であって、
    相当の厚みのプラスチック材料からなる第1層及び第2
    層を備え、両前記層は材料の溢出なしに相互に結合され
    ることを特徴とし、前記製品は、前記タブの下面に、前
    記少なくとも一つの突起要素に対して相補的な形状に形
    成される前記第2層を有し、前記縁と前記第1端とを相
    互に混和もしくは調和させるための領域は、前記少なく
    とも一つの挿入体の存在により完全に輪郭づけられるこ
    とを特徴とする高周波溶接製品。
JP5274067A 1992-11-11 1993-11-02 高周波溶接用金型、高周波溶接方法およびその製品 Pending JPH06198739A (ja)

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