JPH06144462A - オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 - Google Patents
オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法Info
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- JPH06144462A JPH06144462A JP4315732A JP31573292A JPH06144462A JP H06144462 A JPH06144462 A JP H06144462A JP 4315732 A JP4315732 A JP 4315732A JP 31573292 A JP31573292 A JP 31573292A JP H06144462 A JPH06144462 A JP H06144462A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オーバラップフィルムにおいて、引裂き用のカ
ットテープの引剥がしを容易にする。 【構成】巻込み終端側の端部に引裂き用タブを突出形成
するとともに内面側には前記引裂き用タブの先端部から
巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接合してなる
オーバラップフィルムであって、前記引裂き用タブより
も幅寸法が小とされた前記カットテープは、オーバラッ
プフィルムよりも熱収縮率が小さい材料によって形成さ
れるとともに、前記引裂き用タブは、先端部において幅
寸法を小ならしめて熱融着代を狭く形成してなる。先端
部において熱融着代を狭くするため引裂き用タブの先端
部を半円形とする。オーバラップフィルムのセンターシ
ール部に対応したカットテープの先端部を非融着として
形成する。
ットテープの引剥がしを容易にする。 【構成】巻込み終端側の端部に引裂き用タブを突出形成
するとともに内面側には前記引裂き用タブの先端部から
巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接合してなる
オーバラップフィルムであって、前記引裂き用タブより
も幅寸法が小とされた前記カットテープは、オーバラッ
プフィルムよりも熱収縮率が小さい材料によって形成さ
れるとともに、前記引裂き用タブは、先端部において幅
寸法を小ならしめて熱融着代を狭く形成してなる。先端
部において熱融着代を狭くするため引裂き用タブの先端
部を半円形とする。オーバラップフィルムのセンターシ
ール部に対応したカットテープの先端部を非融着として
形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装体の外周面全体
に巻込まれた後全体を熱収縮することによって被包装体
を密封状態にラッピングするオーバラップフィルム及び
このオーバラップフィルムを用いたラッピング方法に関
する。
に巻込まれた後全体を熱収縮することによって被包装体
を密封状態にラッピングするオーバラップフィルム及び
このオーバラップフィルムを用いたラッピング方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8及び図9に示すように、オー
バラップフィルム1によって被包装体2を密封状態にラ
ッピングする方法が知られている。このオーバラップフ
ィルム1は、一般に、厚さ25〜30μm程度の透明な
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)が用いら
れ、その内面側には被包装体2を取出す際に、オーバラ
ップフィルム1を引裂くためのカットテープ3が接合さ
れている。
バラップフィルム1によって被包装体2を密封状態にラ
ッピングする方法が知られている。このオーバラップフ
ィルム1は、一般に、厚さ25〜30μm程度の透明な
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)が用いら
れ、その内面側には被包装体2を取出す際に、オーバラ
ップフィルム1を引裂くためのカットテープ3が接合さ
れている。
【0003】すなわち、被包装体2の展開寸法よりもや
や大きめの外径寸法に切断されたオーバラップフィルム
1は、その両端部4、5を重合わせるようにして被包装
体2の外周面全体に巻込まれるとともに外側部が被包装
体2の外側部に合わせて畳込まれた後、前記重合わせた
両端部4、5を熱融着するとともにシュリンク装置によ
って全体が加熱されることによって熱収縮されて被包装
体2に密着され、ラッピング体6が完成される。
や大きめの外径寸法に切断されたオーバラップフィルム
1は、その両端部4、5を重合わせるようにして被包装
体2の外周面全体に巻込まれるとともに外側部が被包装
体2の外側部に合わせて畳込まれた後、前記重合わせた
両端部4、5を熱融着するとともにシュリンク装置によ
って全体が加熱されることによって熱収縮されて被包装
体2に密着され、ラッピング体6が完成される。
【0004】上記オーバラップフィルム1の巻込み方向
の一端部5には、短冊状の引裂き用タブ7が突出形成さ
れており、この引裂き用タブ7の先端から巻込み方向の
全幅に亘ってオーバラップフィルム1の内面側に上記カ
ットテープ3が接合されている。前記引裂き用タブ7の
基部には、オーバラップフィルム1の本体側に向かって
一対の切込み8、8が設けられるとともに、その幅寸法
は、カットテープ3の幅寸法よりもやや大に形成されて
いる。この引裂き用タブ7とカットテープ3の幅寸法の
差異は、オーバラップフィルム1を被包装体2に巻込む
際に、幅方向の巻きズレが生じてもカットテープ3が引
裂き用タブ6からはみ出さないように設定されるもので
ある。
の一端部5には、短冊状の引裂き用タブ7が突出形成さ
れており、この引裂き用タブ7の先端から巻込み方向の
全幅に亘ってオーバラップフィルム1の内面側に上記カ
ットテープ3が接合されている。前記引裂き用タブ7の
基部には、オーバラップフィルム1の本体側に向かって
一対の切込み8、8が設けられるとともに、その幅寸法
は、カットテープ3の幅寸法よりもやや大に形成されて
いる。この引裂き用タブ7とカットテープ3の幅寸法の
差異は、オーバラップフィルム1を被包装体2に巻込む
際に、幅方向の巻きズレが生じてもカットテープ3が引
裂き用タブ6からはみ出さないように設定されるもので
ある。
【0005】したがって、被包装体2を上述したオーバ
ラップフィルム1によって密封状態にラッピングしてな
るラッピング体6は、引裂き用タブ7とともにオーバラ
ップフィルム1から引剥がしたカットテープ3を巻込み
方向に沿って強く引張ることによってオーバラップフィ
ルム1を引裂いて被包装体2が取出される。なお、引裂
き用タブ7の基部に設けた上記一対の切込み8、8は、
カットテープ3によるオーバラップフィルム1の引裂き
動作のガイドとして機能する。
ラップフィルム1によって密封状態にラッピングしてな
るラッピング体6は、引裂き用タブ7とともにオーバラ
ップフィルム1から引剥がしたカットテープ3を巻込み
方向に沿って強く引張ることによってオーバラップフィ
ルム1を引裂いて被包装体2が取出される。なお、引裂
き用タブ7の基部に設けた上記一対の切込み8、8は、
カットテープ3によるオーバラップフィルム1の引裂き
動作のガイドとして機能する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のオーバラップフィルム1においては、図9に示
すように、引裂き用タブ7の両側部には、カットテープ
3との幅寸法の差異による領域部A、Aが構成され、オ
ーバラップフィルム1の重合わされた両端部4、5を熱
融着する際に、この領域部A、Aも同時に熱融着されて
しまう。
た従来のオーバラップフィルム1においては、図9に示
すように、引裂き用タブ7の両側部には、カットテープ
3との幅寸法の差異による領域部A、Aが構成され、オ
ーバラップフィルム1の重合わされた両端部4、5を熱
融着する際に、この領域部A、Aも同時に熱融着されて
しまう。
【0007】したがって、このようなラッピング体6に
あっては、カットテープ3によってオーバラップフィル
ム1を引裂く際に、領域部A、Aが融着された引裂き用
タブ7は、オーバラップフィルム1から引剥がすことが
極めて困難であり、例えば爪等によって引掻いてようや
く引剥がすことができるといった煩わしさがあり、さら
にカットテープ3が途中で切れてしまうといった問題点
もあった。
あっては、カットテープ3によってオーバラップフィル
ム1を引裂く際に、領域部A、Aが融着された引裂き用
タブ7は、オーバラップフィルム1から引剥がすことが
極めて困難であり、例えば爪等によって引掻いてようや
く引剥がすことができるといった煩わしさがあり、さら
にカットテープ3が途中で切れてしまうといった問題点
もあった。
【0008】したがって、本発明は、被包装体をオーバ
ラップフィルムによって密閉状態にラッピングしてなる
ラッピング体の外観或いは密閉性を損なうことなく、引
裂き用タブ及びカットテープの引剥がしを容易にしたオ
ーバラップフィルム及びこのオーバラップフィルムを用
いた被包装体のラッピング方法を提供することを目的と
したものである。
ラップフィルムによって密閉状態にラッピングしてなる
ラッピング体の外観或いは密閉性を損なうことなく、引
裂き用タブ及びカットテープの引剥がしを容易にしたオ
ーバラップフィルム及びこのオーバラップフィルムを用
いた被包装体のラッピング方法を提供することを目的と
したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係るオーバラップフィルムは、巻込み終端側の
端部に引裂き用タブを突出形成するとともに内面側には
前記引裂き用タブの先端部から巻込み方向の全幅に亘っ
てカットテープを接合してなり、前記引裂き用タブより
も幅寸法が小とされた前記カットテープは、熱収縮率が
小さい材料によって形成されるとともに、前記引裂き用
タブは、先端部において幅寸法が小ならしめられて熱融
着代が狭く形成されてなる。
本発明に係るオーバラップフィルムは、巻込み終端側の
端部に引裂き用タブを突出形成するとともに内面側には
前記引裂き用タブの先端部から巻込み方向の全幅に亘っ
てカットテープを接合してなり、前記引裂き用タブより
も幅寸法が小とされた前記カットテープは、熱収縮率が
小さい材料によって形成されるとともに、前記引裂き用
タブは、先端部において幅寸法が小ならしめられて熱融
着代が狭く形成されてなる。
【0010】また、本発明に係るオーバラップフィルム
は、引裂き用タブの先端部を半円形状としてなる。さら
に、カットテープの、少なくも被包装体をラッピングし
た状態において巻込み始端側の端部と重合わされて熱融
着部として構成されるオーバラップフィルムの巻込み終
端側に対応した部分を非接合部としてなる。
は、引裂き用タブの先端部を半円形状としてなる。さら
に、カットテープの、少なくも被包装体をラッピングし
た状態において巻込み始端側の端部と重合わされて熱融
着部として構成されるオーバラップフィルムの巻込み終
端側に対応した部分を非接合部としてなる。
【0011】本発明に係るオーバラップフィルムは、内
面側に巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接合し
てなるオーバラップフィルムにおいて、巻込み終端側の
端部にカットテープの幅寸法よりも大なる間隔で一対の
引裂きガイド用の切込みを形成し、これら切込みによっ
て構成された舌片部よりも幅寸法が小とされるとともに
オーバラップフィルムよりも熱収縮率が小さい材料によ
って形成された前記カットテープの先端部を前記巻込み
終端側の端部突出露呈させてなる。
面側に巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接合し
てなるオーバラップフィルムにおいて、巻込み終端側の
端部にカットテープの幅寸法よりも大なる間隔で一対の
引裂きガイド用の切込みを形成し、これら切込みによっ
て構成された舌片部よりも幅寸法が小とされるとともに
オーバラップフィルムよりも熱収縮率が小さい材料によ
って形成された前記カットテープの先端部を前記巻込み
終端側の端部突出露呈させてなる。
【0012】さらに、上述した目的を達成した本発明に
係るオーバラップフィルムを用いた被包装体のラッピン
グ方法は、巻込み方向の一端部に、先端部の幅寸法を小
ならしめることによって熱融着代が狭くされた引裂き用
タブが突出形成され、熱収縮率が小さい材料によって形
成されかつ前記引裂き用タブよりも幅寸法が小とされた
カットテープを前記引裂き用タブの先端部から巻込み方
向の全幅に亘って接合してなるオーバラップフィルムを
備え、被包装体を巻込んでラッピングした状態で重合わ
される前記オーバラップフィルムの両端部を熱融着した
後、全体を熱収縮させることによってカットテープの先
端部を前記引裂き用タブの先端部から露呈せしめるよう
にしてなる。また、少なくも熱融着部に対応した部分を
非接合部としたカットテープを内面側に接合したオーバ
ラップフィルムによって被包装体をラッピングしてな
る。
係るオーバラップフィルムを用いた被包装体のラッピン
グ方法は、巻込み方向の一端部に、先端部の幅寸法を小
ならしめることによって熱融着代が狭くされた引裂き用
タブが突出形成され、熱収縮率が小さい材料によって形
成されかつ前記引裂き用タブよりも幅寸法が小とされた
カットテープを前記引裂き用タブの先端部から巻込み方
向の全幅に亘って接合してなるオーバラップフィルムを
備え、被包装体を巻込んでラッピングした状態で重合わ
される前記オーバラップフィルムの両端部を熱融着した
後、全体を熱収縮させることによってカットテープの先
端部を前記引裂き用タブの先端部から露呈せしめるよう
にしてなる。また、少なくも熱融着部に対応した部分を
非接合部としたカットテープを内面側に接合したオーバ
ラップフィルムによって被包装体をラッピングしてな
る。
【0013】
【作用】上述した本発明に係るオーバラップフィルム及
びこのオーバラップフィルムを用いたラッピング方法に
よれば、引裂き用タブを、先端部において幅寸法を小な
らしめることによって熱融着代を狭く形成したことによ
り、被包装体を巻込んでラッピングしたオーバラップフ
ィルムの重合わされる両端部を熱融着する際に、引裂き
用タブは、その先端部において露呈されたカットテープ
の先端部が介在することによって融着されず、若しくは
融着力は極めて小さくなる。
びこのオーバラップフィルムを用いたラッピング方法に
よれば、引裂き用タブを、先端部において幅寸法を小な
らしめることによって熱融着代を狭く形成したことによ
り、被包装体を巻込んでラッピングしたオーバラップフ
ィルムの重合わされる両端部を熱融着する際に、引裂き
用タブは、その先端部において露呈されたカットテープ
の先端部が介在することによって融着されず、若しくは
融着力は極めて小さくなる。
【0014】また、オーバラップフィルムに対してカッ
トテープを熱収縮率の小さな材料によって形成したこと
により、被包装体をラッピングした後シュリンク装置に
よって熱収縮されるオーバラップフィルムと一体の引裂
き用タブは、融着力が小さい先端部よりカットテープの
先端部を引張りながらより大きく収縮するため、この引
裂き用タブの先端部からカットテープの先端部はより大
きくしかもカールした状態で突出露呈する。したがっ
て、爪等によって引裂き用タブを引掻くといった煩わし
さもなく、露呈されたカットテープの先端部を強く引張
ることによってオーバラップフィルムを引裂くことがで
きる。
トテープを熱収縮率の小さな材料によって形成したこと
により、被包装体をラッピングした後シュリンク装置に
よって熱収縮されるオーバラップフィルムと一体の引裂
き用タブは、融着力が小さい先端部よりカットテープの
先端部を引張りながらより大きく収縮するため、この引
裂き用タブの先端部からカットテープの先端部はより大
きくしかもカールした状態で突出露呈する。したがっ
て、爪等によって引裂き用タブを引掻くといった煩わし
さもなく、露呈されたカットテープの先端部を強く引張
ることによってオーバラップフィルムを引裂くことがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例について、図面
を参照しながら説明する。実施例は、箱状の被包装体1
2をオーバラップフィルム11によってラッピングして
なるラッピング体10を示し、オーバラップフィルム1
1は、従来のオーバラップフィルムと同様に、厚さ25
〜30μm程度の透明な二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム(OPP)によって形成されている。また、このオー
バラップフィルム11は、その内面側には被包装体12
を取出す際に、オーバラップフィルム11を引裂くため
の,後述するカットテープ13が接合されている。
を参照しながら説明する。実施例は、箱状の被包装体1
2をオーバラップフィルム11によってラッピングして
なるラッピング体10を示し、オーバラップフィルム1
1は、従来のオーバラップフィルムと同様に、厚さ25
〜30μm程度の透明な二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム(OPP)によって形成されている。また、このオー
バラップフィルム11は、その内面側には被包装体12
を取出す際に、オーバラップフィルム11を引裂くため
の,後述するカットテープ13が接合されている。
【0016】オーバラップフィルム11は、被包装体1
2の展開寸法よりもやや大きめの外径寸法に切断され、
その長手方向の一端、換言すれば巻込み終端側の一端部
15には、全体短冊状に形成された引裂き用タブ16が
一体に突出形成されている。この引裂き用タブ16の基
部には、その両側縁を延長してオーバラップフィルム1
1に切り込んでなる引裂きガイド用の切込み17、17
が設けられている。また、引裂き用タブ16の先端部1
6aは、半円形状とされることによって、その幅方向の
寸法が実質的に減じられるようにして構成されている。
2の展開寸法よりもやや大きめの外径寸法に切断され、
その長手方向の一端、換言すれば巻込み終端側の一端部
15には、全体短冊状に形成された引裂き用タブ16が
一体に突出形成されている。この引裂き用タブ16の基
部には、その両側縁を延長してオーバラップフィルム1
1に切り込んでなる引裂きガイド用の切込み17、17
が設けられている。また、引裂き用タブ16の先端部1
6aは、半円形状とされることによって、その幅方向の
寸法が実質的に減じられるようにして構成されている。
【0017】上記オーバラップフィルム11は、その巻
込み方向の両端部14、15(センターシール部18)
を重合わせるようにして被包装体12の外周面全体に巻
込まれるとともに、その外側部が被包装体12の外側部
に合わせて畳込まれる。さらに、オーバラップフィルム
11の前記センターシール部16或いは畳込んだ外側部
に熱融着処理を施こすことによってこれらの部分を接合
して被包装体12を密封する。しかる後、表面の皺或い
は波打ち等を除去するため、シュリンク装置によって全
体を加熱処理してオーバラップフィルム11を熱収縮さ
せることによって被包装体12の外周面全体に密着させ
てラッピング体10を完成してなる。
込み方向の両端部14、15(センターシール部18)
を重合わせるようにして被包装体12の外周面全体に巻
込まれるとともに、その外側部が被包装体12の外側部
に合わせて畳込まれる。さらに、オーバラップフィルム
11の前記センターシール部16或いは畳込んだ外側部
に熱融着処理を施こすことによってこれらの部分を接合
して被包装体12を密封する。しかる後、表面の皺或い
は波打ち等を除去するため、シュリンク装置によって全
体を加熱処理してオーバラップフィルム11を熱収縮さ
せることによって被包装体12の外周面全体に密着させ
てラッピング体10を完成してなる。
【0018】カットテープ13は、図1及び図3に示す
ように、その一方側面に接着層19が設けられており、
上記オーバラップフィルム11の内面側に、その巻込み
終端側端部15に突出形成した引裂き用タブ16の先端
から巻込み方向の全幅に亘って接合されている。このカ
ットテープ13は、オーバラップフィルム11よりも熱
収縮率が小さい材料によって形成されるとともに、厚さ
25〜30μm程度のオーバラップフィルム11に対し
て、その厚さも70μm程度とより厚くすることによっ
て引張り強度が高められている。なお、本実施例におい
ては、オーバラップフィルム11の熱収縮率は4〜6
%、カットテープ13の熱収縮率は1%程度である。
ように、その一方側面に接着層19が設けられており、
上記オーバラップフィルム11の内面側に、その巻込み
終端側端部15に突出形成した引裂き用タブ16の先端
から巻込み方向の全幅に亘って接合されている。このカ
ットテープ13は、オーバラップフィルム11よりも熱
収縮率が小さい材料によって形成されるとともに、厚さ
25〜30μm程度のオーバラップフィルム11に対し
て、その厚さも70μm程度とより厚くすることによっ
て引張り強度が高められている。なお、本実施例におい
ては、オーバラップフィルム11の熱収縮率は4〜6
%、カットテープ13の熱収縮率は1%程度である。
【0019】さらに、このカットテープ13は、オーバ
ラップフィルム11を被包装体12に巻込む際に、幅方
向の巻きズレが生じてもカットテープ13が引裂き用タ
ブ16からはみ出さぬように、引裂き用タブ16に対し
てその幅寸法が1/2程度に設定されている。なお、本
実施例においては、カットテープ13の幅寸法は2m
m、引裂き用タブ16の幅寸法は4mmにそれぞれ設定
してなる。
ラップフィルム11を被包装体12に巻込む際に、幅方
向の巻きズレが生じてもカットテープ13が引裂き用タ
ブ16からはみ出さぬように、引裂き用タブ16に対し
てその幅寸法が1/2程度に設定されている。なお、本
実施例においては、カットテープ13の幅寸法は2m
m、引裂き用タブ16の幅寸法は4mmにそれぞれ設定
してなる。
【0020】また、このカットテープ13には、図1に
示すように、被包装体12をラッピングした際重合わさ
れるオーバラップフィルム11のセンターシール部18
に対応する一端部13a部分には、グラビア印刷法等に
よって印刷層20が設けられてなる。したがって、オー
バラップフィルム11のセンターシール部18に熱融着
処理を施こして引裂き用タブ16を含む一端部15を他
端部14上に接合するが、印刷層20が設けられたカッ
トテープ13の前記一端部13aは、オーバラップフィ
ルム11の他端部14上に接合されることはない。換言
すれば、印刷層20は非融着部として構成される。
示すように、被包装体12をラッピングした際重合わさ
れるオーバラップフィルム11のセンターシール部18
に対応する一端部13a部分には、グラビア印刷法等に
よって印刷層20が設けられてなる。したがって、オー
バラップフィルム11のセンターシール部18に熱融着
処理を施こして引裂き用タブ16を含む一端部15を他
端部14上に接合するが、印刷層20が設けられたカッ
トテープ13の前記一端部13aは、オーバラップフィ
ルム11の他端部14上に接合されることはない。換言
すれば、印刷層20は非融着部として構成される。
【0021】ところで、上述したように、引裂き用タブ
16は、その先端部16aが半円形状に形成されている
ことから、図1に示すように、この先端部16aの、印
刷層20が設けられたカットテープ13の先端部が臨む
円弧状の領域bcは、オーバラップフィルム11のセン
ターシール部18に対する熱融着処理を施こした際、セ
ンターシール部18の一方を構成する一端部14とは接
合されることのない非接合部21として構成される。こ
の非接合部21は、巻込み方向に対する間隔Lを0.2
mm以上に設定されることが好ましく、本実施例におい
ては、約0.27mmの間隔に設定されている。
16は、その先端部16aが半円形状に形成されている
ことから、図1に示すように、この先端部16aの、印
刷層20が設けられたカットテープ13の先端部が臨む
円弧状の領域bcは、オーバラップフィルム11のセン
ターシール部18に対する熱融着処理を施こした際、セ
ンターシール部18の一方を構成する一端部14とは接
合されることのない非接合部21として構成される。こ
の非接合部21は、巻込み方向に対する間隔Lを0.2
mm以上に設定されることが好ましく、本実施例におい
ては、約0.27mmの間隔に設定されている。
【0022】上述したカットテープ13の先端部は、オ
ーバラップフィルム11を、シュリンク装置によって全
体を加熱処理して熱収縮させることによって、引裂き用
タブ16の先端部16aから突出露呈する。すなわち、
引裂き用タブ16は、上記センターシール部18に対す
る熱融着処理によってもセンターシール部18の一方を
構成する一端部14上に接合されるが、その先端部16
aを半円形とすることにより幅方向の寸法が実質的に減
じられていることによって、融着力が小さくなってい
る。
ーバラップフィルム11を、シュリンク装置によって全
体を加熱処理して熱収縮させることによって、引裂き用
タブ16の先端部16aから突出露呈する。すなわち、
引裂き用タブ16は、上記センターシール部18に対す
る熱融着処理によってもセンターシール部18の一方を
構成する一端部14上に接合されるが、その先端部16
aを半円形とすることにより幅方向の寸法が実質的に減
じられていることによって、融着力が小さくなってい
る。
【0023】オーバラップフィルム11に対するシュリ
ンク装置による加熱処理によって、引裂き用タブ16も
熱収縮する。同様に、カットテープ13も熱収縮する
が、その収縮量はオーバラップフィルム11に対して熱
収縮率の小さい材料によって形成されていることから引
裂き用タブ16の熱収縮量よりも小さい。したがって、
融着力が小さい引裂き用タブ16の先端部16aが図4
矢印F方向に熱収縮するにしたがって、カットテープ1
3の先端部の非接合部21部分は次第に大きくなり、引
裂き用タブ16の先端部16aから大きく突出露呈する
ようになる。
ンク装置による加熱処理によって、引裂き用タブ16も
熱収縮する。同様に、カットテープ13も熱収縮する
が、その収縮量はオーバラップフィルム11に対して熱
収縮率の小さい材料によって形成されていることから引
裂き用タブ16の熱収縮量よりも小さい。したがって、
融着力が小さい引裂き用タブ16の先端部16aが図4
矢印F方向に熱収縮するにしたがって、カットテープ1
3の先端部の非接合部21部分は次第に大きくなり、引
裂き用タブ16の先端部16aから大きく突出露呈する
ようになる。
【0024】さらにオーバラップフィルム11に対する
加熱処理が行なわれることにより、引裂き用タブ16
は、カットテープ13を図4矢印F方向へ引張るように
して熱収縮が促進され、図5に示すように、引裂き用タ
ブ16の先端部16aから突出露呈されたカットテープ
13の非接合部21は、同図矢印Gで示すように、上方
に向かってカールした状態となる。実施例においては、
前記非接合部21のカールした部分は、約0.5mm程
度になっている。
加熱処理が行なわれることにより、引裂き用タブ16
は、カットテープ13を図4矢印F方向へ引張るように
して熱収縮が促進され、図5に示すように、引裂き用タ
ブ16の先端部16aから突出露呈されたカットテープ
13の非接合部21は、同図矢印Gで示すように、上方
に向かってカールした状態となる。実施例においては、
前記非接合部21のカールした部分は、約0.5mm程
度になっている。
【0025】しかして、引裂き用タブ16の先端部16
aから突出しかつカールしたカットテープ13の非接合
部21を強く引張り上げることにより、被包装体12を
ラッピングしてなるオーバラップフィルム11は、引裂
き用タブ16とともに引裂かれる。この際、例えば爪等
によって引裂き用タブ16を引掻いてカットテープ13
の先端部を剥出すといった作業は一切不要であり、また
カットテープ11が途中で切れてしまうといった不都合
が生じることも無い。
aから突出しかつカールしたカットテープ13の非接合
部21を強く引張り上げることにより、被包装体12を
ラッピングしてなるオーバラップフィルム11は、引裂
き用タブ16とともに引裂かれる。この際、例えば爪等
によって引裂き用タブ16を引掻いてカットテープ13
の先端部を剥出すといった作業は一切不要であり、また
カットテープ11が途中で切れてしまうといった不都合
が生じることも無い。
【0026】図6は、本発明に係るオーバラップフィル
ムの他の実施例を示し、上記第1の実施例と同一部分は
同一符号を付してその説明は省略する。この第2の実施
例オーバラップフィルム30にあっては、巻込み終端側
の一端部31に突出形成した引裂き用タブ32は、全体
短冊状に形成されているが、その先端部33は中央部か
ら基部側に向かってカットされてなる。したがって、カ
ットテープ13の先端部の非接合部21の間隔Mはより
大となり、オーバラップフィルム30に対する加熱処理
によって、非接合部21は上記第1の実施例オーバラッ
プフィルムよりも大きく突出露呈させることができる。
ムの他の実施例を示し、上記第1の実施例と同一部分は
同一符号を付してその説明は省略する。この第2の実施
例オーバラップフィルム30にあっては、巻込み終端側
の一端部31に突出形成した引裂き用タブ32は、全体
短冊状に形成されているが、その先端部33は中央部か
ら基部側に向かってカットされてなる。したがって、カ
ットテープ13の先端部の非接合部21の間隔Mはより
大となり、オーバラップフィルム30に対する加熱処理
によって、非接合部21は上記第1の実施例オーバラッ
プフィルムよりも大きく突出露呈させることができる。
【0027】図7は、本発明に係るオーバラップフィル
ムのさらに他の実施例を示し、上記各実施例と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。この第3の実
施例オーバラップフィルム40にあっては、巻込み終端
側の一端部41に一対の引裂きガイド用の切込み42、
42を形成し、これら切込み42、42間に位置してカ
ットテープ13が内面側に接合されてなる。そして、カ
ットテープ13の先端部はオーバラップフィルム40の
巻込み終端側の一端部41から直接突出されている。こ
のように構成することによって、カットテープ13の先
端部の非接合部21をさらに大きく突出露呈させること
ができる。
ムのさらに他の実施例を示し、上記各実施例と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。この第3の実
施例オーバラップフィルム40にあっては、巻込み終端
側の一端部41に一対の引裂きガイド用の切込み42、
42を形成し、これら切込み42、42間に位置してカ
ットテープ13が内面側に接合されてなる。そして、カ
ットテープ13の先端部はオーバラップフィルム40の
巻込み終端側の一端部41から直接突出されている。こ
のように構成することによって、カットテープ13の先
端部の非接合部21をさらに大きく突出露呈させること
ができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、オーバラップフィルムを引裂くカットテープは、
その先端部がオーバラップフィルムのセンターシール部
からカールした状態で突出露呈しているため、このカッ
トテープの先端を爪等によって引掻いて引剥がすといっ
た煩わしさもなく、極めて容易に被包装体を取出すこと
ができる。また、カットテープのカールした先端部は、
オーバラップフィルムによって被包装体を巻込んだ後、
センターシール部で接合しかつシュリンク装置等によっ
て加熱処理することによって密封状態にラッピングする
一連の工程中で形成されるため、工程が増えるといった
こともなく、またラッピング体の外観或いは密閉性を何
ら損なうことも無い。
れば、オーバラップフィルムを引裂くカットテープは、
その先端部がオーバラップフィルムのセンターシール部
からカールした状態で突出露呈しているため、このカッ
トテープの先端を爪等によって引掻いて引剥がすといっ
た煩わしさもなく、極めて容易に被包装体を取出すこと
ができる。また、カットテープのカールした先端部は、
オーバラップフィルムによって被包装体を巻込んだ後、
センターシール部で接合しかつシュリンク装置等によっ
て加熱処理することによって密封状態にラッピングする
一連の工程中で形成されるため、工程が増えるといった
こともなく、またラッピング体の外観或いは密閉性を何
ら損なうことも無い。
【図1】本発明に係るオーバラップフィルムのセンタシ
ール部の構成を説明する要部平面図である。
ール部の構成を説明する要部平面図である。
【図2】上記オーバラップフィルムによって被包装体を
ラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図で
ある。
ラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図で
ある。
【図3】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する加熱処理前の要部断面図である。
構成を説明する加熱処理前の要部断面図である。
【図4】上記オーバラップフィルムのセンタシール部に
おけるカットテープの先端部の突出露呈の動作を説明す
る要部断面図である。
おけるカットテープの先端部の突出露呈の動作を説明す
る要部断面図である。
【図5】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する加熱処理後の要部断面図である。
構成を説明する加熱処理後の要部断面図である。
【図6】本発明に係るオーバラップフィルムの他の実施
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
【図7】本発明に係るオーバラップフィルムの他の実施
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
【図8】従来のオーバラップフィルムによって被包装体
をラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図
である。
をラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図
である。
【図9】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する要部平面図である。
構成を説明する要部平面図である。
10・・・ラッピング体 11・・・オーバラップフィルム 12・・・被包装体 13・・・カットテープ 16・・・引裂き用タブ 18・・・センターシール部 19・・・接着層 20・・・印刷層(非融着層) 21・・・非接合部
Claims (6)
- 【請求項1】巻込み終端側の端部に引裂き用タブを突出
形成するとともに内面側には前記引裂き用タブの先端部
から巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接合して
なるオーバラップフィルムにおいて、 前記引裂き用タブよりも幅寸法が小とされた前記カット
テープは、オーバラップフィルムよりも熱収縮率が小さ
い材料によって形成されるとともに、前記引裂き用タブ
は、先端部において幅寸法が小ならしめられて熱融着代
が狭く形成されてなるオーバラップフィルム。 - 【請求項2】引裂き用タブの先端部を半円形状としてな
る請求項1記載のオーバラップフィルム。 - 【請求項3】カットテープの、少なくも被包装体をラッ
ピングした状態において巻込み始端側の端部と重合わさ
れて熱融着部として構成されるオーバラップフィルムの
巻込み終端側に対応した部分を非接合部とした請求項1
及び請求項2記載のオーバラップフィルム。 - 【請求項4】内面側に巻込み方向の全幅に亘ってカット
テープを接合してなるオーバラップフィルムにおいて、 巻込み終端側の端部にカットテープの幅寸法よりも大な
る間隔で一対の引裂きガイド用の切込みを形成し、これ
ら切込みによって構成された舌片部よりも幅寸法が小と
されるとともにオーバラップフィルムよりも熱収縮率が
小さい材料によって形成された前記カットテープの先端
部を前記巻込み終端側の端部突出露呈させてなるオーバ
ラップフィルム。 - 【請求項5】巻込み方向の一端部に、先端部の幅寸法を
小ならしめることによって熱融着代を狭くした引裂き用
タブが突出形成され、熱収縮率が小さい材料によって形
成されかつ前記引裂き用タブよりも幅寸法が小とされた
カットテープを前記引裂き用タブの先端部から巻込み方
向の全幅に亘って接合してなるオーバラップフィルムを
備え、 被包装体を巻込んでラッピングした状態で重合わされる
前記オーバラップフィルムの両端部を熱融着した後、全
体を熱収縮させることによってカットテープの先端部を
前記引裂き用タブの先端部から突出露呈せしめるように
して被包装体をラッピングしてなるオーバラップフィル
ムを用いたラッピング方法。 - 【請求項6】少なくも熱融着部に対応した部分を非接合
部としたカットテープを内面側に接合したオーバラップ
フィルムによって被包装体をラッピングしてなる請求項
5記載のオーバラップフィルムを用いたラッピング方
法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573292A JP3235227B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 |
US08/138,268 US5375718A (en) | 1992-10-30 | 1993-10-20 | Package with packaging film with detachable tab and method for wrapping the article by the packaging film |
KR1019930021798A KR940009008A (ko) | 1992-10-30 | 1993-10-20 | 포장체 및 포장방법 |
CA002109014A CA2109014A1 (en) | 1992-10-30 | 1993-10-22 | Package with packaging film with detachable tab and method for wrapping the article by the packaging film |
EP93402645A EP0595722B1 (en) | 1992-10-30 | 1993-10-28 | Package employing a packaging film with a releasable tab and method for wrapping an article with the packaging film |
DE69309216T DE69309216T2 (de) | 1992-10-30 | 1993-10-28 | Verpackung, eine mit einer lösbaren Lasche versehene Verpackungsfolie verwendend, sowie Verfahren zum Umhüllen eines Gegenstandes mit der Folie |
HK98106501A HK1007306A1 (en) | 1992-10-30 | 1998-06-24 | Package employing a packaging film with a releasable tab and method for wrapping an article with the packaging film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573292A JP3235227B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144462A true JPH06144462A (ja) | 1994-05-24 |
JP3235227B2 JP3235227B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18068871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31573292A Expired - Fee Related JP3235227B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5375718A (ja) |
EP (1) | EP0595722B1 (ja) |
JP (1) | JP3235227B2 (ja) |
KR (1) | KR940009008A (ja) |
CA (1) | CA2109014A1 (ja) |
DE (1) | DE69309216T2 (ja) |
HK (1) | HK1007306A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999052788A1 (fr) * | 1998-04-09 | 1999-10-21 | Asahi Breweries, Ltd. | Recipient a etiquette integrale retrecissable, et etiquette retrecissable tubulaire |
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FI20065712L (fi) * | 2006-11-10 | 2008-05-11 | Upm Kymmene Corp | Paperiarkkien pakkaus |
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CA2807777C (en) | 2010-08-16 | 2018-04-03 | Kraft Foods Group Brands Llc | Perforated shrink wrap sleeves and containers |
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GB2505947A (en) * | 2012-09-17 | 2014-03-19 | Innovia Films Ltd | Film and tear tape made of the same polymer |
US9902542B2 (en) | 2016-04-15 | 2018-02-27 | Colgate-Palmolive Company | Container apparatus |
US10189618B2 (en) | 2016-04-15 | 2019-01-29 | Colgate-Palmolive Company | Container apparatus |
CN206750527U (zh) * | 2017-04-19 | 2017-12-15 | 上海三念环保科技有限公司 | 易开式包装袋 |
US11014706B2 (en) * | 2018-05-01 | 2021-05-25 | Apple Inc. | Opening configuration for shrink-wrapped package |
GB2617809A (en) * | 2021-12-14 | 2023-10-25 | British American Tobacco Investments Ltd | An overwrap |
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US3201258A (en) * | 1963-02-18 | 1965-08-17 | Wrigley W M Jun Co | Wrapped package |
GB2123376B (en) * | 1982-07-12 | 1985-09-11 | Tdk Electronics Co Ltd | Tear-open package |
DE4020945C2 (de) * | 1990-06-30 | 1994-02-17 | Basf Magnetics Gmbh | Verpackung für einen oder mehrere quaderförmige Magnetband-Behälter |
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-
1992
- 1992-10-30 JP JP31573292A patent/JP3235227B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-20 US US08/138,268 patent/US5375718A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-20 KR KR1019930021798A patent/KR940009008A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-10-22 CA CA002109014A patent/CA2109014A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-28 EP EP93402645A patent/EP0595722B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-28 DE DE69309216T patent/DE69309216T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-06-24 HK HK98106501A patent/HK1007306A1/xx not_active IP Right Cessation
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---|---|
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DE69309216T2 (de) | 1997-07-03 |
EP0595722A1 (en) | 1994-05-04 |
CA2109014A1 (en) | 1994-05-01 |
HK1007306A1 (en) | 1999-04-09 |
KR940009008A (ko) | 1994-05-16 |
US5375718A (en) | 1994-12-27 |
EP0595722B1 (en) | 1997-03-26 |
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