JPS603088Y2 - 手提袋 - Google Patents

手提袋

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Publication number
JPS603088Y2
JPS603088Y2 JP1981176445U JP17644581U JPS603088Y2 JP S603088 Y2 JPS603088 Y2 JP S603088Y2 JP 1981176445 U JP1981176445 U JP 1981176445U JP 17644581 U JP17644581 U JP 17644581U JP S603088 Y2 JPS603088 Y2 JP S603088Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping
heat
synthetic resin
resin film
carrier bag
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981176445U
Other languages
English (en)
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JPS5882342U (ja
Inventor
洋之助 塚田
Original Assignee
富士電精株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士電精株式会社 filed Critical 富士電精株式会社
Priority to JP1981176445U priority Critical patent/JPS603088Y2/ja
Publication of JPS5882342U publication Critical patent/JPS5882342U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、製造が極めて簡単で、手に提げやすく、ま
た外観も頗る良好な手提袋に関する。
従来、2枚の合成樹脂フィルム製把持帯を合成樹脂フィ
ルム製装本体の開放端付近に適宜間隔にて取付ける場合
には、把持帯毎に各取付部を帯熱圧着材にて圧接するこ
とで熱融着せしめたり、あるいは、重畳して揃えた2枚
の把持帯の各両端部を、装本体の相対峙する両開放端部
の内側面に適宜間隔にて当接し、該当接部分を、装本体
の両外方向から帯熱圧着材にて圧接し、熱融着せしめて
なる合成樹脂フィルム製手提袋があった。
しかし、前者にあっては、数回の熱融着加工を必要とす
るので、製造が面倒であるばかりでなく、製造コストの
上昇の原因にもなり、加えて両把持帯の取付位置がずれ
たりして見栄えが悪くなるとともに、2枚の把持帯が不
揃いになるので持ちにくい等の欠点を有している。
後者によると、帯熱圧着材の圧接によって生じる担持帯
同士の熱融着を防ぐために、装本体の開放端部の内側面
間に遮蔽板等を添えなければならず、したがって、熱融
着前に遮蔽板と軟らかい合成樹脂フィルム製把持帯とを
一緒に装本体の所定位置に正確に当接せしめるのが困難
で、結局時間を多く要することになったり、あるいは取
付位置がずれて前者の例と同様な問題を生じていた。
そこで、この考案は叙上の欠点を解消すべく案出された
もので、その要旨とするところは、重畳して揃えた2枚
の合成樹脂フィルム製把持帯の各両端部を、合成樹脂フ
ィルム製装本体の相対峙する両開放端部の内側面に適宜
間隔にて当接し、該当接部分を、装本体の両外方向から
帯熱圧着材にて圧接して熱融着せしめて成る手提袋にお
いて、装本体の内側にて対峙面となる前記把持帯の片方
或いは両方の面に、予めコロナ放電加工等の表面処理に
よる粗雑面の形成または樹脂インキの塗布の少なくとも
いずれか一方を施したことに存する。
以下、図面に基づいてこの考案の一実施例を詳細に説明
する。
この考案は、合成樹脂フィルム製装本体1と同一形状の
2枚の合成樹脂フィルム製把持帯2とから戒り、装本体
1の内側にて対峙面となる把持帯2の片方或いは両方の
面に予めコロナ放電加工等の表面処理による粗雑面5を
形成したり、また、把持帯2の片方或いは両方の面に矛
め樹脂インキ4を塗布したりして構成される。
装本体1は、合成樹脂フィルム製方形帯を2つ折りにし
、両端部を内側に折返して開放端部3とする一方、左右
の両開放端縁をそれぞれ接着して袋体にしたものである
ここで開放端部3を内側に折返したのは、使用に際して
袋全体が形くずれしないようにするためであり、したが
って、この考案自体はその材質が合成樹脂フィルム製で
あればよく、何ら装本体1の形状に制限されるものでは
ない。
したがって、両側端を中折りにし、あるいは底部を中折
りにして形成される袋も当然含まれる。
2枚の合成樹脂フィルム製把持帯2は、装本体1の内側
にて対峙する片方或いは両方の面にコロナ放電加工等の
表面処理による粗雑面5を施しく第1図参照)、あるい
は粗雑面5の表面に樹脂インキ4を塗布してなるもので
ある(第2図参照)。
ここで、把持帯2に粗雑面5を施したのは、後述するよ
うに、装本体1の開放端部3内にて粗雑面5同士を対峙
させておいて、装本体1の両外方向から帯熱圧着材Aに
て圧接しても、なお粗雑面5間に空隙が残存されること
で両面の熱融着を防止するためである。
また、粗雑面5の表面に合成樹脂フィルム面同士の熱融
着を遮蔽する性質を有する樹脂インキ4を塗布すること
により、前記熱融着防止の効果を高めることができる。
勿論、樹脂インキ4自体も前述のとうり熱融着を遮蔽す
る性質を有するので、粗雑面5を施すことなく樹脂イン
キ4のみを塗布して実施してもよい(第3図参照)し、
粗雑面5を両方の面に施すことなく、片方の面のみに施
しても充分実施できるものである。
更に、片方の面には粗雑面5を施し、他方の面には樹脂
インキ4を施して実施してもよい。
しかして、この考案は、粗雑面5または樹脂インキ4を
塗布した面が相対峙するように2枚の把持帯2を重畳し
て揃えるとともに、全体をU字形に湾曲せしめて把持帯
2の各端部を装本体1の開放端部3の周内側面に適宜間
隔にて当接せしめた後、この当接部分を、装本体1の両
外方向から帯熱圧着材Aにて圧接して熱融着せしめてな
るものである(第4図参照)。
尚、図例において把持帯2の各端部を装本体1の内側面
に融着せしめたのは、単に袋全体の外観を良好にするた
めであり、したがって、必要に応じて把持帯2の各端部
を装本体1の外側面に融着せしめることも可能であり、
その場合は、装本体1の開放端部3の内側面に粗雑面5
または樹脂インキ4を塗布する面を設ければよい。
このように構成されたこの考案によれば、合成樹脂フィ
ルム製把持帯2を合成樹脂フィルム製装本体1に熱融着
せしめる前に、装本体1の内側にて対峙面となる把持帯
2の片方或いは両方の面に、コロナ放電加工等の表面処
理による粗雑面5の形成または樹脂インキ4の塗布の少
なくともいずれか一方を施したので、装本体1の内側に
て対峙面となる粗雑面5または樹脂インキ4を塗布した
面同士が装本体1の両外方向から帯熱圧着材Aにて圧接
されても、粗雑面5間に空隙が残存し、あるいは樹脂イ
ンキ4が対峙面の熱融着を遮蔽する性質を有することに
より、従来のように開放端部3の内側面間に遮蔽板等を
設けることなく、2枚の把持帯2を重畳して揃えて装本
体1の開放端部3の内側面に当接せしめれば、これを−
回で瞬間的に、しかも正確に熱融着することができる。
したがって、熱融着加工の工程回数が減るばかりでなく
、遮蔽板を設ける手間も省は製造コストの軽減等を招来
せしめる。
尚、この考案は、装本体1内にて対峙する面を粗雑面5
または樹脂インキ4のいずれか一方にて形成せしめるこ
とで充分実施可能である。
勿論、粗雑面5の表面に樹脂インキ4を貼布することで
、対峙面同士の熱融着防止の効果をいっそう高めること
もできる。
また、従来のように遮蔽板を添えることなく、2枚の把
持帯2を重畳するように揃えて、その各端部を装本体1
の開放端部3の側面に正確に当接し、熱融着できるので
、把持帯2の取付位置がずれるようなことがなく、シた
がって、仕上りの外観が頗る良好であり、しかも手に提
げやすい等の利点を生ずる。
以上説明したように、この考案によれば、ビニール製手
提袋の製造が極めて簡単であり、また、仕上りの外観が
頗る良好で且つ手に提げやすい等種々の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもであり、第1図は把
持帯の各端部の片面に粗雑面を設けた場合の要部断面図
、第2図は同じく粗雑面の表面に樹脂インキを塗布した
場合の要部断面図、第3図は粗雑面を設けずに樹脂イン
キのみを塗布した場合の要部断面図、第4図は把持帯の
熱融着工程を示す概略斜視図、第5図は完成品の斜視図
である。 1・・・・・・装本体、2・・・・・・把持帯、3・・
・・・・開放端部、4・・・・・・樹脂インキ、5・・
・・・・粗雑面、A・・・・・・帯熱圧着材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重畳して揃えた2枚の合成樹脂フィルム製把持帯の各両
    端部を、合成樹脂フィルム製装本体の相対峙する両開放
    端部の内側面に適宜間隔にて当接し、該当接部分を、装
    本体の両外方向から帯熱圧着材にて圧接して熱融着せし
    めて戒る手提袋において、装本体の内側にて対峙面とな
    る前記把持帯の片方或いは両方の面に、矛めコロナ放電
    加工等の表面処理による粗雑面の形成または樹脂インキ
    の塗布の少なくともいずれか一方を施したことを特徴と
    する手提袋。
JP1981176445U 1981-11-27 1981-11-27 手提袋 Expired JPS603088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981176445U JPS603088Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 手提袋

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JP1981176445U JPS603088Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 手提袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882342U JPS5882342U (ja) 1983-06-03
JPS603088Y2 true JPS603088Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=29969448

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JP1981176445U Expired JPS603088Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 手提袋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301216A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ウレタン樹脂と金属との一体成形物およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882342U (ja) 1983-06-03

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