JPS6049152B2 - 低損失誘電材料の製造方法 - Google Patents
低損失誘電材料の製造方法Info
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- JPS6049152B2 JPS6049152B2 JP56142989A JP14298981A JPS6049152B2 JP S6049152 B2 JPS6049152 B2 JP S6049152B2 JP 56142989 A JP56142989 A JP 56142989A JP 14298981 A JP14298981 A JP 14298981A JP S6049152 B2 JPS6049152 B2 JP S6049152B2
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Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、TiO。
−MgO−CaO系より成る誘電体磁器の製造方法に係
り、熱間静水圧プレスを含む2段焼成法により低損失誘
電材料を得る方法に関する。誘電体の特性を評価する際
、重要な要素たる誘電率Eは用途により所要の大きさが
必要であり、また誘電損失角tanδはできるだけ小さ
いものがよく、誘電率の温度係数は用途によつても異な
るが、例えばセラミックフィルター、マイクロ波共振器
などではできるだけ小さいものが望ましい。
り、熱間静水圧プレスを含む2段焼成法により低損失誘
電材料を得る方法に関する。誘電体の特性を評価する際
、重要な要素たる誘電率Eは用途により所要の大きさが
必要であり、また誘電損失角tanδはできるだけ小さ
いものがよく、誘電率の温度係数は用途によつても異な
るが、例えばセラミックフィルター、マイクロ波共振器
などではできるだけ小さいものが望ましい。
この低誘電損失でかつ誘電率の温度係数を小さくできる
誘電体磁器組成物として、TIO。−MgO−CaO系
の組成物が知られている。しかし、このΞ元系組成物は
狭い組成範囲でしか誘電損失と誘電率の温度係数が共に
小さくとれないため、また組成比の変化により誘電率と
誘電率の温度係数が同時に変化するため、任意の誘電率
と誘電率の温度係数の組み合せに対して低誘電損失特性
を得ることが困難である。また、製造に際して、TiO
2−MgO−CaO系のΞ元系組成物は焼き給仕に難点
があり、完全に焼結できる領域が狭く、通常使用される
領域、例えば誘電率が15〜25程度で誘電率の温度係
数が0pμm/゜C付近の領域ては1400℃〜155
0℃の非常な高温において焼結する必要があり、製造上
の問題となつている。
誘電体磁器組成物として、TIO。−MgO−CaO系
の組成物が知られている。しかし、このΞ元系組成物は
狭い組成範囲でしか誘電損失と誘電率の温度係数が共に
小さくとれないため、また組成比の変化により誘電率と
誘電率の温度係数が同時に変化するため、任意の誘電率
と誘電率の温度係数の組み合せに対して低誘電損失特性
を得ることが困難である。また、製造に際して、TiO
2−MgO−CaO系のΞ元系組成物は焼き給仕に難点
があり、完全に焼結できる領域が狭く、通常使用される
領域、例えば誘電率が15〜25程度で誘電率の温度係
数が0pμm/゜C付近の領域ては1400℃〜155
0℃の非常な高温において焼結する必要があり、製造上
の問題となつている。
これに対処して、L。
O。、A1。O。、Gd。O。等の添加剤が検討されて
きたが、La。03の場合にはフレ。
きたが、La。03の場合にはフレ。
03が大気中のCO2と反応して炭素塩となり組成変動
の原因となるため工業化が困難となつたり、A1。
の原因となるため工業化が困難となつたり、A1。
O。やGd。03の場合には焼結温度が1400℃〜1
500’Cと高温となるため、やはり製造上の問題を生
じていた。
500’Cと高温となるため、やはり製造上の問題を生
じていた。
5 さらに、低損失な誘電体磁器を得るためにはその気
孔率を減少させること、すなわち高密度磁器を作製する
必要があり、このための製法として、高温焼結法、真空
焼結法、ホットブレス法、熱間静水圧ブレス法などが知
られている。
孔率を減少させること、すなわち高密度磁器を作製する
必要があり、このための製法として、高温焼結法、真空
焼結法、ホットブレス法、熱間静水圧ブレス法などが知
られている。
しかし、高温焼結法の場合は1400℃〜1600゜C
の非常な高温が必要なため特別な設備を設置しなければ
ならず、コスト面でも高くなるだけでなく、磁器の高密
度化の効率も低い。また真空焼結法やホットブレス法の
場合は大量生産に不適であるなど、いずれも工業化に難
点があつた。一方、熱間静水圧ブレス法では、TiO2
系酸化物は高圧媒体として用いるNやN2などの不活性
ガスにより容易に還元されてしまうため、処理すること
が不可能であつた。
の非常な高温が必要なため特別な設備を設置しなければ
ならず、コスト面でも高くなるだけでなく、磁器の高密
度化の効率も低い。また真空焼結法やホットブレス法の
場合は大量生産に不適であるなど、いずれも工業化に難
点があつた。一方、熱間静水圧ブレス法では、TiO2
系酸化物は高圧媒体として用いるNやN2などの不活性
ガスにより容易に還元されてしまうため、処理すること
が不可能であつた。
この発明は、TlO2−MgO−CaO系の三元系の低
損失誘電材料を安定して大量に得る製造方法を目的とし
、特に、熱間静水圧ブレス法により高密度磁器を得るこ
とを目的とする。
損失誘電材料を安定して大量に得る製造方法を目的とし
、特に、熱間静水圧ブレス法により高密度磁器を得るこ
とを目的とする。
すなわちこの発明は、
〔TlO2〕X・ 〔MgO〕Y・ 〔CaO′1Zと
表現したときに、XYZが10.0≦X≦70.0モル
% 30.0≦Y≦90.0モル% 0〈Z≦10.0モル% X+Y+Z=100 と表わされる組成比内にある磁器組成物を、それらに含
まれる空孔が閉塞空孔となるような温度に常圧で空気中
または酸素中で焼成した後、焼成物と重量比て50Wt
%以上のTiO2,MgO,CaOの単独またはこれら
を組合わせた混合物、またはTjO2−MgO−CaO
系磁器と容易に反応しない.Al2O3,ZrO2と上
記酸化物との混合物を雰囲気調整剤として用い、熱間静
水圧ブレスすることを特徴とする低損失誘電材料の製造
方法である。
表現したときに、XYZが10.0≦X≦70.0モル
% 30.0≦Y≦90.0モル% 0〈Z≦10.0モル% X+Y+Z=100 と表わされる組成比内にある磁器組成物を、それらに含
まれる空孔が閉塞空孔となるような温度に常圧で空気中
または酸素中で焼成した後、焼成物と重量比て50Wt
%以上のTiO2,MgO,CaOの単独またはこれら
を組合わせた混合物、またはTjO2−MgO−CaO
系磁器と容易に反応しない.Al2O3,ZrO2と上
記酸化物との混合物を雰囲気調整剤として用い、熱間静
水圧ブレスすることを特徴とする低損失誘電材料の製造
方法である。
TlO2−MgO−CaO系の組成物の組成比は、誘電
率が大きくその温度係数が小さくなる組成範囲!を選択
している。すなわち、TiO2が70モル%を超えると
、誘電率の温度係数が急激に負へと増大するため組成の
管理を厳しくする必要があり、工業化には困難がある。
また、MgOが90モル%を超えたり、30モル%4未
満の場合、TiO2が10モル%未満の場合では、焼成
時の収縮のためにクラックが入るなど素材の焼結が困難
となり、誘電損失角Mnδも大きくなり誘電体磁器とし
ては不適である。
率が大きくその温度係数が小さくなる組成範囲!を選択
している。すなわち、TiO2が70モル%を超えると
、誘電率の温度係数が急激に負へと増大するため組成の
管理を厳しくする必要があり、工業化には困難がある。
また、MgOが90モル%を超えたり、30モル%4未
満の場合、TiO2が10モル%未満の場合では、焼成
時の収縮のためにクラックが入るなど素材の焼結が困難
となり、誘電損失角Mnδも大きくなり誘電体磁器とし
ては不適である。
CaOはTiO2一MgO系二元系の組成において、誘
電率及び誘電率の温度係数を調節するために必要であり
、そのためには10モル%以下添加する必要がある。従
つて、MgOは90モル%以下、30モル%以上、Tl
O2は70モル%以下、10モル%以上、CaOは10
モル%以下の範囲が好ましい。次に、上記磁器組成物を
一次焼成するが、焼成時に磁器内部の気孔が開口気孔の
まま残留すると、次工程の熱間静水圧ブレス処理におい
て気孔に高圧を付加できないため気孔が消滅せず、磁器
の高密度化が進行しない。
電率及び誘電率の温度係数を調節するために必要であり
、そのためには10モル%以下添加する必要がある。従
つて、MgOは90モル%以下、30モル%以上、Tl
O2は70モル%以下、10モル%以上、CaOは10
モル%以下の範囲が好ましい。次に、上記磁器組成物を
一次焼成するが、焼成時に磁器内部の気孔が開口気孔の
まま残留すると、次工程の熱間静水圧ブレス処理におい
て気孔に高圧を付加できないため気孔が消滅せず、磁器
の高密度化が進行しない。
そこで、熱間静水圧ブレス処理により高密度磁器を得る
には、一次焼成した磁器の残留気孔が閉塞空孔となるよ
うな温度、例えば1000℃〜1400℃で、常圧の空
気中また7は酸素中で一次焼成する必要がある。熱間静
水圧ブレス法は、発熱体としてW,MO等を用いるため
、処理中に発熱体が還元されるのを防止する目的で、高
圧力媒体としてAr′,N2等の不活性ガスを使用して
いる。
には、一次焼成した磁器の残留気孔が閉塞空孔となるよ
うな温度、例えば1000℃〜1400℃で、常圧の空
気中また7は酸素中で一次焼成する必要がある。熱間静
水圧ブレス法は、発熱体としてW,MO等を用いるため
、処理中に発熱体が還元されるのを防止する目的で、高
圧力媒体としてAr′,N2等の不活性ガスを使用して
いる。
しかし、TiO2−AMgO−CaO系の磁器組成物は
還元されやすく、処理中に上記のAr,N2等により容
易に還元されてしまう。このため、処理後に磁器を再度
空気中または酸素中で焼鈍して酸化処理する必要がある
が、この際に磁器クラックが生じたり、磁器の表面だけ
が酸化されて磁器内部まで十分に酸化されない等の問題
があり、上記組成物への熱間静水圧ブレス処理の適用が
不可能であるとされていた。そこで、この発明は、上記
一次焼成後の磁器を熱間静水圧ブレス処理する際に、容
器内に下記の雰囲気調整剤とともに装入充填して処理し
、磁器の高圧力媒体による還元を防止または軽減を図る
ものである。雰囲気調整剤としては、TiO2,MgO
,CaOの単独、またはこれらを組合せた混合物、ある
いはTiO2−MgO−CaO系磁器と容易に反応しな
い酸化物、例えばAl2O3,ZrO2とTiO2,M
gO,CaOとの混合物を用い、処理物との重量比で5
0Wt%未満では被処理磁器は還元されやすいため、5
0Wt%以上を処理物とともに容器内に装入充填する。
還元されやすく、処理中に上記のAr,N2等により容
易に還元されてしまう。このため、処理後に磁器を再度
空気中または酸素中で焼鈍して酸化処理する必要がある
が、この際に磁器クラックが生じたり、磁器の表面だけ
が酸化されて磁器内部まで十分に酸化されない等の問題
があり、上記組成物への熱間静水圧ブレス処理の適用が
不可能であるとされていた。そこで、この発明は、上記
一次焼成後の磁器を熱間静水圧ブレス処理する際に、容
器内に下記の雰囲気調整剤とともに装入充填して処理し
、磁器の高圧力媒体による還元を防止または軽減を図る
ものである。雰囲気調整剤としては、TiO2,MgO
,CaOの単独、またはこれらを組合せた混合物、ある
いはTiO2−MgO−CaO系磁器と容易に反応しな
い酸化物、例えばAl2O3,ZrO2とTiO2,M
gO,CaOとの混合物を用い、処理物との重量比で5
0Wt%未満では被処理磁器は還元されやすいため、5
0Wt%以上を処理物とともに容器内に装入充填する。
雰囲気調整剤の使用方法は、粉末状、ペレット状のいず
れでもよく、容器内に層状、あるいは混合して用いても
よい。
れでもよく、容器内に層状、あるいは混合して用いても
よい。
例えば、一次焼成後の磁器(以下処理物という)を容器
内の粉末のZrO2層内に埋め、ZrO2層上にTiO
2,MgO,CaOの混合物からなる粉末の雰囲気調整
剤層を設け、さらにZrO2層を設けて容器に蓋をする
。この際、処理物を埋めてZrO2層を包囲するように
上記の雰囲気調整剤層を設けてもよい。また、ZrO2
と上記.雰囲気調整剤との混合粉末中に処理物を埋没さ
せてもよい。あるいは、処理物を包囲するZrO2層内
に上記の雰囲気調整剤をペレット状となしたものを適宜
配置してもよい。以上のように雰囲気調整剤を用いて、
処理物を熱間静水圧ブレスするが、処理条件の圧力と温
度は450bar〜2000bar,1000℃〜14
50℃が好ましい。
内の粉末のZrO2層内に埋め、ZrO2層上にTiO
2,MgO,CaOの混合物からなる粉末の雰囲気調整
剤層を設け、さらにZrO2層を設けて容器に蓋をする
。この際、処理物を埋めてZrO2層を包囲するように
上記の雰囲気調整剤層を設けてもよい。また、ZrO2
と上記.雰囲気調整剤との混合粉末中に処理物を埋没さ
せてもよい。あるいは、処理物を包囲するZrO2層内
に上記の雰囲気調整剤をペレット状となしたものを適宜
配置してもよい。以上のように雰囲気調整剤を用いて、
処理物を熱間静水圧ブレスするが、処理条件の圧力と温
度は450bar〜2000bar,1000℃〜14
50℃が好ましい。
理由は以下の通りてある。圧力が450bar以下では
温度を1450℃以上にしないと密度が飽和せず、量産
的にも不適当であり、また圧力2000bar以上では
設備的に量産的でない。
温度を1450℃以上にしないと密度が飽和せず、量産
的にも不適当であり、また圧力2000bar以上では
設備的に量産的でない。
また温度1000rC以下では圧力を2000bar以
上にしなければならず、実用的に問題があり、また14
50℃以上の高温では特別の設備を必要とし、コスト的
にも不利となり、磁器の高密度化の効率も低い。この発
明の雰囲気調整剤による処理時の還元の防止効果が得ら
れる理由は明確でないが、以下の如き機構が推定される
。
上にしなければならず、実用的に問題があり、また14
50℃以上の高温では特別の設備を必要とし、コスト的
にも不利となり、磁器の高密度化の効率も低い。この発
明の雰囲気調整剤による処理時の還元の防止効果が得ら
れる理由は明確でないが、以下の如き機構が推定される
。
まず、Ar,N2などの還元性のある圧力媒体による雰
囲気調整剤自体の還元が考えられる。
囲気調整剤自体の還元が考えられる。
すなわち、雰囲気調整剤は気密質で蓋つきのアルミナ製
容器に処理物と共に装入充填されるため、熱間静水圧ブ
レス時の高温高圧下ては雰囲気調整剤自体が還元されて
酸素が遊離する。次に、雰囲気調整剤と処理物は、圧力
媒体ガス対流の比較的少ない容器内に密に装入されてい
るため、上述の如く遊離した酸素によつて、容器内だけ
の部分的な雰囲気調整が行なわれ、それ以上の還元が進
行しないものと考えられる。以下にこの発明による実施
例を説明する。
容器に処理物と共に装入充填されるため、熱間静水圧ブ
レス時の高温高圧下ては雰囲気調整剤自体が還元されて
酸素が遊離する。次に、雰囲気調整剤と処理物は、圧力
媒体ガス対流の比較的少ない容器内に密に装入されてい
るため、上述の如く遊離した酸素によつて、容器内だけ
の部分的な雰囲気調整が行なわれ、それ以上の還元が進
行しないものと考えられる。以下にこの発明による実施
例を説明する。
調料は99.9%以上の純度のTiO2,MgO,ca
cO3の各粉末をそれぞれ第1表に示すモル%の組成と
なるよう秤量し、ボールミルで10〜お時間の湿式混合
を行なつた。
cO3の各粉末をそれぞれ第1表に示すモル%の組成と
なるよう秤量し、ボールミルで10〜お時間の湿式混合
を行なつた。
その後これを乾燥させて9000C〜1100℃で1〜
3時間、空気中で仮焼した。さらに、これを再びボール
ミルで粉砕混合し、乾燥したものを1.0〜1.5t0
nIcItの圧力成形した。次いで成形したものを、1
150℃〜1280℃で2.5〜4.5時間、空気中で
一次焼成して残留気孔が閉塞気孔であるような磁器を作
製した。次に、雰囲気調整剤として被処理物の100w
t%に対し、ZrO2:350Wt%、TiO2:10
0Wt%、MgO:50Wt%、CaO:5Wt%を混
合した粉末を用い、上記の磁器とともに蓋付きの気密質
アルミナ製容器に充填し、1050℃〜1200℃、5
00bar〜1800bar、2.0〜5時間の条件で
、熱間静水圧ブレス装置により高温高圧処理した。
3時間、空気中で仮焼した。さらに、これを再びボール
ミルで粉砕混合し、乾燥したものを1.0〜1.5t0
nIcItの圧力成形した。次いで成形したものを、1
150℃〜1280℃で2.5〜4.5時間、空気中で
一次焼成して残留気孔が閉塞気孔であるような磁器を作
製した。次に、雰囲気調整剤として被処理物の100w
t%に対し、ZrO2:350Wt%、TiO2:10
0Wt%、MgO:50Wt%、CaO:5Wt%を混
合した粉末を用い、上記の磁器とともに蓋付きの気密質
アルミナ製容器に充填し、1050℃〜1200℃、5
00bar〜1800bar、2.0〜5時間の条件で
、熱間静水圧ブレス装置により高温高圧処理した。
また、第1表に示す試料NO.l〜4の組成物を上記と
同一条件にして成形体となし、1400℃で2.5〜7
時間保持する従来の高温焼結法にて磁器を作製し、得ら
れたこの発明及び従来の磁器を切断してAg電極をメッ
キ形成し、100KHz,1MHz,10MHzの各周
波数で静電容量、及び誘電損失角Tanδを測定した。
同一条件にして成形体となし、1400℃で2.5〜7
時間保持する従来の高温焼結法にて磁器を作製し、得ら
れたこの発明及び従来の磁器を切断してAg電極をメッ
キ形成し、100KHz,1MHz,10MHzの各周
波数で静電容量、及び誘電損失角Tanδを測定した。
測定結果は、この発明法により作製した場合は第2表に
、従来の高温焼結法による場合は第3表に示す。なお、
第1表の試料NO.5,6は、この発明の範囲外の組成
てある。
、従来の高温焼結法による場合は第3表に示す。なお、
第1表の試料NO.5,6は、この発明の範囲外の組成
てある。
第2表、第3表の結果から明らかな如く、この・発明方
法で作製した誘電体磁器組成物は、高密度化により誘電
率損失角が極めて小さく、またその誘電率と誘電率の温
度係数は従来法のものと同等あるいはそれ以上であり、
この発明により低誘電損失化が達成できたことが明らか
である。
法で作製した誘電体磁器組成物は、高密度化により誘電
率損失角が極めて小さく、またその誘電率と誘電率の温
度係数は従来法のものと同等あるいはそれ以上であり、
この発明により低誘電損失化が達成できたことが明らか
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 〔TiO_2〕X・〔MgO〕Y・〔CaO〕Zと
表現したときに、XYZが10.0≦X≦70.0モル
% 30.0≦Y≦90.0モル% 0<Z≦10.0モル% X+Y+Z=100 と表わされる組成比内にある磁器組成物を、それに含ま
れる空孔が閉塞空孔となるような温度にて常圧で空気中
または酸素中で1次焼成した後、焼成物との重量比で5
0wt%以上のTiO_2、MgO、CaOの単独また
はこれらを組合わせた混合物またはTiO_2−MgO
−CaO系磁器と容易に反応しないAl_2O_3、Z
rO_2と上記酸化物との混合物を雰囲気調整剤として
用い熱間静水圧プレスすることを特徴とする低損失誘電
材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56142989A JPS6049152B2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 低損失誘電材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56142989A JPS6049152B2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 低損失誘電材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845165A JPS5845165A (ja) | 1983-03-16 |
| JPS6049152B2 true JPS6049152B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=15328343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56142989A Expired JPS6049152B2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 低損失誘電材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049152B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02307864A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘッド用磁器組成物の製造方法 |
| JPH03109272A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-09 | Ngk Insulators Ltd | 高誘電率材料の製造方法 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP56142989A patent/JPS6049152B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5845165A (ja) | 1983-03-16 |
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