JPS6210827B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210827B2 JPS6210827B2 JP59153469A JP15346984A JPS6210827B2 JP S6210827 B2 JPS6210827 B2 JP S6210827B2 JP 59153469 A JP59153469 A JP 59153469A JP 15346984 A JP15346984 A JP 15346984A JP S6210827 B2 JPS6210827 B2 JP S6210827B2
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- JP
- Japan
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- paper board
- paper
- synthetic resin
- joint
- joining
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は紙缶胴の製造方法に関するもので、
缶を製造する分野で利用されるものである。
缶を製造する分野で利用されるものである。
（従来の技術）
従来紙缶胴を製造する方法として、表裏面に熱
溶着性合成樹脂が層着された紙板の両端部を熱溶
着する方法は知られている。そして、斯る方法に
おける紙板の端縁部処理の技術としては、熱溶着
性合成樹脂テープを紙板の両端間に挟み、熱圧着
により前記テープで紙板の端縁部を被覆する方法
（特開昭54−40774号）、紙板の両端縁に樹脂条形
成する方法（特開昭51−127878号）が知られてい
る。
溶着性合成樹脂が層着された紙板の両端部を熱溶
着する方法は知られている。そして、斯る方法に
おける紙板の端縁部処理の技術としては、熱溶着
性合成樹脂テープを紙板の両端間に挟み、熱圧着
により前記テープで紙板の端縁部を被覆する方法
（特開昭54−40774号）、紙板の両端縁に樹脂条形
成する方法（特開昭51−127878号）が知られてい
る。
（解決すべき問題点）
前記特開昭54−40774号の方法においては、合
成樹脂テープを紙板の両端間に挟む為、製造工程
が複雑とならざるを得なかつた。また特開昭51−
127878号の方法においては、紙板の端縁を予め樹
脂条で覆うものであるから、塗布によることはで
きなかつた。
成樹脂テープを紙板の両端間に挟む為、製造工程
が複雑とならざるを得なかつた。また特開昭51−
127878号の方法においては、紙板の端縁を予め樹
脂条で覆うものであるから、塗布によることはで
きなかつた。
（問題点を解決する為の手段）
この発明は、表裏面に熱溶着性合成樹脂が層着
された紙板の両端部を重ねて熱溶着する方法にお
いて、前記紙板の外はぜ側端部表面及び内はぜ側
端部裏面（端面は除く）に合成樹脂を鋸歯状に塗
布し、紙板の接合時に前記合成樹脂を溶融して加
圧延伸させることにより、紙板端面を被覆するこ
とを特徴としたものである。
された紙板の両端部を重ねて熱溶着する方法にお
いて、前記紙板の外はぜ側端部表面及び内はぜ側
端部裏面（端面は除く）に合成樹脂を鋸歯状に塗
布し、紙板の接合時に前記合成樹脂を溶融して加
圧延伸させることにより、紙板端面を被覆するこ
とを特徴としたものである。
前記紙板の側端部に塗布する合成樹脂は通常数
mm幅程度に亘つて塗布すればよい。
mm幅程度に亘つて塗布すればよい。
（発明の作用）
この発明において、鋸歯状に塗布された合成樹
脂は、接合時に溶融されることによつて、紙板の
端面を被覆する作用を有する。また鋸歯状に塗布
してあるので、溶融時に、板状に塗布したものに
比較して比較的小さな圧力で均等に延伸され、紙
板の端面をむらなく被覆する作用を有する。
脂は、接合時に溶融されることによつて、紙板の
端面を被覆する作用を有する。また鋸歯状に塗布
してあるので、溶融時に、板状に塗布したものに
比較して比較的小さな圧力で均等に延伸され、紙
板の端面をむらなく被覆する作用を有する。
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
（実施例）
芯紙板７の表面に合成樹脂（例えばポリエチレ
ンフイルム）４を層着すると共に、芯紙板７の裏
面にアルミ箔８を層着し、該アルミ箔８に合成樹
脂４ａを層着して紙板１を形成し、該紙板１の接
合端部２を８mm幅に亘つて加圧して、筒状体の内
側へ張出した接合段部３を形成する。前記紙板１
の接合端部（内はぜ側）２の紙筒内壁側となる部
分へ予め合成樹脂５を塗布し、他側接合端部（外
はぜ側）２ａの紙筒外壁になる部分へ予め合成樹
脂５ａを塗布してある。前記合成樹脂５，５ａは
紙板の側面において鋸歯状に層着しておく。次に
前記紙板をまるめ、その縦接合部の内外へ型を当
接し、内外型で接合部を挟着し、該部を加圧加熱
し、段部を有する接合部となる。この場合、紙板
１の内外面に層着された合成樹脂４，４ａの軟化
によつて接合段部３の外側面と接合端部２ａの内
側面とは固着し、紙板１の接合段部３の端部に塗
布した合成樹脂５は紙板１の端面９方向へ延伸さ
れ、接合段部３の内側端部、端面９および他側接
合端部２ａの内側を被覆する。一方紙板１の接合
端部２ａに塗布した合成樹脂５ａは紙板１の端面
方向へ延伸され、接合端部２ａの端面９ａを被覆
する。このようにして、接合部１０の両端縁部が
合成樹脂で被覆され、完全な耐液面の形成された
紙缶胴６を得ることができる。
ンフイルム）４を層着すると共に、芯紙板７の裏
面にアルミ箔８を層着し、該アルミ箔８に合成樹
脂４ａを層着して紙板１を形成し、該紙板１の接
合端部２を８mm幅に亘つて加圧して、筒状体の内
側へ張出した接合段部３を形成する。前記紙板１
の接合端部（内はぜ側）２の紙筒内壁側となる部
分へ予め合成樹脂５を塗布し、他側接合端部（外
はぜ側）２ａの紙筒外壁になる部分へ予め合成樹
脂５ａを塗布してある。前記合成樹脂５，５ａは
紙板の側面において鋸歯状に層着しておく。次に
前記紙板をまるめ、その縦接合部の内外へ型を当
接し、内外型で接合部を挟着し、該部を加圧加熱
し、段部を有する接合部となる。この場合、紙板
１の内外面に層着された合成樹脂４，４ａの軟化
によつて接合段部３の外側面と接合端部２ａの内
側面とは固着し、紙板１の接合段部３の端部に塗
布した合成樹脂５は紙板１の端面９方向へ延伸さ
れ、接合段部３の内側端部、端面９および他側接
合端部２ａの内側を被覆する。一方紙板１の接合
端部２ａに塗布した合成樹脂５ａは紙板１の端面
方向へ延伸され、接合端部２ａの端面９ａを被覆
する。このようにして、接合部１０の両端縁部が
合成樹脂で被覆され、完全な耐液面の形成された
紙缶胴６を得ることができる。
上記実施例によれば、筒状体の内側へ張り出し
た接合段部３を設けたので、接合部の外側は面一
となるが、接合段部は筒状体の外側へ張り出して
もよい。また接合段部を設けなくともよい。
た接合段部３を設けたので、接合部の外側は面一
となるが、接合段部は筒状体の外側へ張り出して
もよい。また接合段部を設けなくともよい。
（発明の効果）
この発明によれば、紙板の接合端部に合成樹脂
を鋸歯状に塗布したので、紙板接合時に前記合成
樹脂を溶融させ、もつて紙板端面を被覆すること
ができる。特に、合成樹脂は鋸歯状に塗布したの
で、比較的小さな圧力で良好な延伸状態を得るこ
とができ、紙板端面を均一に被覆することができ
る（この点は実験で確認されている）。また小圧
力で延伸できるので、紙板接合面の合成樹脂が端
縁から押し出されることもなく、確実な接合状態
を得ることができる。
を鋸歯状に塗布したので、紙板接合時に前記合成
樹脂を溶融させ、もつて紙板端面を被覆すること
ができる。特に、合成樹脂は鋸歯状に塗布したの
で、比較的小さな圧力で良好な延伸状態を得るこ
とができ、紙板端面を均一に被覆することができ
る（この点は実験で確認されている）。また小圧
力で延伸できるので、紙板接合面の合成樹脂が端
縁から押し出されることもなく、確実な接合状態
を得ることができる。
したがつてこの発明によれば、合成樹脂を鋸歯
状に塗布したので、必要量の合成樹脂を容易かつ
速やかに溶融し、紙板の端面を予め合成樹脂で被
覆せずとも、前記合成樹脂の加圧延伸による被覆
が可能となる。したがつて、簡易な操作装置によ
つて紙板接合部における耐液性が高く、かつ接合
強度の高い紙缶胴を、極めて容易に製造すること
ができる。また紙板の一側縁部に段部を設けたの
で、紙板の他側縁部を重ねることによつて紙缶胴
の外面は滑らかな弧状となる効果がある。
状に塗布したので、必要量の合成樹脂を容易かつ
速やかに溶融し、紙板の端面を予め合成樹脂で被
覆せずとも、前記合成樹脂の加圧延伸による被覆
が可能となる。したがつて、簡易な操作装置によ
つて紙板接合部における耐液性が高く、かつ接合
強度の高い紙缶胴を、極めて容易に製造すること
ができる。また紙板の一側縁部に段部を設けたの
で、紙板の他側縁部を重ねることによつて紙缶胴
の外面は滑らかな弧状となる効果がある。
第１図はこの発明によつて製造された紙缶胴の
斜視図、第２図はこの発明の実施に用いる紙板の
正面図、第３図は同じく断面図、第４図は同じく
紙板を丸めた状態を示す平面図、第５図は同じく
第４図の一部を拡大した断面図、第６図は同じく
接合部の拡大した断面図である。 １……紙板、２，２ａ……接合端部、３……接
合段部、４，４ａ，５，５ａ……合成樹脂、６…
…紙缶胴、７……芯紙板、８……アルミ箔、９，
９ａ……端面、１０……接合部。
斜視図、第２図はこの発明の実施に用いる紙板の
正面図、第３図は同じく断面図、第４図は同じく
紙板を丸めた状態を示す平面図、第５図は同じく
第４図の一部を拡大した断面図、第６図は同じく
接合部の拡大した断面図である。 １……紙板、２，２ａ……接合端部、３……接
合段部、４，４ａ，５，５ａ……合成樹脂、６…
…紙缶胴、７……芯紙板、８……アルミ箔、９，
９ａ……端面、１０……接合部。
Claims (1)
- １ 表裏面に熱溶着性合成樹脂が層着された紙板
の両端部を重ねて熱溶着する方法において、前記
紙板の外はぜ側表面及び内はぜ側裏面に合成樹脂
を断面鋸歯状に塗布し、前記紙板の一側接合端部
を所定幅に亘つて加圧して、形成すべき筒状体の
内側へほぼ紙板の厚さだけ張出した段部を形成
し、紙板の接合時に前記段部へ紙板の他側接合部
を外側から当接して、前記合成樹脂を溶融すると
共に、紙板の各端面側へ加圧延伸して紙板端面を
被覆することを特徴とした紙缶胴の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59153469A JPS6046233A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 紙缶胴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59153469A JPS6046233A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 紙缶胴の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6046233A JPS6046233A (ja) | 1985-03-13 |
| JPS6210827B2 true JPS6210827B2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=15563246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59153469A Granted JPS6046233A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 紙缶胴の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046233A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3726922A1 (de) * | 1987-02-10 | 1988-08-18 | Menzolit Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum bereitstellen faserverstaerkter thermoplastmasse fuer die formteilherstellung |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51127881A (en) * | 1975-04-28 | 1976-11-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Method of forming laminated sheet container coated with synthetic resin film on both surfaces |
| JPS5440774A (en) * | 1977-09-07 | 1979-03-30 | Toppan Printing Co Ltd | Method of sealing up cylindrical container |
| JPS5682214A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-04 | Dainippon Printing Co Ltd | Container end surface treatment method and its apparatus |
-
1984
- 1984-07-24 JP JP59153469A patent/JPS6046233A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51127881A (en) * | 1975-04-28 | 1976-11-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Method of forming laminated sheet container coated with synthetic resin film on both surfaces |
| JPS5440774A (en) * | 1977-09-07 | 1979-03-30 | Toppan Printing Co Ltd | Method of sealing up cylindrical container |
| JPS5682214A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-04 | Dainippon Printing Co Ltd | Container end surface treatment method and its apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6046233A (ja) | 1985-03-13 |
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