JPS61280602A - 高密度フエライトの製造方法 - Google Patents
高密度フエライトの製造方法Info
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- JPS61280602A JPS61280602A JP60121475A JP12147585A JPS61280602A JP S61280602 A JPS61280602 A JP S61280602A JP 60121475 A JP60121475 A JP 60121475A JP 12147585 A JP12147585 A JP 12147585A JP S61280602 A JPS61280602 A JP S61280602A
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- powder compact
- powder
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- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
〔従来技術とその問題点〕
ディジタル磁気記録は近年益々高記録密度化が進み、従
来の48 TPI ()ラック密度)に対して96 T
PI 、 135 TPIが主流となってきている。こ
れに対応するヘッド機として、従来Ni −Znフェラ
イトが主に用いられてきたが、高記録密度用としては高
透磁率と高飽和磁束をもつ材料が要求されている。また
、高記録密度化に伴ない、ヘッドの形状も小型化してい
るため、超精密加工に耐え得る材料でなければならない
。
来の48 TPI ()ラック密度)に対して96 T
PI 、 135 TPIが主流となってきている。こ
れに対応するヘッド機として、従来Ni −Znフェラ
イトが主に用いられてきたが、高記録密度用としては高
透磁率と高飽和磁束をもつ材料が要求されている。また
、高記録密度化に伴ない、ヘッドの形状も小型化してい
るため、超精密加工に耐え得る材料でなければならない
。
上記のような要求を満足する材料として、熱間静水圧プ
レス法(HIP)によるMn−Zn機が最も適している
ことは否めない。そこで本発明は、高密度で、気孔が少
なく、かつ高透磁率、高飽和磁束密度を有するMn −
Znフェライトの製造方法を得ようとするものである。
レス法(HIP)によるMn−Zn機が最も適している
ことは否めない。そこで本発明は、高密度で、気孔が少
なく、かつ高透磁率、高飽和磁束密度を有するMn −
Znフェライトの製造方法を得ようとするものである。
本発明によればFe 2O3510〜54−0モル%
、 Mn26.0〜31.0モル96 、 Zn014
.0〜22.0モルチ組成のMn −Zn 7−ライト
において’ Bi2O31V2O511n2O3.及び
SnO□のうち少なくとも1種類を0.01〜2.Q
wt%添加した粉末の成形体を窒素雰囲気中で一次焼結
したのち、 800〜1600 kg/crn2の圧力
で熱間静水圧プレスすることを特徴とする高密度フェラ
イトの製造法が得られる。
、 Mn26.0〜31.0モル96 、 Zn014
.0〜22.0モルチ組成のMn −Zn 7−ライト
において’ Bi2O31V2O511n2O3.及び
SnO□のうち少なくとも1種類を0.01〜2.Q
wt%添加した粉末の成形体を窒素雰囲気中で一次焼結
したのち、 800〜1600 kg/crn2の圧力
で熱間静水圧プレスすることを特徴とする高密度フェラ
イトの製造法が得られる。
以下に本発明の具体的な実施例を示す。
実施例l
Fe2O352モル% 2MnC0326モルチア及び
ZnO22モルチよシなる混合物を?−ルミルにて湿式
混合し、濾過乾燥後900℃にて2時間仮焼した粉末を
つくシ、これにBi2O3をO= 0.5 wtチ添加
してが−ルミルによ、92O時間粉砕し、バインダーを
添加したあとスプレードライヤーにて整粒を行ない、得
られた粉末を40X30X10mgのブロックに成形し
、1300℃、4時間窒素雰囲気中で一次焼結したあと
、 1250C,1000′kVcIrL2で2時間A
rガス中でHIP処理を行なった。このブ07りから外
径F3 ms 、内径4■、高さ0.5mmのリングを
切り出し、これを加工歪を除去するため窒素ガス中で8
00℃、1時間熱処理を行なった後、透磁率及び飽和磁
束密度を測定したところ以下の様な結果が得られた。
ZnO22モルチよシなる混合物を?−ルミルにて湿式
混合し、濾過乾燥後900℃にて2時間仮焼した粉末を
つくシ、これにBi2O3をO= 0.5 wtチ添加
してが−ルミルによ、92O時間粉砕し、バインダーを
添加したあとスプレードライヤーにて整粒を行ない、得
られた粉末を40X30X10mgのブロックに成形し
、1300℃、4時間窒素雰囲気中で一次焼結したあと
、 1250C,1000′kVcIrL2で2時間A
rガス中でHIP処理を行なった。このブ07りから外
径F3 ms 、内径4■、高さ0.5mmのリングを
切り出し、これを加工歪を除去するため窒素ガス中で8
00℃、1時間熱処理を行なった後、透磁率及び飽和磁
束密度を測定したところ以下の様な結果が得られた。
またこれらのブロックを鏡面薪炭して顕微鏡観察したと
ころ、はとんど気孔は見当らない状態であった。
ころ、はとんど気孔は見当らない状態であった。
実施例2
Fe2O353 モk % 、 MnCO327モk
’ir 、 ZnO2Oモルチよシなる混合物を実施例
1と同様に混合し仮焼した後、V2O3を0−1. O
wt%添加し、以下実施例1と同様にして得た成形体を
1260 ℃。
’ir 、 ZnO2Oモルチよシなる混合物を実施例
1と同様に混合し仮焼した後、V2O3を0−1. O
wt%添加し、以下実施例1と同様にして得た成形体を
1260 ℃。
4時間−次焼結したあと、122O℃、12O□□□会
2で2時間HIP したものの特性を以下に示す。
2で2時間HIP したものの特性を以下に示す。
以下余日
この場合も、顕微鏡観察の結果気孔はほとんど見当らな
かった。
かった。
実施例3
Fe2O353モル% 、 MnCO330モル%、Z
nO17モルチよシなる混合物を実施例1と同様に混合
し、仮焼し、た後In2O3を0〜2、Owt%添加し
、実施例1と同様にして成形体を得、これを1260℃
。
nO17モルチよシなる混合物を実施例1と同様に混合
し、仮焼し、た後In2O3を0〜2、Owt%添加し
、実施例1と同様にして成形体を得、これを1260℃
。
4時間−次焼結したあと、 122O ℃、 sook
g/cIrL2で2時間HIP l、たものの特性を以
下に示す。
g/cIrL2で2時間HIP l、たものの特性を以
下に示す。
この場合も、顕微鏡観察の結果気孔はほとんど観察され
なかった。
なかった。
以下余日
実施例4
実施例3と同組成からなる混合物を実施例1と同様に混
合し、仮焼した後S nO2を0〜2wt%添加し、実
施例1と同様にして成形体を得、実施例3と同条件にて
一次焼結、 HIPを行なったものの特性を以下に示す
。
合し、仮焼した後S nO2を0〜2wt%添加し、実
施例1と同様にして成形体を得、実施例3と同条件にて
一次焼結、 HIPを行なったものの特性を以下に示す
。
この場合も、顕微鏡観察の結果気孔はほとんど観察され
なかった。
なかった。
実施例5
実施例1の組成において、仮焼後の粉末にBi2O3及
びV2O5をそれぞれ0.02〜0.06 wt%。
びV2O5をそれぞれ0.02〜0.06 wt%。
0.2〜0.4 wt%同時添加して粉砕混合し、以下
実施例1と同様にして一次焼結、 HIPを行なった場
合の特性は以下の様であった。
実施例1と同様にして一次焼結、 HIPを行なった場
合の特性は以下の様であった。
以下余日
また、これらも実施例1〜3と同様気孔は見当らなかっ
た。
た。
実施例6
実施例2の組成において、仮焼後の粉末にv2O5及び
S nO2をそれぞれ0.02〜0.04 wt% 、
0.5〜1.5 wt%同時添加して粉砕混合し、実
施例2と同様にして一次焼結、 HIPを行なった。第
1図はこのようにして得られた特性を示す。
S nO2をそれぞれ0.02〜0.04 wt% 、
0.5〜1.5 wt%同時添加して粉砕混合し、実
施例2と同様にして一次焼結、 HIPを行なった。第
1図はこのようにして得られた特性を示す。
実施例7
実施例3の組成において、仮焼後の粉末にIn O及び
v2O5をそれぞれ0.5〜1.Owtq6.0.2〜
l、 Q wt%同時添加して粉砕混合し、実施例3と
同様にして一次焼結、 HIPを行なった場合の特性を
第2図に示す。
v2O5をそれぞれ0.5〜1.Owtq6.0.2〜
l、 Q wt%同時添加して粉砕混合し、実施例3と
同様にして一次焼結、 HIPを行なった場合の特性を
第2図に示す。
また2本実施例においてv2O5の替シに5n02を0
.5〜2.0 wt%添加した場合の特性を第3図に示
す。
.5〜2.0 wt%添加した場合の特性を第3図に示
す。
実施例6および7のいずれの場合も顕微鏡観察の結果、
気孔はほとんど観察されなかった。
気孔はほとんど観察されなかった。
以上実施例で示したように2本発明は、 Mn−Znフ
ェライトの製造において、粉末に適量の添加物を入れる
ことによってHIP後の特性を飛躍的に向上させること
が可能となるため、このようにして得られた材料はディ
ジタル磁気ヘッド用として要求される特性を充分満足す
ると考えられる。
ェライトの製造において、粉末に適量の添加物を入れる
ことによってHIP後の特性を飛躍的に向上させること
が可能となるため、このようにして得られた材料はディ
ジタル磁気ヘッド用として要求される特性を充分満足す
ると考えられる。
また2本発明において、添加物の量の上限を2wt%に
限定したのは、実施例でわかる様に、2wt%を越える
と急激に透磁率が劣化するので好ましくないためである
。
限定したのは、実施例でわかる様に、2wt%を越える
と急激に透磁率が劣化するので好ましくないためである
。
またHIP処理の圧力を800〜1600に9/cIr
L2に限定したのは800睦/cIrL2以下の圧力で
は十分な効果が得られず気孔が残存しやすく、高密度が
得られないだめであシ、また1600に9/crrL2
を越えるとHIP時の歪が大きくなシすぎて特性が劣化
するためである。
L2に限定したのは800睦/cIrL2以下の圧力で
は十分な効果が得られず気孔が残存しやすく、高密度が
得られないだめであシ、また1600に9/crrL2
を越えるとHIP時の歪が大きくなシすぎて特性が劣化
するためである。
以上説明したように2本発明の製造方法を用いれば、高
透磁率で、高飽和磁束を持ち、且つ超精密加工に耐え得
る高密度のフェライトを得ることができる。
透磁率で、高飽和磁束を持ち、且つ超精密加工に耐え得
る高密度のフェライトを得ることができる。
4、図面の説明
第1図、第2図、及び第3図はいずれも本発明の実施例
で得られて高密度フェライトの添加材料の量による特性
の変化を示す図である。
で得られて高密度フェライトの添加材料の量による特性
の変化を示す図である。
第1図
(α)
SrLO2浄加量(u+ty:)
第2図
(b)
第3図
(α)
(b)
Claims (1)
- 1、Fe_2O_351.0〜54.0モル%、Mn2
6.0〜31.0モル%、Zn_O14.0〜22.0
モル%組成のMn−Znフェライトにおいて、Bi_2
O_3、V_2O_5、In_2O_3、及びSnO_
2のうち少なくとも1種類を0.01〜2.0wt%添
加した粉末の成形体を窒素雰囲気中で一次焼結したのち
、800〜1600kg/cm^2の圧力で熱間静水圧
プレスすることを特徴とする高密度フェライトの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60121475A JP2561815B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 高密度フエライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60121475A JP2561815B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 高密度フエライトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61280602A true JPS61280602A (ja) | 1986-12-11 |
JP2561815B2 JP2561815B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=14812071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60121475A Expired - Fee Related JP2561815B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 高密度フエライトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561815B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01253210A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Ngk Insulators Ltd | 多結晶フェライト材料及びその製造法 |
US5498361A (en) * | 1992-12-28 | 1996-03-12 | Tdk Corporation | Manganese-zinc system ferrite |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5983977A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-15 | 東北金属工業株式会社 | 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP60121475A patent/JP2561815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5983977A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-15 | 東北金属工業株式会社 | 高密度マンガン・亜鉛フェライトの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01253210A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Ngk Insulators Ltd | 多結晶フェライト材料及びその製造法 |
US5498361A (en) * | 1992-12-28 | 1996-03-12 | Tdk Corporation | Manganese-zinc system ferrite |
Also Published As
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---|---|
JP2561815B2 (ja) | 1996-12-11 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |