JP2576817B2 - 包装体 - Google Patents

包装体

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JP2576817B2
JP2576817B2 JP32564795A JP32564795A JP2576817B2 JP 2576817 B2 JP2576817 B2 JP 2576817B2 JP 32564795 A JP32564795 A JP 32564795A JP 32564795 A JP32564795 A JP 32564795A JP 2576817 B2 JP2576817 B2 JP 2576817B2
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packaging film
film
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packaging
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博 尾崎
誠三 関
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装体、特にテー
プカセット等の外周面が偏平な被包装物を包装する包装
体に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセット等の箱状物品は包装用フ
ィルムにより包装して販売されている。
【0003】この箱状物品は外周面が偏平であるため包
装用フィルムは外周面に密着され、その重ね合せ端面を
ヒートシール或いは接着剤により接着することにより包
装されるので、この箱状物品の使用において、包装用フ
ィルムが剥がしにくい不具合がある。
【0004】このため、従来は包装用フィルムの内面側
にカットテープを接合しておき、物品の包装においては
カットテープを物品と包装用フィルムとにより挟んだ状
態で包装し、使用において包装用フィルムを剥がすには
カットテープを引張り、フィルムを切断してこの切断端
縁から引き裂くようにして剥がしていたが、包装用フィ
ルムはカットテープの接合面に沿って切断されるので、
その切断端縁は直線状となるため、引き裂くにくく、残
りのフィルムの剥離に難点がある。
【0005】これを解消するために本出願人は先にカッ
トテープを用いない包装用フィルムを提案した(実開昭
59−55162号公報参照)。
【0006】この包装用フィルムは重ね合せてヒートシ
ールされる端面部分の所定位置に印刷部を設け、この重
ね合せ外側端面の印刷部に平行の切り込みを形成してこ
の切り込み間をフィルム切口としたものである。
【0007】そして、包装用フィルムの剥離においては
フィルム切口を摘んで引き上げることによりフィルムが
引き裂かれて被包装物品から剥離できるように形成され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにカットテー
プを用いずにフィルム自体に平行切り込みにより切口を
形成する包装用フィルムは被包装物品からの剥離におい
て容易に引き裂くことができるが、このフィルムの引き
裂き方向は切口の平行切り込み方向となるため、この切
断端縁はカットテープによる切断の如く直線的にはなら
ないとしても両側切断端縁はほぼ平行な状態で全周にわ
たって連続することになるのでこの連続端縁から引き裂
き難く、この場合も包装用フィルムは剥離しにくい不具
合がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
被包装物品に密着状に被着した包装体を全体にわたって
簡単に引き裂くことができて容易に剥離できるようにし
た包装体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による包装体は、包装用フィルムの重ね合され
て接着される両端面部の外側に重ね合される端面に端縁
から内方へ端縁側が幅広の切欠口を形成し、この切欠口
から包装用フィルムを引き裂くように構成したものであ
る。
【0011】このように構成される包装体は、包装状態
で端縁側が幅広の切欠口の一方の端縁を摘んで引張るこ
とにより、切欠口の内角部から一方向へ変形状に引き裂
かれてその一方側を被包装物から容易に剥離することが
でき、また、残った他方側も切欠口の他方の端縁を摘ん
で引張ることにより容易に剥離することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。
【0013】先ず、図1乃至図4を参照して説明する。
図において、1は包装用フィルムで被包装物Aの包装は
その後面側において両端縁面1a,1bを重ね合せて接
着すると共に両側面側において両側端縁面部1c,1d
を折り畳み接着することにより行う。
【0014】本例においては、この包装用フィルム1の
両端縁面1a,1bのうち外側に重ね合される端縁面1
aには端縁から内方に端縁側が幅広のV字状の切欠口2
が形成されており、そして、この切欠口2の周囲を含む
部分の内面側に印刷面3を形成してある(図1参照)。
【0015】このように形成される包装用フィルム1で
被包装物Aを包装した状態で、このフィルム1を剥離す
るには図4に示すように、切欠口2の口縁端2aを摘ん
で引張ることによりフィルム1は切欠口2の先端角部2
bから斜め方向に引き裂かれる。
【0016】従って包装用フィルム1は斜め方向に引き
裂かれることにより被包装物Aから全体に渡って巻き戻
すように容易に剥離できることになる。
【0017】また、切欠口2の周囲に印刷面3を形成し
たことにより、包装用フィルム1を被包装物Aに対して
ヒートシールした場合においては印刷面3を形成した部
分は溶着されず、そのため剥離する際に切欠口2の口縁
端2aを容易に摘むことが出来て簡単に引き裂き剥離す
ることが出来る。
【0018】このように包装用フィルム1をヒートシー
ルした場合に切欠口2の口縁端2aを摘み易くするため
の印刷面3は図5に示すように切欠口2の一半部のみに
形成しても前述した場合と同様に容易に摘むことが出来
て簡単に剥離することが出来る。
【0019】また、切欠口の形状も図6乃至図8に示す
如く形成することが出来る。
【0020】即ち、図6に示す切欠口21は、垂直な一
側辺部側に対して他側辺部が傾斜する変形V字状に形成
され、図7に示す切欠口22は、外半部が平行で内半部
は他側辺部が垂直な一側辺部側に傾斜する先鋭形状に形
成されており、また図8に示す切欠口23は、凹溝状に
形成されている。この、何れの場合にも内端は角形状に
形成されて、この角形状の内端から引き裂かれるように
為され、またこれらの切欠口21,22,23の周囲の
内面側にも印刷面3を形成してある。
【0021】従って、これらの例の場合も包装用フィル
ム1は切欠口の口端縁21a,22a,23aを摘み易
く、容易に引き裂き被包装物Aから簡単に剥離すること
が出来る。
【0022】以上、本発明の実施の形態例を説明した
が、本発明はこの形態に限定されるものではなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものであ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば被包装物
を密着して包装する包装体は、包装用フィルムの重ね合
されて接着される端面部の外側に重ね合される端面に、
その端縁から内方へ端縁側が幅広の切欠口を形成したこ
とにより、被包装物からの剥離において切欠口の一方の
口端縁を摘んで引っ張るだけで容易に引き裂くことがで
き、その引き裂き方向は斜め方向になるため巻き戻すよ
うに容易に剥離できると共に残存したフィルムも被包装
物に損傷を与えることなく簡単に剥離できる。
【0024】また、包装体自体はカットテープ等の別部
材を配することなく単に切欠口を端縁から形成するだけ
であって、この形成において位置合せ等を必要とせず簡
単に形成できると共に被包装物をしわ、弛み等が生じる
ことなく密着して包装できて外観の向上を図ることだで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装体に適用する包装用フィルム
の一例の包装過程における斜視図である。
【図2】図1に示す包装用フィルムにより包装した例の
斜視図である。
【図3】図2におけるI−I線拡大断面図である。
【図4】図1に示す包装用フィルムの剥離する状態を示
す説明図である。
【図5】図1に示す包装用フィルムの変形例の包装状態
における要部の平面図である。
【図6】本発明による包装体に適用する包装用フィルム
の他例の包装状態における要部の平面図である。
【図7】本発明による包装体に適用する包装用フィルム
の他例の包装状態における要部の平面図である。
【図8】本発明による包装体に適用する包装用フィルム
の他例の包装状態における要部の平面図である。
【符号の説明】
1 包装用フィルム 1a,1b 端面部 2 切欠口 2a 口縁部 2b 角部 3 印刷面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装用フィルムの重ね合されて接着され
    る両端面部の外側に重ね合される端面に端縁から内方へ
    端縁側が幅広の切欠口を形成し、該切欠口から包装用フ
    ィルムを引き裂くようにしたことを特徴とする包装体。
JP32564795A 1995-12-14 1995-12-14 包装体 Expired - Fee Related JP2576817B2 (ja)

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